留年しても就活で大手に内定できる!面接官が納得する「留年理由」を用意しよう!

「就活をしないといけないのに留年をしてしまった」という現実に直面したとき、まずは何をすれば良いのでしょうか。今回は留年した学生が就活に臨むために欠かせないポイントについて解説します。留年が即就活失敗ではありません。むしろ留年したことを生かして就活を勝ち抜くこともできます。ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

留年しても就活の合否には影響しない

留年してしまった、もしくは留年する可能性がある方は留年が就活に影響するか不安だと思います。しかし、留年しても特に問題なく就活できたという声も上がっています。

この方は留年した後に大手企業から内定を貰ったとツイートしています。大手企業は留年者に厳しいという噂があるため、大手から内定を貰えないのではと考える就活生は多いですが、実際に大手企業から内定を貰っている人がいると安心できます。

この方は修士課程で留年してしまい、1年後に競合他社から内定を貰ったようです。ツイートにあるように、留年後にいかに早く気持ちを切り替えて就活に取り掛かれるかが大切です。就活は時間勝負です。留年したことをいつまでも引きずるより、次に向かって動きましょう。

留年しても就活で不利にならない4つの理由

「留年」は大学生が最も避けたい事態です。中でも、就活を目前に控えている学生にとっては、「留年=終わり」というイメージなのではないでしょうか。

しかし、留年をしたからといってすべてが終わりというわけではありません。以下では留年したからといって就活に不利にならない理由を4つご紹介します。

目次

①留年する学生は大勢いる

まず「留年する学生は自分以外にも大勢いる」ということを知っておいてください。留年は今も昔もまったく珍しいことではありません。

留年する人が大勢いるということは、留年した上で就活をしている人や、見事就職を決めた人もたくさんいるということです。

「留年してしまった自分だけが悪目立ちをするだろう」という心配は不要です。

②就活は多角的に判断される

就活はES、面接、グループディスカッションなど多くの段階を踏みます。そこで見られていることは最終的には「自社で働いてほしい人材かどうか」ということです。

その判断をするために人柄や価値観、仕事への考え方など様々な観点から就活生をみます。そのため、留年しているというだけで書類審査落とされたり、EDが通らないというように合否に影響することはありません。

むしろ自分のアピールポイントとしてうまく利用すれば強みにもなりえます。変に後ろめたい気持ちにならず、堂々としていれば特に問題はありません。

③留年を通じて逆境への強さを証明できる

次に「留年の事実は、自分が逆境に強いことを証明する材料になる」ということも認識しておきましょう。

留年をしても、諦めずに卒業できる状態にまで持っていけば、就活に役立てることができます。

面接では「困難をどう乗り越えたか」というエピソードがポイントになることが多いものです。そのときに、「留年して自分がどう変わったのか」について語れば、この上ない逆境の克服として好印象を残すことができるでしょう。

④就職留年なら緊張せずに臨める

さらには留年が就活留年なら、より良いかもしれません。就活留年は2回目の就活ですので、面接やインターンなどにも、さほど緊張せずに臨めます。

周囲の学生は緊張で思うように話せないことも多いので、就活留年ならではのほど良い緊張感と少しの余裕を持って話せば、他の学生に差をつけることも可能です。

大学生活を立て直してから就活に臨む

残念ながら留年をしてしまったら、一念発起して次は留年を回避できるような大学生活にしましょう。

留年をした年と同じような大学生活を続けていれば「内定をもらったのに4年で留年してしまって、内定が取消しになった」という事態になるかもしれません。

①諦めずに卒業する

まずは諦めないことです。一度留年してしまっても、大学生活を立て直せば次は必ず卒業できます。「必ず卒業する」と強い気持ちを持って大学生活の立て直しに臨みましょう。

留年後は「すべては大学を無事卒業するため」と割り切って少々きついと思うこともしなければならないかもしれません。しかし、卒業が決まればきっと「頑張ってよかった」と思うはずです。

②卒業までの単位取得の見通しを立てる

次に「卒業までの単位取得の見通し」を立ててください。卒業に必要な単位数から逆算し、何年生でどれだけの単位を取る必要があるかを計算します。1年間で取得可能な単位数には上限があることにも注意が必要です。

どうしても自分では見通しを立てることができない、という場合は教授に相談するという方法もあります。効率の良い単位取得の方法を教えてもらえるかもしれません。

③友人を作って協力する

最後に「友人を作ってお互いに協力する」という方法も視野に入れておきましょう。留年をすると、翌年の友人となるのは1学年後輩になります。もしかしたら気後れしてしまって、なかなか友人ができない、ということもあるかもしれません。

