Unistyleの評判「誰にオススメ?」「ESは読み放題?」の真相解明!

学生の就活で利用できるツールやサイトは沢山あります。高学歴の学生の大企業への就職に特化したUnistyleについて詳しく知りたい方も多いと思います。この記事ではUnistyleをおすすめする学生・競合サイトとの違い・Unistyleで出来ることなどを紹介します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

Unistyleとは

まずはUnistyleの概要を紹介します。

Unistyleはリクナビ・マイナビのような就活支援サイトではありますが、特に高学歴の学生や大企業への就職を目指す学生に特化したサイトで、対象となる学生が明確に絞られるサイトになっています。

目次

Unistyleは就活支援サイト

上述の通りUnistyleは高学歴の学生や大企業への就職を目的とする学生に特化した就活支援サイトです。

Unistyleが対象とする就職先は総合商社・証券会社・不動産・戦略コンサルティングファーム・外資系メーカーなど、一般的に学生の就職活動で内定を獲得するのが難しいとされる企業への就職支援を目的としています。

対象としている企業もマッキンゼー・三菱商事・野村證券・サントリー・DeNA・ロレアル・国際石油開発帝石・森ビルなど、世間的にもよく名前が知られている企業への就職の事例やコラムなどが公開されています。

Unistyleの運営会社はUnistyle株式会社

Unistyleの運営会社は同名の会社のUnistyle株式会社です。

Unistyleはネオキャリア傘下の会社で、2012年にネオキャリアに入社した中村陽太郎氏が代表取締役を務める会社です。ネオキャリア自体が実力主義的な社風があり、その中で傘下の会社となるUnistyleの社長に抜擢されています。

また、2018年にはネオキャリアによって経営陣および社員が保有するUnistyle株式会社の全株式を買収されました。

Unistyleは大手企業を目指す学生にオススメ

Unistyleでは就職獲得の難易度が一般的に高いとされる大企業への就職を目的にした就職支援サイトなので、学歴的にはMARCH、関関同立以上で大手志向のある学生に最適です。

実際にサイトの中で紹介される内容も、早期選考に向けた計画づくり・大企業社員へのOB・OG訪問をする際の注意点・コンサルティングファームの面接やペーパーテストをクリアするための方法などが紹介されています。

ただ、学生の時に頑張ったことなどを伝えるだけではなく、入社してから自分が会社の利益につながることを伝えられたり、学生時代に残した実績などを問われる企業への就職のコツなどを紹介しています。

競合サイトとの違い

就職支援サイトにはUnistyle以外にも様々なサイトがあります。

それぞれのサイトには特徴があり、あなたがどんな企業への就職を目指すかによって使うべきサイトも変わるので、そのサイトを間違えないように競合サイトの特徴とも比較をしておきましょう。

One Career(ワンキャリア)

1つ目のサイトはOne Career(ワンキャリアというサイトです。

One Career(ワンキャリア )は「ワンランク上のキャリアを目指す、就職活動サイト」と書かれている通り、比較的難易度が高めの企業への就職を目指したサイトとなっています。

しかし、Unistyleのような難関大学出身で就職先の中でもトップレベルで難しい企業への就職ではなく、美容関係・公務員・旅行や観光・小売や流通業などUnistyleが対象とする企業よりも就職難易度が下がる企業も対象にしています。

外資就活ドットコム

2つ目のサイトは外資就活ドットコムというサイトです。

サイト名から分かる通り、外資就活ドットコムでは外資系企業への就職や外資系企業就職と同等のレベルの日経のトップ企業への就職を目的とする学生を対象にしたサイトです。

対象とする企業もドイツ銀行・シティバング・ソフトバンク・ロレアル・セールスフォースドットコムといった海外発祥の企業を多く扱っていて、そうした外資系企業への就職難易度に匹敵する日系のシンクタンクやコンサルファームも扱っています。

