就活していて持ち駒が全滅してしまった…
周りは内定をもらっているのに自分だけ全滅している
これ以上就活をしても内定を取れない気がしてやる気が出ない
就活をしている中で、全て落ちてしまい持ち駒がなくなってしまったという話をよく聞きます。
全落ちしてしまうと、次に何をしてよいのかと悩んでしまうでしょう。
やる気が起きず、就活自体を諦めてしまう人もいますが、落ち込んだ気持ちやこれまでの就活を振り返るなど、就活を続けていく方法はたくさんあります。
就活で持ち駒が全滅してしまっても新たな気持ちで就活を続けていくためには何が必要なのか、あらゆる方向からの対策を見つけていきましょう。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活で全落ちした人へ
「できる限りの対策はしたはずなのに…」「ここまで努力をしているのに…」
努力や対策、できる限りのことをしていても全落ちしてしまうことはあります。
全落ちしてしまうと、気持ち的には、落ち込んでしまいますよね。
落ち込んでしまうと「自分は就職ができないのではないか」「自分には価値がないのではないか」とネガティブになってしまい、就活に再度取り組む気持ちが生まれないこともあります。
気持ちが落ち込んでしまいますが、全落ちしても気持ちを切り替える情報を紹介します。
- 就活で全落ちする割合は?
- 就活で全落ちする高学歴に共通する問題点
- 就活で全落ちした人が卒業後に進む道とは
- 留年したりニートになるべきか
- 5月・6月で就活の全落ちを経験しても挽回は可能
就活で全落ちする割合は?
就活で全落ちしてしまうことは、怖いことだと考える就活生は多いです。
2015年春に卒業した大学生の就職率は96.7%であり、就職志望者が卒業までに内定獲得ができない可能性は3.3%になります。
就活解禁後、5~6月までに一旦は内々定が決まることが多いので、この時点で全落ちしてしまう人は実際には多いです。
その後、秋採用や考え方を変えることで、卒業までに内定や納得のいく進路をみつけています。
就活で全落ちする高学歴に共通する問題点
就活で全落ちしてしまう場合、なんらかの問題点があるはずです。
偶然だけでは全落ちすることはありません。
全落ちする人に共通する問題点をクリアにしていかなければ、同じことの繰り返しで、内定を獲得するチャンスが減ってしまいます。
問題点を洗い出し、改善していくことが必要なのです。
就活で全落ちした人が卒業後に進む道とは
就活で全落ちした場合、全落ちしてしまった時期によっても変わりますが、卒業後の進む道が大きく変わることがあります。
全落ち後に、一旦気持ちを切り替えて、新たに就活を開始すれば、内定獲得もあり得ますが、就活を辞めて違う進路を考える方法もあります。
全落ちしたから、その後の進路が絶たれてしまうということはありません。
留年したりニートになるべきか?
全落ち後、ニートや留年をすることも選択肢としてありますが、ただ無目的にニートや留年をしても同じことの繰り返しです。
無理矢理就活をして内定を得ても、入社後に自分に合っていないと、すぐに退職しまっては、就活をした意味がありません。
ニートや留年を選択する場合、目標を持って選択肢、目標に向かっての努力が必要です。
5月・6月で就活の全落ちを経験しても挽回は可能
5・6月までに早期内定を獲得できず全落ちしてしまったことで、就活がすべて終わってしまったと思ってしまうかもしれませんが、就活は卒業するまで続けることが可能です。
卒業まで就活を続けるのはおおげさですが、秋採用で内定を獲得するチャンスもあり挽回をすることは可能なので、諦めずに就活を続けていきましょう。
就活で全落ちしてしまうと、次の就活を続ける気力が生まれてこないこともありますが、行動次第で全落ちを経験しても挽回のチャンスはいくらでもあります。
これまでと同じやり方では、同じことの繰り返しになるため、新たな方法でチャレンジしていくことが必要です。
就活で持ち駒が全滅する7つの原因
全落ちしてしまい、気落ちするのはしかたがないことですが、気持ちを切り替え前向きに就活を続けていくことが必要です。
就活を続けていく場合、なぜ全落ちしてしまったのか原因を知る必要があります。
就活エージェントなどを利用していればキャリアアドバイザーなどからFBを得ることも可能です。
ここでは、就活で持ち駒が全滅する7つの原因について、詳しく解説していきます。
- 持ち駒の数不足
- 面接対策の不足
- 履歴書・エントリーシート内容の魅力不足
- 自己分析の不足
- 企業が求める人材とあなたの性格が合わない
- 就活開始時期が遅かった
- 大手企業のみに絞っていた
原因①:持ち駒の数不足
就活生がエントリーする企業数は、平均20~50社といわれています。
その中で一次選考を通過する率は50%なので、たとえば20社エントリーしても半分が一次選考を通過しないので、持ち駒は10社あれば良いほうです。
その後内定通知が来るのは20%ほどになるので、20社で2社の内定を獲得できるチャンスがあります。
エントリー数が少なければそれだけチャンスが減るので、全落ちしてしまう可能性が高くなるのです。
原因②:面接対策の不足
就活に向けて行っていた面接対策が不十分な場合、思ったように自分をアピールすることができずに面接を終えてしまうことがあります。
対策不足のままでは、良い結果に繋がることは少なく、そのまま面接を続けても内定を獲得することはないでしょう。
面接は採用試験などと共に大切で、事前の対策が不可欠なのです。
原因③:履歴書・エントリーシート内容の魅力不足
履歴書やエントリーシートは魅力的な内容になっていましたか?
