仕事が終わってから早く帰りたいと思う人は多いと思います。そこで、定時ダッシュで自分の時間をキープすることがお勧めです。しかし、「定時ダッシュなんてしたら周りから嫌われちゃうんじゃ…」「いやそもそも気まずくてできない」なんて人もいるでしょう。なので、今回は定時ダッシュのメリットやデメリット、実際のやり方などを詳しく解説します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
定時ダッシュとは
よし!定時ダッシュする準備できた
— 独り言 (@hitorigoto3018) 2020年1月4日
定時ダッシュとは、定時になった瞬間に帰宅することです。読んで字の如くです。似た意味で「定時退社」というものがありますが、こちらより定時ダッシュの方が急いで帰る、というイメージです。
定時ダッシュのメリット・デメリット
さて、定時ダッシュにはどんなメリット・デメリットがあるかここで解説していきます。
メリット
まずは定時ダッシュのメリットです。
①時間を有効に使える
仕事が終わってから、ゲームをする、テレビを見る、家事をする、勉強をする…たくさんやりたいことがあると思います。
特に、新入社員は経済的に余裕が生まれできることが増えたのではないでしょうか。
定時ダッシュはやりたいことをフル活用する為の最も効率のいい手段です。
やりたいことが沢山あるのに定時を過ぎてからダラダラ帰れないのはストレスでしかありません。すぐに帰りましょう。
②仕事が早くなる
定時ダッシュの条件として、1日の仕事が完璧に終わっているが必須となります。つまり、常日頃から定時ダッシュを意識して仕事をすると、如何に効率よく業務をこなせるか、が重要になってきます。
副産物に近いですが、定時ダッシュを意識して仕事をすることによって、仕事をこなすスピードがどんどん早くなっていきます。
欧米では、仕事を早く終わらせる人が有能として評価されます。会社によっては、定時ダッシュを繰り返すことによって評価が上がるかもしれません。
デメリット
当然、メリットばかりではありません。以下のデメリットが発生することを念頭に置きましょう。
①周りからの評価が下がる
先ほどは欧米の例を出しましたが、残念ながら日本はまだまだ「残業が多く沢山仕事をしている人は優秀」というイメージが払拭されていません。働き方改革で徐々に改善はされていますが、古い体制の会社というものは依然残っています。
古い体制の会社だと、どんなに仕事をこなしても、定時ダッシュをしているだけで評価が下がってしまう可能性はあります。
更に、上司だけではなく同僚からも疎まれる、なんてこともあります。職場の人間関係は大切ですので、定時ダッシュのやりすぎには気をつけましょう。
②残業ができない
当然と言えば当然なことですが、重要です。残業代がキッチリ出る会社で勤める場合、毎日定時で帰っていると残業ができないため、残業代が出ません。
残業代が無いと、余暇に使うお金が無いなんてことがありえます。1日の業務が多いなと感じ、懐事情が寂しかったら自ら残業を視野に入れて計画を立てましょう。
定時ダッシュがしやすい人・しにくい人
では、実際に定時ダッシュに向いている人や逆にしにくい人はどんな人かを解説していきます。
しやすい人
以下が定時ダッシュがしやすい、しても評価が落ちない人の特徴です。
家庭がある人
「この後子供を迎えに…」「帰ってすぐご飯を作ってあげなきゃ…」という特に子供がいる家庭を持っている人は定時ダッシュがしやすいです。周りも「子供のためならしかたないな…」となり、「あの人なら仕方ない」という空気が完成されます。
冠婚葬祭・体調不良など
冠婚葬祭などの大きな用事がある人は定時ダッシュをしても許されます。人生において一大イベントになるので、定時ダッシュどころか有給休暇も簡単に取れるレベルです。ポイントは、あらかじめ周りに伝えておくと定時ダッシュがしやすくなります。
また、体調不良の人も同様にやりやすいです。周りからしても心配でしょうから、体調不良の際は素直にすぐ帰りましょう。
しにくい人
逆に、定時ダッシュがしにくい人とはどのような人でしょうか。解説していきます。
新入社員
