【要注意】面接の際スーツのボタンはどうすれば良い?スーツ別のボタンの留め方やマナーを解説!

面接時のスーツのボタンの留め方が分からないという人は少なくありません。面接時にスーツのボタンは閉めたがいいのか、開けたがいいのか、どこまで閉めればいいのかというのは迷うところです。本記事では面接時のスーツのボタンの閉め方について解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

面接時にスーツのボタンにまで配慮できる就活生は少ない

就活生の中には面接時に、スーツのボタンを閉めるべきか迷う人も多くいます。また、面接で頭がいっぱいになってしまって、スーツのボタンにまで気を配れない人も少なくありません。

どうしても面接となると緊張してしまいます。スーツのボタンにまで気を配る余裕を持てないので、閉め忘れることもしばしあります。

余裕を持って面接に挑めることは少ないので、スーツのボタンの閉め方は日頃から気を付けていた方がよいです。

面接時のスーツの種類に応じてボタンの閉め方は変わる

スーツのボタンの閉め方は、どのスーツも一緒と思っている人が多いと思いますが、実はスーツの種類によって違います。どこまでボタンを閉めるかはスーツによって異なりますので、しっかりと説明していきます。

そもそもリクルートスーツとそうでないスーツもありますので違いがわからない方は以下の記事を一読してから読み進めましょう。

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目次

①2つボタンスーツ

最近よく目にするのが2つボタンのスーツです。現在では一般的な形のスーツは2つボタンなので、就活生の着ているスーツも2つボタンの場合が多いです。

男性の場合|2つボタンスーツは上1つを閉める

2つボタンのスーツは、男性の場合は上1つを閉めましょう。下のボタンを閉めると不格好となりますので、下のボタンは開けておきます。ジャケットの裾が適度に開くようにするのが一般的ですので、下のボタンは飾りだと考えていいです。

女性の場合|2つボタンスーツはボタンを全て閉める

2つボタンのスーツは、女性の場合は全てのボタンを閉めましょう。女性の場合はボタンを全て閉めることにより、綺麗なシルエットになるようにデザインされていますので、気にする必要はないです。

②3つボタンスーツ

最近はあまり見かけない3つボタンのスーツは、2つボタンのスーツよりもかしこまった印象を与えます。3つボタンのスーツのボタンの閉め方は以下のようになります。

男性の場合|3つボタンスーツは上2つを閉める

3つボタンのスーツは男性の場合は、ボタンの上2つを閉めましょう。ただし、一番上のボタンが段返りの場合は、上のボタンは閉めなくてよいです。

段返りとは、上から2つ目のボタンから折り返りが始まっていて、一番上のボタンが折り返りの中に隠れているスーツのことです。そのようなスーツの場合は一番上の場単は開けておきましょう。

女性の場合|3つボタンスーツはボタンを全て閉める

女性の場合は、3つボタンのスーツでもボタンは全て閉めましょう。こちらも2つボタンのスーツと同様に、締めることにより綺麗なシルエットとなりますので、特に気にする必要はありません。

スーツの一番下のボタンを外すようになった由来・理由

2つボタンでも3つボタンでも、スーツの一番下のボタンを外す理由が気になる人もいるかもしれません。一番下のボタンを外す理由や由来はたくさんの説がありますが、その理由や由来をみていきます。

①一番下のボタンは飾りボタンだった

元々から一番下のボタンは飾りだったとする説があります。スーツはモーニングコートが起源といわれています。モーニングコートは正式な場で着用するコートでしたので、区別するため、正装ではないという意味として飾りのボタンを付けたという説があります。

②ボタンの位置が変化した

時代により、ボタンの位置が変化したという説もあります。元々は全てのボタンを閉めていたのですが、時代によりファッションが変化してボタン位置も変化したために、ボタンを閉めると不格好になってしまい、ボタンを外すようになったという説です。

③肥満が原因でボタンを外した

フォーマルスタイルの発祥の地は1910年頃のイギリスといわれていますが、当時の国王エドワード7世は肥満体系だったといわれています。スーツを着るとお腹が苦しいため、一番下のボタンを外して着ていたその名残だともいわれています。

④馬に乗りやすいようボタンを外した

車がなかった時代は、馬に乗って移動することが一般的でした。その際に足を広げて馬に乗るので、一番下までボタンを閉めていると、足が広がりません。そのため、馬に乗りやすいように下のボタンを外していたスタイルが一般的になったという説もあります。

⑤スーツのラインが崩れるのを防いだ

一番下のボタンを閉めて、椅子に座ったりすると、スーツのラインが崩れます。また、時代の流れと共に、スーツのデザインも変わっていき、一番下のボタンまで閉めるとラインが崩れるようになりました。そのため、一番下のボタンは閉めないようになったといわれています。

面接で着席する際はスーツのボタンを全て外すのが基本

面接や対談のときに、着席を促される場合もあります。そういった時は、スーツのボタンは全て外すのが一般的なマナーです。

立ち上がった際にボタンを留める

一般的には着席の際にボタンを全て外し、立ち上がったときにボタンを留めるのがマナーだといわれています。着席した際に、スーツのラインが崩れるのを防ぐのと、お腹が苦しくならないためだといわれています。