履歴書やエントリーシートは、面接前に自分をアピールする数少ない場です。
ありきたりな事や、アピール不足になっていると採用担当者は見向きもしないでしょう。
嘘偽りのある履歴書やエントリーシートはいけませんが、魅力的な履歴書・エントリーシートが求められます。
原因④:自己分析の不足
就活をはじめるにあたり、一番最初に始めるべきこととして挙げられるのが「自己分析」です。
自己分析は就活エージェントなどで、カウンセリングや適性診断を受けることで、自己分析をすることが可能です。
既にエージェントを利用して自己分析をしていたのであれば、何が足りなかったのかキャリアカウンセラーと共に再度分析し直す必要があります。
自己分析は就活のスタートと捉えて、手抜きをしないようにしましょう。
原因⑤:企業が求める人材とあなたの性格が合わない
全落ちしてしまう理由として「企業が求めている人材ではなかった」ということがあります。
どんなに良いスキルを持っていたとしても、ミスマッチであれば採用しても生かす場所がありません。
自分に合った業界・職種を選ぶことが大切です。
原因⑥:就活開始時期が遅かった
就活を開始する時期が遅れると思ったような結果を得られず、全落ちとなってしまう可能性が高くなります。
開始時期が遅くなってしまった場合、志望する業界・企業へエントリーできずに、スキルが活かせない企業・ミスマッチな企業にエントリーしてしまうことも増え、採用に至らないということになるでしょう。
志望企業がある場合、早いうちに就活を始めることをおすすめします。
原因⑦:大手企業のみに絞っていた
大手企業を志望する人も多いですが、大手企業のみに絞ってしまうとなかなか内定に繋がらない可能性が高いです。
大手企業は志望者も多いため、内定に繋がりにくいことがほとんどです。
中小企業やベンチャーなどにも魅力的な企業はたくさんあるので、大手企業ばかりに執着せず、自分のスキルを活かせる企業にエントリーをするようにしましょう。
全落ちしてしまい、持ち駒をなくしてしまう原因はさまざまありますが、原因をしっかりと受け止めて、再度内容をチェックしていく必要があります。
問題点を改善することで、新たな企業へのエントリーが可能となり持ち駒もまた増えていきます。
就活で持ち駒が全滅した人が取るべき7つの対策
全落ちしてしまった、何もする気にはなれないと落ち込んでしまう気持ちは分かりますが、そのままでは内定を獲得することができません。
このような場合に何をするべきなのか、対策を7つ紹介していきます。
- 就活プロのエージェントにお金を払って相談する
- 一次・二次面接の落とされた回数を数値化する
- エントリーシートの志望動機や学生時代の話に「物語性」を追加
- 希望業界と自分の能力・人格の適性を測り直す
- 髪・顔・スーツで見た目を改善する
- 一旦、心を休ませる
- 就活中の友達と同じ企業を思い出で受ける
対策①:就活プロのエージェントにお金を払って相談する
就活エージェントは、就活生の場合すべてのサービスが無料で利用できます。
便利なサービスですが、それでも全落ちしてしまった場合には、有料の就活エージェント「就活プロ」などに活用を検討しましょう。
有料の就活エージェントの種類は以下の通りであり、数が多い訳ではなく、金額も安くはありません。
有料就活エージェントの種類 | 特徴 | 料金相場 |
就活塾 | 少し稼げる会社へグループディスカッションなどを通してレベルアップ | 10~20万円 |
就活サロン | オンラインサロンなどで人脈を作り就活に繋げる | 500~5千円 |
就活支援セミナー | 就活全般に対してアプローチをしてくれる | 数千~5万円 |
対策②:一次・二次面接の落とされた回数を数値化する
面談で落とされてしまった人は、面接力や面接の内容に魅力がなかった、上手くアピールすることができなかった可能性があります。
これまでの面談内容を就活エージェントなどと確認し問題を発見することも必要ですが、面接偏差値を診断できる「面接力診断」を受けてみましょう。
面接力診断は100点満点中39点以下の場合は危険領域とされ、60点以下も面接が苦手なタイプと評価されます。