授業の進捗確認や苦手教科のサポートなど、協力すれば1人でやるよりも楽なことはたくさんあります。何より、一緒に頑張ってくれる人がいると自分も気合いが入りやすいものです。

また、以下の記事では留年が確定したらすべきことの手順や留年した後に生じる影響について解説しています。留年したとしても留年した後に起こる問題を把握し、順番に適切に対処していけば問題はありません。ぜひ参考にしてください。

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留年した学生が就活で意識すべきこと

留年した時点で、何となく自分の中にはマイナス評価が付くような気がするかもしれません。しかし、留年自体が就活の合否に影響することはほぼないと言われています。

その上で留年した学生が就活で意識すべきことを確認しておきましょう。

①ハキハキと話す

1つ目は「ハキハキと明確に話す」ということです。留年したという後ろめたさから、自信を失ってもじもじするのは、最も印象が悪い態度です。

留年をしてもその後きちんと大学生活を立て直していれば、自信を持ってハキハキと話すことができるはずです。

周囲の緊張感に流されず、自分の話したいことを明確な言葉で面接官に伝えましょう。

②OB訪問やインターンには早めから参加する

2つ目は「早い時期からOB訪問やインターンに参加する」ということです。大学3年までに留年した学生は大学3年生の6月からスタートしてください。

留年した学生は、同い年の学生より1年遅れています。これは動かしようのない事実です。それならば、せめて留年後の同級生には絶対に負けない、という強い気持ちを持って早め早めの行動に出るしかありません。

留年をしていても、OB訪問やインターンに早くから参加すると、企業側は「一生懸命に頑張ってる」「腐ってない」と好意的な評価をしてくれるかもしれません。

③卒業間近に留年が確定した場合は気持ちを切り替えて早めに行動する

大学4年生の卒業間際に留年が確定した場合は、現3年生と同じスタートラインとなります。就活は毎年同じようなスケジュールで進行しているため、留年が決まってからどれだけ早めに行動できるかが非常に大事です。

留年が決まったその日から、しっかり準備しておきましょう

④面接官が納得する「留年理由」を用意する

留年した学生にとって、面接で「留年理由」を聞かれるのは辛いことかもしれません。しかし、直接的あるいは間接的に「なぜ留年をしたのか」ということを聞く面接官は多いです。

これは学生のポジティブな思考傾向や、ストレス耐性、または困難の乗り越え方を知るためです。決して留年した事実を問い詰めようとしているわけではありません。

つまり「留年理由」を上手く答えることで、それらのアピール要素が自分にはある、ということをアピールするチャンスにもなります。

就活の面接で「留年理由」を説明する際の注意点

では、面接で「留年理由」を聞かれたときには、どのように答えれば良いのでしょうか。

以下では留年理由を説明する際に注意しなければならないポイントについて解説します。

①嘘をついてもバレるだけなので正直に話す

まず「嘘の留年理由を述べてもバレるだけ」ということを知っておきましょう。相手は毎年大勢の学生を相手に面接をしています。そんな百戦錬磨の面接官が、学生の嘘に気がつかないわけがありません。

嘘を見抜かれればすべて水の泡です。「この学生は保身のために嘘をつくタイプ」と見抜かれてしまうと印象は最悪ですし、もちろんそんな学生を採用したいという企業はないでしょう。下手に嘘をつくよりは正直に素直な体験を話した方が良いです。

②ネガティブな表現は避ける

次に「ネガティブな表現を避ける」ということもポイントです。留年理由を説明するときに、謙虚な表現を心がけようとすると、どうしても「勉強不足で」「考えが甘かったため」など、ネガティブな言葉を使ってしまいがちです。

しかし、それは自分の中の反省であり、面接官が聞きたいことではありません。面接官が聞きたいのは「留年をしたことでどう成長したか」という部分です。

面接官からの問いに対してプラスの印象で答えるには、留年をした後にいかに成長しているかという点が肝となります。この部分に答えられなければ合格はありません。

③責任転嫁しない

留年した理由として、アルバイトや授業などの外部要因を挙げる留年者は多いですが、周囲の環境に責任転嫁していると思われる理由を挙げることは避けた方が良いでしょう。

何か問題が生じたときに、自分の中に原因を見いだせるかは社会人にとって重要な視点です。自分が留年した原因を「教授の評価が厳しかった」「アルバイトが忙しかった」などの環境のせいにばかりすると、仕事でも問題が起きたときに責任転嫁する人なのかなという印象を与えてしまいます。

