KDDIの子会社まとめ|主要子会社の事業内容・採用情報を紹介!

大手通信会社のKDDIは複数の子会社を有しており、その事業も多岐にわたります。KDDIの子会社には具体的にどのような会社があるのでしょうか?この記事ではKDDIの主要子会社を紹介し、それぞれの事業内容や採用情報についても紹介します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

KDDIは大手電気通信事業者

まずはKDDIについて見てみましょう。

KDDIは言わずとしれた大手電気通信事業者で、ネット回線の販売や電子決済機能などを提供しており、その他にも事業を多角化して教育・メディア・金融など複数の事業を行っています。

目次

主力は通信事業

KDDIの主力事業は通信事業です。

KDDIホームページの事業情報によればパーソナル(一般消費者向け)の通信回線の販売が売上高・営業利益ともに7割以上を締めており、その売上の多くが通信事業から上がっています。

2000年に発足したKDDIは現在ガラケーと言われる通信機器の販売とともに通信回線の販売で事業を拡大し、2009年からはモバイル通信回線のUQWimaxの提供を開始するなど、一貫して通信事業で成長してきた企業です。

事業内容は多角化している

しかし、近年になって事業内容は通信事業から多角化が進んでおり、様々な事業を手掛けています。

現在は教育(株式会社イーオンホールディングス)、メディアコンテンツ事業(カカクコム、グノシー、エブリー等)などの一般消費者と接点を多く持つ事業から金融、通信(個人法人共に)と事業領域がどんどん拡大しています。

どの事業も消費者との接点が多く私達にも馴染みのあるものが多いことが分かります。ただ、BtoCだけではなくIoT環境の整備・地方創生・ビッグデータを活用したBtoB事業なども行っています。

au損保を連結子会社化したことが話題に

また、最近ではau損保を連結子会社化したことが話題にもなっています。

日経電子版の情報によれば、2019年の7月2日付で同社の子会社化を決定しており、あいおいニッセイ同和損害保険の保有株を買い取る形となり、株式保有率を33.4%から51%として、経営権を保有することになっています。

これはKDDIの多角化の一環として金融事業の強化に力を入れることの1つで、KDDIのホームページでも金融事業を強化していくことが明言されています。

子会社とは

KDDIは複数の子会社を保有していますが、そもそも子会社とは何かをここで紹介します。

企業の所有者とは企業が発行する株式の所有者で、「子会社」と呼ばれる場合は親会社となる企業が「子会社」と呼ばれる企業の株式を50%以上の割合で所有していることになります。

ただ、会計上のルールでは株式保有率が50%未満でも実質的にその会社の決定権を持つ他の会社がある場合には、子会社と言われます。また、子会社の株式を100%他者に所有されている場合には「完全子会社」と呼びます。

その他、連結子会社と関連会社という形式もあり、連結子会社とは議決権を持つ株式の50%超を親会社に保有されている企業で、関連会社とは株式20%以上保有されているものの、実質的な経営権を関連会社自身が握っている会社のことです。

KDDIと子会社の関係

KDDIと子会社の関係は、KDDIが中核事業を行い子会社がそのサポートをする目的で周縁事業を行っています。

先述の通りKDDIの中核事業は通信事業です。個人・法人問わず顧客向けに通信サービスを提供することがメインの事業となっていて、そこからの売上・利益が多くを占めています。

その周縁事業として教育・金融・メディアなどの事業を運営したり、ケーブルテレビの回線の販売などを行っています。どの子会社の事業も主軸となる通信事業の利益拡大につながる事業になっています。

KDDIの主要子会社

次に、KDDIの主要子会社をいくつか紹介します。

KDDIの主な子会社は下記の通りです。

当初通信事業の販売を主に行っていましたが、上記の子会社を見て分かる通り事業内容が保険・英会話教室・キュレーションメディア運営・KidZaniaなど、多岐にわたっていることが分かります。

UQコミュニケーションズ

ここからはKDDIグループの中でも特に主要な位置を占める事業について説明していきます。

UQコミュニケーションズの事業内容はKDDIの事業と密接に関わっているため、その事業内容からも必然的にグループ内で重要な位置を占めることになっています。

UQコミュニケーションズの事業内容

UQコミュニケーションズはモバイル通信回線の販売をメイン事業として行っている会社です。

当初はUQWiMAXでモバイル通信回線販売を主軸としていましたが、近年のMVNO(格安SIM回線)の流行から同社もUQmobile(スマートフォンと回線の販売)にも力を入れています。

どちらもKDDIの得意分野である通信回線販売事業であり、培ったノウハウを活かしてモバイル回線の販売を進めています。同様にモバイルwifi事業を行う企業にはYahoo!(Yahoo!mobile)、株式会社グッド・ラック(どんなときもwifi)などがあります。

UQコミュニケーションズの採用情報

UQコミュニケーションズでは新卒採用に関する情報は掲載されていません。

転職サイトの情報によれば社員の平均年収は550万円となっています。また、企業風土としてはベンチャースピリットがあり挑戦できる環境があるというものの、上役はKDDIからの出向者が締めており、役職につくのは難しいとされています。

