就活エージェントっていっぱいあるけど、結局どれを使えばいいの?
気をつけなきゃいけないデメリットって、あるのかな?
有名な大手から中小まで、就活をしていれば多くの就活エージェントの名前を耳にするでしょう。
しかし、数多あるエージェントの中から自分に合うエージェントをどう探していけばいいのか、悩む人が多いのではないでしょうか。
本記事では、就活エージェントを利用してできることは何か、エージェントを利用するメリット・デメリット、さらに上手に活用する方法などを徹底解説します。
就活エージェントを上手に使って、自分の就活を有利に進めていきましょう!
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活エージェントとは?
「就活エージェント」と「就活サイト」、就活をしていればどちらもよく耳にしますが、両者の違いは何でしょうか。
最大の違いは、専任のキャリアカウンセラーがいることです。
「就活エージェント」では、就活生に専任のキャリアカウンセラーがついてくれます。
そのため、悩みや不安を相談しながら効率よく就活を進めることができます。
就活エージェントで利用できる4つのサービス
就活エージェントで利用できるサービスには、以下のものがあります。
- 個人面談
- 企業の紹介
- 書類作成の手伝い
- 面接の練習
以下で、それぞれのサービスについて解説します。
個人面談
プロのキャリアカウンセラーが、就活生の人柄や個々の状況、希望などを把握した上で相談に乗ってくれます。
例えば「自己分析を手伝ってほしい」「エントリーシートの添削をしてほしい」「企業ごとの選考のポイントを教えてほしい」など、自分が不安に思っていることを解消したり、新たな気づきを得たりすることができます。
1対1で対応してくれるので、プライベートな事情や悩みがあるときでも伝えやすいです。
いざ面談をしてもらうことが決まったら、身だしなみにも気をつけましょう。
服装に決まりはありませんが、第一印象はどんな場面においても重要です。以下の記事を参考に、準備しておきましょう。
企業の紹介
個人面談の内容を踏まえて、就活生の希望や条件に合った求人を紹介してくれます。
エージェントによっては非公開求人を紹介してくれることもあります。
こうした求人は優良求人であることが多く、自分一人だけでは探せなかった、隠れた優良企業と出会える可能性も高まります。
また同じ応募先でもエージェントを介することで、一般選考とは異なるスケジュールでスピーディに内定を獲得できたり、エントリーシートや一次面接を免除してもらえたりすることもあります。
書類作成の手伝い
履歴書やエントリーシートは、自分の人柄や強みをアピールするための重要な書類です。
しかし、「何を書いたらいいのかわからない」「うまくまとめられているか不安」など、苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。
キャリアカウンセラーは企業側の目線を熟知しているため、企業から高評価がもらえるような履歴書や、エントリーシートをつくるためのアドバイスをくれます。
また就活生をサポートしてきた豊富な経験があるため、就活生のエピソードから長所や強みを引き出すことにも長けています。
以下を参考にして書いてみてから相談するのもおすすめです。
面接の練習
「面接の練習したいけど、友だちに声をかけるのは気が引ける」「プロに添削してもらいたい」など、面接対策に悩む人もいるでしょう。
キャリアカウンセラーは面接の練習相手にもなってくれます。
キャリアカウンセラーと面接練習をすることで、各企業の評価基準をもとにアドバイスをもらえるだけでなく、プロの目線で客観的に評価をしてくれるので高い面接スキルを身につけることができます。
また、仮に面接後不採用になった場合も、その理由を教えてもらえることがあります。
自分の面接での欠点を知ることができ、次に活かしていくという良い循環がつくれます。
就活エージェントは、適性や希望条件をヒアリングした上で自分に合う企業や、非公開の優良求人を紹介してくれます。
さらに、書類の添削や面接の練習など、選考対策もフォローしてくれます。
うまく活用していきましょう!