Unistyleの評判と真相

次はUnistyleの評判などについて紹介していきます。

ここでは主にUnistyleの特徴をさらに深く見てみて、どんな評判があるのかや実際の同サービスを使うメリットなどを見てみます。

評判①|エントリーシート(ES)が読み放題

Unistyleの1つ目の評判はエントリーシートが読み放題なところです。

Unistyleは過去に同サイトを使った学生が提出した実際のエントリーシートが読み放題なところで、業界別・企業別・選考段階別(本選考・インターンなど)のエントリーシートをすべて見ることが出来ます。

またエントリーシートの閲覧と一緒に見られるのが、実際に選考に進んだ学生からの選考のレポートを見られることで、ここではどんな質問をされたか・どんな試験があったかなどの情報を集めることが出来ます。

真相①|3万以上のエントリーシート(ES)が無料で見れる

Unistyleの1つ目の真相は、3万以上のエントリーシートを無料で見られるということです。

既に説明したとおりですが、就職活動を行った過去の先輩たちのエントリーシートをすべて見ることが出来ます。ESを閲覧するためにはサイトに名前とメールアドレスを登録する必要があります。

ただ、就活は情報戦でもありますし、閲覧できるESも35000枚を超えるので、どんなESを書いたら内定を獲得しやすいのか・どんな面接や試験が実際に行われているのかという情報を得るためであれば是非活用すべきです。

評判②|対策コンテンツが充実している

2つ目の評判は対策コンテンツが充実していることで、これも既に紹介している通りエントリーシートや選考のレポートを見ることが出来るということです。

その2つのコンテンツの他にもサイト自体が編集を行っている就活で重要な内容を紹介したコラムが数多く紹介されています。

具体的には就活のスケジュール設定方法・エントリーシートの書き方・グループディスカッション・グループ面接での振る舞い方・内定獲得にとどまらない自分のキャリアの考え方・業界研究や自己分析の方法といった細かいことも網羅しています。

真相②|充実だが高度な内容で人を選ぶ

2つ目の真相はコンテンツ自体は充実しているが、使える人を選んでしまうということです。

「人を選ぶ」というのは能力ではなく、どの企業に行きたいかという趣向や目的の観点からということです。Unistyleは大手企業から「内定をもらう」ことに特化しているため、地方に戻る学生や一般職を志望する女子等には合いません。

また就活生のレベルとしてはESの書き方や面接の受け方と言った就活の基礎を学びたい学生よりも、これから具体的に選考を受けようとしている段階の学生に取って有益なサービスと言えます。

評判③|メールが大量に届きそう

Unistyleの3つ目の評判は、サイトへの登録後にメールが大量に届きそうという点です。

どのサイトでも登録後にはイベント告知や最新のコンテンツを配信したことに関するメールが来るものですが、Unistyleも同様にそのようなメールが配信されるようになっています。

どんなサービスにしても登録者への積極的なメール発信によってサービスをより沢山利用してもらえるようにするのは、サービス運営者の戦略として当然なので、ある程度のメールが送られるのは仕方のないことです。

真相③|メールはほぼ来ない

Unistyleの3つ目の真相は、メールは思っているほど大量に送られることはないということです。

Unistyleにメールアドレスなどを登録する際には「人気企業の選考締め切り情報を手軽にチェックできる」「限定イベントの案内を受け取れる」と書かれています。こうした事が書かれていると、メールがめんどくさそうと考えてしまいます。

ただ、実際はメールの受信欄がUnistyleからの情報で埋め尽くされてしまうほどひっきりなしにメールが来るということはなく、ほとんどメールが送られてくることはありません。なので必要な情報収集に集中できます。

Unistyleの評判をTwitterで見る

1つ目のツイートでは、数ある就職活動に関連する書籍に対してUnisytleのコンテンツが役に立っていると言われています。実際に選考を受けた学生の生の情報が乗っているので、こうした声も納得できます。