対策③:エントリーシートの志望動機や学生時代の話に「物語性」を追加
自己PRをしたいエントリーシートが単調になってしまうと、魅力を十分に採用担当者へ伝えることができません。
事故PRは単調になりがちですが、相手に自分を伝えるという視点を忘れずに作成することで「物語性」が生まれ、興味関心を持たせることができます。
淡々と事実を書くだけでは興味を持ってもらうことはまず難しいので、これまでの経験・志望動機・経験と志望動機の関係を繋げることで「物語性」が生まれます。
対策④:希望業界と自分の能力・人格の適性を測り直す
希望業界と自分のスキルは合っていますか?
能力が異なる業界の面接を受けても、企業側で採用したい人材と思ってもらうことは難しいかもしれません。
希望業界と自分の能力と合っていないことも考えられるので、適職診断などを受けてみて、自分の適性を調べてみることも必要になります。
希望業界と適性が異なる場合は、適正に合わせた就活をすることも考えてみましょう。
対策⑤:髪・顔・スーツで見た目を改善する
面接時は面接の内容も大切ですが、見た目はそれ以上に大切です。
面接をしてみたが、見た目の印象が良くなかったので落とされたということはよくあることなので、面接対策と共に見た目の印象を改善してください。
自分らしさを失いたくないと、他の就活生とは異なった見た目の場合、個性を大切にするベンチャーでも嫌われてしまうので、就活中だけは周りと合わせるようにしてみましょう。
対策⑥:一旦、心を休ませる
面接で落とされてしまうたびに、心が折れてしまい、自分の120%魅力を引き出すことができない面接が続いてしまうことも考えられます。
本来落ち着いていれば、結果が出るはずなのに思うようにいかないときには、一旦就活から離れてみることも大切です。
1日2日、就活から離れてリフレッシュをしてから、改めて就活と向き合うことで、これまでの焦りや問題点を解消させることもあります。
対策⑦:就活中の友達と同じ企業を思い出で受ける
記念受験ではありませんが、友達と同じ企業へエントリーしてみるのもおすすめです。
仲間がいると安心します。
緊張をしていると思ったように面接ができないことにショックを隠し切れませんが、知っている顔があるだけで、リラックスをして自分らしさをアピールすることができるかもしれません。
楽しい時間を過ごしたと思えば、気楽に面接を受けられるでしょう。
全滅後はやる気もなくなってしまいますが、考え方や就活のやり方を変えてみることで、新たな就活を始めることが可能になります。
全滅してしまったから終わりと落ち込まず、前を向て就活を進めていきましょう。
就活の持ち駒がなくなった人におすすめな8つの増やし方
全落ちして持ち駒がなくなってしまった場合、就活の継続に悩んでしまうでしょう。
このような時におすすめな持ち駒の増やし方を8つ紹介します。
すべてを試すのではなく、自分に合った方法で持ち駒を増やしてください。
- 就職エージェント・サイトに相談
- 希望業界の子会社・グループ企業を視野に入れる
- 四季報で業績が伸びている企業を割り出す
- 一次面接・二次面接が通過した別業界を振り返る
- 一次面接・二次面接が通過した別業界を振り返る
- 学内にある就職課に相談
- 親・親戚・知り合いの伝手を頼る
- 落ちた企業の二次募集に応募する
就活エージェント・サイトに相談
自力でエントリーした企業で落ちてしまった場合、自分で新たに企業を探すのは難しいと感じてしまうでしょう。
もし、就活エージェントや就活サイトに登録をしていなければ、それぞれに登録をして、現状と今後について相談してみましょう。
就活エージェントの場合、独自の選考ルートを持っていることもあるので、新しい企業を紹介してもらうことも可能です。
就活エージェントのサービスを利用し、エントリーシートの添削、模擬面接などをしてもらうのもおすすめです。
希望業界の子会社・グループ企業を視野に入れる
持ち駒が全滅してしまった場合、希望業界(一度受けた企業なども含めて)のグループ企業を視野に入れてみることをおすすめします。
子会社や関連企業であれば、仕事内容や条件が似ている場合が多いので、まだ募集をしている場合はエントリーしてみてはいかがでしょうか?