就活エージェントを利用するメリット10選
就活エージェントを利用するメリットはたくさんあります。
- 利用料金が無料
- LINEで簡単にやり取りができる
- 就活のプロと二人三脚で就活を進められる
- 自分に合う企業・業界を見つけられる
- 非公開求人で優良企業に出会える可能性がある
- 就活に役立つ特別なイベントに参加できる
- 早期内定を獲得できるチャンスがある
- 持ち駒を増やすことができる
- 企業とのコミュニケーションを代行してくれる
- 選考のフィードバックを次回選考に活かせる
以下でそれぞれ、詳しく解説します。
メリット①:利用料金が無料
就活エージェントを利用するにあたり、就活生の金銭的な負担は発生しません。
なぜなら就活エージェントは、人材を紹介した企業から報酬を得て成り立っているためです。
無料で利用できることに疑問や不安を抱く人もいるかもしれませんが、就活エージェントは職業安定法に基づき、厚生労働省から「有料職業紹介事業」の許可を受けて業務を行っています。
だから、安心して利用できるサービスです。
しかし、強引に応募を勧められたり、希望条件と全く合わない求人を紹介されたりするようであれば、退会を検討しましょう。
メリット②:LINEで簡単にやり取りができる
就活は「初めて」の連続ですよね。わざわざメールや電話で聞くには気が引けるような、些細なことだけどわからないこと、迷うことがたくさん出てくると思います。
そんな時、LINEで気軽にやり取りができる就活エージェントもあります。
ちょっとした疑問をサクサク解決でき、就活をスムーズに進めることができますよ!
LINEでやり取りできる就活エージェントでは、irodasSALON(イロダスサロン)がおすすめです。詳しい内容は以下からチェックしてみてください。
ただし、就活エージェントはLINEで相談できるものばかりではありません。
メールだけ、電話だけ、といったところもあるので、利用したいエージェントがLINE相談に対応しているかどうかは、個別で確認してみましょう。
メリット③:就活のプロと二人三脚で就活を進められる
就活エージェントを利用する最大のメリットは、専任のキャリアカウンセラーがマンツーマンで就活を支援してくれることです。
書類の添削や面接の練習、企業探しや日程調整など…、就活はわからないことが多い中で、やらなければいけないことがたくさんあります。
一人だけではできないことや時間がかかってしまうことも、就活エージェントを利用すればプロが手伝ってくれて効率よく進められます。それはやはり最大のメリットです。
メリット④:自分に合う企業・業界を見つけられる
キャリアカウンセラーは、就活生を支援してきた経験が豊富です。
志望する業界がまだ定まっていなくても、これまでの経歴や人柄などから検討し、向いている業界や企業を提案してくれます。
「自分に合う企業や業界がわからない」「まだ迷っている」という人でも、まずはキャリアカウンセラーに相談してみましょう。
また、ある志望業界が決まっている人でも、キャリアカウンセラーが面談を通して適性をみて、違う業界を提案してくれることもあります。
視野を広げていろんな業界も見てみたいという人は、キャリアカウンセラーを有効活用しましょう。
メリット⑤:非公開求人で優良企業に出会える可能性がある
就活エージェントは、大手の就活サイトには公開されていない「非公開求人」を持っています。
企業とコネクションがあるエージェントだけが持っているもので、企業側も将来幹部候補となるような優秀な学生を求めているのです。
選考や条件のレベルも高くなりますが、ライバルが少なくて競争率が下がったり、希望条件に近い優良企業に出会えたりと、良い求人を見つけられる可能性が高いです。
就職サイトで一般公開されている求人は、応募が多いため一人ひとりの書類に目を通してもらえないかもしれませんが、非公開求人であれば、存分にアピールできるチャンスがあります。
また就活エージェント経由限定の特別選考スケジュールや、優良企業の採用枠も紹介してもらうことができるため、選択肢も増やすことができます。
メリット⑥:就活に役立つ特別なイベントに参加できる
就活エージェントは求人紹介だけではなく、エージェント利用者限定のイベントも開催しています。
例えば履歴書やエントリーシートの書き方、面接のコツなど、ノウハウを持つ就活エージェントだからこそ提供できるセミナーなどです。
他にも、選考免除の特典を受けられたり、企業の社長や人事とのつながりをつくれるような説明会などもあり、多くの企業との出会いや情報収集を効率よく行えます。
