就活では望ましい髪型がよく議論されますが、坊主は認められるのでしょうか。男性の中には坊主を好む人も多いものの、実際には面接官にどんな印象を与えることになるか気になってしまうものです。今回は坊主で就活に臨んでも大丈夫なのかどうか、また坊主で就活する時の準備や心構えについて紹介します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活で坊主だと印象が悪いと思う人は多い
一般的に、坊主は就活ではNGだと考えられています。
就活終わったらまた坊主にでもしたいな。
— かふぇいん@童貞軍幹部 (@caffeinecaffe) February 8, 2020
坊主で就活NGらしいからショック
— 無免ライダー (@saiore52) February 12, 2020
上記2つのツイートからわかるように、「就活中は坊主を避けなければならない」という認識が浸透しています。確かに、実際就活をしてみると坊主の人を見かけることはほぼないでしょう。
しかし、だからと言って坊主は就活では絶対にダメだということではありません。
坊主で就活に臨むのは好ましくないのか
坊主は就活でNGというわけではないものの、好ましくない印象を与えてしまうかもしれないと不安に感じてしまうものです。
実際には、坊主でも髪の長さによって印象が変わります。以下で坊主に対するイメージを紹介します。
長さによって印象は変わる
坊主でも、髪の長さによって印象は大きく変わります。就活中はスキンヘッドは避けるようにしてください。
NG|スキンヘッド
スキンヘッドはインパクトがあるものの、就活に適した髪型とは言えません。スキンヘッドをする就活生はまずいないので、採用担当者に「変わり者」などマイナスの印象を与えてしまいます。
また、顔周りの髪の毛がまったくなくなると寂しくなり、表情が乏しく見えてしまいます。面接では受け答えだけでなく豊かな表情なども大切な要素です。髪の毛を全て刈ってスキンヘッドにしてしまうのはおすすめできません。
OK|数ミリ〜数センチ
数ミリ〜数センチの坊主なら就活でも大丈夫です。短髪だと清潔感があり、凛々しい印象を与えることができます。
ただ、やはり坊主は就活では少数派です。周りの目が気になってしまう、面接官からの評価が不安だという場合には避けておいた方が無難ではあります。
業界によって印象は変わる
坊主は受ける業界によっても印象が変わります。堅い業界・職種を志望する場合には坊主以外のヘアスタイルが好まれます。
NG|国家公務員
国家公務員を受けるなら、坊主はやめておきましょう。国家公務員は真面目さや常識が求められる仕事です。
就活に坊主で臨んでいる時点で「常識がない」とみなされたり、「悪目立ちしている」と思われてしまう恐れがあります。
OK|大工・消防士
一方、大工や消防士など肉体労働で長い髪が邪魔になりやすい仕事では坊主が好印象を与えることもあります。体育会系の仕事なら、坊主でも問題ありません。
飲食業界や料理人など、髪の毛が短かければ短いほどよい業界も坊主は好まれます。
坊主で就活に臨むのが好ましくない理由
坊主は就活で必ずしもNGではないものの、やはり好まれないのが事実です。なぜ坊主はよくないのでしょうか。
以下では考えられる理由を2つ説明します。
①威圧的で聡明な印象を与えない
坊主にすると威圧的になり、聡明な印象を相手に与えることが難しくなってしまいます。
就活では誠実かつフレッシュな新卒ならではの素直さが面接官からは求められます。坊主にしてしまうと、企業が求める「新卒らしさ」がどうしても失われてしまいます。
②過去に問題を起こしたと思われる
坊主にしていると、過去に問題を起こしたと思われる可能性もあります。
何か問題を起こした時の償いとして、男性は坊主にすることが慣習的に行われています。そのため、坊主にしていると問題を抱えているとみなされてしまいかねません。
坊主で就活に臨まざるをえない人の対処法
たとえ坊主の印象が悪くとも、「どうしても坊主で就活に臨まなくてはならない」という場合もあるかもしれません。
そんな時にはどうすればよいのでしょうか。以下で3つの対処法を紹介するので、対策しておくことが大切です。
①坊主の理由を用意しておく
坊主で就活に臨む場合は、坊主の理由を用意しておきましょう。聞かれた場合にはすぐに答えられるようにしておくだけでなく、自己紹介などで自分から触れてみるのもおすすめです。
その時、「部活で強制されている」など受動的と捉えられかねない理由は避けるのが無難です。「坊主でいることが自分らしい」と伝え、またなぜ坊主が自分の個性となっているのかをわかりやすく説明してください。
②できる限り伸ばして整える
坊主であっても、できる限り髪を伸ばしてみてください。美容室や理髪店に定期的に通い、整えておくことが大切です。
坊主であっても数センチあれば、それほど他の就活生の中でも浮くことはありません。坊主であること以上に清潔感を意識することが大切です。
③自分のエピソードや背景とマッチしているか再確認する
坊主であることが、自分のエピソードや背景とマッチしているか再確認してみてください。
自分の個性と髪型がマッチしていれば、エピソードと外見両方のインパクトによって面接官に印象を残すことができます。
就活中に美容室で坊主にならないよう注意すべきこと
就活中に美容室に行く時には、就活中であることを伝えましょう。髪を短くしてもらいたい時でも、「坊主は避けてください」と明確に言っておく方が無難です。
また、坊主にならないように散髪中は髪型を随時チェックしておきましょう。スマートフォンに夢中になったり、眠ってしまっている間に短く切られてしまうことも考えられます。
就活の髪型に関する3つの疑問
続いては、就活の髪型にまつわるよくある疑問について紹介します。
髪型は就活での印象を決める大きな要素の1つなので、以下の3つの疑問を解消してから就活に臨むようにしてみてください。
坊主以外に避けるべき髪型はあるか
坊主以外にも就活で避けるべき髪型はいくつかあります。
- 長髪
- カラー
- 剃り込み
- 重い前髪
どれも清潔感に欠け、フレッシュな新卒としての印象を与えることができません。また、堅めの業界では派手なパーマも敬遠される傾向にあります。
就活でワックスはどの程度つけるべきか
就活中ワックスで髪型を整えることは必要ですが、つけすぎて髪がベトベトになってしまったり、毛先を遊ばせすぎたりするのはNGです。
以下の記事では就活でのワックスの役割や使い方、身だしなみの大切さについて説明しています。ワックスを使う必要のある髪型をしているなら、以下の記事も参考にしてください。
オススメの髪型はあるか
清潔感があり、爽やかな印象を与えることができる髪型なら基本的に何でもOKです。前髪が顔にかかりすぎず、襟足が長くなりすぎないようにだけ心がけてください。
ツーブロックやベリーショートが就活では一般的に好まれています。セットが簡単で時間がかからない髪型にしておくこともポイントです。
まとめ
今回は就活における坊主が与える印象について解説しました。
坊主は就活で絶対にNGではないのですが、やはり一般的には好まれず、威圧的な印象を与えてしまいかねない懸念は残ります。
しかし、清潔感があって坊主が自分のアピールポイントとマッチしているなら個性だと割り切ってしまって大丈夫です。必要以上に心配する必要はないので、自信を持って就活に臨んでください。