【2020年】大卒の初任給ランキングを発表!初任給の平均や推移についても解説

就活生が企業を選ぶ基準の一つに、初任給があります。仕事選びは生き方や志向性に通じるものではありますが、生活していくうえで収入は大切な要素です。そこで今回は初任給とは何か、手取り額の計算方法、学歴・企業規模・産業別の状況などについて解説します。

給料

初任給は入社後初めてもらう給与のこと

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初任給とは、入社して初めてもらう給料をさします。そして初任給には、基本給に諸手当が加算されています。諸手当の内容は勤務先によって異なりますが、通勤交通費や住宅手当などが加算されているものです。

ここでは初任給の詳細について、説明します。

初任給の平均は21万200円

厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、大学卒男子の平均初任給は21万2,800円でした。しかし同じ大卒でも女子の初任給は20万6,900円で、全体平均は21万200円となりました。

平成30年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、大卒男女の平均初任給は20万6,700円でした。前年と比較すると、初任給がアップしているのがわかります。

初任給の額はいつまでも続かない

新卒者の中には、初任給の額を翌月以降ももらい続けられると勘違いしている人もいるようです。しかし実際には、4月の初任給の手取り額が一番高額となります。

その理由は、5月の給料からは健康保険料・厚生年金保険料の天引きが始まるからです。4月の初任給よりも、確実に手取り額が少なくなります。

また2年目の6月からは、住民税の天引きが始まります。そのため、さらに手取り額が減る可能性が高いといえます。

初任給と基本給の違い

初任給は基本給だけでなく、諸手当が加算されることは前述しました。 通勤手当や残業手当、住宅手当などは、新入社員にも支給されます。

初任給に含まれる基本給とは、変動することがない給与です。日給・週休・月給など、形態は勤務先によって異なります。

ただし、基本給が全額支給されるのは、企業が定めた所定時間を満たしている場合だけです。遅刻や早退によって減給されることもあるので、覚えておきましょう。

基本給の平均金額はこちらの記事で紹介しています。ぜひご一読ください。

初任給からは社会保険料や税金が引かれる

初任給は、総額をそのままもらえるわけではありません。初任給では健康保険料と年金保険料が徴収されることはありませんが、雇用保険料と税金は引かれます。そのため給与明細でも、総支給額と手取り額の両方が記載されます。

初任給の手取り額の計算方法については、次章で詳述します。

初任給の手取りの計算方法

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令和元年度の大卒初任給の平均総額は、21万200円です。しかし実際の手取り額は、これより低くなります。

ここでは大卒初任給の手取り額について、説明します。

初任給から引かれる税金

入社した4月に支給される初任給から、雇用保険料と税金が引かれることは前述しました。この雇用保険料と税金は、収入によって徴収金額が決まります。

  • 雇用保険料の計算方法/給与の0.3%
  • 所得税/課税所得×税率(年間で算出)

課税所得とは、総収入から通勤手当や旅費を引いた金額から、社会保険料・雇用保険料・様々な所得控除を引いた金額のことです。そして、課税所得額により5~45%の課税率が設けられた「累進課税方式」により、所得税が決定します。

大卒初任給21万200円の場合、

  • 雇用保険料は630円
  • 所得税は約5,000円

なので、手取り額は20万4,570円となります。

初任給翌月から引かれる税金

新卒入社して2回目となる5月の給料からは、健康保険料と厚生年金保険料が徴収されます。この2つも、収入によって徴収金額が異なります

  • 健康保険料/給与の4.985%
  • 厚生年金保険料/給与の8.914%

大卒初任給21万200円の場合、健康保険料は1万478円、厚生年金保険料は1万8,737円です。さらに雇用保険料と所得税も引かれますので、手取り額は17万5,355円となります。

初任給の手取りについては、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。

「手取り額が減るのは就社して何か月目からか」などの案外知らない疑問にもお答えします。

監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。

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