メリット⑦:早期内定を獲得できるチャンスがある
就活エージェント経由で応募した人だけに、特別選考のスケジュールが用意されていることがあります。
例えば、エントリーシートの提出免除や、一次選考免除などです。
エントリーシートの書類選考だけでも、通常2週間程度かかることを考えると、かなりの期間短縮になりますよね。
日頃からキャリアカウンセラーとやり取りを重ねて、自分の希望条件や適性などをしっかりと共有しておくことが重要になります。
メリット⑧:持ち駒を増やすことができる
持ち駒が減ってくると、心理的に余裕がなくなってきたり、本当に受けたい企業へのチャレンジがしにくくなったりと、不安な気持ちになりますよね。
就活エージェントは選考状況の結果がよくない時期でも、コンスタントに新しい求人を紹介してくれます。
就活生の適性や希望条件に合った企業を紹介してくれるため、「なるべく優良企業で持ち駒が欲しい」という人も、負担なく企業の選考を受け続けることができます。
しかし持ち駒を増やす分、スケジュール管理やモチベーションの低下に気をつけなければなりません。
「行ける企業から探す」のではなく、あくまで「行きたい企業にチャレンジするため」という目的を見失わずに、就活エージェントをうまく活用しましょう。
メリット⑨:企業とのコミュニケーションを代行してくれる
就活中に面倒なのが、企業へのエントリーや面接日程の調整などです。
就活エージェントはそうした調整も代行してくれるので、本当に必要な準備に時間を割くことができます。
メリット⑩:選考のフィードバックを次回選考に活かせる
企業やエージェントによりますが、面接や書類選考で不採用になってもそのフィードバックをもらえることがあります。
フィードバックをもとに自分の改善点を洗い出し、次の選考の対策をすることができます。
一般の就活サイトから応募しても結果しか得られないことがほとんどですが、就活エージェント経由であればどんな結果でもプラスにできるチャンスがあります。
就活エージェントは無料で利用でき、プロと二人三脚で就活を進められます。
またエージェント限定のイベントや選考スケジュールなどもある他、負担なく持ち駒を増やせたり、選考のフィードバックをもらえたりすることもあります。
就活エージェントを利用するデメリット7選
就活エージェントには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
- 担当するエージェントによって質が異なる
- 志望度の低い業界・企業を紹介されることもある
- メールや電話での連絡がたくさん来る
- 大手企業が少なく紹介は中小・ベンチャー企業が中心
- 扱う企業数が少ない可能性がある
- 連絡がしつこい場合がある
- とにかくエントリーさせられる
以下で詳しく解説します。
デメリット①:担当するエージェントによって質が異なる
エージェントを活用して効率よく就活を進めていくためには、担当者の質も重要です。
希望条件や適性にあった求人を紹介してくれることはもちろんですが、書類の添削や面接の練習などでフィードバックが曖昧だったり、誰にでも当てはまるようなアドバイスしかくれなかったりする担当者にあたってしまうこともあります。
また、担当者との相性がそもそも悪いというケースもあります。
その際は担当者変更をお願いするか、他の就活エージェントへの登録も検討しましょう。
デメリット②:志望度の低い業界・企業を紹介されることもある
最初の個人面談ですり合わせがうまくいかなかった場合、自分の希望に合っていない求人を紹介されてしまうこともあります。
ほかにも、当初の面談で「志望業界がまだ定まっていない」と回答した場合や、担当者が適性を考慮して提案してくれるケースなど、さまざまなケースが考えられます。
しかし、志望度の低い業界や希望条件と合わない企業の紹介が続く時は、もう一度個別面談をしてもらうのもおすすめです。
就活を進めていけば、志望業界や優先したい条件などが徐々に変わり、面談当初の希望とずれが生じるのは自然なことです。
担当者としっかり認識をすり合わせておきましょう。
デメリット③:メールや電話での連絡がたくさん来る
面談の日程調整や定期的な求人紹介など、メールや電話での連絡がたくさん届きます。
複数の就活エージェントに登録していれば、その数はさらに増えていき、メールボックスが未読のメールでいっぱいになってしまうこともあります。
また多くの就活生が悩むのが、電話です。
急ぎの確認であれば仕方ありませんが、求人紹介で電話がかかってくることもあるようです。
