ノジマの社長|野島廣司の出身や経歴、パワハラ疑惑や評判について解説!

「野島廣司氏(ノジマ社長)が行った社員へのパワハラ文書の全文が公開」。ネットではこのような悪い評判を見かけます。確かに野島社長による社員への実名批判や株主への暴言は問題ですが、その経営手腕には目を見張るものがあることは事実です。この記事では、野島社長の経歴や年収などを紹介し裏表の顔を覗いてみました。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

ノジマの社長は野島廣司

野島廣司(のじまひろし)氏は株式会社ノジマの代表執行役社長です。

1973年に有限会社野島電機商会(現在の株式会社ノジマ)に入社し、1994年に代表取締役社長に就任しました。現場では、コンポーネントオーディオ専門の売り場を新設し、神奈川県でトップクラスの売上を達成した実績があります。

ただ、野島氏にはパワハラと疑われかねない文書が公開されるなど、その経営手腕を疑問視する声も挙がっています。今回は、野島氏の経歴や騒動の裏側を紹介しつつ、その真相を探っていきましょう。

ノジマの社長はパワハラで炎上

2019年3月21日の東洋経済「ノジマ社長「使い物にならない」発言の波紋」の記事によると、野島社長によるパワハラまがいの発言があったことが露見しています。

2014年にノジマが買収したITXの社員に対し、実名を明かして非難を行ったとして物議を醸しました。野島社長はこの事実を認めてはいるものの、「朝礼で従業員に悪い事例を示したかった」と表明しています。

目次

パワハラで炎上した理由

 パワハラ問題が世間に知られたのは、野島社長が社員を責めた文書が子会社の全社員が閲覧できるイントラネットに掲載されたことに始まりです。その文書には、野島社長が西日本地区の店舗を視察した時の話として、

こんなひどい店長がいるのかと思うぐらいのひどい店長でした。非常に騙すのが上手く、やるやる詐欺と、どうやって上司に認められるか、ということだけを考えているようで、この子は使い物にならない人だなというのが私の見立てでした 。

出典:朝日新聞

とかなり具体的な批判が記されています。 子会社の全社員が閲覧できるイントラット上に文書が記載されたこと、社員を実名で晒し責めたことが炎上した原因なようです。

また野島社長は店長の元部下から聞いた話として

(店長の)元部下だったという一人の女性が『(店長は)ロクな人ではなかった』と話していたので、あなた(女性)の方が凄いねと褒めてあげたいぐらいでした

出典:朝日新聞

とも文書に記しています。店長は実名指摘したのに対しこの部下の実名は記載していなかったのも炎上した一因なようです。

パワハラされた人は誰?

この文書でパワハラの対象となったのは西日本の店舗の店長です。一般人であり、すでに退社されているため、それ以上の情報はわかりませんでした。

ノジマ社内ではこの文書以外にも、日常的に日報などで特定の社員を名指しして「悪者扱い」することが行われていたようです。

他の人の悪口を日報に書かなくてはいけなかったという内部情報もあります。ノジマ社内は、社員にとって自分がいつパワハラの対象になるかわからないという状況であることが伺えます。

ノジマ社長のパワハラに対する声

このように批判の声もあります。「社員教育の一環でこのような発言をした」というノジマ側の意見は、各企業がパワハラを問題視し対策する傾向にある現代では、かなり時代錯誤的な印象が見受けられます。

消費者の立場からすると、このような報道を聞くと購買意欲が下がるのも理解できます。ノジマは主に関東・東海地方で店舗を展開しており、特に神奈川県で最も店舗数が多いので、関東近郊に住む消費者に悪印象を与えたのはかなりの痛手といえます。

この方は、ノジマ社内に蔓延する部下を抑圧し排除する風潮自体がブラック企業の典型だと批判し、ノジマ社長の考え方自体が幼稚だと痛烈な意見を述べています。ですが、このように言われてしまうのも納得できます。

