手取り17万の人の支出内訳は?貯金の可能性や転職すべきかを徹底解説!

今回は手取りが17万円の人の支出内訳についてご紹介します。手取り17万円で一人暮らしをする場合の家賃の目安や、結婚や車を買うことが出来るかなど、将来設計についても触れていきます。また17万円を手取りで稼ぎたい人にオススメの仕事や、それ以上稼ぎたい人にオススメの仕事も紹介しますので参考にしてください。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

手取り17万の人の額面はおよそ22万円

手取りが17万円の人の額面はおよそ22万円です。手取りは額面給与から、社会保険料や税金を引いた額になります。具体的な控除額のイメージは以下のようになります。

以下の見出しでは、控除の各項目の説明と徴収額について紹介します。

目次

①社会保険料

社会保険料は以下の2つに分類可能です。

  • 健康保険料
  • 厚生年金

社会保険料は、標準月額報酬というものを基準にして計算されます。健康保険料は、社会保険料と雇用保険合わせておよそ14%が毎月控除として引かれます。金額や保険料率の詳細については「平成31年4月分(5月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表」をご覧ください。

②雇用保険

雇用保険は社会保険料よりも引かれる割合が低く、0.3%が控除として引かれます。企業側が0.6%を額面給料とは別に負担しています。

③所得税

所得税は、社会保険料と雇用保険が引かれた金額から引かれる税金で、年収別に段階分けされています。

国税庁の資料「給与所得の源泉徴収税額表(平成31年(2019年)分)」では、額面給料から社会保険料および雇用保険を差し引いた額を基準に、所得税の徴収額が分かります。扶養親族の人数によっても、若干の優遇があります。

④住民税

住民税は均等割と所得割の2つの計算方法があり、両方を合算した金額が徴収されます。所得割では、前年度の年収を基準にして計算され、一律で10%になります。一方、均等割は5,000円です。前年度の年収に応じているので、ボーナスなどを含めることになります。

前年度が無職だった場合は、所得がないので住民税はかかりません。そのため、2年目の手取りの方が1年目より少ない場合もあるようです。

手取り17万は高いとは言えない

最低賃金の兼ね合いもあり住んでいる場所で変わりますが、一般的には平成30年賃金構造基本統計調査結果にもあるように大卒の場合初任給の平均がおよそ21万円で、手取りにするとおよそ16.7万円です。

新卒であれば比較的平均であり、非正規で働いている場合や正社員として複数年勤務している場合は低い金額です。

額面17万の人の手取り額はおよそ13万円

同じ条件で、手取りではなく額面で17万円の人の手取りはおよそ13万円です。額面で17万円の場合は控除される金額も手取りに比べると若干少ないですが、手取りの場合と手元に残る金額におよそ月5万円の差が出るので、年収で考えると大きな差ができます。

アルバイトでも稼げる金額なので転職も検討すると良いでしょう。

以下の記事では、月給17万円の人の状態を詳しく紹介しています。支出内訳だけでなく、生活が厳しいという現実や今後どうすべきかも紹介しているので、苦しんでいる方にとっては役立つはずです。ぜひ一度ご覧ください。

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手取り17万の人の生活費内訳

手取り17万円の人が、都内で一人暮らしをした場合の一般的な生活費の内訳をご紹介しますので、参考にしてもらえればと思います。一人暮らしをしながら貯金が出来るのか気になる方も多いと思うので、合わせてご紹介します。

住宅費

家賃は手取り額の3分の1を目安とするのが良いと言われているので、手取りが17万円の場合は5.7万円になります。都内の23区で一人暮らしを考えている場合は、相場的に江戸川区や葛飾区であればワンルームのマンションに住むことが出来ます。

23区は物件自体の相場が高いので、少し郊外の立川市も視野に入れると物件を探す場合に見つけやすくなります。

住居は生活の拠点になるので、多少の妥協も必要にはなりますが、駅から近いなど優先順位を決めてから探すことがオススメです。

水道光熱費・インターネット回線

水道光熱費は平均して月に1万円、インターネット回線は月5,000円程度が一人暮らしの目安です。夏冬はエアコンの利用などで水道光熱費に若干の変動がありますが、1ヶ月あたり1万円で見ておけば良いでしょう。

インターネット回線に関しては、物件に最初からサービスでWi-Fi環境があるものも増えてきています。また、無料のWi-Fiエリア内にマンションが入っている場合も費用はかからないので節約することが出来ます。

通信費

スマホの通信費は大手キャリアを利用している場合、平均すると月に1万円前後と言われています。 最近は新料金プランも各社で発表されているので、自身の利用料が高いと感じている場合は、プランの見直しも大切です。

またリンク先のような格安スマホに乗り換えることでも大幅に節約ができます。自宅にWi-Fi環境があったり、外出先であまり通信を行わないような場合は通信料の節約ができます。

食費

食費は一人暮らしの場合、1日1,000円前後として3万円程度で見ると良いでしょう。食費の中には外食や飲み会も含まれるので、行くとすれば外食は1食に1,000円、飲み会は5,000円かかるとして、仮に行けたとしても月1回ほどになります。