電話の回数が多くて気になるという人は、求人紹介はメールでのやり取りにしてもらえないか、相談してみるのもいいでしょう。
デメリット④:大手企業が少なく紹介は中小・ベンチャー企業が中心
就活エージェントによっては、就活サイトでなかなか応募が来ない企業が利用しているケースも多く、紹介される企業が中小企業やベンチャー企業に偏っていることがあります。
大手企業を受けたいという人は、最初の面談時に「大手志向であること」を伝えたり、「大手の求人数がどれくらいあるのか」などを確認したりしておきましょう。
デメリット⑤:扱う企業数が少ない可能性がある
就活エージェントによっては、そもそも扱う企業数が少ないことが原因で、条件に合う求人をなかなか紹介してもらえないこともあります。
最初の面談や就活エージェントのHPなどで、あらかじめ紹介企業の数を確認しておきましょう。
また、特定の業界・職種の求人紹介を得意としている就活エージェントもあります。
それぞれのエージェントの特徴を把握した上で、自分に合ったサービスを登録することが重要です。
デメリット⑥:連絡がしつこい場合がある
登録はしたものの、面談の予約までしていなかった場合など、エージェントによっては毎日のように電話やメールがくることもあります。
どうしてもしつこいと感じる場合や、登録はしたけどやっぱり時間がなくて対応できないと思ったら、退会を検討してもよいでしょう。
デメリット⑦:とにかくエントリーさせられる
「まずはエントリーしてみましょう」と言うエージェントもいますが、まずやるべき重要なことは自己分析です。
自分の数字に繋がるから、という理由でとにかくエントリーを勧めてくるエージェントもいるようです。
行動してみることはもちろん大切ですが、まずは行動してから考えるという方法では非効率です。
むやみにエントリーを勧めてくる担当者には、自己分析にもう少し時間をかけたいことを伝えましょう。
就活エージェントは担当者によって質が異なったり、志望度の低い業界や企業を紹介されてしまうこともあります。
またエージェントによっては大手企業の求人が少なかったり、求人数自体も少ない可能性がある。連絡がしつこかったり、とにかくエントリーさせられたりすることもあるため、注意が必要です。
就活エージェントがおすすめな人の特徴4選
就活エージェントのメリット・デメリットを紹介してきました。
では、就活エージェントを利用した方がいい人はどんな人でしょうか。
- 早期内定が欲しい人
- 誰かに相談しながら就活を進めたい人
- 人気企業ではないが隠れ優良企業に出会いたい人
- 企業選びが苦手な人
以下で詳しく解説していきます。
早期内定が欲しい人
先ほど、就活エージェントによっては、エージェント経由で応募した人限定で特別選考ルートが用意されていたり、書類提出や一次選考が免除されることもあると書きました。
またイベントや説明会に参加することで、早い時期から企業の情報を得ることもできます。
こうした理由から、早期内定が欲しい人は就活エージェントを利用することをお勧めします。
誰かに相談しながら就活を進めたい人
書類の添削や面接の練習などでは、プロや第三者からの客観的な評価が欲しいという人もいるでしょう。
自分一人で考えるだけではなく、誰かと相談し合いながら着実に進めていきたいという人には、就活エージェントの利用をおすすめします。
個人面談はもちろん、選考の準備や内定後のフォローまで、就活エージェントはしっかりサポートしてくれますよ。
人気企業ではないが隠れ優良企業に出会いたい人
就活エージェントは非公開求人を持っています。
自分一人だけで進めていたり、就活サイトから探していたりするのでは絶対に出会えない企業です。
「人気企業や大手企業にこだわらない」「大手だけでなく中小やベンチャーの優良企業とも出会いたい」という人は、就活エージェントを利用して企業を探してみることをおすすめします。
企業選びが苦手な人
「希望条件が絞りきれない」「企業選びの軸がわからない」という人も、就活エージェントがお勧めです。
キャリアカウンセラーは、就活支援のプロです。
企業の探し方はもちろん、自身の適性に合わせてどんな条件を優先するのがおすすめかなど、丁寧にアドバイスしてくれます。
企業選びに苦手意識のある人は、まずは現状を相談してみましょう。
就活エージェントは、早期内定が欲しい人・誰かと相談しながら進めていきたい人・隠れ優良企業に出会いたい人・企業選びが苦手な人におすすめです。
もちろんその他にも色々な方に就活エージェントは対応してくれるので使ってみる価値は大いにあります!
