富士通は有名企業であり、毎年多くの就活生が選考を受けています。しかし、「富士通は激務」とのうわさもあり、選考を受ける上で不安に感じるかもしれません。実際のところ、富士通は激務なのでしょうか。今回は富士通の働き方の実態について説明するので、選考を受ける際には参考にしてください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
結論|富士通を激務と感じるかは人による
富士通は、「激務だと感じるかどうかは人による」と言えます。富士通の営業職のノルマは厳しく、SE職では長時間勤務になりがちなとは確かです。
その一方で給与は勤務年数に応じて上がっていき、サービス残業などもなく大企業ならではの福利厚生も充実しています。
そのため、「働いている分の対価をしっかりもらっている」と考える人は激務だと感じませんが、「忙しくて毎日仕事しかしていない」と思う人は激務だと感じるでしょう。
富士通の基本情報
富士通の公式HPおよび有価証券報告書を参考に作成した基本情報が以下です。富士通単独の売上は公開されていないため、連結売上の数字を紹介します。
富士通は電子機器メーカーであるものの、メーカーだけに収まらずソリューション事業にも力を入れています。最先端の技術を扱って、商品の開発や企業の課題の解決に挑むのが富士通の仕事です。
また、富士通としては11年ぶりのシステムエンジニア出身の社長が時田隆仁氏です。
どのようなキャリアを歩んできたか、気になる方はぜひ以下の記事を一読ください。
富士通が激務といわれる理由
前述したように、富士通での仕事は忙しく、激務と感じる人がいることも否めません。では、なぜ富士通が激務だと言われるのでしょうか。
- 年功序列が厳しい
- トラブルシューティングに追われる
- 営業のノルマが厳しい
富士通が激務だと言われる理由に上記の3つが考えられます。それぞれの理由について以下で説明します。
年功序列が厳しい
富士通は年功序列が激しく、昇給だけでなく業務の進め方なども年次によって細かく決まっているようです。以下は「富士通の退職エントリ」からの引用です。
富士通には、人材キャリアフレームワークという社員評価制度があり、現場には、入社何年目はこのレベルの仕事、といった暗黙の了解がある。
つまり、業務の進め方の自由度や裁量が非常に限られており、かつ成果を出しても特別ボーナスに反映されることもないようです。決まりを忠実に守って働かなくてはいけないので、人によっては窮屈に感じるでしょう。
トラブルシューティングに追われる
富士通は総合エレクトロニクスメーカーであり、コンピューターや携帯端末、クラウドなど情報通信システムなどを総合的に扱っています。
そのため、商品やサービスのトラブルシューティングが不可欠です。富士通の扱う商品やサービスはコンピューターが中心であるため、どうしても使用中にトラブルが起こってしまいます。
原因究明やその対応、防止策など、顧客では対処しきれない問題が多々あります。アフターフォローの一環として、常にトラブルシューティングに追われる状況に陥りがちです。
営業のノルマが厳しい
富士通の営業職にはノルマが課されています。決してノルマの達成は楽なものだと言えず、特に月末になるとノルマに追われて残業が続くこともあるようです。
また、情報処理サービス系のソリューション営業では動く金額が大きく、一度商品やシステムを導入するとしばらく使い続けることになります。そのため、契約の獲得は決して簡単ではありません。
それにもかかわらず上からはノルマ達成のプレッシャーをかけられるため、激務だと感じる営業職も少なくないのでしょう。
富士通で特に激務なのはSE
富士通でもSE職は残業時間の長さから激務だと感じることが多いと言えます。SE職の中でも特にソフトウェア開発は長時間勤務になりやすく、「月の残業が100時間を超えた」との体験談も多々見られます。
また、2006年には富士通の関連会社でSEの男性が過労死した事件も起こっています。納期だけが決まっている中で試行錯誤しなくてはならず、休日出勤や徹夜作業が続くこともあるようです。$
また、「SEは激務?『辛い』『辞めたい』評判の真相や激務の理由を解説」ではSE職の働き方について詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
富士通の魅力
冒頭で「富士通が激務と感じるかどうかは人による」と述べました。富士通には大企業ならではの仕事のやりがいや良い待遇を手にすることができるからです。
本見出しでは、富士通の魅力について説明します。上記の働き方とあわせて確認し、選考を受けるかどうかの判断材料にしてください。
大規模プロジェクトに携われる
富士通は大企業であるため、規模が大きいプロジェクトも多々あります。官公庁の仕事をしたり、AI開発など最先端技術に携わることができたりと仕事でのやりがいを大きく感じることができるでしょう。
クライアントの中には国際体操連盟もあり、採点支援システムを提供したりもしています。大規模かつ社会的に意義の大きなプロジェクトに関わることができるのは、富士通が長年築き上げてきた地位と信頼の証です。
社内育成制度が整備されている
富士通は社内育成制度が整っています。入社後は半年間研修が用意されています。SEとしてのベーススキルもこの研修期間中に獲得できます。
また、職種別にも多々研修が用意されており、昇格後にも研修を受けることになります。キャリア相談の機会も多々設けられており、富士通が人材育成に力を入れていることがうかがえます。
待遇が良い
富士通の充実した福利厚生や高い給与は大きな魅力だと言えます。高水準の年収は当然ながら、残業代は全額支給され、住宅補助もあります。育休・産休や積立休暇などの制度も整っています。
また、「海外トレーニー制度」があるのが富士通の特徴です。富士通の外国拠点に2年駐在し、人材のグローバル対応力を高める方法です。社内公募で選出されるため、海外志向が強い学生にとっては非常に魅力的でしょう。
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まとめ
年功序列の風土や厳しいノルマ、長時間労働などによって富士通は激務だと言われがちですが、一方で待遇は非常によく、福利厚生も充実しています。
そのため、激務と感じるかどうかは人次第だと言えます。向き・不向きが分かれる会社だとも言えるので、企業研究やOB訪問を進めながら自分にあう企業なのか判断することをおすすめします。