食費は自炊をするなど節約しやすく、削りやすい部分ではありますが不摂生が続くと体調不良の原因になりかねないので、自身の食費が月にどれくらい必要になるか意識してみると良いでしょう。

日用品

日用品の中には、化粧品などの消耗品も含まれます。家賃や水道光熱費など、生活するうえで必要な金額に貯金を合わせた金額から差し引いた残りでやりくりする項目になりますが、食費と同じように消耗品を買う頻度やタイミングを意識することが大切です。

日用品を買ったばかりなど、タイミングによっては少し余裕が出る可能性がある項目なので、余裕ができても全て使わずに翌月に回すなどの工夫も必要です。

その他

思わぬ出費や急病の際の医療費など、何かあった場合に手元に1万円がある場合とない場合では安心感が違います。貯金とは別に用意しておくことで、余裕がある月は趣味に使ったり、貯金に回したりと用途も幅広く使うことができます。

また、交際費として使う場合もあるので貯金と同じように前もって貯めておいて、予定が決まっている月にまとめて使うという方法も可能です。

貯金

貯金は一般的に手取り額の2~3割が一人暮らしの目標となるので、手取りが17万円の場合は無理せずに毎月3万円程度貯金出来れば良い方です。

貯金は意識しないとなかなか出来ない場合もあるので、給料が入ったら先に決まった貯金額を別口座に振り込んでおくなど、工夫をすることで毎月貯金することが出来ます。

貯金は何かあった場合に生活費に充てることができたりと、あるに越したことはないですが無理に節約をして貯金をするとストレスに感じてしまい上手く貯金できない場合もあるので、無理せず楽しみながら貯金をすることが大切です。

実家暮らしや寮で負担を軽減できる

一人暮らしをすることが夢という人もいるかと思いますが、無理に一人暮らしをせずに実家暮らしや、会社の寮がある場合は寮生活をすることで生活費を抑えることができます。

家賃や水道光熱費など、負担を抑えることが出来る項目は多いので、その分を貯金に回し余裕が出来てから一人暮らしをするのも選択の一つです。

自動車購入や結婚は難しい

うまくやりくりをすることで、一人暮らしでも貯金をしながらの生活はできますが、車など高額な買い物や結婚となると厳しいところが出てきます。

将来設計や目標として今すぐにではなく日々の仕事を頑張り、貯金や手取りが増えてから実現出来るように意識することで仕事へのモチベーションもあがります。

手取り17万の人は転職を検討すべきか

手取り17万円でも生活は出来ますが、将来的に考えて転職を検討した方が良い場合もあります。現状は問題なくても、長く働くということを視野に入れるとより現実味が出て来るので以下にご説明します。

20代後半で正社員を務める人

新入社員での入社や地方で働いているという場合を除き、大卒で都内や首都圏で複数年正社員として勤務している場合は、手取りが明らかに低いので早めに転職を検討した方が良いです。

首都圏であればアルバイトでも頑張れば稼げる金額なので、老後の生活を考える上で30代手前になっても手取り17万円の場合は、将来的な昇給も望めないので良い中小企業に落ち着かなければ老後が厳しいものになってしまいます。

20代後半で正社員にも関わらず、手取りが17万というのは、ブラック企業である可能性もあります。以下の記事では、ブラック企業のあるあると、最悪の場合を想定したバックレることで逃げるという手段を紹介しています。

どちらも残業が常態化した企業に務める方向けの内容となっているので、ぜひご覧ください。

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ボーナスなしの人

ボーナスも社会保険料や税金は控除されてしまいますが、ボーナスがある場合は、手取り17万円の場合でも年に何回かまとまった金額を手にすることができます。

また、ボーナスを浪費せずに引っ越しなどの費用に有効に使ったり、貯金に回すことで将来設計も現実的に考えやすくなり、金銭的にも余裕が生まれやすくなります。

一般的にボーナスは、月給数ヶ月分のように自身の月給が反映されるケースが多く、ボーナスがある、なしでは年収で大きな差が生まれるのでボーナスがない場合も転職を検討した方が良いです。

手取り17万を稼ぎたい人にオススメの仕事

手取りで17万円を稼ぎたい人にオススメの仕事は、サービス業や小売業です。いずれも事務などの内勤ではなく、店頭に立つ仕事になりますが人手不足の店舗や企業も多いです。また営業職も求人が多く、頑張れば歩合による給料の上乗せも可能です。

手取り17万では満足しない人にオススメの仕事

手取りで17万円では満足しない人にオススメの仕事は、エンジニアなどIT分野に関する仕事です。人手不足はもちろんですが、経験を積むことで将来的にフリーで働くこともできる仕事です。

資格をもっていれば薬剤師もオススメです。高齢化が進んでおり、人手不足の問題もあるので将来的にも安定出来ます。

まとめ

手取りが17万円の場合でも貯金をしながら一人暮らしをすることはできますが、自分の将来を考えた時に、場合によっては転職を視野に入れることも大切です。

職場にしっかりと昇給やボーナスがある場合は、日々の仕事に取り組み結果を出すことで手取りも増えていくので、前向きに考えキャリアを積むことが今後に繋がります。

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