「できる仕事がない」という人には、その人の事情・能力・性格など様々な原因があります。この記事では「できる仕事がない」方の特徴・仕事の見つけ方を紹介します。生きていく上では仕事について生活費を稼ぐ必要があります。おすすめの仕事も紹介しているので、仕事探しに悩んでいる方はご一読下さい。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
できる仕事がない人の特徴とその意味
まず、ここではできる仕事がない人の特徴や、「できる仕事がない」という意味について、人それぞれの状況別に考えてみましょう。
一口に「できる仕事がない」という場合にも、やむを得ない事情がある場合と必要な努力によって能力を身に付ければなんとかなる場合があります。それぞれの場合について確認してみましょう。
できる仕事がない人の特徴
「できる仕事がない」という方がいますが、個々人の特徴によって、仕事を探す上でやるべきことも変わります。
まずは「できる仕事ない人」の特徴を「持病や体質がある」「仕事に能力が追いついていない」「やりたいことが見つからない」という3つに分けて見てみましょう。
➀持病や体質がある
1つ目の特徴は、継続的に企業などで働くことが難しい持病や体質を持っていることです。
持病を持っている場合定期的に病院に通院する必要があるため、出勤することが難しくなります。最近ではこうした方でも働ける環境を作っている企業が増えていますが、選べる職場は限られる傾向があります。
またHSPと言われる繊細な方は、職場でされた注意などを気にしすぎてしまうために仕事ができないと言われています。このHSPについては下記の記事で特徴や、向いている仕事を紹介していますので、併せてご確認下さい。
②仕事に能力が追いついていない
できる仕事がない人の2つ目の特徴は、仕事に能力が追いついていないことです。
1つ目の特徴はその人のパーソナリティに関する面でしたが、この2つ目の特徴は能力面から、会社で求められるだけの量や質を仕事でアウトプットできないという特徴です。
この特徴については本人の努力次第で解決できるので、資格を取得したり入社した職場で経験を積んでいけば問題ありません。
③やりたいことが見つからない
3つ目の特徴は、やりたいことが見つからないことです。
これはフリーターや無職の方によく見られる特徴で、やりたい仕事がないので定職につくことができず、いつまでもアルバイトを続けたり仕事をせずに自宅に閉じこもっています。
この場合は自ら積極的にやりたい仕事を見つけに行く必要があります。しかし本人に気力がないと、状況を改善するのは難しいでしょう。
「できる仕事がない」の意味
では、先述した「無職・フリーター」や「仕事に能力が追いついていない」状態は、具体的にどのようなことを意味しているのでしょうか。
ここでは2つのタイプについて、よくある本人の考え方や、生活習慣について紹介します。
無職・フリーターの状態
無職やフリーターの方が「できる仕事がない」場合は、仕事に必要な「能力」というよりは「人間関係」の問題や「自分がやりたいことに割く時間を確保したい」という意味があります。
「人間関係」については、無職やフリーターの方は長期的な人間関係を構築するのが苦手で、正社員として働いた場合に職場の人と上手くやっていく自信がないことが考えられます。
また、フリーターの場合には自分の夢があり、その活動を優先させてくれる職場が少ないという意味で「できる仕事がない」と言っていることもあります。
仕事に能力が追いついていない状態
一方で、「できる仕事がない」のには仕事に必要な能力が追いついていない場合もあります。この場合は自分がやりたい仕事に対して必要な努力ができていないことが多いです。
「仕事に必要な能力」にも様々な程度があり、難関資格を要するレベルの能力が足りていない場合と、社会人として基礎的な能力が身についていない場合があります。
どの場合も自分の現在の能力と仕事で必要な能力が見合っていないので、これから努力する必要があります。
「できる仕事がない」は悪いのか
一般的に「できる仕事がない」と聞くと悪い印象がありますが、その人にとってのやむを得ない事情があることも多く、一概に「悪い」とは言えません。
先述の通り持病や家庭の事情などで仕事に十分に時間を割くことができない場合は、やりたい仕事ができて自分の事情を考慮してくれる職場を探す必要があります。必然的に職場の選択肢が限られ、できる仕事が減るでしょう。
一方で、特殊な事情がない場合には、自分の努力次第でスキルアップは可能です。何を努力すべきかを適切に判断し、必要な努力をすることで解決しましょう。
できる仕事がない・わからない人にオススメの仕事
では、自分にできる仕事がないと悩む方や、自分にできる仕事がわからない方にできる仕事にはどんな物があるのでしょうか。