就活エージェントを利用する流れ 7Step
就活エージェントを利用して、内定を獲得するまでの流れをご紹介します。
Step 1:登録
まずは希望する就活エージェントに登録します。
ほとんどの就活エージェントはネットから登録できます。
現在の就活状況や希望する職種、年収、勤務地などを入力し、登録完了です。
Step 2:エージェントと連絡
その後、登録したメールアドレスまたは電話番号宛にエージェントから連絡が届き、個別面談の日程調整が行われるのが一般的な流れです。
面談は、主に以下の方法で行われます。
- 対面
- オンライン
- 電話
どの方法でも行う内容は一緒なので、自分が利用しやすい方法を選びましょう。
Step 3:個別面談
日程が完了したら、いよいよ面談です。
主に以下の内容がヒアリングされるので、あらかじめ整理しておきましょう。
- これまでの経歴や今後の希望する職種
- 希望条件
- 仕事への考え方や価値観
「まだ決まっていない」「どう職種を選べばいいかわからない」という状況でも問題ありません。
今の自分の状態を素直に伝えられるようにしておきましょう。
Step 4:企業の紹介
面談の内容をもとに、エージェント側が自分に合った企業を紹介してくれます。
実際に紹介してもらった企業を見ながら、具体的な希望や自身の適性、担当者からの客観的な意見を参考にしながら応募する企業を決めていきます。
紹介された求人が自分の希望に合わない場合は、断っても問題ありません。
応募する企業を決めたら、就活エージェント側が企業との間に立って日程調整などもしてくれます。
Step 5:選考対策
選考対策として、キャリアカウンセラーが履歴書やESの添削、面接の練習などもしてくれます。
キャリアカウンセラーは採用側の目線を熟知しているため、企業から高評価を得るためのアドバイスをしてくれます。
また第三者の目線で客観的に評価もしてくれるため、適切なフィードバックが得られ、効率よくスキルアップすることもできます。
Step 6:内定獲得
面接を無事通過できたら、内定獲得です。
長い間サポートしてくれたキャリアカウンセラーにもお礼を伝えましょう。
内定獲得後は就活生が直接企業と連絡をとるのが一般的ですが、入社までの間であれば、何かあった際に就活エージェントに相談することもできます。
また、内定は辞退しても問題ありませんので、遠慮せずにきちんと伝えましょう。
内定辞退の方法や注意点は、以下の記事を参考にしてみてください。
Step 7:入社までのサポート
就活エージェントによっては、内定後もさまざまなサポートをしてくれます。
労働条件の確認や入社日の調整なども代行してもらえるでしょう。
また中には、入社後も長期的にフォローしてくれるところもあります。
内定獲得のお礼と併せて、その後のフォローについても確認してみると良いでしょう。
就活エージェントを選ぶときのポイント5つ
次は、数ある就活エージェントの中から、どのように選んでいけば良いかを解説します。
- 口コミ・評判が良いか
- 自分の志望業界への内実績があるか
- エージェントの質が高いか
- 登録している学生が多いか
- 紹介企業数が豊富か
口コミ・評判が良いか
就活エージェント選びで最も重要なのが、親身になってくれる優秀なキャリアカウンセラーと出会うことができるかどうかです。
しかし、相性や自分の適性をしっかり分析してくれるかどうかは、実際に話してみなければわかりません。
そこで参考になるのが口コミ・評判です。
口コミ・評判が良い就活エージェントほど、優秀なキャリアカウンセラーと出会える可能性も高まります。
またリアルな口コミを見ることで、どのように進めていけるのか、具体的なビジョンを描くこともできます。
自分の志望業界への内定実績があるか
就活エージェントによっては、特定の業界の求人数が多かったり、コネクションが強い業界があったりと、それぞれ特徴があります。
自分の希望業界が定まっている人は、その業界に強い就活エージェントを選ぶといいでしょう。
逆に、まだ決まっていない人や、業界を広く見てみたいという人は、業界の偏りが少ないエージェントを選びましょう。
複数のエージェントに登録し、希望業界に強いエージェントと、偏りの少ないエージェントを併用する方法もあります。
エージェントの質が良いか
先ほども書きましたが、担当してくれるキャリアカウンセラーの質は非常に重要です。
就活エージェントを利用する目的は、効率よく就活を進めることです。
キャリアカウンセラーとの相性が悪かったり、自分に合った的確なアドバイスをもらえなかったりしては、本来の目的を果たせません。
口コミ・評判や、周りの就活生の意見なども参考にしながら、就活エージェントを選びましょう。
登録してしまった後で相性が合わないと感じても、担当者変更依頼やサービス退会もできるので安心してください。
登録している学生が多いか
企業側も多くの優秀な学生の中から採用したいと考えているため、登録者数が多い就活エージェントへ求人を出す傾向にあります。
そのため登録者数が多いほど就活エージェントほど、持っている非公開求人も多くなり、優良求人に出会いやすくなります。
「自分一人では探せない求人と出会いたい」「優良求人から探したい」という人は、就活エージェントに登録している学生の数に注目して選ぶのもおすすめです。
紹介企業数が豊富か
求人数の多さも、就活エージェントを選ぶときのポイントになります。
大手就活エージェントであれば紹介企業数も多い分、選択肢も増えるため、より自分に合った企業を探すことができます。
大手以外の就活エージェントは求人数は少ないですが、1社ずつのコネクションが強かったり、特徴をよく把握していたりすることもあります。
必ずしも紹介企業数が多ければ多いほど良いわけではありませんが、エージェント選びの基準の一つに持っておいて良いでしょう。
就活エージェントを選ぶ際は、口コミ・評判や志望業界への内定実績があるか、エージェントの質が良いかどうかなどがポイントになります。
他にも、登録している学生の多さや紹介企業数が豊富かどうかにも注目したいです!
