就活では整髪料を使うべきか迷う方もいますが、身だしなみを整えるという点では使うべきです。この記事ではワックスなどの整髪料を使う時のポイントや身だしなみを整えていない場合に面接官がどう感じるかなどを紹介しています。また整髪した場合に演出できる「印象」についても紹介しているので、是非ご一読下さい。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活では身だしなみも見られている
就職活動をする時は、髪の毛を整えるのにワックスを使っても良いのかと迷ってしまうこともありますが、ワックスを使うことは全く問題ありません。
むしろ、就職活動時はワックスを使って髪を整えて、面接官に清潔感のある印象を持ってもらうようにすべきです。
この記事ではワックスを使うことや、その他就職活動における身だしなみについて詳しく紹介していきます。これから就職活動を始める学生はしっかりと内容を理解しておいて下さい。
面接で身だしなみが整っていない就活生への人事の気持ち
前の見出しで、「ワックスを使っても問題ない」と紹介しましたが、もしワックスを使わずに面接に望んだ場合、面接官がどのように感じるかを紹介します。
就職活動に限らず、身だしなみが整っていない人に対して人は良い印象を持ちません。また自社の面接に対して身なりを整えていないことは、それだけ面接に対する真剣度がないと評価されることになるので、注意が必要だと認識しておきましょう。
だらしないと思う
身だしなみを整えていない就活生に対して、面接官は「だらしない」と感じます。
これは就職活動の面接官に限ったことではなく、街中で見かける人にも髪がボサボサ・衣服にアイロンを掛けていない・髭をそっていない人を見れば、誰でも一緒に仕事をしたいとは思いません。
身だしなみを整えず髪の毛を整えていない場合、面接官はあなたに対して同じような印象を持ちます。面接官は自社で働く人の採用活動を行っているので、見た目の印象も考えて身だしなみは整えておきましょう。
会社の志望順位が低いのかと捉える
また身だしなみを整えなければ、自社に対する志望度が低いと考えます。
志望度が高く絶対に内定を獲得したいと考えている場合は、可能な限りマイナス評価をされる可能性がある点をなくして面接に望むはずです。その中で身なりが整っていない就活生が来れば、面接官は当然「真剣さがない」と評価します。
就職活動は多くの学生が複数の企業の選考を受けて、その中から内定を獲得します。すべての企業から内定を獲得できるわけではないですが、採用される可能性を少しでも高めるために、身だしなみも整えておきましょう。
就活でワックスをつけるのは問題ない
ここまで紹介してきた通り、就活でワックスを付けることは全く問題ありません。
社会人になった後も社内外の人と関わる上で、身だしなみが整っていなければ「この人に仕事を任せて大丈夫か」と心配させることになります。当然、そうなれば周りの人の仕事のしやすさや、あなたに任される仕事の量や質に影響する可能性もあります。
企業に就職した場合は、ほとんどの場合人との協力が必要です。人と関わる時に嫌悪感を抱かれないように、就活の時点から身だしなみを整える習慣をつけておきましょう。
就活でワックスが果たす役割
ここで、就職活動でワックスを使って整髪することにどのような役割や効果があるのかを確認しておきましょう。
ワックスを使うことに問題がなかったとしても、面接でワックスを使って髪を整えることの役割を理解していなければ、面接にそぐわない髪型にしてしまう可能性もあります。
ここでは2つの役割を紹介しますので、ここでお伝えする内容を理解した上で整髪して下さい。
清潔感を演出する
1つ目の役割は、清潔感を演出することです。
髪の毛が短く整髪の必要がない男性でも、ワックスを使って見た目を整えることで、普段以上の清潔感を演出することができ、面接官にも爽やかな印象を持ってもらえます。
特に社外の人との接触が多い会社の面接を受ける時には、身だしなみに気を配っているかについてもある程度評価の対象になります。営業職・受付・コンサルタントなど、渉外業務が発生する仕事を志望する方は必ず整髪をしておきましょう。
見栄えが良くなる
2つ目の役割は、見栄えが良くなることです。
清潔感にも似ていますが、ワックスを使ってパリッと身なりを整えている人と、そうでない人であれば、前者の方が凛とした印象や仕事に真剣に取り組みそうな印象を持ってもらいやすくなります。
また、同じ能力の人が二人いた場合、見た目の印象が良い人の方が企業側も一緒に働きたいと考えます。なので、華美にはせず好印象を持たれるように整髪をしておきましょう。
就活で使うべき整髪料の特徴