ここでは「できる仕事がない」と考える方におすすめの6つの仕事を紹介します。比較的に簡単に就ける職にを紹介していくので、この中から自分にもできる仕事を考えてみましょう。
フリーランス|自宅で完結
1つ目の仕事は、フリーランスとして働くことです。
仕事によっては定期的に発注元と直接ミーティングをする仕事もありますが、基本的にはリモートワークが可能です。ネット環境さえ整っていれば場所を選ばずに仕事ができます。
仕事の種類も、クライアントの事業戦略の構築など専門的なスキルが求められる仕事から、データ入力やプレゼン資料作成などの比較的簡単な仕事もあります。クラウドソーシングサービスから出来る仕事を探してみましょう。
事務職|単純作業が多い
2つ目の仕事は事務職です。
事務職の仕事は会社に出勤する必要がある仕事ですが、基本的には応用力が求められる仕事は少なく、一度仕事を覚えたらそれをいかに早く・正確に出来るかを求められます。
また、プライベートを充実させたかったり、家庭の事情で残業が発生する仕事ができない方の場合も、事務職の多くは定時で退社できる場合が多いのでおすすめの仕事の1つです。
大家|不労所得が手に入る
3つ目の仕事は大家です。
大家は自分が所有する不動産を他人に貸して、毎月の賃料を受け取る仕事です。この仕事は職場に出社したり、誰かと常にコミュニケーションをとる必要がないので、一般的な社会人のような働き方が苦手な方にはおすすめの働き方です。
ただ、他者に貸す不動産を所有している必要があったり、そういった不動産を買うための元手の資金が必要になるので、そのお金を稼ぐためには他の仕事をしておく必要があります。
受付|マニュアル通り
4つ目の仕事は、企業や公共施設などの受付です。
受付の仕事も事務職と同じように、基本的にはマニュアル通りなので、1度仕事を覚えたらその通りに仕事を実行するだけです。
ただし、事務職と違うのは社内外の人とのコミュニケーションが必要になるので、人と関わるのが苦手な方の場合は、事務職を選んだ方が良いでしょう。
警備員|見回りだけでOK
5つ目の仕事は、警備員です。
警備員の仕事は、各種施設の出入り口で関係者以外の人の侵入を防いだり、夜間の施設内の巡回などを行う仕事です。基本的には警備室で待機して、防犯カメラの監視をしながら、必要に応じて対応をする仕事です。
この仕事では最低限の報連相は必要ですが、基本的にコミュニケーションが不要なことと、知的な作業などもいらないため誰でも簡単に始められる仕事となっています。
清掃業|しゃべらなくていい
6つ目の仕事は清掃業です。
清掃業は担当する場所によって労働の負荷は変わります。オフィスビルのフロアの清掃では、自動清掃機を操作するだけといったの簡単な仕事がある一方で、外壁の清掃などではゴンドラに乗って危険な作業をする必要もあります。
下記の記事では清掃業がきついと言われる理由や、清掃業の種類・清掃業から発展する高額給料の仕事についても紹介しています。黙々と作業をしながら平均給与並みの収入を得たい方は、下記の記事もご一読下さい。
できる仕事がない人の仕事の探し方
最後に「出来る仕事がない」方に、おすすめの仕事の探し方を紹介します。
一般的な仕事の探し方は新卒時の就職活動や現職の会社からの転職活動などが考えられますが、その他に考えられる方法として、ここでは「ハローワークに行く」ことと「友人・家族に紹介してもらう」という方法を紹介します。
ハローワークに行く
1つ目の方法はハローワークに行くことです。
ハローワークは厚生労働省が管轄する国の職業紹介施設で、全国の幅広い業界の企業がここに職業の情報を提示しています。ハローワークから仕事を探す場合はインターネットから探すことも可能ですが、全国各地に相談所が設置されています。
ハローワークの職員は求職者への仕事の斡旋を仕事としているので、客観的な視点から自分にあった仕事を一緒に探すことが可能です。
友人・家族に紹介してもらう
2つ目の方法は友人や家族に仕事を紹介してもらうことです。
この場合は、知人の職場で人手不足になっていたり、その職場で必要な能力とあなたの能力や職場に求める条件がマッチングしている必要がありますが、お互いに既に面識がある状態なので、面接などが不要な場合があります。
また、友人や家族はハローワークや派遣会社の人以上にあなたのことを知っているので、本質的な意味で貴女にあった仕事を紹介してくれて、長期的に続けられる仕事につける可能性も高まります。
まとめ
この記事では「できる仕事がない」人について、その人の特徴や仕事の探し方について紹介しました。
まずあなたが「出来る仕事がない」と考えている場合、この記事で紹介したどのパターンに当てはまるのかを明確に認識しておく必要があります。
その原因が認識できたら、仕事につくために自分にできることややるべきことを考えて、少しでも早くあなたにあった仕事に付けるように行動するようにしましょう。