就活生の中には負けず嫌いが長所の方もいるでしょう。面接の自己PRなどにおいて、負けず嫌いを長所としてアピールするためにはどうしたらよいのでしょうか。今回は、負けず嫌いが長所の人の特徴と自己PRのコツを例文を含めて解説します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
負けず嫌いが長所の人の特徴
自己PRで負けず嫌いをアピールしたいという方もいますが、負けず嫌いな人の特徴としてどういったものがあるのでしょうか。
本見出しでは、負けず嫌いな人の特徴を紹介していきます。
特徴①|競争心が強く負けるのが嫌い
負けず嫌いな人は、競争心が強く、とにかく負けたくないという気持ちが人一倍強いという特徴があります。負けず嫌いな人は他人と競争することが好きで、負けることはプライドが許さないという方が多いです。
特徴②|人一倍努力できる
負けず嫌いから生み出されるエネルギーも強いため、人一倍努力できるという点も負けず嫌いな人の特徴です。負けず嫌いな人は負けることを許せないので、絶対に勝つためにストイックになれる性格を持っています。
特徴③|目標に向かって集中して歩み続ける
負けず嫌いの人はある一つの目標に関することなら誰にも負けないというプライドを持ってるため、目標に向かって集中して歩み続けることができます。そのため、そういったいった姿を見た周囲にもポジティブな印象を与えることができます。
負けず嫌いが長所の人の自己PRのコツ
自己PRで負けず嫌いをアピールするためのコツは、どういったものがあるのでしょうか。本見出しでは、自己PRで負けず嫌いをアピールするためのコツを紹介していきます。
コツ①|負けず嫌いを良い意味として発信する
負けず嫌いというのは長所としても、短所としても捉えられる場合があります。同僚と切磋琢磨し仕事を伝えて自分を成長させることができるということが長所です。しかし、ただ単に敵対心が強いと思われることもあります。
そのため負けず嫌いを長所としてアピールするためには、負けず嫌いを良い意味として発信していかなければなりません。
コツ②|具体的な成功体験を伝える
就活において負けず嫌いを自己PRとしてアピールするためには、具体的な成功体験を述べましょう。負けず嫌いな性格により、こういったことで成功することはできた、というエピソードを踏まえて話すとより説得力が増します。
単に「負けることが嫌いだ」というだけではアピールポイントとならないので、負けず嫌いによって成功したことやうまくいったことなどをエピソードとして伝えましょう。
コツ③|挫折から這い上がった経験を伝える
ほとんどの方が、何かしら人生において挫折した経験があると思います。負けず嫌いをアピールするためには、その挫折から這い上がった経験を伝えましょう。
「負けず嫌いだからこそ、挫折した時に努力して乗り越えることができた」というようなエピソードを伝えると、より長所として捉えててもらうことができます。
コツ④|入社後どのように生かせるのか伝える
負けず嫌いな性格が、入社してからどのようなことに生かすことができるのかということを伝えましょう。誰にも負けない営業力をつけたいや、全員に認められるような企画をしたい、など負けず嫌いが発揮できるポイントをアピールしましょう。
入社後のことを伝えることにより、採用担当も採用後の働き方をイメージしやすく印象に残りやすいです。
負けず嫌いが長所の人の自己PR例文
自己PRで負けず嫌いをアピールするためのには、どのように伝えればよいのでしょうか。本見出しでは、自己PRで負けず嫌いをアピールするための例文を紹介していきます。
例文①
私は小さな頃から負けず嫌いでした。運動会では常に一番を目指し、一番を取れなかった時は悔しくてたまらない気持ちになりました。そのため、中学、高校と陸上部に所属し誰よりも速く走れる技術を磨きました。
その結果、高校生の時にインターハイで1位を取ることができました。この負けず嫌いという私の長所を生かして、御社の営業としても1位を取りたいと思います。
この例文では挫折と成長ということが伝わります。また、入社後の目標も当たっているため面接官の印象に残りやすいです。
例文②
私の長所は負けず嫌いなところです。学生時代アルバイトしていた時に経験不足からミスが多く店長に叱られることもたくさんありました。周りからは入ったばかりだから仕方ないと言ってもらえたのですが、負けず嫌いな私はそれが許せませんでした。
