高速道路や国道でよく走っている大型トラックドライバーですが、大型トラックドライバーの仕事の範囲や給料が気になる方も多いと思います。本記事では大型トラックドライバーの仕事の範囲や給与事情、今後の動向を紹介しています。大型トラックドライバーを目指している方はぜひ参考にしてください。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
大型トラックドライバーの給料は低い
トラックドライバーの給料は他業界と比べて低いと言われています。マイナビの2019年度版職種別年収ランキングでは311職種中127位にランクインしています。
職種別では半分より上位にはランクインしていますが、仕事内容が厳しい環境があります。そんなトラックドライバーの情報、年収、動向を紹介します。
大型トラックドライバーの基本情報
本見出しでは大型トラックドライバーの基本情報としてドライバー業界の構造と大型トラックドライバーの仕事内容を紹介します。
ドライバー業界の構造
大型、普通・小型ドライバーを含むトラックドライバー業界は3つの形態に分かります。
自家用(自家の荷物を扱う車輌)と営業用(他社の荷物を有償で扱う車輌)に分かれ、さらに営業用は 一般貨物自動車運送事業(顧客が2社以上)と特定貨物自動車運送事業(顧客が1社のみ)に分かれます。
上記がドライバー業界の全体像になります。
大型トラックドライバーの仕事内容
大型トラックドライバーの仕事内容は、300キロメートル以上の目的地まで荷物を運ぶ仕事が一般的と言われています。運ぶだけでなく荷物の積み下ろしも仕事に入ることがあります。
フォークリフトやけん引免許も取得すると仕事の幅が広がります。
大型トラックドライバーの給与事情
本見出しではトラックドライバーの給与事情を紹介します。データは転職サイトの転職サファリが記事にしているデータを参考にしています。
大型ドライバーの給料平均
大型トラックドライバー全体の給料平均は約454万円で、平均月収35万円と言われております。次に男女別、年齢別、職種別と紹介します。
男女別に見た給料
男女別に見た給料を紹介しています。下記は男女別の給料を表に示しています。
他業界でも同様に女性の平均給与が低いことが分かります。理由は男性に役職が付いていることが多いこと、勤続年数が長いことが上げられます。
国土交通省の記事(p16)によると2018年時点ではトラガールと言われる、女性のドライバー比率は2.4%と低い状況となっています。
年齢別に見た給料
下記は年齢別に示した年齢別給与平均の表になります。
金額を見ると500万円を超えていないことが分かります。一番高くても45~49歳の大型トラックドライバー、481万円となっています。
職種別にみた給料
下記表は大型トラックドライバーと普通・小型ドライバーの職種別で給料を紹介しています。
他業界を含む全産業の平均は481万円と言われております。大型トラックドライバーでも全体産業より低い給与平均となっています。
大型トラックドライバーが安定して給料をもらうには
本見出しではトラックドライバーの安定して給与をもらう方法を紹介しています。トラックドライバーとして働くを考えている方は参考にしてください。
就職先の会社を選ぶ
安定して給与を得るためには大手企業を優先的に考え就職を選ぶと良いでしょう。
トラックドライバーには実力重視で見る歩合制で給与は計算する企業もありますが、体調を崩したり、怪我をしたりして休業すると給与が入らないリスクがあります。
固定で賞与も出る大手企業がおすすめです。
資格を取得する
大型トラックドライバーの仕事内容のところで前述しましたが、フォークリフトやけん引免許を持っていると仕事の幅が広がります。
その他、職場環境を整え労働災害を防止する「衛星管理者」、化学物質を輸送する「危険物取扱者」、消火器点検をするため「消防設備士」といった資格はトラックドライバーとしてキャリアを上げる資格です。
ドライバー業界の今後の動向
本見出しではドライバー業界の今後の動向を紹介しています。ドライバー業界は今後、どのようになっていくのか見ていきましょう。
ネット通販の普及で需要は高まる
インターネットの普及で、オンラインショップを行う企業や、個人間で行うネット型フリーマーケットを行う人が増えています。今後も需要は高まると予想できます。
ドライバーの高齢化で人手不足になる
ドライバーの高齢化は深刻な問題となっています。国語交通省が発表している記事(p8)でも63%の企業が「不足」、「やや不足」という調査結果があります。
ネット通販の普及で物流は増えるが、高齢化によるドライバー不足は今後も課題となります。
まとめ
本記事では大型トラックドライバーの給与事情を見てきました。大型トラック業界の基本情報、仕事内容、対象別給与、大型トラックドライバーの今後の動向が分かります。需要がある一方で人手不足は深刻な業界ですが、運転が好きな人にはいい仕事と言えます。大型トラックドライバーを考えている方は参考にしてください。