就活エージェントを利用しているのに選考に落ちてしまった…
今利用している就活エージェントで大丈夫なのかな…
内定をもらいたいけど、どうしたらいいかわからない…
「就活エージェントを利用しているのに内定を貰えない」 「選考に落ちてしまったけど、何が原因かわからない」と悩んでいる方に向けて、内定がもらえない理由や原因、内定をもらうための方法を解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活エージェントを利用しても落ちるのはなぜ?
「就活エージェントを利用していれば、内定をもらえると思っていたのに」という就活生の方もいるかと思いますが、実はそうではありません。
就活エージェントを利用していても選考に落ちる理由を解説します。
落ちるのは当たり前
就活は面接やグループディスカッションなどの数をこなして、だんだんと通過率が上がってくるものです。
はじめのうちは、選考に落ちて落ち込むこともあるかもしれませんが、その分得られるものも大きいはずです。
面接の際の会話や自己PRの方法、表情の作り方や話すときの言葉選び方は少し工夫するだけで相手への印象が大きく変化します。
選考に慣れていないうちは、落ちることが当たり前であるため選考に落ちること自体は問題ありません。
しかし少しずつ通過率を上げていくためには、一回一回の選考で自分自身で何が良かったのか、次回は何を改善できるのか振り返ることが大切です。
平均〇〇社落ちる?!内定率は?
就活において落ちるのが当たり前と説明しましたが、平均して何社の選考を受け何社落ちるのでしょうか。
実際のデータから就活生の平均通過率を見ていきましょう。
就活生がエントリーする企業数は平均約27社、そのうち内定を獲得する数は2社と言われています。
内定獲得率は約8%ということです。
また、平均通過率は下記の割合だと言われています。
ES:約50%
適性検査:約40%
1次面接:約70%
2次面接:約50%
最終面接:約50%
参考:就活では何社落ちるのが平均?失敗談から学ぶ選考通過のためのポイント | キミスカ就活研究室 (kimisuka.com)
数値からも選考がとても狭き門だということがわかるかと思います。
1000人応募したとして最終面接を通過するのは30人程度になります。
内定率が低いからといって就活に向き合うことをやめてはいけませんが、内定が出ずに落ち込んでいる人は、この数値を参考にめげずに就活に取り組んでほしいです!
就活で落ちた際に考えられる理由5つ
就活で落ちた際に、原因がわからなければ反省を次の選考に生かすことができません。
ここからは選考で落ちた際に考えられる理由を5点ご紹介します。
- 第一印象が良くない
- コミュニケーション能力が足りない
- 自己アピールが足りない
- 志望動機が薄い
- 志望企業へのアピール不足
第一印象が良くない
人は無意識に第一印象を出会って数秒の間に見た目で判断しています。
聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、「話し手が聞き手に与える影響は視覚情報が55%を占める」というメラビアンの法則と呼ばれるものです。
これは面接の際も同様です。
髪型や服装、身だしなみを整えることがそのまま話している内容の説得力にも反映されるのです。
内定が出ていない人は第一印象が良くない可能性があります。
コミュニケーション能力が足りない
面接官は、就活生とコミュニケーションをうまくとれるかを重視しています。
企業に属して仕事をしていく際に、会話のキャッチボールができるかどうかは非常に重要な要素であるためです。
また面接は面接官の質問に対して就活生が答えて、そこから話が広がっていきます。
質問に対して、わからない内容であるにも関わらず取り繕って的外れな回答をしてしまったり、テンポよく返すことができない場合にコミュニケーション能力がないと判断されてしまうことがあるようです。
面接官も就活生が全ての質問に回答できることを期待しているわけではないです。
わからないときは正直に「申し訳ございません。勉強不足で、答えられません。」と伝えることや少し考えてから答えたい場合は、「申し訳ございませんが、少しお時間いただいてもよろしいでしょうか。」と伝えることで、評価が下がることを防げるでしょう。
自己アピールが足りない
自己アピールは他の人にはない、自身の強みを伝えられる最大のチャンスです。
自分はどういう人間で、何を強みとし、どのような場面でそれが発揮されるのかを言語化し相手に伝えることができれば選考を優位に進めることができます。
逆に自己アピールが足りず、他の就活生との差別化ができていなければ選考で落とされてしまいます。
これまでの選考で自己アピールが足りなかったと感じている人は、アピールしたいことをきちんと自分の言葉でわかりやすく相手に伝えれれているのか、もっと具体的にアピールできる箇所はないのか振り返ってみても良いかもしれません。
志望動機が薄い
なぜ自社に入りたいのか、志望動機が曖昧な就活生は企業にとってほしい人材とは言えません。
