皆さんは、大東建託と聞いて、どんな企業を思い浮かべますか。CMを見たり、話を聞いたことはあるけれど、詳しくは知らないという方もいるのではないでしょうか。今回はそんな大東建託がどんな企業なのか、社長はどんな人物なのか、詳しく記載していきたいと思います。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
大東建託の社長は小林克満
小林克満(こばやしかつま)は大東建託株式会社(以下、大東建託)の代表取締役社長です。ここでは、前社長の経歴などを踏まえながら、現代表取締役社長について様々な角度から見ていくことにしましょう。
企業の口コミ投稿サイトでは、小林克満社長に対して好意的な口コミが多く、従業員から信頼される社長であることが分かります。以下は、口コミサイトに投稿されていた小林克満社長に対する評判です。
4月から社長が変わりました。コミュニケーション能力にたけており気さくで社員思いな社長です。ついていきたい社長です。(30代 / 女性 / 現社員(正社員) / 営業系)
出典:カイシャの評判
大東建託の前社長は熊切直美
大東建託の前社長は、熊切直美(くまきりなおみ)です。岐阜県生まれの61歳です。岐阜大学農学部を卒業後、1981年に測量設計会社に就職しました。
その後、1984年に大東建託(当時の大東興産)に入社し、執行役員住宅販売部長、常務取締役業務本部長そして専務取締役執行役員東日本営業本部長などを歴任しました。
大東建託の前社長(熊切直美)の経歴
熊切直美前社長の主な経歴は以下のようになります。
- 1958:岐阜県出身
- 1981:岐阜大学農学部卒業、測量設計会社に就職して施工管理に従事
- 1984:大東建託(当時の大東興産)に入社、仲介営業を担当
- 1997:経営企画室長に就任
- 2004:取締役に就任
- 2013:代表取締役に就任
- 2019:退任
大東建託入社後は、長らく仲介や販売といった営業に従事し、役員就任後は住宅販売部長、各地域の事業部長などを歴任しました。
大東建託の前社長(熊切直美)の自宅は横浜市にあるようで、退任後は穏やかな生活を送っているようです。
大東建託の前社長(熊切直美)の考え方
熊切直美氏は、営業職として実績を積み重ね続けてきた経験から、社員はがむしゃらに努力すべきという考え方を持っているようです。
28才で見知らぬ土地の賃貸仲介営業のリーダーとなった時は、毎日部下を連れて走り回り、土地勘を養っていたり、海外で権利の交渉からインフラの構築、住居の建築までをマネジメントしたりと、かなりタフな経験を持っています。
実際、就活ジャーナルでのインタビュー記事では、以下のように回答しています。
当社には40年前の創業時から、年齢・性別・学歴に関係なく、仕事の成果で公正に評価する風土があります。頑張れば頑張っただけ、青天井で評価してもらえるのです。これは、脈々と受け継がれてきた社風であり、私にとっても真の意味でのやりがいになっていたと思っています。
社員によっては、このように努力一辺倒の考え方に反発する人もいたと言えるでしょう。
大東建託は建設会社
ここで、大東建託の事業について見ていきましょう。大東建託は、建設会社で大きく2つの事業を展開しています。
まず1つが、アパートやマンション、貸店舗、貸工場、貸倉庫、そして貸事務所などの建設業務です。
そしてもう1つが、入居者斡旋などの不動産仲介業務や建物管理、賃貸借契約管理などの不動産管理業務です。
暖かなCMが話題を呼んだ
大東建託の企業ブランドCMの新シリーズが「見ていて暖かい気持ちになる」と話題を呼びました。
「生きることは、託すこと。」というテーマのもと、父母と息子に焦点を当てたものや、夫と妻にフォーカスしており、俳優の松重豊さん、池松壮亮さん、佐久間由衣さんらが登場します。
見たことがないという方は、大東建託の公式サイトのCMギャラリーから見ることができます。
「成長」編、「縁側」編、「引越」編、「焼魚」編、「団結」編とあり、今の家族と新しい家族の、2つの家族の人間模様を通して描かれる「継承」の物語となっています。
「いい部屋ネット」のイメージを持つ人は多い
