モーレツ社員は時代遅れの存在か?時代背景や社畜との違いを説明します!

日本では働き方改革が進んでいますが、現代にもモーレツ社員はいます。モーレツ社員と聞くと「昭和の価値観」「時代遅れ」と感じる人もいそうですが、それを望む会社や上司があるのも現実です。そこで今回はモーレツ社員とはどんな人物か、社畜との違いやその特徴について解説します。

働き方

モーレツ社員とは企業に全てを捧げることを厭わない人

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モーレツ社員とは、私生活を省みず、会社や仕事に人生を捧げる勢いで仕事をする会社員を意味します。「企業戦士」や「猛烈社員」と呼ばれることもあります。

ここでは、モーレツ社員の年齢や生まれた背景について解説します。

モーレツ社員の年齢は51才〜73才

日本の世代と時勢についてまとめたのが、以下の表です。

世代

出生年

年齢

時勢

団塊の世代

1947年-1949年

71歳-73歳

第一次ベビーブーム

しらけ世代

1950年-1964年

56歳-70歳

第一次オイルショック

バブル世代

1965年-1969年

51歳-55歳

ツッパリ文化

戦後の高度成長期からバブル時代までを経験した人たちの多くが、モーレツ社員として働いていました。その理由について、次章で説明します。

高度経済成長期以降の日本を支えた”過去の象徴”

第二次世界大戦から復興する過程で、日本は高度経済成長期を迎えました。当時の日本には「アメリカに追いつけ追い越せ」という雰囲気があり、日本のサラリーマンは会社を急成長させるために必死で働いていました。

その背景には、日本企業が終身雇用制だったこと、家庭は女性が守るものという価値観が浸透していたことがあります。つまり、モーレツ社員は過去の象徴といっても過言ではありません。

モーレツ社員と社畜との違い

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近年の若者は、モーレツ社員と社畜を混同してとらえているようです。しかし、この2つは明確に違います。ここでは、モーレツ社員と社畜との違いについて説明します。

①働いた分だけ見返りとなる報酬・給料がもらえた

高度成長期からバブル時代までは、残業時間に上限を設けている会社はほとんどなく、働けば働いた分だけ残業手当が支給されました。また、成果を上げれば確実に昇給し、年収アップにつながっていました。

つまりモーレツ社員には、きちんと見返りがあったということです。現代のブラック企業のように従業員から時間を搾取するのではなく、労働時間を等価交換できた時代でした。

②自ら進んで仕事をしていた

モーレツ社員は、家族より仕事を優先するのが当たり前でした。高度成長期やバブル時代は仕事はいくらでもあり、毎日残業するのは当たり前、帰宅が深夜になることも休日出勤することも、珍しくないことでした。

モーレツ社員は家に寝に帰るようなものでしたが、自ら進んで仕事をしていたので、それをストレスに感じる人は少数派だったようです。自分の仕事が会社の業績アップにつながることがやりがいという人が、大勢いました。薄給で長時間労働を強いられる社畜とは、明確に違います。

モーレツ社員の特徴

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自分が生まれる前の時代だから、よくわからないという人もいることでしょう。ここでは、モーレツ社員の特徴について説明します。自分の周囲に同じタイプの人がいないか、思い浮かべながら読み進めてください。

①会社・仕事を最優先に考える忠誠心の強さ

モーレツ社員にとって最優先なのは、会社であり仕事です。そのため仕事のために、プライベートな予定をキャンセルすることは当然と考えています。会社に対する忠誠心が、とても強いです。

②周囲からの評価やプライドを大切にする

モーレツ社員は、会社や上司に評価されることが何より大事です。また、仕事で結果を出し、会社に貢献するのは当然のことという価値観を持ち、プライドも高い傾向があります。そして、それを隠そうとしません。

③労働時間と給料が釣り合っていると認識している

モーレツ社員は寝食を削って仕事をしますが、その分、残業手当や報奨金をきちんと受け取っています。そのため、自分の労働時間と給料が釣り合っていると認識できるため、激務を苦痛に感じることはありません。

④残業こそ正義

モーレツ社員は、仕事が辛いのは当たり前だと考えています。そして結果を出すためには、自分にできる最大限のパフォーマンスをするものという価値観を持ちます。そのため、毎日の残業は当たり前であり、正義だと考えます。

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監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。