ノジマは家電量販店

野島社長が経営するノジマについても簡単に説明しておきましょう。

ノジマは、神奈川県横浜市に本社を構える家電量販店です。主に神奈川や埼玉を中心に店舗拡大を続けているため、関東圏に住んでいるならご存知の方も多いでしょう。

ここからはノジマについてより詳しくお伝えしていきます。

業界6位の規模を誇る

ノジマは、国内の家電量販店の売上シェアで業界6位です。業界5位のケーズホールディングスに次ぐ規模となっており、2019年3月期の売上高は5,130億円を記録しています。

2015年にITXを買収

ノジマは、2015年に携帯電話の大手販売代理店ITXを買収しました。負債分を含む買収総額は850億円にものぼり、当時では過去最大の買収案件として話題を集めています。

ITXは2013年末時点で、全国に508店舗の代理店を営業していました。ドコモやauのアンテナショップとして全国でも利用するユーザーが多いことから、ITXを取り込むことで携帯電話の販売力を強化することが可能になりました。

この買収の決断を行ったのも、先ほどからお伝えしている野島社長です。非常に大胆で、自信のある買収だっただけに市場でも好意的に捉えられていました。

ノジマの社長(野島廣司)の出身や経歴

ノジマ社長である野島廣司氏について詳しくお伝えしていきます。ここでは、野島社長の出身や経歴を紹介していきましょう。

ノジマの社長(野島廣司)は神奈川県出身で中央大学を卒業

野島社長は神奈川県相模原市の出身です。1973年3月に中央大学の商学部を卒業しました。

現在のノジマに入社するのは中央大学の卒業後となります。もともとノジマは彼の父親が小さな電気店を始めたことに由来し、野島社長は二代目です。

不振の家業を手伝う形で野島電気商会に入社

野島社長の父親が始めたノジマ(当時は野島電機商会)ですが、会社の経営は決して良好とはいえませんでした。

そんな状態もあって、野島氏が高校生にあがる頃には仕事を手伝うことも多く、大学卒業後のノジマ入社への布石となっています。

1978年から取締役を務める

野島氏がノジマに入社したのは1973年です。そこからわずか5年後の1978年には取締役となる異例の出世スピードなので、単に二代目という肩書だけではなく、ビジネスマンとしての能力も高かったことが伺えます。

そこから1991年に専務取締役を経て、1994年に代表取締役社長の座につきます。社長に就任してから現在までの25年間、経営不振のノジマを立て直して業界6位にまで業績を拡大したことから、経営手腕の高さは折り紙つきです。

ノジマの社長(野島廣司)の資産や年収

野島社長の年収や資産は公開されていませんが、有価証券報告書やIR資料などを読み解くことで概算することは可能です。

ノジマの役員報酬の合計(社内取締役のみ)は、2018年3月期で2億7,300万円となっています。当時の社内取締役の人数は10名なので、一人あたり2,730万円の役員報酬と予想できるでしょう(野島社長はもう少し多いかと思われます)。

また、ノジマの株式を保有しているのは、野島社長(名義は野島廣司有限会社)が8.1%、初代社長の野島絹代氏が7.9%と、いずれも大株主です。同族経営のため保有株数も多く、かなりの金融資産を抱えていることが予想できます。

ノジマの社長(野島廣司)をもっと知りたい方

野島社長に関する情報は、ネット上ではそれほど多いわけではありません。そのため、野島社長の経営手法や実績、人となりをより詳しく知りたいという方は、関連書籍を参考にしてみてはいかがでしょうか。

「失敗のすすめ―「教える」だけでは人も企業も育たない」は、野島社長が自ら筆をとり、自身が編み出した経営手法や組織改革法などを解説する本です。人材教育の面から、企業にとって、また従業員にとって一番大切なのは姿勢は何も説いています。

野島社長が二代目社長としてどのように企業を立て直したのか、具体的な事例を知りたい方におすすめします。

まとめ

野島廣司氏は、家電量販店「ノジマ」の二代目社長です。

従業員に対するパワハラ文章が公表されるなど、なかには悪い評判があることも事実です。しかし、父親の代で経営不振だったノジマを見事に立て直し、今では業界6位の売上規模まで到達させた経営手腕は高評価すべきでしょう。

野島社長の考えや実績などをより詳しく知るには、関連書籍や動画がおすすめです。ぜひ、今後の就活に生かしてみてください。

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