新入社員は、会社内で一番立場が低いです。そのため、「あの人新入社員のくせに定時ダッシュしてる…」なんて陰口を叩かれるかもしれません。
入社して数ヶ月は、定時ダッシュは控えめにするのが賢明です。
しかし、新入社員は仕事が少ないことも事実です。定時になり仕事を終わらせたら、雑用をこなし(ゴミ捨てや加湿器などの掃除など)、サッと定時退社をすることが早く帰るためのポイントです。
仕事が遅い人
先述した通り、定時ダッシュをするためにはその日の仕事を終わらせる必要があります。
逆を言えば、仕事が終わっていないのに定時ダッシュをすることはタブーです。著しく周りからの評価を落としますし、仕事が終わっていないのであれば周りに迷惑がかかります。
定時ダッシュをしたいなら、まず仕事を終わらせましょう。
定時ダッシュに罪悪感を感じる理由
定時ダッシュは魅力的だが、どうしても罪悪感を感じてしまいできない人も中にはいると思います。なぜ罪悪感を感じるかを解説していきましょう。
①周りが皆残業をしている
帰る際、周りが皆残業をしていると自分一人だけ帰りにくいと感じてしまい、どうしても、気が引けてしまいます。
しかし、あなたはもう仕事を終えているのです。本来なら堂々と帰っていいのですから、胸を張って帰りましょう。
どうしても気になるのであれば、周りを見ずに帰る、誰かを巻き込むなど対策をとってください。
②悪いことをしているという気になってしまう
定時ダッシュはサボりで悪という考え方が古い考えをする人の中には残っています。先述した通り、日本は残業が正義という考え方が根強く残っています。中にはこの考えの元育ってきた人もいるでしょう。
定時ダッシュを悪だと思っていれば、当然定時ダッシュの際、罪悪感が発生してしまいます。
定時ダッシュをする人が抑えておきたいポイント
では、実際に定時ダッシュを行う際のポイントを解説していきます。
①仕事を終わらせる
何度も繰り返しますが、まずは仕事を終わらせてください。では、早く仕事を終わらせる為に必要なポイントを挙げていきます。
・仕事の納期を把握し全体のスケジュールを立てる
・1日のスケジュールを余裕を持って立てる
・実行する
まず全体像を把握するために納期を確認してください。そして、1日あたりにどれくらい作業をすれば納期に間に合うか、を考えましょう。
また、突然別業務を振られることもありますから余裕を持って1日の計画を立てましょう。後は実行のみです。
②日頃からプライベート重視をアピール
普段の会話から、プライベートを重視している、またはプライベートが忙しいことをアピールしてください。結果、「あの人はプライベートが忙しいから仕方ない」と周りに思わせることができます。
周りからの視線が無くなれば、定時ダッシュを阻むものなんてありません。堂々と帰りましょう。
③気にしない
ある意味一番重要です。周りに陰口を叩かれようが気にせず帰ることができれば何も問題ありません。
そもそも、仕事を早く終わらせることは本来称賛されることです。何も間違ったことはしていません。むしろ、間違っているのは周りの残業組です。
もちろん、仕事量の違いなどはありますが、本来ならば社員全員が帰る時間が定時です。定時を守ることが正解ですから、胸を張りましょう。
陰口を叩く人たちは仕事の手際が遅く帰れない人達です。帰れずに妬んでるだけなので気にせず帰りましょう。
定時ダッシュをする際の言い方・伝え方
ここでは筆者が実際に使った定時ダッシュの言い方を伝授します。
自分「お疲れ様です。お先に失礼します。」
上司「お疲れ様…あれ?もう帰るの?」
自分「はい。今日の分は提出済みです。お疲れ様です。」ここでもう歩き出します
上司「あ、そう…お疲れ~」
ポイント:「お疲れ様です。」と言ったらすぐに行動に移しましょう。
出口付近
喫煙者の上司「あれ?もう帰るの?」
自分「はい。このあとすぐに用事があり移動しなければならないので。お疲れ様です。」
上司「お疲れ~」
ポイント:時計を見ながら走ると効果的です。
まとめ
定時ダッシュは、得られるリターンは大きいですが失うものもあります。自分にとって何が重要かをよく考えて、行動してください。
自分にとって時間が大切、というのであれば、この記事を参考に定時ダッシュを成功させよりよいワークライフを送りましょう。