【22卒向け】アサヒビールの年収は?気になる社風・将来性も紹介!
アサヒビールはビール業界では国内トップのシェアを誇る、日本を代表するビールメーカーです。この記事ではそんなアサヒビールの事業内容・平均年収等の給与事情・社風・将来性などを紹介します。アサヒビールへのエントリーを考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
アサヒビールは酒類メーカー
アサヒビールは1889年に創業した、アサヒグループホールディングス傘下のビールメーカーです。アサヒビールの企業情報は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
会社名 | アサヒビール株式会社 |
本社所在地 | 〒130-8602 東京都墨田区吾妻橋1丁目23−1 |
創立 | 1889年 |
社長名 | 塩澤賢一 |
事業内容 | 酒類事業、飲料事業、食料品の製造・販売、国際事業 |
売上 | 9194億円(単体) |
従業員数 | 5,960名(単体) |
アサヒグループは2011年から持株会社制に移行しており、「アサヒビール株式会社」の他に酒類事業・飲料事業など、従事する分野ごとに会社を設立しています。
以下の記事では、アサヒビールの職種別選考フローやESのポイントを紹介しています。エントリーを希望する学生は、ぜひご覧ください。
アサヒビールの給与事情
次はアサヒビールの給与事情を見てみましょう。
ここではアサヒビールの新卒学生向けの募集要項や、各種企業情報の口コミサイトの内容なども引用し、アサヒビールの給与事情を紹介します。
アサヒビールの初任給
アサヒビールの募集要項では初任給は下記のように公表されています。
最終学歴 | アサヒビールの初任給 | 平均初任給 |
大学卒 | 221,500円 | 210,200円 |
大学院卒 | 236,500円 | 238,900円 |
アサヒビールの初任給は最終学歴によって決められており、大学院修了の学生の方が1.5万円高く設定されています。また募集職種は事務系・技術系に分かれていますが、両職種で初任給の額は同じです。
厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)が発表している平均年収と比べると、どちらの初任給もおよそ22〜23.5万円程度なので、一般的な初任給の水準と言えます。
アサヒビールの平均年収・年収推移
有価証券報告書に記載のある過去5年間の平均年間給与は以下の通りです。
年度 | 平均年間給与 |
2019年 | 12,504,038円 |
2018年 | 10,937,459円 |
2017年 | 10,012,219円 |
2016年 | 9,961,548円 |
2015年 | 10,253,888 縁 |
しかし有価証券報告書に記載のある数値は持ち株会社であるアサヒグループHDのものだけなので注意してください。
アサヒビール単独のの平均年収について公表されている情報はありません。そのため、各種企業情報の口コミサイトの情報などを元に紹介します。
媒体 | 平均年収 |
カイシャの評判 | 628万円(平均年齢36.4歳) |
会社四季報(2020年1集) | 996万円(平均年齢42.2歳) |
という企業情報の口コミサイトでは平均年収は36.4歳で628万円カイシャの評判、会社四季報の情報では42.2歳で996万円です。
カイシャの評判の情報は回答者の情報のみの情報なので、会社四季報の情報の方が信憑性があります。
アサグループHDは東洋経済オンラインの年収ランキングでも100位以内に入っているので、実際の平均年収は約1000万円近くと考えられます。
大企業では30代で年収1000万円、40歳で課長や部長など役職に就く場合は1500万円程度の収入になるここともあります。
アサヒビールの職種別年収事例
職種別の年収についても公表されている情報はありません。下記は口コミサイトであるOpenworkで書き込まれている、各書き込みの業種・勤続年数・年収の例です。
職種・部署・役職など | 勤続年数 | 年収 |
事務職 | 20年以上 | 900万円 |
営業 | 15~20年 | 1000万円 |
管理部門 | 5〜10年 | 700万円 |
人事総務 | 5〜10年 | 700万円 |
営業 | 3年未満 | 480万円 |
事務 | 3〜5年 | 300万円 |
Openworkで書き込まれている情報では、相対的に営業職の給与が高く、事務職がやや低くなる傾向にあることが分かります。また、30代後半では年収1000万円を超えることもありますが、これは営業職に限られる可能性があります。
上記の勤続年数と年収の例はあくまでもOpenwork内の回答者の数字です。
また、同サイト内では技術職系の書き込みがありませんが、アサヒビールで働く場合は30歳の時点ではおよそ600〜700万円程度の収入と考えた方が良いでしょう。
アサヒビールのボーナス
アサヒビールのボーナスは募集要項では賞与は年2回(6月、12月)と公表されています。また、Openworkでは下記のような書き込みがあります。
年二回ボーナス、年4〜5ヶ月分。水準は高いと感じる。
2年目480万円。ボーナス込み。基本給ではなく、ボーナスが非常によい。
ボーナスは少なくても2ヶ月分は支給されます。
基本的にボーナスは、一度の賞与で2ヶ月分の額が支給されるようです。一方、基本給がそれほど多くないため給与に対する社員の満足度は人によって異なるようです。
アサヒビールの福利厚生・休暇制度
募集要項ではアサヒビールの福利厚生・休暇制度は下記のように公表されています。
項目 | 詳細 |
福利厚生 | ①社宅・寮制度 借上物件・社有物件を全国に完備。個人のニーズに合わせ物件を選択できる制度 ②カフェテリアプラン 毎年一定の補助額が付与され、豊富なメニューから個人のニーズに合わせて活用できる福利厚生制度 ③その他諸制度 全国に契約保養施設・レジャー施設多数、財形貯蓄、諸貸付金、会員持株会、レクレーション補助、共済制度、 育児・介護支援諸制度 他 |
休暇制度 | 年次有給休暇(10~20日) 慶弔休暇 リフレッシュ休暇 メモリアル休暇、 アサヒナイスライフ休暇(ボランティア休暇) 永年勤続休暇 出産休暇 子育て休暇 介護休暇 など |
福利厚生は独自のプランが提供されています。「カフェテリアプラン」では具体的にどのような制度になっているのか、OB訪問などで社員に聞くと話題のネタになるでしょう。
休暇制度は出産・育児・介護休暇・有給など基本的な休暇制度は網羅されており、その他リフレッシュ休暇やボランティア休暇など、独自の休暇制度なども設けられています。
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監修者プロフィール
三浦拓巳みうらたくみ
1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。