なぜこの業界なのか、なぜ職種で応募したのか、同じ業界の中でもなぜ自社なのか、入社後何をしたいのかなどの動機がはっきりしていればしているほど企業は採用したいと思うものです。
恋愛に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません。
あなたが異性から、「思いやりがあって、考え方がしっかりしていて、惹かれたから付き合ってほしい」と言われた場合と「理由は特にないけど付き合う相手が欲しいから付き合ってほしい」と言われた場合、どちらが好印象か一目瞭然ですよね。
なぜその企業に応募したのか、志望動機をはっきりと言語化し伝えることが内定への近道と言えるでしょう。
志望企業へのアピール不足
面接で選考官は就活生を欲しい人材像に当てはまるのかどうかという基準を設け、それに沿って評価をしています。
同じ強みを持った複数の学生がいた場合、その企業への熱量を戦略的にアピールしなければ、勝てない場合もあります。
具体的には、ほとんどの面接で設けられる逆質問の時間を有効的に活用する方法があります。
「入社後、活躍したいと考えているのですが、就活生のうちから習慣づけておくと良いことはありますか」
「私は御社に入社して、××のようになりたい(将来のビジョン)のですが、〇〇さん(選考官)はどのようなビジョンを持って入社されましたか。また、その実現度合いを教えてください」
上記のような質問をいくつか質問することで、企業への志望度の高さや自身のやる気をアピールしましょう。
就活エージェントが原因で落ちることもある?
ここまで就活生に問題がある場合の原因について解説してきました。
一方で、就活生には問題はなく、就活生が利用している就活エージェントが原因で落ちることもあるようです。
原因を3つ紹介します。
- 求人数が少ない
- サポート不足
- 求人のマッチングが上手くいっていない
求人数が少ない
そもそも求人数が少ない就活エージェントを利用してしまうと、就活エージェントから就活生に紹介できる求人が限られるため内定に繋がりにくいです。
また求人数が多いエージェントと比較すると、数少ない求人の中からその就活生に合う企業を見つけられる確率も低くなるのも事実です。
結果的に「エージェントから、興味のない企業を紹介された」「エージェントから希望業界と全く違う企業を紹介された」などの不満が就活生から出る場合もあるようです。
就活エージェントを利用する際は、求人数も選ぶ際のポイントとして着目しても良いかも知れません。
リクルートエージェントさんと面談をしているのですが書類通過確率は20%、とりあえず紹介した求人を受けてみてほしいと言われました。でも、正直条件をみるとあまり受けたいとは思えないです。 もちろん何社かは興味あるのですが、興味ない企業も受けて選考に進んで違うなと思ったら辞退すればいいって言われてうーんって思ってしまいました。多少時間かかってもある程度調べてから受けるべきじゃないかなと思ってしまいます。いくら書類選考のためとはいえ。 このやり方で転職大丈夫なのでしょうか?
リクルートエージェントさんと面談をしているのですが書類通過確率は20%、… – Yahoo!知恵袋
サポート不足
サポート体制が整った就活エージェントであれば、過去の質問事例をもとに面接対策をしてくれます。
書類の添削においても同様です。
サポート体制が整っている就活エージェントであれば過去にその企業の選考を受けた学生からの情報から、どのような学生が好まれるのかが明確になっているためその学生像に合わせて文章など添削してくれます。
一方で、サポーター不足や過去のサポートした就活生が少ないなどの原因によってサポート不足のエージェントも存在します。
ダメなエージェントを利用してしまうと、サポート体制が整っているエージェントを利用した場合と比較して、万全な対策ができずに内定に繋がりにくい場合もあるようです。
求人のマッチングが上手くいっていない
履歴書を提出して、書類選考で落とされる場合は求人のマッチングがうまくいっていない可能性が高いです。
書類選考で通過できない場合は、経歴が応募基準に満たなかったもしくは自己アピールがうまくできていなかったということが考えられます。
その場合、提出する履歴書の自己アピールを練り直すのが対処法として考えられます。
しかし、書類選考で落とされることが多い場合は、担当者がマッチングさせた企業が求めている就活生像とあなた自身にギャップがあるのかもしれません。
担当者のマッチングの精度を疑ってみても良いかもしれません。
使えない就活エージェントの5つの特徴
使えない就活エージェントにはいくつか特徴があります。
その特徴を5つ紹介します。
- 希望の業種や求人を紹介してくれない
- 態度や対応が悪い
- エージェントや担当が利益を優先している
- 連絡がしつこい
- 決断や連絡を急かしてくる
希望の業種や求人を紹介してくれない
就活エージェントが希望の業種や求人を紹介してくれない場合があります。
理由としては、就活生が提示した条件が高すぎる場合とそもそも就活エージェントが抱えている求人数が少ないなどが挙げられます。
希望の業種や職種が紹介されない場合は、自身が提示した条件を見直したり複数の就活エージェントに登録することをオススメします!
