【22卒】理系の就職先ランキングを徹底解剖!4年連続1位の企業は?

理系にはどのような就職先が人気なのでしょうか。理系は推薦で就職する人が多い一方、文系就職を目指す人もいます。今回は理系就職の動向から理系就活生に人気の就職先を紹介します。理系は院に進む人が多く、就活のタイミングが文系よりも遅くなることが多いですが、できるだけ早くから就職について考えておくことをおすすめします。

理系職種

理系の就職動向

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まずは理系の就職動向について説明します。

理系学生の需要は高まっており、理系就職者の割合は右肩上がりです。理系学生を求める企業も多く、就活には有利だと言えるでしょう。

文系の方が理系より就職割合は高い

文系学生の方が、総じて理系より就職割合が高い傾向にあります。以下は、「文部科学省|学校基本調査 - 令和元年度結果の概要」を元に作成した、平成31年3月の学科別卒業者の就職率の割合です。

学科

割合(%)

人文科学

83.0

社会科学

87.2

理学

51.9

工学

59.9

農学

70.9

上記の表からわかるように、人文科学・社会科学の文系学科の大学学部卒業者の割合は80%を超えています。

一方、理系の学生の学部卒業後の就職率が低いのは、半数以上の学生が大学院に進学するからだと考えられます。

理系就職者の割合は右肩上がり

理系学部の多くが卒業後に院に進むと前述したものの、理系就職の選択肢を取る学生も増えていきています。

文部科学省|学校基本調査 - 令和元年度結果の概要」によると、平成21年〜31年の理系学科の学生の就職率は以下のように推移しています。

理学学科の就職率(%)

工学学科の就職率(%)

農学学科の就職率(%)

平成21年

46.1

58.3

62.3

平成26年

44.9

54.6

63.5

平成27年

47.2

57.0

66.0

平成28年

49.2

57.6

67.6

平成29年

49.6

58.4

68.4

平成30年

50.0

59.1

69.3

平成31年

51.9

59.9

70.9

3つの学科とも10年で就職率が上がっています。特に理学学科・農学科では就職率の上昇が大きくなっています。大学院進学だけでなく、理系就職が卒業者の間で選択肢の1つとして定着してきていることがうかがえます。

専門的・技術的職業従事者の割合は右肩上がり

専門的・技術的職業従事者の割合は近年増加しています。「平成31年度 学校基本調査の手引」では、専門的・技術的職業従事者は以下のように定義されています。

高度の専門的水準において,科学的知識を応用した技術的な仕事に従事するもの,及び医療・教育・ 法律・宗教・芸術・その他の専門的性質の仕事に従事するものをいう。この仕事を遂行するには,通 例,大学・研究機関などにおける高度の科学的訓練・その他専門的分野の訓練,又はこれと同程度以 上の実務的経験あるいは芸術上の創造的才能を必要とする。

専門的・技術的職業従事者の具体的な例として、以下の職業が挙げられます。

  • 研究者
  • 製造技術者
  • 化学技術者
  • 建築・土木・測量技術者
  • 情報処理・通信技術者
  • 医師・薬剤師

文系も含めると、教員やデザイナーなども専門的・技術的職業従事者に分類されます。専門的・技術的職業従事者は事務従事者、販売従事者など他の職業をおさえて最も割合が大きくなっています。

文部科学省|学校基本調査 - 令和元年度結果の概要」の図6・図7を参照すると、平成31年は専門的・技術的職業従事者が就職者総数の38.6%を占めており、そのうち16.1%が技術者です。

理系の文系就職はあり?

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理系でも文系就職を選ぶ人がいます。理系学生は論理的思考力があるため、企業からの印象はよい傾向にあります。論理的思考能力を生かして文系就職をするのも、決して悪くない選択肢でしょう

しかし、理系が文系就職をするなら考えておきたいことがいくつかあります。以下の記事では、「なぜ理系就職をしないのか」「教授への相談」など理系が文系就活をする前に押さえておくべきことについて説明しています。

ぜひ、就活を始める前に一読しておいてください。

理系の学部別の主な就職先

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続いては理系の学部別の主な業界・職種を紹介します。

もっと詳しく知りたいという方は、母校の卒業生の進路を確認してみてください。学部別でなく、自分の大学の就職先の傾向がわかります。

理学部

理学部の学生の主な就職先として以下の業界・職種が挙げられます。

  • IT業界
  • 金融
  • 機械メーカー
  • 化学メーカー
  • 製薬会社

理学部の中でも数学科・化学科の場合はIT業界や金融、化学メーカーへ就職する学生が多いようです。生物・バイオ関連の専攻の場合は食品・化学・製薬メーカーやエネルギー関連会社も人気です。

工学部

工学部の学生の主な就職先として以下の業界・職種が挙げられます。

  • IT業界
  • 自動車メーカー
  • 鉄鋼メーカー
  • 機械メーカー
  • 設計・開発エンジニア
  • 生産管理

工学部は専攻によって就職先が異なりますが、総じてメーカー系や理系の開発・研究職、生産管理職を選ぶ学生が多い傾向にあります。

ITエンジニアを志望する学生も多く、またOBの多さから自動車メーカーに就職する学生もめずらしくありません。

農学部

農学部の学生の主な就職先として以下の業界・職種が挙げられます。

  • 食品メーカー
  • 化学メーカー
  • エネルギー企業
  • 公務員

農学部も研究・開発職を志望する学生が大半です。農学部から公務員を目指す人も多く、農林水産省や国土交通省、林野庁や環境省などが志望先として挙げられます。

専攻を生かせば、農学分野の専門性が求められる地方公務員にも受かりやすいと言えるでしょう。

医学部・薬学部

医学部の学生の主な就職先として以下の業界・職種が挙げられます。

  • 大学病院
  • クリニック
  • 調剤薬局
  • 製薬会社
  • 化粧品メーカー

医学部の学生のほとんどが医療施設に就職します。一方薬学部の学生は薬局に限らず、製薬会社や化粧品メーカーなど、メーカーの開発職を目指す人も多く、選択肢を幅広く持っているようです。

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監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。