就活生は面接でボタンを閉め忘れても問題はない

また、一般的には着席した際にスーツのボタンを外すのがマナーですが、就活生は無理に外さず閉め忘れても問題はないです。

理由①|だらしない印象を与えかねない

スーツのボタンを全て外すとだらしない印象を与えます。また、ボタンを外すとどうしても心が緩んでしまいます。面接のときはできるだけ好印象を与え、適度な緊張感を持って挑みたいので、ボタンを外さなくてもよいです。

理由②|慣れないことは避ける

面接の際に慣れないことをするのは避けたほうがよいです。多くの人が面接では緊張しているので、ボタンを気にするあまり話す内容を忘れてしまった、などということになりかねません。面接に悪影響を与えるくらいなら、慣れないことはしないほうがよいでしょう。

理由③|ボタンマナーが選考に影響することは少ない

スーツのボタンのマナーに対して過剰に意識することはないです。面接の結果に影響するといったことはほとんどありません。面接官は、スーツのボタンよりもその人の人柄やポテンシャルをみます。

スーツのボタンのことはあまり気にすることなく、心に余裕を持って面接に向かいましょう。

女性は着席時もスーツのボタンは外さなくてOK

女性の場合は男性と違って面接で着席時もスーツのボタンは外さないのがマナーです。女性のスーツはボタンを閉めることで女性らしさを引き立てるデザインになっており、着席時にボタンを外すことを想定されていないのでそのままでも構いません。

確認しておきたいその他のスーツに関するマナー

スーツはボタンの他にもたくさんのマナーがあります。マナーに違反したからといって、確実に落ちるということは少ないですが、あまり良い印象は与えないかもしれません。良い印象を与えるマナーのポイントを解説していきます。

マナー①|スーツの柄と色

就活の面接時にはスーツの柄と色は気を付けましょう。あまり派手な柄や色は面接官に悪い印象を与えます。ですので、面接の際は黒や紺のスーツ、シャツの色は白が無難です。ビジネスの場だということを意識したスーツの柄と色を心掛けましょう。

マナー②|ネクタイの長さと色

ネクタイの長さと色も、面接官の印象を大きく左右します。ネクタイの長さはベルトに少しかかる程度、色は紺や水色などフレッシュな印象をあたえる色を選びましょう。赤や黄色などの明るい色は、悪い印象となる場合がありますので気を付けましょう。

マナー③|靴下の長さと色

くるぶし丈の靴下は厳禁です。くるぶしが隠れ、着席した際にも素肌がみえない長さのビジネス用の靴下を履きましょう。色は黒や紺が一般的です。白や赤などの色は好印象を与えないので避けましょう。

マナー④|ベルトの色・太さ・長さ

ベルトの色は靴の色に合わせるのが一般的です。就活の面接時は靴の色は黒がよいですので、必然的にベルトの色も黒になります。また、あまりにもベルトが太かったり、細すぎたりするとカジュアルな印象になりますので気を付けましょう。

ベルトの長さも、締めたときにベルトの先が、ベルトを通す穴に届かないのは短すぎます。また、背中の方までいくのは長すぎます。悪い印象を与えないように適切な長さのベルトを選びましょう。

マナー⑤|フラップの位置

スーツのポケットの上についているフラップを出していた方がいいか、ポケットの中に仕舞っていた方がいいか悩む人もいると思います。一般的に屋外では出す、屋内では仕舞うといわれています。

しかし、就活の場合はそのまま出していても印象は変わりませんので、あまり気にする必要はありません。

マナー⑥|適した小物を使う

鞄や腕時計は派手過ぎないものを選びましょう。就活の面接の際は、鞄は黒が一般的です。ビジネス用の黒の鞄を選びましょう。腕時計も文字盤やベルトが派手過ぎないものを選びましょう。その他のアクセサリーは必要ありませんので、面接の際は外しておきましょう。

マナー⑦|シャツやブラウスの色・形

シャツやブラウスの色や形は男性と女性の場合で違ってきます。好印象を与えるためにはシャツの知識が必要です。

特に男性の場合は襟にボタンがついているボタンダウンシャツは避けるようにしましょう。カジュアルな印象になりがちですので、ボタンのないワイシャツを選ぶようにしましょう。

下記の記事では、面接の際にシャツやブラウスを選ぶ基準を詳しく解説していますので、気になる方はご参照ください。

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マナー⑧|スーツのボタンの色は同系色

スーツのボタンの色は派手なものは選ばず、スーツ地と同系色でシンプルなものを選ぶようにしましょう。

既製品のリクルートスールなどは問題ございませんが、オーダースーツなどで個性をだそうとボタンを派手なものにしてしまうと面接の際にスーツのボタンに目がいって面接官は話の内容を抑えられなくなる可能性が高くなります。

まとめ

本記事では、面接の際のスーツのボタンの閉め方や、その由来を解説しました。スーツのボタンひとつで印象は変わります。

しかし、就活の面接の着席の際に、ボタンを閉め忘れたからといって、結果に影響を与えるわけではありませんので、あまり考えすぎずに面接に集中しましょう。

本記事が少しでもみなさまの役に立てれば幸いです。

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