そのためUQコミュニケーションズに向いている学生は、通信事業に興味があり自ら考えて積極的に行動できる環境を望んでいる学生で、さらにUQコミュニケーションズのみで一生働くことは考えず、次のステップアップを考えられる方です。

ジュピターテレコム(J:COM)

2つ目の主要子会社はジュピターテレコム(J:COM)です。

ジュピターテレコムもKDDIの主要事業内容と密接な関係にあり、同グループ内でもっとも重要な位置を占めている会社になります。

ジュピターテレコム(J:COM)の事業内容

ジュピターテレコムは主にケーブルテレビ事業とメディア事業を行っていて、一般消費者とのBtoCビジネスを主に行っています。

ケーブルテレビ事業では有料テレビ回線(BS・CS放送)の販売の他に、ネット回線・電話回線・電力・ガスなどの生活インフラの販売を行っていて、同業他社にはスカパーJSAT・NTTぷらら(ひかりTV)などがあります。

また、同社では一般消費者との関係性構築が重要になるので、営業スタッフの他に、カスタマーサポート・ジェイコムショップ(直営店)・技術サービススタッフなどの仕事があります。

ジュピターテレコム(J:COM)の採用情報

ジュピターテレコムの2020年度の採用情報では、営業系・事務系コースと技術系コースの2種類の新卒採用情報が掲載されていて、160名程度の募集がかけられてます。

待遇は初任給は大卒で22万円、大学院卒で23.4万円で、全国各地で働くことが可能です。社員の平均年収は562万円となっていて、毎日の勤務時間は7.25時間、残業は1時間程度を月13日程度となっています。

職場環境は改善されていますが、仕事を通したやりがいは感じづらいと言われています。そのため、自分で事業を作っていくことよりも、就職を機に地元に帰ったり平均的な収入で満足できる学生の方が向いている職場といえます。

auフィナンシャルホールディングス

次はauフィナンシャルホールディングスです。

auフィナンシャルホールディングスはKDDISPグループの決済・金融事業を執り行う企業で、「auじぶん銀行」「au WALLET スマートローン」などの事業を行っています。

auフィナンシャルホールディングスの事業内容

auフィナンシャルホールディングスはKDDIグループとしての決済・金融事業を行う会社です。

主にauじぶん銀行(銀行業)・KDDIフィナンシャルサービス(クレジットカード・決済事業)・ウェブマネー(プリペイドカード決済事業)・auアセットマネジメント(投資運用)・au Reinsurance(再保険事業)を行っています。

特にじぶん銀行ではKDDIのネット回線業を活かしてネット銀行を運営し、KDDIフィナンシャルサービスではKDDIの通信回線料金の徴収や、信用供与力を使った融資を行っています。同業他社には楽天・セブンイレブンなどが考えられます。

auフィナンシャルホールディングスの採用情報

auフィナンシャルホールディングスの2020年の採用情報によれば総合職の採用が行われています。

総合職では新規金融事業の開発・営業企画・業務企画・商品開発・マーケティングなどの業務を希望する学生を募集しており、4年制大学・大学院の卒業生のみの採用となっています。

年収は500万円〜900万円程度で、経営陣に対して積極的に提案ができる環境が整っているとされているので、金融業に興味があり自ら積極的に新しいアイデアの企画・提案・実行が出来る環境を望む学生が向いている職場といえます。

カカクコム

最後はカカクコムの紹介です。

カカクコムは一般消費者の生活に根ざしたサービスを提供している会社で、BtoCのウェブ事業に携わりたい学生にオススメの企業です。

カカクコムの事業内容

カカクコムは価格.com・食べログなどの有名なウェブメディアを運営しています。

どの事業もカカクコムで運営しているメディアからのクライアント企業や事業者のメディアへの総客数や販売実績に応じて収入を得る仕組みになっています。

価格.comでは家電・保険など野幅広い商品の価格の比較や口コミの紹介、食べログでは飲食店の検索・予約・口コミなどの情報を掲載しています。競合他社にはWEB SPIRE(最安値.com)・ぐるなびなどがあります。

カカクコムの採用情報

カカクコムの2020年度の採用情報によれば、エンジニア・デザイナー・ビジネス職の3種類の募集が行われています。

エンジニア職では各種運営メディアの利便性の向上を目指した業務を行い、デザイナー職はメディアやアプリの企画・設計・運用などを行い、ビジネス職では新商品やサービスなどの企画・販売などを行います。

中途採用の情報によると「働く楽しさ」「働きやすさ」を重視した職場環境が目指されていますが、契約時に提示される年収が30時間の残業が前提になっていることやトップダウン式の組織への疑問も上がっています。

まとめ

この記事ではKDDIの子会社の情報を中心に紹介しました。

KDDIは通信事業をメインに様々な事業に視野を広げた大企業となっていて、通信・ウェブに関わる事業に携わりたい学生であれば、関連会社を探せば志望できる企業は見つけやすいです。

新卒採用を行っていない会社もあるので、気になる会社がある場合は必ず新卒採用が行われているかを必ず確認しておきましょう。

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