2つ目のツイートでは、Unistyleに掲載されている情報がゴシップ情報のようだと言われていたり、現代表の中村氏に変わってから情報の質が変わってきているとも言われています。

3つ目のツイートではES作成ではUnistyleの情報が役に立つとされています。確かに同サイトでは他のサイトではなかなか見られない難関企業への就職に特化してESを見られるので、その点では役に立ちます。

Unistyleで出来る3つのこと

次はUnistyleで出来ることをまとめておきましょう。

同サイトで出来ることは3つで志望企業のエントリー期限の締め切り確認・記事や説明会を通じた情報収集・ESや選考対策の3つです。送られるメルマガやサイトのコンテンツを使いこなして上手く就活を進めましょう。

エントリーの締切確認

Unistyleでできることの1つ目はエントリーの締め切り確認です。

既に紹介したとおり、同サイトに登録すると登録したメールアドレス宛に企業のエントリー締め切り時期についての情報が送られてきます。わざわざサイトにログインしなくても締切情報が得られるのは便利です。

難関企業志望者の場合には予めスケジュールを管理できていると思いますが、プッシュ型の情報で確認できます。

記事・説明会を通じた情報収集

Unistyleでできることの2つ目は、記事や説明会を通じた情報収集が出来ることです。

これも先述のとおりですが、同サイトでは大企業や就職難関企業に特化した情報を収集できるので、そうした企業を目指す方にとっては同サイトのコラム記事や過去の就活生のESや選考レポートは大いに役に立ちます。

いま一般的に知られているマイナビ・リクナビといった大手就活サイトにない情報を補完するように活用できればより幅広い情報を手に入れることができるので、幅広い情報収集がしたい人にはおすすめです。

ES・選考対策

Unistyleでできることの3つ目はESや選考の対策です。

他の就職活動支援サイトでは過去の就活生のエントリーシートをみたり、実際の選考の内容を見ることはなかなか出来ませんが、Unistyleでは35000件以上の情報が掲載されています。

難関企業への就職を目指していなかったとしても、ここで得られる情報は就職活動時の面接官とのコミュニケーション方法をしる上で大きく役に立つので、エントリーシート作成や面接が苦手な方にも活用できます。

Unistyleのデメリット

最後にUnistyleのデメリットについて紹介します。

同サイトで考えられるデメリットとしてはUターン就職を考えている学生には扱いづらいことと、中小企業への就職を考えている場合には直接的に役に立つ情報は少ないので他のサイトをメインに使ったほうが良いと考えられます。

Uターン就職には弱い

Unistyleの1つ目のデメリットはUターン就職には弱いことです。

Uターン就職とは出身地以外の大学などに通っている場合に、就職に伴って地元に帰ることです。Uターン就職では地元の企業を目指すことも多くなるので、難関企業就職に特化したUnistyleの情報は役に立ちづらいです。

ESの書き方・面接の対応方法・SPIなどの試験の対策方法といった就職活動に関する基本的な情報は役に立つかもしれませんが、実際に就職面接を受けるためのポイントなどの情報はないので、そうした情報が欲しい場合は他のサイトを使いましょう。

中小企業にも弱い

Unistyleの2つ目のデメリットは中小企業に関する情報は殆どないことです。

Unistyleでは大企業・就職難関企業や業界に特化しているので、一般的にその部類に入らない中小企業の情報はほぼ扱われておりません。またサイトの方針からも今後そういった情報が扱われる可能性は低いです。

なので、ベンチャー企業で実務を通して自分の実力を高めていきたいと考えている方や、中小企業の就職試験の傾向を知りたいと考えている方はUnistyle以外のサイトを活用するようにしましょう。

まとめ

この記事ではUnistyleの評判・真相・手に入る情報などについて紹介してきました。

Unistyleに限らず数ある就職支援サイトには特色があり、手に入る情報と手に入らない情報があるので、それぞれのサイトの特徴をよく知って、あなたの就職活動に役立つサイトを使い分けましょう。

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