四季報で業績が伸びている業界を割り出す
就活の参考に「四季報」を利用している人も少なくありません。
四季報にはいくつもの種類があります。
- 会社四季報…一般的に「四季報」といえばコレ。全上場希望を網羅し、プロフィールや株式データなどが分かる
- 日経会社情報…日本経済新聞社発行で、「QUICKコンセンサス」が掲載されているのが特徴
- 就職四季報…就活生が主に利用する四季報であり就職先としての企業データを揃えている
四季報を活用して、業績が伸びている業界をチェックしてみるのも1つの方法です。
一次面接・二次面接が通過した別業界を振り返る
持ち駒が全滅してしまったとしても、企業ごとに結果は異なります。
一次面接・二次面接、それぞれを通過した業界や企業を振り返ってみることも大事です。
面接時の内容なども、異なるかもしれません。
振り返ることで、何らかの気づきがあるはずなので、気づきを参考に新たな業界や企業にエントリーしていきましょう。
学内にある就職課に相談
持ち駒が全滅した場合、最初に学内にある就職課に相談しましょう。
今後何を行うべきが話し合い、新たな企業を紹介してもらうようにしてください。
就職課では足りないと感じる場合には、就活エージェントやその他の就活を支援してる相手に相談をして、持ち駒を増やしていくようにします。
親・親戚・知り合いの伝手を頼る
どうしても内定を獲得したい、就活を1日でも早く終わらせたいと思う場合、親や親戚、知り合いなどのツテを利用する方法もあります。
ツテを使うのはなんとなく、印象がよくないと思う人もいますが、内定獲得のためにはなりふり構わず使えるものは何でも利用する気持ちも必要です。
ツテを使うことは悪いことではありませんが、入社後自分の意志で辞めにくい、気を遣いながら仕事をすることになる場合もあるので、覚悟をしたうえで紹介をしてもらうことになります。
逆求人サイトでオファーを待つ
就活エージェント・就活サイト・就職課を利用した就活で成果を得られなかった場合、逆求人サイトに登録し、おふぁーをまってみるのはいかがでしょうか。
逆求人サイトとは、登録した情報を見た企業が「企業で求めている人材だ」と思った人へ、直接オファーをして面接を行い、お互いが合意をしたうえで内定となる就活方法です。
逆求人サイトのメリットは、登録し情報を入力しておくことで企業からオファーを送ってくるので、他の就活に時間を割くことができます。
落ちた企業の二次募集に応募する
可能性は少ないかもしれませんが、これまでに落ちた企業の二次募集に応募してみることもできます。
企業では採用人数を定めており、1回の選考では目標に人数を採用できないこともあります。
内定者から辞退がでてしまうこともあるので、二次募集をする企業も多いです。
最初から複数回に分けて、内定者を決める企業もあるので、一度落ちてしまったからといって気落ちすることはありません。
情報をチェックして、二次募集をしている場合は再度エントリーしてみましょう。
持ち駒を増やす方法はたくさんありますが、就活開始よりも時間がないので、忙しくなってしまいます。
気持ち的に余裕を作るためにも、就活エージェントや逆求人サイトに登録をしておくと、自分で動かなくても求人情報が手に入ります。
就活の持ち駒を増やす3つのメリット
就活の持ち駒を増やすことは、内定獲得に必要です。
なぜ持ち駒を増やす必要があるのか、持ち駒を増やすことのメリットを3つ紹介します。
- 面接の場馴れができる
- 心理的な安心感が獲得できる
- 希望業界以外で適正な業種が見つかる
メリット①:面接の場馴れができる
全エントリー数の半数くらいは一次面接に進むことが可能だといわれています。
面接の経験が増え、面接が苦手な人でも多少は場慣れができているはずです。
苦手意識がなくならなくても、自然と対応方法が身についているので、就活を始めた頃よりもうまく就活をすることができるでしょう。
メリット②:心理的な安心感が獲得できる
持ち駒は多ければ多いほど良いということはありませんが、一度全滅してしまった持ち駒がまた増えることで、心理的な安心感を獲得することができます。