就活エージェントを上手に活用する方法4選
メリット・デメリットや、就活エージェントを選ぶポイントを説明してきました。
利用したいエージェントが見つかり登録してからも、就活エージェントに任せっきりではうまくいきません。
ここでは、上手な活用方法をご紹介します。
- 複数のエージェントを併用する
- 担当者の言うことは鵜呑みにしない
- 希望に沿わない求人は断る
- ガクチカやスキルに嘘をつかない
以下で詳しく解説します。
複数のエージェントを併用する
以下の理由から、就活エージェントは1社だけではなく、2社以上の就活エージェントに登録しましょう。
- 最適なキャリアカウンセラーと出会う確率を上げる
- 用途によってエージェントを使い分ける
- 非公開求人をカバーする
ただし、同じ企業に複数のエージェントから応募するのはやめましょう。
最終的には企業の採用担当者にもばれてしまいますし、企業・エージェント両方に不信感を与え、最悪の場合破談になります。
担当者の言うことは鵜呑みにしない
就活エージェントも一企業なので、利益を出さなければなりません。
手厚いサポートをしてくれますが、常にあなたの内定を出して売上を達成することに必死なのです。
その点は常に意識し、応募するかどうか、内定を受諾するかどうかは、最終的には自分で情報を集めて判断しなければなりません。
「信頼しているキャリアカウンセラーにおすすめしてもらったけど、実際入社してみたらイメージと全く違った」ということも起こっています。
担当者の言葉を鵜呑みにせず、自分でしっかりと情報収集して判断しましょう。
希望に沿わない求人は断る
就活エージェントは自社の実績をつくるという意味でも、多くの求人を紹介してきます。
「とりあえず受けてみてから考えましょう」と勧めてくるエージェントもいるようですが、希望に沿わない求人はきちんと断りましょう。
目的がないまま闇雲に受けても時間を無駄にしてしまいます。
遠慮せずに希望や理由を伝え、再度探してもらいましょう。
ガクチカやスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやり取りは、申し出がなければ原則残り続けます。
登録している内容と本人が言っている内容が異なると、エージェントも企業に紹介しにくいですし、求人も探しにくくなります。
虚偽申告をしていると認定されると、紹介する求人も限定されてしまうので、登録内容には嘘をつかないようにしましょう。
スキルに自信がなくても、プロのキャリアカウンセラーはエピソードの引き出し方やアピールできる書類の書き方をアドバイスしてくれます。
自分のスキルに不安がある人は、担当者に相談しながら、強みをアピールできる対策をしていきましょう。
就活エージェントを利用する際は、それぞれのエージェントの強みを利用したり、相性の良い担当者を見つけたりするためにも複数のエージェントを併用しましょう。
登録後も担当者の言うことは鵜呑みにせず、希望に沿わない求人は断るなど、エージェント任せにせずに自分で判断することが重要です。
また絶対に虚偽申告はしないようにしましょう。
まとめ
就活エージェントにはメリット・デメリットがそれぞれあります。
またエージェントごとに特徴や強みも異なるので、複数のエージェントを使い分けることができれば、うまく就活を進められます。
ただし、エージェントも一企業です。
あなたの内定を出すこと=売上を出すことに必死なので、エージェントの言うことを鵜呑みにしていては、効率よく就活を進められませんし、入社してみたら想定とは違っていたということも起こり得ます。
情報収集して最終判断をするのは自分であることを忘れずに、就活エージェントをうまく利用していくことが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました!