面接にはスーツで臨むのが一般的ですが、スーツがない場合にはどうすればよいのでしょうか。ジャケットがなくても大丈夫なのか、中途面接やパートの場合はどうなのか、など疑問が尽きません。今回は面接の予定があるもののスーツがない場合の対処法や、スーツにまつわる疑問について説明します。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
面接で着るスーツがない場合に考えられる状況
「面接があるのにスーツがない」場合には、どのような状況が考えられるのでしょうか。
スーツがない状況として以下の2つが考えられます。自分にもその状況があてはまることが来るかもしれないので、注意しておきましょう。
買い忘れていた
就活の始まりにありがちなのが、「スーツを書い忘れていた」ということです。
「明後日から面接」とわかっていても、スーツを買いにいくのはエネルギーがいるものです。ついつい先延ばしにしてしまい、面接当日になって気づくということが考えられます。
洗濯・クリーニングに出している
マメな性格の人は、スーツをよく洗濯やクリーニングに出して手入れします。しかし、就活も中盤に差しかかると面接が続きがちになり、クリーニングから返ってくる前に次の面接の日程が来てしまうこともあります。
時にはクリーニングに時間がかかり、予定通りにスーツが返ってこないことさえあります。
面接で着るスーツがない場合にスーツを調達する方法
スーツがない場合にはどう対処すればよいのでしょうか。以下ではスーツがない場合の3つの対処法について紹介します。
①新しく購入する
スーツがない場合、新しく購入するのが最も無難です。洋服の青山やザ・スーツカンパニーなどスーツの専門店で購入しましょう。
しかし、「明日の朝一、スーツを着て面接にいかなければならない」ということも考えられます。その場合は24時間営業のドンキホーテを利用しましょう。
ただしあくまでその場しのぎなので、後日きちんとしたスーツを用意することをおすすめします。
②知人に借りる
知人にスーツを借りるのも対処法の1つです。
ただし、スーツは体型にあっていることがもっとも大切です。いくら知人でも自分と背格好が全く一緒というわけではないので、自分に似合わない可能性が高いと思っておきましょう。
また、知人に面接がある場合は借りることができませんし、借りることが続くと相手を不愉快にさせてしまうことも考えられます。知人に借りるなら1回限りにし、自分で早急にスーツを買いにいきましょう。
③レンタルサービスを活用する
スーツをすぐに買いにいけない場合にはレンタルサービスを活用することもおすすめです。
- リアルクローズ
- スーツレンタル.com
この2つのサービスではスーツをレンタルすることができます。
リアルクローズ
リアルクローズは店舗型のスーツレンタルサービスを行っており、東京・大阪の2店舗を展開しています。
スーツレンタルは7,700円から利用可能で、来店には予約の必要もありません。実際に試着して借りるスーツを決めることができるので、自分にジャストフィットするサイズを選ぶことができます。
住所の記載がある身分証明書がレンタルには必要です。免許証などを持って行くようにしてください。
スーツレンタル.com
スーツレンタル.comはインターネット上でスーツをレンタルできるサービスです。
16時までに注文すれば即日発送に対応してくれ、価格も4,800円からと良心的です。
クリーニングは不要で、1度レンタルすると3泊4日借りることができます。配送の時間がかかっても大丈夫な場合や数日の間に何度もスーツを着る場合にはありがたいサービスだと言えます。
面接で着るスーツがない場合にスーツ以外で対応する際のポイント
面接で着るスーツがない場合、スーツ以外の格好で面接に臨むことになることもあるでしょう。
その場合、気をつけたいポイントが以下の3つです。
①業界に適した服装をする
スーツ以外で面接に臨む場合、業界に適した服装をするようにしてください。そのためにもOB訪問をするなどして、業界の服装を知っておく必要があります。
IT業界ならおしゃれで比較的カジュアルな服装でもOKですが、金融など堅めの業界なら色味を抑え、ジャケットを羽織ることをおすすめします。
②清潔感のある服装をする
どんな服装をする時も、清潔感を心がけるようにしてください。
- シャツの襟が立っている
- シャツがパンツからはみ出ていない
- シワが寄っていない
- 穴が開いたりボタンがはずれたりしていない
上記は最低限のことですが、意外と見落としがちです。全身を鏡でチェックし、不潔な印象を与える箇所がないかどうかを入念にチェックしましょう。
③ジャストフィットでサイズ感に気をつける
サイズ感も大切な要素です。ジャストフィットの服装をしていると清潔感が際立ちますが、パンツの丈が長すぎたり、袖が長すぎたりする場合にはだらしない印象になってしまいます。
服を買う時には試着をしたり、裾上げをしてもらうなどしてジャストフィットにこだわるようにしてください。
オフィスカジュアル・軽装を着ていく場合は注意も必要
面接では「オフィスカジュアルでお越しください」と指定があることもあります。オフィスカジュアルは、初めて聞くとどんな服装を指すのか混乱してしまうかもしれません。
以下の記事ではオフィスカジュアルの定義やオフィスカジュアルにふさわしい服装の具体例を紹介しています。オフィスカジュアルについて確認しておきたいなら、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
また。企業によっては「軽装でお越しください」と指定されることもあります。軽装とは動きやすい服装の事ですが、いまいちイメージがわかない就活生も多いのでしょうか。以下の記事では就活における「軽装」とは何かを解説しています。興味のある方はこちらも併せてご覧ください。
パートの採用面接ではスーツを着ていく必要はない
アルバイトやパートの面接を受ける時にはスーツを着ていく必要はありません。ちゃんとしていれば普段着でも大丈夫ですし、少し堅めの服装にしておけばさらに無難です。
清潔感さえあればよいので、アルバイトやパートの面接の際には服装にそこまで敏感にならずに肩の力を抜いて面接に臨みましょう。
中途採用の採用面接で気をつけるべき服装のポイント
では、中途採用の採用面接ではどのような服装を心がけるべきなのでしょうか。
中途採用は新卒採用ほど定型的な服装の決まりはありません。以下の2点のみ押さえておきましょう。
①リクルートスーツは不適切
中途採用ではリクルートスーツは不適切です。たとえ第二新卒など年次が若くても、スーツは新調しておくことをおすすめします。
リクルートスーツは新卒ならフレッシュな印象を与えられるものの、中途採用の時に着用すると頼りない印象となってしまいがちです。決してポジティブには捉えられないので、リクルートスーツは避けましょう。
②応募先の企業で顧客対応してもおかしくない服装にする
中途採用の場合は必ずしもスーツを着用する必要はありません。それほど堅くない業界ならオフィスカジュアルでも大丈夫です。
服装の基準となるのが「応募先の企業で、その服装で顧客対応ができるかどうか」です。顧客に対して失礼でない服装かどうかを意識して面接に臨みましょう。
まとめ
今回は面接の予定がありつつもスーツがない場合について解説しました。
スーツがない場合はすぐにでもスーツを買いに行くことが理想ではありますが、それ以外にもスーツを用意する方法はあります。
また、パートの場合や中途採用の場合など必ずしもスーツの着用が必要ない場合もあります。スーツの着用有無にかかわらず、常に清潔感を意識し、相手を不快にさせないように気を配ることが大切です。