ここまでは整髪の方法として「ワックス」を中心に話を進めてきましたが、整髪料にはワックス以外にもいくつかの種類があります。
それぞれの製品には特徴があり、その特徴ごとに使うべきポイントが異なります。正しく整髪を行って好印象を持たれる見た目に出来るように、ここで紹介する3つの整髪料の使い方をしっかりと覚えておいて下さい。
ワックス
1つ目の整髪料はワックスです。
製品によって特徴や用途は異なりますが、一般的にワックスの役割は「髪型を作ること」です。ワックスの種類は主に以下の3つです。
- ファイバータイプ
- マッド・クレイタイプ
- クリームタイプ
ファイバータイプは整髪時のホールド力が強くツヤ感も出せます。マッドタイプも整髪力がありますが、ツヤ感はないので整髪料を付けている印象を持たれづらくなります。クリームは両者の中間のようなタイプですがホールド力がやや弱くなります。
ジェル
2つ目の整髪料はジェルです。ジェルはワックスよりも液状に近い整髪料で、使用した時のツヤ感が最も出やすいタイプです。
ただし、ジェルタイプはハードタイプやスーパーハードタイプのものが多く、整髪直後に髪が固まりやすいです。そのため整髪に慣れていない方の場合は、ワックスを使用したほうが整髪がしやすくなります。
スプレー
3つ目の整髪料はスプレーです。
スプレーの役割はワックスやジェルで形を作った髪の毛を固めることです。そのため整髪時は最後の仕上げとして使用することが多いです。
もしくは、頭頂部の髪の毛が多く整髪後に潰れやすい方の場合は、ワックスやジェルで整髪した直後に吹きかけることで、一日中つぶれにくい髪型を作ることができます。
就活でワックスをつける際の注意点
次に、就活でワックスを付ける際の注意点を確認しておきましょう。
先述の通り、就活のための整髪でのワックスの役割は「清潔感」と「見栄えの良さ」の演出です。
普段のおしゃれとは使用の目的が異なるので、就活目的でワックスを使う際の注意点も押さえておきましょう。
つけすぎに注意する
1つ目の注意点は、付けすぎないようにすることです。
ワックスを付けすぎると、仕事をする時にはそぐわないツヤ感が出てしまうことがあり、TPOをわきまえた身だしなみができない学生と判断されかねません。そうなれば当然内定獲得の可能性は下がります。
なので、就活の面接に望む前の整髪では「この髪型の人と一緒に仕事がしたいか」ということを自問しながら、髪の毛の整い具合を確認しておきましょう。
無香料のものを使用する
2つ目の注意点は、無香料のものを使用することです。
整髪料の中には香料が混ざっているものもありますが、就職面接で「香り」は面接官に余計な不快感を与えることになります。採用の評価に直接つながるかはその企業次第ですが、一般的には心証がよくありません。
なので、就活で使うワックスを買う時には必ず商品表示を確認して、「無香料」と書かれている整髪料を使用しましょう。
就活生の髪型のポイント
最後に、就活生の髪型のポイントについて2つ紹介します。
面接を受ける時にの髪型のポイントは「髪色」と「髪の長さ」です。「清潔感」「見栄えの良さ」を踏まえて、その2つのポイントを意識した髪型に整えましょう。
髪色
1つ目のポイントは、髪色です。
就活時の髪色は、基本的には男女問わず黒髪にしておく必要があります。特に一流企業になるほど身だしなみへの配慮も気にされるので、明るい色にしたことで減点されないように、就活前に黒染めをしておきましょう。
ただし女性の場合は、業界によっては多少は染めていても問題ない場合があります。どの業界でどこまでの髪色の明るさが許されるといった一般的な傾向はないので、気になる方は大学の先輩に質問したり、OB・OG訪問の時に確認しておきましょう。
髪の長さ
2つ目のポイントは、髪の長さです。
男性の場合は耳にかからない程度の長さに切っておきましょう。耳にかかる髪型や長髪は面接官に好印象を持たれることはまずありません。その一方で、2ブロックにしてサイドの髪の毛を刈り過ぎても面接には不適切な髪型になります。
女性の場合は肩に掛かる程度の長さが、長さの限界です。業界によって求められる整髪の程度は変わるものの、長すぎる髪の毛は面接では良い印象を持たれないので、長い方はカットしておきましょう。
まとめ
この記事では就活においてワックスを使うべきかの他に、様々な整髪料の種類と、整髪時のポイントなどを紹介しました。
身だしなみを整えることは、エントリーシートや面接の回答などと比べて準備の優先度は劣ります。ただ、人に不快感を与えない程度の整髪は出来るようにしておく必要があります。
ファッション誌などにも正しい整髪の方法が詳しく書かれていることもあるので、普段整髪する習慣がない方は、整髪料の使い方と併せて好印象を持たれる髪型の作り方もおさえておきましょう。