大東建託は賃貸不動産の建設、貸出を行う企業であり、エンドユーザーとは「いい部屋ネット」という賃貸住宅仲介サイトを通じて接点を持っています。その他の有名な仲介サイトとしては、「センチュリー21」や「アパマンショップ」などが挙げられます。
しかし、大東建託は単に賃貸住宅の仲介を行なっているだけではありません。土地を持つオーナーに営業を行って賃貸住宅を立てた後、それを大東建託がオーナーから一括で借りあげるような形を取って消費者に貸し出すようなビジネスモデルです。
土地のオーナーは将来の家賃が保証されるため、建設にかかった費用を確実に回収しながら、見せかけの負債で相続税対策などを行えるメリットがあります。
激務という噂もある
大東建託の中でも、営業コンサルタント職および施工管理職は激務と言われることが多いです。
以下の記事では、大東建託の仕事内容を職種別に紹介しています。入社後にはどのような仕事に携わり、どのようなキャリアパスを歩むことができるのか、気になる方はぜひご覧ください。
さらに、以下の記事では施工管理に特化して激務と言われるポイントやメリット、さらには向いている人の特徴などを解説しています。自分自身に適性があるのか、気になる方はぜひご覧ください。
大東建託の社長(小林克満)の出身や経歴
ここでは、大東建託の社長(小林克満)の出身や経歴を見ていきましょう。
小林克満は、2019年4月、大東建託の内規での取締役定年によって代表取締役社長を退任した熊切直美の後任として代表取締役社長に就任しました。
出身大学は、神戸市外語大学を中退したとの噂もありますが、その事実も確認していきたいと思います。
大東建託の社長(小林克満)は愛知県出身で神戸市外国語大学を中退
小林克満は、1961年6月16日に愛知県で生まれました。現在57歳です。大学は、神戸市外国語大学英米学科に入学しますが、1984年に中退します。神戸市外国語大学英米学科は、どのような大学なのでしょうか。
神戸市外国語大学英米学科は、国際的な場で活躍できる、確かな英語力と幅広い教養とを兼ね備えた実力ある国際人の教育を目標した学科です。
同学科では、「話す」「聞く」「読む」「書く」といったバランスの良い英語力を身につけるとともに「語学・文学」「法律・経済・商業」「国際コミュニケーション」などを学びます。
大東建託の社長(小林克満)は1986年に同社に入社
小林克満は、大学中退後、1986年に大東建託に入社しました。その後、同社の商品開発部長をはじめ、様々な役職を経て現在社長となっています。主な経歴は以下の通りです。
執行役員営業統括部長(2011年)、常務執行役員営業統括部長(2012年)、取締役常務執行役員営業統括部長(同年)、常務取締役営業統括部長(2016年)、常務取締役建築事業本部長(2017年)を歴任しました。
さらに2018年からは、専務取締役建築事業本部長を経て、2019年4月から現任である代表取締役社長兼建築事業本部長を勤めています。
大東建託の社長(小林克満)の資産や年収
ここでは、小林克満の資産や年収について、大東建託の役員報酬情報から見ていきましょう。
大東建託の有価証券報告書(2019年3月期)によると、前任の熊切直美氏の報酬額は4億3,000万円、現社長の小林克満氏の報酬額は1億5,400万円となっています。
前任の熊切直美氏はいささかもらいすぎな印象を受けますが、小林克満氏も1億円を超える年収を手にしていることが分かりました。
大東建託では努力次第で高い年収が手に入る
大東建託の経営陣の給料は、他業界と比較してもかなり高額です。それは、不動産業という業界の特性によるものと考えられます。実際、社員でも営業コンサルタントは一部成果型報酬が導入されており、実績によっては高い年収が期待できます。
以下の記事では、大東建託の年収事情について解説しています。職種や勤続年数別にも紹介しているので、入社後のイメージをつけたい方、どの職種が稼げるのか知りたい方はぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか。今回は大東建託の社長、小林克満について記載しました。
大東建託は心暖まるCMの活用などをはじめ、顧客に視覚的に印象的な良企業イメージを打ち出すことに長けているようです。
この記事をきっかけに大東建託に興味を持った方はさらに詳しく調べてみると良いでしょう。