体調が悪く吐き気を感じる場合は、仕事のストレスが原因の場合もあります。吐き気で仕事に行けなかったり、休みたいと思うときもあるでしょう。仕事のストレスで吐き気が続く場合は医者に診断してもらうべきなのか、本記事では仕事による吐き気の症状や対策を紹介していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
仕事が原因で吐き気を感じる人は多い
仕事のストレスやプレッシャーが原因で吐き気を感じる人は少なくありません。特に、大きな仕事を任される30代や40代の人は、仕事が原因で何らかの症状を患っている人もいます。
やりたくないことをやり続けた結果
朝吐き気は止まらなくなるしギリギリまで起きれないし仕事中も吐き気がするしTwitterで愚痴を吐き出さないと精神が崩壊するし過去の失敗の反芻が今までより酷くなったし死にたいという感情が生まれたしこの世に対する憎しみも増えた
— 人生の愚痴bot (@shakainoguchi) January 26, 2020
おはようです😃
今日も
仕事行きたくない病です
心臓が異常なほどドキドキする
胸が刺すような痛み
今度、先生に紹介書いてもらって
専門的に診てもらおうかな
吐き気は相変わらず…
何か色々限界みたいでも2月14日までは頑張る
職場のあの子から
チョコもらえるまでは辞めない
テヘ#仕事やめたい— 勇気村 (@F60hh) January 20, 2020
吐き気をもよおす場合は同時に、胸の動悸や息苦しさ、精神面に何らかの症状がでる場合があります。特に上記のように仕事のことを考えると吐き気などの症状が出る場合は、仕事のストレスが原因の可能性が高いです。
5分でできるストレスチェック
実際に、今自分がどのくらいストレスを感じているのかわからない場合があります。常に冷静で客観的に自分のことを見ることができる場合は大丈夫ですが、こころの余裕がなくなるとそうはいきません。
今の自分の状態を客観的に見ることができない、仕事のことを考えると不安や吐き気が襲ってくるという方は「職場のストレスセルフチェック」をしてみるとよいでしょう。今の職場で自分がどれくらいストレスを感じているかわかります。
仕事が原因で吐き気がある人の4つの症状
仕事が原因でストレスを感じている人はどんな症状があるのでしょうか。吐き気はもちろん、その他にもいろいろな症状があります。本見出しではその中でも特徴的な4つの場合をみていきます。
①寝起き・通勤時に吐き気がする
寝起きや通勤時に吐き気を感じるときは、仕事にストレスを感じている可能性が高いです。本来であれば朝は体が一番元気な状態です。
すっきり起きて清々しい朝を迎えることができるはずですが、朝から吐き気を感じるということはストレスを感じているという体からのサインです。また、通勤時に吐き気を感じる場合は、「仕事に行きたくない」というストレスからきている可能性が高いです。
②涙が止まらない
過度のストレスを感じると自律神経が正常な状態でなくなり、涙が止まらなかったりする場合があります。特に仕事でストレスを感じている場合はこういった症状が出やすいです。
職場のトイレや通勤時、帰宅時にこういった症状が出た場合は注意が必要です。吐き気と同時に涙が止まらない場合は、自分でも気が付かないうちに大きなストレスを感じている場合があります。
③頭痛で仕事にならない
吐き気と同時に頭痛がある場合も、仕事によるストレスの可能性があります。職場で仕事を頼まれた時から頭痛が治らない場合や、嫌いな人と話をした後から頭痛が始まった場合などは職場に問題があります。
職場の人間関係に悩んでいるときは、頭痛を引き起こす可能性が高いです。吐き気と頭痛で仕事にならない場合はかなり大きなストレスを感じていますので、早急に対処したほうがよいでしょう。
④日常生活でもめまいを感じる
職場だけでなく、日常生活においても吐き気とめまいを感じる場合はかなり重症です。過度のストレスやプレッシャーを感じている可能性があります。特に若い人ほどめまいを起こす可能性が高く、そういった場合は要注意です。
吐き気やめまいだけでなく合併症を引き起こす可能性もありますので、早めに病院へ行った方がいいでしょう。また、メニエール病にかかっている疑いもありますので、病院へいって医者に診断してもうことをおすすめします。
体調面以外にもストレスが現れることがある
ストレスを感じると体に異変が起きる場合もありますが、精神や行動にも影響を受ける場合があります。具体的にどういった場合が危険なのか、解説していきます。
精神面への影響|うつ病に発展する可能性
ストレスが精神面に影響を与えるとイライラしやすくなったり、やる気が起きなくなったりと精神面に影響があります。普段温厚な人が急に怒りっぽくなったり、仕事に積極的に取り組んでいた人がやる気がなくなってしまったりしたときは要注意です。
もし、そういった状態をそのまま放置すれば、うつ病に発展する可能性があります。自律神経に異常をきたすと最悪の場合仕事ができなくなったり、退職したりしなければならない状態に陥ることもあります。
行動面への影響|自暴自棄になる可能性
もし、急に行動が変わってしまう場合も、仕事によるストレスが原因の可能性があります。急に暴言を吐いたり、全くお酒を飲まなかった人が急に大量にお酒を飲み始めたりする場合は要注意です。
そういった行動がエスカレートし、自暴自棄になって取り返しのつかない行動を引き起こしてしまうこともあります。そうならない為にも、少しでも異常を感じたら早めに対処することが重要です。