就活を一から始めることになりますが、これまでに積んだ経験を活かした就活をすることが可能なので、気持ちを切り替えて新たな気持ちで内定獲得を目指しましょう。
メリット③:希望業界以外で適正な業種が見つかる
希望業界で頑張ってきたけれど、思うような結果に繋がらなかった、そういう人もいるはずです。
全滅したことで、改めて自分を見つめ直す時間にもなるので、再度自己分析や適性診断を受けたり、キャリアアドバイザーなどの意見を参考にしていきましょう。
見つめ直してみることで、適正な業種がみつかることもあります。
全落ちしたことも無駄ではありません。
全落ちしたことで、面接慣れやエントリー途への工夫をすることが可能となるので、新たなエントリー時は自分のプラスになっているでしょう。
就活の持ち駒を増やす3つのデメリット
就活の持ち駒を増やすことは大切であり、メリットのあることですが、メリットばかりではありません。
デメリットもあることを理解した上で、持ち駒を増やすようにしましょう。
持ち駒を増やすことのデメリットを3つ解説していきます。
- 増やしすぎると業界研究ができない
- 危機感を覚えられず落とされ続ける可能性がある
- 遠方の企業を選択するとお金が掛かる
デメリット①:増やしすぎると業界研究ができない
就活でのエントリー数は平均20~50社と紹介しましたが、これは平均の数であり、多い人です50社以上の企業へエントリーをする人もいます。
就活は業界研究や企業研究をすることが大切ですが、エントリー数が多ければそれだけ業界研究が必要な企業も増えるので、業界研究ができないということもあるはずです。
簡単に研究をしてしまうと、面接時にボロがでてしまうことになるので、持ち駒はある程度吟味しておく必要があります。
デメリット②:危機感を覚えられず落とされ続ける可能性がある
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」ということわざがありますが、何十社とエントリーすれば1社くらいは内定をもらうことができるだろうと考えてしまうことも考えられます。
とりあえずエントリーをするクセがついてしまい、危機感を感じないままに次々と落とされ続けてしまう可能性があります。
1つ1つの企業としっかり向き合う必要があります。
デメリット③:遠方の企業を選択するとお金が掛かる
就活では自分の住んでいる場所から近いところばかりで就活ができるとは限らず、希望業界の企業が遠方にあるということも少なくありません。
遠方の企業の場合、交通費や宿泊代が必要になり、何社も面接を受ける場合にはその費用も重くのしかかってきます。
近くの企業だけを選ぶことは難しいですが、金銭的な問題から持ち駒を増やせない人もいるのです。
持ち駒がないからと、ただ闇雲にエントリーしていくことは、時間の無駄遣いといえるでしょう。
持ち駒を増やした気持ちも分かりますが、増やせば増やすほど時間も労力を消費していくので、就活につかれてしまいやる気をなくしてしまうこともあります。
就活の持ち駒でよくある質問
就活の持ち駒についてここまで解説をしてきましたが、就活の持ち駒に関してよくある質問を紹介します。
就活の持ち駒について詳しく知りたいと感じている人は、ぜひチェックしてみてください。
- 就活の持ち駒とは何を指すのか?
- 持ち駒の平均個数は何社か?
- 持ち駒の平均個数は何社か?
- 4月・5月に持ち駒は何社あればいいか?
- 持ち駒が多すぎると困る事とは?
就活の持ち駒とは何を指すのか?
幾度も登場している「持ち駒」ですが、持ち駒って何?と思った人もいるかもしれません。
持ち駒とは「企業にエントリーしているが、まだ選考途中で結果が出ていない企業」のことを指しています。
選考途中というのが重要であり、選考まで進んでいるのが「持ち駒」になります。
持ち駒の平均個数は何社か?
先に紹介をしていますが、平均の持ち駒数は6社とされ、実際にエントリー数とは異なります。
持ち駒も含めてエントリー数は20社以上エントリーをし、多い就活生であれば50社以上にエントリーをすることになります。
短期間では終わらないのが就活なのです。
4月・5月に持ち駒は何社あればいいか?
