「責任感が強い」性格の特徴とは?|自己PRでの活かし方や向いている仕事を徹底解説!
仕事をするうえで、責任感が強いことはとても大事なことです。就活生が応募書類や面接において、責任感が強いことをアピールする例も少なくありません。そこで今回は、責任感が強い性格の特徴やその長所・短所、自己PRに活用する場合のポイント、それを仕事に生かす方法などについて解説します。
「責任感が強い」とは
「責任感が強い」という言葉はよく見聞きするものですが、正しい意味や使い方を問われると、自信がなくなる就活生もいるはずです。ここでは「責任感が強い」とは何かについて、意味や使い方、類語、英語表現に至るまで説明します。
意味・使い方
残念ながら国語辞典には、「責任感が強い」という言葉の意味は掲載されていません。そこで、小学館のオンライン大辞泉で「責任感」の意味を調べてみました。
自分の仕事や行為についての責任を果たそうとする気持ち。「責任感の強い人」
つまり「責任感が強い」というのは、自分の仕事や行為に対する責任を果たそうとする気持ちが大きいことを意味します。使い方の例は、以下の通りです。
- 彼は責任感が強いので、任されたことはきっとやり遂げます
- 彼女がリーダーの選ばれたのは、責任感が強いことをみんなが知っているからです
類語
「責任感が強い」ことは長所ですが、本人の受け止め方や相手への伝え方を間違うと、短所となるケースも珍しくありません。そのため「責任感が強い」を言い換えた方がよいこともあります。「責任感が強い」の類語として、以下のものがあげられます。
- 使命感のある/自分に課された任務を果たそうとする気概がある
- 使命感に満ちた/自分に課された任務を果たそうとする気概にあふれている
- 義理堅い/対人関係の道義を大切にしていて、おろそかにしない
就活における自己アピールとしては、「義理堅い」と言い換える人が多いようです。
英語表現
「責任感が強い」は英語で、「have a strong sense of responsibility」と表現します。以下のように使います。
- She has a strong sense of responsibility. (彼女は責任感が強いです)
- He is a reading person and have a strong sense of responsibility. (彼は信頼できる人で、責任感が強いです)
日常会話の中でも、使うことが多い英語表現の一つといえます。
「責任感が強い」性格の特徴
就活において「責任感が強い」ことをアピールしたいと考えているなら、自分が周囲からそうした性格だと認めてもらえているかを確認する必要があります。そして、「責任感が強い」性格の人には、共通する特徴があるものです。ここでは「責任感が強い」性格の特徴を5つ、紹介します。
特徴①|真面目である
1つめは、真面目であることです。小学館のオンライン大辞泉では、真面目の意味を以下のように説明しています。
1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「真面目な顔」「真面目に話をする」 2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。「真面目な人柄」「真面目に暮らす」
責任感が強い人が持っているのは、2つめの真心があって何事に対しても誠実な姿勢です。そのため、楽をするために手抜をしたり、物事を途中で投げ出すようなことはしません。何事も最後までやり抜こうとします。また、チームで協働する際には全体目標を達成するために、自分の仕事をストップして他者をフォローしようとする傾向も強いです。
特徴②|向上心がある
2つめは、向上心があることです。小学館のオンライン大辞泉では、向上心の意味を以下のように説明しています。
現在の状態に満足せず、よりすぐれたもの、より高いものを目ざして努力する心。「向上心に欠ける」
責任感の強い人は、自分で決めたことをやり抜こうとします。また、やるからにはより良いものにしたいという気持ちも、人一倍持っています。そのため、創意工夫を凝らすことも珍しくありません。それが難しいことであっても、ストイックに真摯に向き合う姿勢があります。
特徴③|信念がある
3つめは、信念があることです。小学館のオンライン大辞泉では、信念の意味を以下のように説明しています。
1 正しいと信じる自分の考え。「信念を貫き通す」「固い信念」 2 宗教を信じる気持ち。信仰心
責任感が強い人が持っているのは、1の正しいと信じる自分の考えです。自分の芯となる考えや価値観が明確なので、周囲の言葉に左右されることがありません。そのため、自分が決めたことを全うするという軸がぶれないのです。ただし、それが強すぎると「頑固」という短所になることもあります。
特徴④|忍耐力がある
4つめは、忍耐力があることです。小学館のオンライン大辞泉では、忍耐力の意味を以下のように説明しています。
つらいことや苦しみなどをたえしのぶ力。辛抱する力。「忍耐力をつける」
責任感が強い人は、難易度の高い課題を与えられても、ひるむことなく果敢にチャレンジします。自分に課された目標を達成するために、地道にコツコツと作業を進めることを苦としません。そして、うまくいかないことが続いても、諦めようとしないのです。努力が報われるまでがんばり続けることができるとも、言い換えられます。
特徴⑤|負けず嫌い
5つめは、負けず嫌いなことです。小学館のオンライン大辞泉では、負けず嫌いの意味を以下のように説明しています。
他人に負けることを嫌う勝気な性質であること。また、そのさま。まけぎらい。「負けず嫌いな(の)人」
負けず嫌いと聞くと、ネガティブなイメージを持つ人もいそうですが、責任感が強い人は「自分に負けなくない」と考えるものです。そのため、「決めたことはやる」「できるまで続ける」と、自分を律することができるのでしょう。そのため、自分に厳しい一面があります。
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監修者プロフィール
三浦拓巳みうらたくみ
1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。