業務に早く慣れることができるように自分でノートをつけ、自分の出来るところできないところを詳細に記しました。それを続けることにより、次第に余裕が生まれて跳躍からの評価が上がりました。御社でも自分の負けず嫌いを生かし、現状に満足することなく努力し続けてこうと思っております。
この例文の良いところは、周りから甘やかされても自分で自分を戒めて成長できることをしっかりと伝えているという点です。また入社後の目標もしっかりと述べられており、印象に残る自己PRとなっております。
例文③
私は負けず嫌いな性格のおかげで、全日本大学選手権でチームを優勝へ導くことができました。私は身長160センチと、男子バスケットボールにおいては恵まれていない体格をしています。学生時代はいつも試合をベンチから身を守っていました。
しかし、バスケットボールで日本一になりたいという夢があり、休日でも一日10時間のドリブルとシュート練習を欠かしませんでした。
その結果、大学4年生の時にスタメンを勝ち取ることができ、全日本大学選手権ではチームを優勝に導くと共に最多得点を取ることができました。私は負けず嫌いな性格を生かし、御社でも営業として最多得点を取ることができるよう努力してまいります。
この例文の良いところは負けず嫌いな点だけでなく、自分の夢や目標に向かって努力し続けることができるというものです。努力し続けた結果の成果が大きければ大きいほど、面接官の印象に残る自己PRとなります。
負けず嫌いが長所の人が知っておくべきこと
負けず嫌いな性格の人が知っておくべきことはどういったことでしょうか。本見出しでは、負けず嫌いな性格の人が知っておくべきことを2つの視点から説明します。
負けず嫌いな性格の短所とは
負けず嫌いな性格の人の多くが短気なことや、自己中心的なことを短所として見られてしまいがちです。そのため、負けず嫌いな性格の自分の長所と短所を客観的に知っておく必要があります。
負けず嫌いなので短期や自己中心的な性格だと思われないような、長所を生かした具体的なエピソードを用意しましょう。
負けず嫌いな性格の言い換えとは
負けず嫌いな性格ということは、努力できる性格ということに言い換えることもできます。 負けず嫌いな性格と言うと面接官によっては悪い意味に捉えてしまうこともあるので、「自分は努力することが得意だ」というように言い換えて長所をアピールする方法もあります。
負けず嫌いが長所の人に向いている仕事
負けず嫌いな性格な人が向いている仕事はどういった仕事があるのでしょうか。本見出しでは、負けず嫌いな人が向いてる仕事や、結果が出やすい仕事などを紹介していきます。
仕事①|営業職
負けず嫌いな性格の人に向いてる仕事として営業の仕事があります。営業の仕事は常に結果を求められる仕事で、同僚と比べられることも多いです。
そのため負けず嫌いな人の方が努力することができ、より大きな成果を上げることができます。誰にも負けたくないという気持ちが強い人には営業の仕事をおすすめします。
仕事②|企画・提案
負けず嫌いな人は企画や提案の仕事も向いています。企画や提案を行う仕事は、自分の企画や提案が他人と比べて優れているかを劣っているかで判断されます。
優れていれば採用され、大きなやりがいを得ることができます。企画や提案の仕事も人と比べられる仕事のため、負けず嫌いな人は努力してやりがいを感じることができる仕事です。
負けず嫌いが長所の人は企業に求められる
一般的に負けず嫌いな人は企業から求められることが多いです。その理由としては、企業も競争の中で戦っているので他の企業に負けないよう努力しなければなりません。
負けず嫌いな人は、競争を好み、勝つために努力し続けることができるので企業にとっては有難い存在です。そのため自分の長所が負けず嫌いという性格の人は、自信を持ってしっかりとアピールしましょう。
まとめ
本記事では、負けず嫌いな性格の人の特徴と、自己PRでのコツを紹介しました。負けず嫌いな人は、競争を好み、目標に向かって努力できることから企業でも重宝される存在です。
そのため自信をもって長所としてアピールしてよいのですが、時には負けず嫌いということを言い換えることも大切です。
本記事が少しでもみなさまの役に立てれば幸いです。