持ち駒の数は、時期によって大きく異なります。
4・5月であれば最初にエントリーしたうちの半数が残っていると良いですが、平均として6社程度が残っていれば良いといわれています。
持ち駒が少なくても、その後の展開で変わってくるので、持ち駒の数だけで安心をすることはできません。
持ち駒が多すぎると困る事とは?
持ち駒を増やしておくことはとても大事ですが、持ち駒が多すぎることで困ることもあります。
- 把握しきれなくなる
- 業界研究・企業研究が追いつかない
- ダブルブッキングを起こす
持ち駒が多い場合は、きちんと把握しておくことが大切です。
持ち駒数は多ければ多いほど良いと思っている人もいるかもしれませんが、業界研究や多すぎて把握しきれなくなることもあります。
自分が対応できる範囲のエントリーをしていきましょう。
就活のメンタル問題
就活は時間をかけて内定を獲得するので、体も疲れますが思っている以上にメンタルを酷使することになります。
事前に意識や対処法を理解しておくことで、気持ち的に余裕を持って就活を続けていくことができるでしょう。
就活におけるメンタルの対処法を5つ紹介します。
- 気楽にやる方法と心構え
- メンタルが弱いなら強くするべき?
- 面接に落ちたら落ち込むのを止める方法はあるか?
- 就活の終わりが見えないと感じた時の対策
- 高学歴でも就活は辛いことが理解されない時
対処①:気楽にやる方法と心構え
就活は気楽にやれないもの、と考えている人も多いですが、辛いと思いながら就活を続けることは心にも身体にも良くありません。
周りと比較してしまうと追い詰められてしまうので、焦らずにマイペースで進めていくことも時には大切です。
自分一人だけで抱え込まず、周囲と協力をしながら就活をすることで、プレッシャーなどが軽減します。
焦りは問題以外の何も生みません、心に余裕を持って就活をすすめていきましょう。
対処②:メンタルが弱いなら強くするべきか?
「メンタルが弱いから就活がキツイ」という人も多いですが、内定が獲得できないと「就活が終わらないのではないか」「また落ちてしまうかも」とマイナスなことばかりを考えてしまいます。
メンタルが弱いなら強くする必要があると思いますが、簡単にはメンタルは強くなりません。
メンタルが強くなることは難しいかもしれませんが、切り替えを早くできるようにすることは必要です。
対処③:面接に落ちたら落ち込むのを止める方法はあるか?
面接で落ちたとき、落ち込んでしまうのは仕方がないでしょう。
しかし落ち込んだままではいられません。
次のエントリーや持ち駒を増やす対策を進めていくことが必要なので、落ち込んでいる時間はありません。
終わったことは終わったことと割り切って、次に進んでいく方が少しでも早く内定獲得に繋がることができます。
対処④:就活の終わりが見えないと感じた時の対策
持ち駒が全滅してしまうと、就活の終わりが見えてこないと感じてしまうはずです。
エントリー数も増え、持ち駒が増えては減りの繰り返しが続くと、卒業までに内定は無理だと諦めてしまうこともあります。
そのような時には、一旦就活から離れたり希望業界に対するこだわりを捨てる、第三者に頼ってみるなど、違ったアプローチをしてみましょう。
異なるアプローチをすることで、展開が変わってきます。
対処⑤:高学歴でも就活は辛いことが理解されない時
学歴やスキルがあれば、就活は簡単に決まるものだと思われてしまうことがあります。
確かに高学歴であれば選べる選択肢は多くなりますが、持ち駒の全滅や思うように就活ができないことは他の就活生と変わりはありません。
理解してもらうことは難しいでしょう。
無理に理解してもらう必要はなく、理解してもらえないことも気にしないことが大切です。
全落ちしてしまうと、就活自体にやる気が出てこなくなりますが、紹介したような悩みがあれば、紹介したような対策を行なう必要があります。
違ったアプローチも1つの方法になるので、気にせず進めていきましょう。
まとめ:就活で全滅しても挽回は可能
就活で持ち駒が全滅してしまう原因と対処法などについて詳しく解説をしました。
就活で持ち駒が全滅してしまうことは、可能性として高く、全滅しまった時は落ち込んでしまうでしょう。
そのまま就活を諦めてしまいたくなりますが、持ち駒が全滅しても挽回することは可能です。
就活エージェントや逆求人サイトの利用、これまでの適性診断から自分に合った業界へのエントリーなど、切り替えをするなどしていくようにしていくことで、内定獲得も可能となります。
早い時期で全滅をしても、挽回する時間はあるので、焦らず就活を続けていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!