給料日っていつ?場合別に給料日の日時を徹底解説!

給料日がいつなのか、締め日や支払日などを確認したいときがあります。給料振込時間はいつなのか。コンビニに反映される場合と、反映されない場合は何が違うのか。公務員の場合も含めて、給料日に関する疑問に対する答えをまとめました。ご自身がお勤めの会社の締め日を確認し、本記事もご参考にされてください。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

給料日はいつが多いのか

会社で働くと、最も気になるのが給料です。給料日がいつなのかを知るのは、働く意欲を維持するためにも重要でしょう。給料日はいつが多いのか、理由も含めてご説明いたします。

目次

給料日は25日が多い

多くの会社では、給料日は25日です。会社により給料日は異なるものの、以下で述べる理由により25日に支払われる会社が多くなります。

他にも10日や15日、月末払いなどの会社があります。それぞれの支払日が異なるのは、会社の締め日によるものです。ご自身が勤務する会社により、給料日は異なりますのでご確認されると良いでしょう。

会社を経営している人は、事務職員などに給料計算を任せる場合があります。実務に時間がかかるなど、理由を以下でまとめます。

25日が多い理由

給料日が25日に多い理由は大きく分けると以下の3つです。

  • 前月末までの給与計算をするため
  • 事務処理に時間が必要なため
  • 毎月25日は必ず訪れるため

通常給料は、前月分を翌月に支払われます。当月分を支払うには、事務的に業務が追いつかない場合があるからです。また、月末処理にすると、30日ある月もあれば31日ある月も存在します。

2月などは、閏年を気にしなければなりません。毎月同じ処理をし、可能な限り誤差がないようにするには25日が都合が良いのです。

社員は貰う金額に誤差があれば、疑いたくなります。働く意欲を維持するために、毎月遅れなく支払うために余裕をもって25日にしている会社が多いのです。

場合別|給料日はいつなのか

会社により25日に給料日が多いです。しかし、ご自身の立場や状況により給料日が異なる場合があります。場合別に給料日がいつになることが多いのか、以下で見ていきましょう。

場合①|正社員

正社員の場合は、上記でご説明したように25日が多いです。会社により異なる場合はありますが、多くの正社員が25日払いで給料を受け取っています。

正社員は継続して会社に勤務し、退職する場合でも1カ月以上前に申し出る必要があります。退職時に1カ月以上前に申し出るのも、給料計算をしやすくするためです。

昔は終身雇用などが主流でした。定年まで1つの会社に勤める人が多く、転職を考える人は少なかったです。そのため、正社員の給料を遅れなく支払うために、25日に設定している会社が多いのです。

場合②|派遣社員・アルバイト

近年になり派遣社員やアルバイトで生計を立てる人が増加しました。給与の面から見れば、新しい働き方と言えます。派遣社員やアルバイトは、正社員と比べて退職する可能性が高いです。

いつ退職しても会社全体に都合が悪くならないよう、給料の支払いを早くする会社が多くなりました。そのため、15日払いや月末払いが多いです。

中には、15日と月末の2回に分けて給料を支払ってくれる会社もあります。現代の多様な働き方に合わせ、経営者側が努力した結果ともいえるのです。

場合③|公務員

公務員の給料日は、15日以降に支払われると決まっています。国家公務員の場合は16日、地方公務員の場合は15日に支払われることが多くなります。

公務員の給料日は各自治体で取り決められますが、全体の取り決めは人事院で決められています。公務員の人数が多いことにより、15日以降に支払われると決められており、人により若干の誤差がある場合があります。

通常では15日から18日の間に支払われることが多くなります。給与額や全体の動向にも興味がある方は、人事院の統計を参考にされると良いでしょう。

参考:平成30年国家公務員給与等実態調査の結果

給料日がいつか調べる方法

給料日がいつか調べる方法は以下の通りです。現在の職場の給料日を調べるときと、就職先・転職先の給料日を調べるときに分けてご説明いたします。

現在の職場の給料日を調べるとき

既に職場があり、働いている場合に最も早い方法は人に聞くことです。同僚や上司など、ご自身よりも長く働いている人に聞いてみてください。

ほとんどの会社では、個人により給料日が異なることはありません。同僚や上司に給料日を聞くと、ほぼ間違いなく確認できます。

もし聞きにくい状況にある場合は、会社規則をご確認ください。入社時に渡された契約書等に記載されている場合もあります。また、会社ホームページの採用情報に記載されていることも多いです。

就職先・転職先の給料日を調べるとき

就職活動をしている際、就職先や転職先の給料日を調べるには、まず会社のホームページをご確認ください。採用情報のページに記載されていることは多いです。

確実に知りたい場合は、入社面接などで聞いてみるのをおすすめします。面接時点で聞きそびれた場合は、後日電話をして確認すると良いでしょう。

給料日を確認するために電話をするのは勇気がいります。悪い印象を与えないかと不安になるのです。しかし、給料日は会社にとっても重要であり、確認することに是非はありません。しっかりとご確認しましょう。

給料は給料日のいつに振り込まれるのか

給料が給料日のいつに振り込まれるのか気になる人もいます。午前と午後では、気持ち的な余裕が違います。

給料日の時間は銀行の処理によりますが、労働基準監督署により午前10時までに引き出せるよう指導がされています。そのため、通常の会社では午前10時までに給与が引き出せる状態に調整を行います。

給料日にいつの給料が振り込まれるかは締め日による

給料日の給与振り込みの時間は、会社の締め日によるところが大きいです。最近では、24時間振り込み可能なATMもありますが、振り込まれる時間は締め日によるのです。以下で締め日について説明します。

締め日とは

締め日とは、給料を計算する上で設定した期間です。例えば、月末締め翌月25日払いの会社では、前月末に前月分の給与が計算されます。30日ある月では、30日までの計算をし、31日の月では31日までの計算を行います。

いつからいつまでの期間の給料を、25日に振り込むかを定めた期間のことを締め日と言います。多くの会社では、月末締めで給料を計算することが多いでしょう。

締め日はいつなのか

締め日がわからない人は、同僚や上司に聞いてみると良いです。わからない場合は、給料を管理している経理の人に確認することをおすすめします。

締め日により給料が振り込まれるタイミングが異なり、給料支払い日の前日までに振り込み処理が完了している会社では、給料日の10時までに引き出せます。

しかし、給料日当日に振り込み作業を行う会社では、引き出せるまでに時間がかかる場合があるのです。締め日を確認しておくと、ご自身に給料が届くまでの時間を考えられますので、ご確認をおすすめします。

まとめ

給料日に関する疑問をまとめてきました。給料日は知っていても、当日の何時に振り込まれているかを知りたい人は多いです。労働基準監督署が規定した時間は午前10時までです。

ご自身の会社の締め日をご確認いただき、給料が手元に入ってくるまでの計画を立てて生活を送ることをおすすめいたします。

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