吐き気を感じるほど仕事で追い込まれる原因
吐き気を感じるほど仕事で追い込まれるようなときは、どのような事態が起こっているのでしょうか。優秀過ぎて潰される場合や、職場がブラックな場合があります。優秀な人は妬まれやすく上司や同僚に潰される可能性もあります。
また、ブラック企業に勤めていると、休みがなかったり、パワハラを受けたりとストレスを感じる機会は多いです。以下の記事ではそういった場合を詳しく説明していますので、興味ある方はご参照ください。
仕事で吐き気がする人の対策
仕事で吐き気を感じてそのまま放置しておくのはよくありません。最悪の場合、働くことができなくなる可能性がありますので早めに対処すべきです。本見出しではその対策を紹介します。
病院を受診する
まずはやはり病院を受診すべきです。自分では間違った見解をしている可能性もありますので、専門医に診てもらいましょう。仕事でストレスや吐き気を感じる場合の受診先は、内科と心療内科があります。
内科を受診する
内科を受診する場合は以下のような症状のときです。
- 吐き気がある
- 頭痛がある
- めまいを感じる
上記のような症状の場合は、以下のような病気の疑いもあります。
- 感染性胃腸炎
- 逆流性食道炎
- 急性胃炎
- クモ膜下出血
- 片頭痛
- 脳卒中
- メニエール病
もし少しでも体に異変を感じたら、重症化しないように早めに受診すべきです。
心療内科を受診する
診療内科を受診する場合は以下のような症状のときです。
- 涙が止まらない
- イライラする
- やる気が起きない
- 自暴自棄になっている
- 気分の波が激しい
上記のような症状の場合は、以下のような病気の疑いもあります。
- うつ病
- 双極性障害
- 適応障害
- パニック障害
精神的におかしいと感じたり、周りから異常を指摘されたりした場合は、早めに心療内科を受診すべきです。
十分な睡眠時間を確保する
十分に睡眠時間を確保できないと人間の脳はストレスを感じます。睡眠はストレス解消法の基本で、眠ることにより脳を休める最大の癒しとなります。良質の睡眠がとれていれば、少々のストレスがあっても心と体の健康は保てます。
ですので、睡眠時間が短い、十分にとれない人は、睡眠時間を確保することで吐き気がおさまる場合もあります。
ストレッチで体を動かす
ストレッチは、体に心地良い刺激を与えてくれます。この刺激によって、リラックス効果が生まれ、ストレスは解消されていきます。特に現代人はパソコンでの作業が多いため、体を動かすことが少なくストレスが溜まりがちです。
ですので、寝る前3分でいいのでストレッチするべきです。体がほぐれ、温かくなり、リラックスすることにより良質な睡眠ができます。
感動できる映画・ドラマをみる
ストレスを感じているときは、心を動かすことは大切なことです。心も体同様、動かさなければ固まってしまいます。感動できる映画やドラマをみて、感情のままに涙を流してみましょう。
意外なほどスッキリするはずです。そうやって固まった心を動かすことにより、ストレス発散することができます。
食生活に気をつける
健康な体と心は健康な食事からです。食生活の偏りがストレスを招いている可能性もあります。また、仕事で時間がないからと食事をおろそかにするのも、ストレスを溜め込む原因です。
しっかりとした食生活を意識して、吐き気やストレスに負けない体づくりをしましょう。健康に気を使っている人はストレスを感じない人が多いです。
休職を願い出る
どうしても吐き気がおさまらなくて働けないときは休職を願い出るのも一つの手です。体調が悪い時に無理に働くと、最悪の場合は働けなくなる可能性があります。無理だけは禁物です。休職を願い出ることにより、職場に迷惑が掛かるかもしれません。
しかし、無理に働くことにより、体調が悪化し急に休まなければいけなくなった、退職しなければならなくなったといったほうが迷惑を掛けます。ですので、無理はせず早めに願い出ましょう。
転職に備えて知っておくべきこと
吐き気やストレスで働けない、もしくは職場を変わった方がいいという結論になる可能性もあります。そういった場合は転職も考えるべきです。しかし、何の知識もなく転職するのは不安ですので、転職に備えてある程度の知識があると良いです。
前職の退職理由を正直に言うのは避ける
もし、吐き気やストレスで仕事を辞めた場合、転職するときの面接の際にその理由を正直に言うのは避けたほうが無難です。せっかく雇っても、またそういった理由で辞めるのではないか、と思われてしまうこともあります。
ですので、転職を通じて目指している目標や、キャリアに対して持っている考え方など、前向きな理由を言いましょう。
失業保険で少しの間なら生活できる
たとえ会社を辞めても失業保険というものがあります。失業保険には会社都合(特定受給資格者)と自己都合があります。
自己都合の場合は、失業保険を受給するためには、過去2年間で12カ月以上雇用保険に加入している必要があります。特定受給資格者の場合は、過去1年間で6カ月以上雇用保険に加入していれば受給対象となります 。
受給額はそれぞれの場合により異なりますが、おおよそ給料の50%~80%です。そういったことを知っておくことも、転職する際の不安を取り除く材料となります。
まとめ
本記事では、仕事で吐き気を感じる場合の原因と対処法を紹介しました。大切なのは少しでもおかしいなと感じたら、早めに対処することです。取り返しがつかなくなる前に、環境を変えることも大切です。
ここで紹介した原因や対策が、一人でも多くの方の参考になればと思います。