コンビニ店員など接客業に向いていないので、もうやりたくないから転職をしたいという方もいると思います。接客が上手い人は性格が明るいですが、一方で接客業でストレスを感じる人もいます。本記事では、まず接客業に求められる能力・性格をご紹介します。続いて、接客業の診断テストとおすすめの転職先をお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
接客業に求められる能力・性格
接客業に向いていない人は、人と会話をすることが苦手だったり、大人数の中に交わることにストレスを感じてしまう性格だと考えられます。
本見出しでは、接客業に求められる能力・性格が何か2つのポイントを説明するので、ご自身に当てはまっているか確認をしてみて下さい。
①コミュニケーション能力に長けている
1つ目は、コミュニケーション能力に長けていることです。接客業において、コミュニケーション能力とは以下のポイントを有していることが挙げられます。
- 相手の言っている内容や、伝えたい要点を把握して理解できる
- 自分が伝えるべきポイントを、端的にわかりやすく述べられる
- 双方が帰結すべき状況に向けて、会話をリードすることができる
接客業に向いている人は、上述の能力を身に付けているため会話が苦にならないのです。
②社交的で明るい性格
2つ目は、社交的で明るい性格です。社交的で明るい性格とは、以下のようなタイプの人だと想定されます。
- 人と話したり、仲良くなること自体に居心地の良さを感じる
- 見ず知らずの人にも興味を持ち、時間をかけずに打ち解けられる
- 集団の中でも自分の人間性や特徴を物おじせずに伝えられる
生まれつきの性格に加えて、成長環境が人格形成に影響を与えますが、社交的で明るい人は接客や接客業に向いていると言えます。
【診断テスト】接客業に向いている/向いてない
接客業に求められる人の能力・性格がわかりましたが、診断方法を知りたいと感じたかたもいらっしゃると思います。
本見出しでは、接客業に向いている・向いていない人を判断する診断テストをご紹介します。
接客業に向いてない人の特徴
以下では、接客業に向いていない人の特徴を10個説明します。
10個のうち何個当てはまるか覚えておいてください。後程の見出しにて、当てはまった数で接客業に向いているかがわかります。
①人の話を理解するのに苦労する
1つ目の特徴は、人の話を理解するのに苦労することです。接客業では、相手の人が何を言いたいのかを的確に捉えて、理解することが求められます。
しかし、全ての人が要点を端的に述べることができるわけではないので、高い理解能力が求められます。もしも、人の話を理解するのに苦労するのであれば、接客業には向いていません。
②相手のニーズに対して臨機応変な対応ができない
2つ目の特徴は、相手のニーズに対し臨機応変な対応ができないことです。接客業では、お客様からの要望を理解したうえで、状況に応じた対応が求められます。
ニーズに対して、最も合致する対応が何かわかれば適切な対応ができますが、これが不得意である場合にはお客様からの評価も低くなってしまい、接客ができないと感じてしまいます。
③初対面の人とは緊張して上手く話せない
3つ目の特徴は、初対面の人とは緊張して上手く話せないことです。接客業では、必ずお客さんと接することが求められるので、毎日数多くの人と話すことが必要となります。
初対面の人と話すと、緊張してしまい上手く話せない場合には、仕事にも支障が生じるので接客業に向いていないと考えられます。
④考えを即座にまとめて述べられない
4つ目の特徴は、考えを即座にまとめて述べられないことです。接客業では、お客さんが求める製品やサービスが提供できない場合に、代替案を提示することが不可欠です。
代替案を提示する際には、なぜ求められている製品やサービスが渡せないのかと、どういう意図で提案をしているのかを説明できなければ、接客業に向いていないと言えます。
⑤会話を取りまとめられない
5つ目の特徴は、会話を取りまとめられないことです。接客業では、話し好きな中年から高齢者のお客さんも接するため、適切なタイミングで会話を切り上げなければなりません。
会話を取りまとめるというのは、相手の言いたいことやオチを素早く見越して、最後まで聞き終えるのではなく代弁をすることであり、これができないと接客で不便さを感じます。
⑥見ず知らずの人と接すると萎縮する
6つ目の特徴は、見ず知らずの人と接すると萎縮することです。接客業では、お客さんとの会話だけでなく案内をすることもあります。
過去のトラウマ経験があり、知らない人と面と向かうと萎縮してしまう場合には、スムーズに仕事ができない懸念もあるので接客業に向いていないと考えられます。
⑦相手のテンションに合わせにくい