もし、外部要因しか思いつかない場合は、

  • 教授の評価が厳しかった→出席はちゃんとしていたか→課題はだしていたか→真面目に講義を聞いていたか…

このように思いついた外部要因を分析し、自分自身に問題はなかったか、それを改善する方法はなかったかを考察しましょう。自分の行動を振り返ることができれば、その分析の中で次で説明するような自己の変化に気づけるもしれません。

④留年後の変化・成長にフォーカスする

次は、留年理由には「留年後の変化・成長にフォーカスしたもので答える」ということを意識しましょう。面接官がいちばん聞きたいことを、ポジティブに表現して回答とします。

留年をしたこと自体は良いことではありませんが、留年をしなければできなかった体験や、出会わなかった人もいるはずです。それらの経験によって、留年前とどのように自分が変わったのか、ということを話しましょう。

⑤エピソードはなるべく具体的に話す

最後は「エピソードはなるべき具体的に話す」ということです。留年後の変化や成長について説明するときに、具体的なエピソードを交えると面接官の共感を得やすくなります。

もちろん細かすぎるエピソードは時間の都合なども関係してきますが、具体的なエピソードを簡潔に話す、ということも社会で使えるスキルのひとつです。意識的にエピソードトークの練習をするなどして身につけておきましょう。

2回以上留年しても就活で成功することはできる

留年は1回とは限りません。中には2回留年した、3回留年した、4回留年した、という人もいるでしょう。

しかし、2回以上留年をしていても、やはり就活で成功することはできます。

2度留年した学生が就活で成功する方法

2留している学生も留年を理由に採用されないということはありません。

ポイントは「負い目を感じすぎない」「反省して正直に話す」ということです。以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

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3度留年した学生が就活で成功する方法

3留している学生も留年したことが理由で合格できないということはありません。

ポイントは「卑屈にならない」「素直に話す」「留年後の成長」です。以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

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4度留年した学生が就活で成功する方法

4留となるとさすがに就活が厳しくなります。しかしだからといって就活をしないわけにはいかない、という人もいるでしょう。

ポイントは「いかに留年後の変化について良いアピールができるか」という点です。以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

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就活が少しでも有利になる留年後の過ごし方

就活をする学生にとって「就活に少しでも有利になる過ごし方」はとても大切です。しかし、急にそう言われても、何をすれば良いのかわからないかもしれません。

以下では留年後の過ごし方の中でも、特に就活に有利となりやすいものを3つご紹介します。通常の留年だけでなく、就活留年の学生にも当てはまりますので、ぜひ参考にしてください。

①長期インターンに参加する

1つ目は「長期インターンに参加する」という過ごし方です。留年をしている学生は、常に周りに差をつけることをしなくてはいけません。長期インターンは、周りの学生に差をつけるには絶好の行動です。

正直なところ、1dayや2dayのインターンに参加をしても、その企業のことがわかるとは言い切れない場合が多いでしょう。しかし長期インターンに参加することで企業理解も進みます。

そして何より、留年していても物事を継続的に頑張れることをアピールできるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

②語学留学に行く

2つ目は「語学留学に行く」という過ごし方です。英語だけでなく、中国語や韓国語、フランス語などビジネスで使える言語はたくさんあります。

留年のタイミングを使って、新しい言語を習得すれば「留年による自身の成長」はきっと良い印象で面接官に伝わるでしょう。

③志望業界で役立つ資格を取る

3つ目は「志望している業界で役立つ資格を取る」という過ごし方です。これは就活にダイレクトに役立つ過ごし方のひとつかもしれません。

どこの企業でも入社後の新人研修などには力を入れていますが、最初からある程度の知識がある学生や、資格を持っている学生はやはり使いやすいと考えてもらえることが多いようです。

もちろん、面接時の「留年による自身の成長」としても好印象を持ってもらえるでしょう。

留年しそうな学生が今すぐにすべきこと

ここまで「留年をしても就活に問題はない」ということをお伝えしてきました。しかし、やはり留年するより、しない方が良いのです。

もしも今「留年しそう」と感じている、もしくは実際に留年が危ぶまれている、という状況なのであれば、すぐに手を打たなくてはなりません。

以下の記事では「留年しそうなときはどうすべきか」や、「留年しそうな人が抱える不安」などについても解説しています。ぜひ参考にしてください。

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まとめ

留年してる人はたくさんいると知っていても、いざ自分が留年してしまったら「もうダメかもしれない」と思ってしまうのではないでしょうか。しかし、そんなことはありませんし、上手く対策を立てれば留年をプラスに変えることもできます。大事なことは「今自分にできることを精一杯の力でやる」ことです。ピンチをチャンスに変えることは、今日からでもできます。

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