態度や対応が悪い
同じ就活エージェントであっても、担当者には当たり外れがあります。
また、その担当者との相性によっても就活生が抱く印象は様々です。
就活エージェントに属する担当者が全員、就活生のことを一番に考え、就活生に丁寧に接し、就活生にとって満足度100%の対応をしてくれるとは限りません。
態度や対応が悪い就活エージェントの担当者が存在することも知っておくことが大切です。
エージェントや担当が利益を優先している
担当者には就活生への紹介企業数や内定承諾数などに関する、ノルマが設定されていることがあります。
そのため、望んでいない業界や業種、職種に関する求人を紹介される場合があるようです。
これらはエージェントや担当が就活生の満足度ではなく、利益を優先している対応と言えるでしょう。
担当者にこのような対応をされたときの対処法を下記記事で紹介しておりますので、参考にしてみてください。
連絡がしつこい
担当者は、就活生に合う企業を適切なタイミングで紹介し、選考に進んでもらうために就活状況を常に把握しておきたいものです。
そのため連絡の頻度が多くなり、就活生は連絡がしつこいと感じてしまう場合があるようです。
連絡頻度が多く不快に感じたときには、担当者に伝えて連絡を控えてもらうのも良いかもしれません。
決断や連絡を急かしてくる
就活エージェントは、就活生に自分が紹介した企業に入ってもらうことを望んでいます。
そのため、決断や連絡をせかしてくることも少なくないようです。
そのような就活エージェントや担当者は、就活生のことを一番に考えず自社の利益を優先的に考えていると言えます。
そのような対応をされた際には担当を変えたり、その就活エージェントの利用をやめるのも一つの手かもしれません。
就活で内定をもらう最低限の対策4つ
就活エージェントを利用しても内定を貰えない場合はどうしたらよいのでしょうか。
内定を貰えず悩んでいる方のために、内定をもらうための対策を4つ紹介します。
- 身だしなみ・第一印象
- 話し方・コミュニケーション能力
- 自己アピールポイントを明確に
- 企業分析
身だしなみ・第一印象
第一印象が一番重要と言っても過言ではありません。
先程ご紹介したように、話し手が聞き手に与える影響は視覚情報が55%を占めます。
就活エージェントを利用していて内定を貰えていない人は、面接時の服装や身だしなみを一度鏡でチェックしてみても良いかもしれません。
また、下記記事では就活エージェントとの面談の際の服装についても解説していますので参考にしてみて下さい。
話し方・コミュニケーション能力
ほとんどの企業における選考において、話し方やコミュニケーション能力が重視されます。
特に営業職種の採用では、最も重要視される選考対象になる部分ではありますが、それ以外の職種の選考でも、コミュニケーション能力は評価対象です。
理由は、コミュニケーション能力は組織に属して仕事をする社会人にとって必須の能力であるためです。
内定がもらえていない方や自分の話し方に自信がない方は、スマホなどで自分の話す様子を録画して見直すのも有効な方法かもしれません。
自己アピールポイントを明確に
内定を貰えていない方は、自己アピールのポイントが明確でない可能性があります。
自分の強みを自覚し、他の就活生との違いをアピールすることであなたの魅力が面接官に伝わります。
自分に内定を出すと、どのようなメリットが企業にあるのかということや過去の経験や実績、その経験の際に考えて行動したことがどのような結果に結びついたのかアピールすることができれば、内定に近づくことができるでしょう。
企業分析
就活エージェントを利用していても内定が出ていない方は、企業分析が足りていない可能性があります。
選考を受けている企業が、本気で行きたい企業であれば、隅から隅までその企業のことを調べ尽くしてください。
選考で聞かれる質問や企業が求めている人材像などを知ることができると思います。
これによって対策の質が大きく変わります。
さらに調べられそうであれば、面接官の名前やその人がどのような経歴を持つ人であるかを調べてそれらを踏まえて質問を容易することができれば、会話の際に好印象を与えられるかもしれません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
就活エージェントを利用していても内定が出ない原因、対処方法について解説してきました。
内定率はおそらく皆さんが想像していたよりも低かったと思います。
内定が出ていなくても不安にならなくて大丈夫です。
まだ内定を貰えていない方は、この記事を参考に企業分析を進めたり面接の際の清潔感や話し方を意識してみてください。