7つ目の特徴は、相手のテンションに合わせにくいことです。接客業では、買い物や観光で高揚気分のお客さんと同じテンションで対応をすることもあります。
しかし、気分の起伏が小さかったり、楽しい気分のお客さんと接していても盛り上げられない場合には、冷めていると思われてしまうので接客業はできません。
⑧大勢の人の中にいるのが苦手
8つ目の特徴は、大勢の人の中にいるのが苦手なことです。接客業では、集団のお客さんを一度に相手にしたり、周りに取り囲まれた状態で説明をしなければならないこともあります。
多くの人から見られると居心地の悪さを感じたり、緊張で震えてしまう場合には、接客業に支障をきたすため向いていません。
⑨おもてなしが得意でない
9つ目の特徴は、おもてなしが得意でないことです。接客業では、お客さんが満足してくれることを業務目標としており、そのためにあらゆるおもてなしをしなければなりません。
人の為に何かをするという行為が嫌だったり、喜んでもらうために必要以上のことをするのがめんどくさいと考える人は接客業に向いていないと言えます。
⑩人に関わりたくない
10つ目の特徴は、人に関わりたくないことです。接客業では、同僚だけでなくお客さんとの接する時間が業務時間の大半を占めると想定されます。
そもそも人に関わりたくないという人は、接客業をしている業務時間中がずっと苦痛に感じてしまうので接客業に向いていないと考えられます。
【診断結果】接客業に向いてないか
以下では、接客業に向いていない人の特徴がいくつ当てはまったかに応じて、接客業に向いていないかの診断結果をご説明します。
0~3コ|接客業に向いている
接客業に向いていない人の特徴が、0~3コの人は接客業に向いています。
接客業に必要な特徴を数多く見に付けていると考えられるので、接客業をすると良いでしょう。
4~6コ|向いていても不向きでもない
接客業に向いていない人の特徴が、4~6コの人は向いていても不向きでもないです。
この診断結果に当てはまる人は、接客業を好きになれるか嫌いになるかの瀬戸際にいると言えるので、仕事以外の福利厚生や人間関係で判断する必要性があると言えます。
7~10コ|接客業に向いていない
接客業に向いていない人の特徴が、7~10コの人は接客業に向いていません。
接客業で求められる特徴が当てはまっていないので、接客業を無理に行うのではなく別の仕事や転職先を検討する方が良いと言えるでしょう。
- 繊細な人が仕事が続かない理由
- 繊細な人に向いている仕事10選
- 繊細な人に向いていない仕事5選
以下の記事では、仕事で悩みを抱える繊細な人に対して上記のポイントを解説しています。仕事が辛くて続かないと感じた場合の対処法もありますので、ぜひご覧ください。
接客業に向いてない人のおすすめの転職先
前述の見出しでは、接客業に向いていない人の診断方法がわかりましたが、接客業に向いていなくても気落ちする必要はありません。
以下では、接客業に向いていない人のおすすめの転職先を2つ紹介します。興味のある方は、それぞれの仕事について調べてみてはいかがでしょうか。
入国審査官
1つ目のおすすめ転職先は、入国審査官です。入国審査官とは、法務省に所属する国家公務員で以下のような業務を行っています。
- 日本人の出入国時における事務的な確認をする
- 外国人の出入国審査・在留審査、口頭審理や難民認定に関する調査をする
入国審査官は、空港で見かけることが多く接客業の仕事だというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、接客スキルは不要であり淡々と事務処理を行います。
- 入国審査官の仕事が激務だと言われる理由
- 入国審査官の業務が激務でも良いところ
- 入国審査官の働き方改革の現状
こちらの記事では、以上の3つを中心として入国審査官の激務の実態に迫っています。入国審査官の業務理解を深めるのにも役立ちますので、合わせてご参照下さい。
地方銀行
2つ目の転職先は、地方銀行です。地方銀行とは、日本全国の地方にある銀行で来客数も都内の銀行より遥かに低く、決められた銀行業務を淡々と行うことが求められます。
- 地方銀行の年収ランキングと特徴
- 地方銀行の職種別年収
- 地方銀行とメガバンクの年収比較
以下の記事では、上記の3つを中心として接客業に向いていない人にもおすすめな地方銀行の年収に関してご紹介をしています。
地方銀行の業務内容で二の足を踏んでいる方は、年収など地方銀行の魅力もご検討下さい。
まとめ
本記事では、接客業に求められる能力・性格に加えて、接客業への適応性を知る診断テストをご紹介しましたが、結果はいかがでしたでしょうか。
仕事には向き不向きがあるので、接客業に向いていないという方はおすすめの転職先を検討したり、接客業に向いている人の要因を1つずつ身に付けると良いでしょう。