「就活詰んだ」は「内定がない」状態です。「就活詰んだ」状態にならないか不安ですが、正しく対策をしながら就活を進めることができれば心配する必要はありません。今回は「就活詰んだ」事態に陥りやすい人の特徴や、「就活詰んだ」状態からの逆転方法についてお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
「就活詰んだ」とは
「就活詰んだ」と嘆く声を聞きますが、具体的にはどういう状態のことなのでしょうか。ここでは「就活詰んだ」の意味と実際に体験した人の声を紹介します。
就活を始めたばかりだと不安に感じるかもしれません。「就活詰んだ」状態にならないためにも先輩の声を参考にしてください。
「就活詰んだ」は内定が1つも無いこと
「就活詰んだ」は内定が1つも無いことを意味します。エントリーしていた企業の選考に全て落ち、今後どのように就職活動を進めればよいのか見通しが立たない状態です。
「就活詰んだ」が起こるのは大体の場合就活の時期が終わりにさしかかる頃です。エントリー解禁時のように新しくエントリー企業を増やすことができずに八方塞がりになってしまいます。
就活が詰んだ人たちの声
就活が詰んでしまった人たちの声を実際に見てみましょう。
就活詰んだので進学するか
— 製造マシン (@chino3743) May 15, 2019
上記の人は就活に詰んだので大学院に進むとのことです。実際、理系の学生は文系就職を試みて、志望企業に入れなかったら進学するという人も多数います。この場合は「詰んだ」と言っても進路が決まっているので安心です。
父親に「就活諦めろww」ってニヤニヤしながら言われたから詰んだ
— 紬 (@ABC__0120) February 28, 2019
ただでさえ就活は大変なので、親から就活を応援してもらえないとさらに辛く感じるのも仕方ありません。就活が長引くと家族からのプレッシャーを感じ、さらに「詰んだ」とマイナス思考に考えがちになってしまいます。
就活が詰む人の特徴
ではどういった人が「就活詰んだ」状態になるのでしょうか。「就活詰んだ」状態に陥りやすい人の特徴を2つ紹介します。
2つの特徴に共通しているのは、「自分を過信したり就活を甘くみている」ということです。就活では内定をとるまで安心できないと心得ておきましょう。
特徴①:エントリー社数が少ない
「自分は志望企業にしか行きたくない」「10個もエントリーしておけばどこか引っかかるだろう」と考え、エントリー社数が少ない人は要注意です。
「エントリー企業に全て落ちて、もう受ける企業がない」のがまさに「就活詰んだ」ということです。
志望企業しかエントリーしない、と強くこだわってしまうのは非常に危険です。また、エントリー社数は上限を決めず、あらゆる可能性を考慮して最大限エントリーしておきましょう。
特徴②:選考に落ちても反省・改善しない
選考に落ちても反省・改善しない人は就活で詰みやすいです。「今までの書類や面接が通用しない」と結果が出たにも関わらず同じ方法で再チャレンジしても、通過できるはずがありません。
毎回「相性が悪かっただけ」と片付ける人は注意です。確かに企業との相性はあり、同じことを言っても面接官によって反応が異なります。
しかし、面接官によって回答を調整するのも必要なテクニックです。そのテクニックを磨くには毎回の反省が必要不可欠です。都度改善しない限り内定獲得は難しいでしょう。
就活が詰んだ人が逆転する方法
万が一「就活詰んだ」状態になってしまったしまった場合にはどうすればよいのでしょうか。続いては考えられる対処方法を説明します。
内定がない状態でも、対処の仕方によっては逆転が可能です。絶望せず、前向きにチャレンジし続けてください。
通年採用をしている企業を受ける
企業の中には新卒一括採用だけでなく、通年採用を行っているところもあります。通年採用では就活の時期を過ぎても選考を受けることができます。
例えば、ソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社などの大手優良企業が通年採用を実施しています。
2019年4月には経団連が通年採用の拡大することで大学側と合意しました。通年採用の風潮はIT企業を中心に今後門戸が広がっていくことが予想されます。
エージェントを利用する
内定がない場合、就職支援をしているエージェントを利用してみてください。就職活動の時期でなくても応募できる企業を紹介してくれる可能性があります。
また、エージェントにアドバイスをもらい、なぜ内定が出ないのかを分析してください。
エージェントが履歴書やESの書き方、面接での受け答えの対策もしてくれます。自分一人では厳しいと思うなら、エージェントに相談してみましょう。
就職留年・浪人を検討する
就職留年や浪人を検討して、もう1年頑張ってみるのも選択肢の一つです。通年採用の企業が増えているものの、やはり日本は新卒一括採用が主流です。優良企業の中には新卒採用でしか入れないところもあります。
留年や浪人をしても、きちんと反省してその期間を生かすことができれば逆転は可能です。
大学院に進学したり、短期留学に行く人やインターンに参加する人もいます。その経験を生かして翌年に優良企業の内定を取る学生も実際にいます。
就活が詰んだから人生が詰んだ訳では無い
就活が詰むと、この先の人生全て台無しになったように思えます。確かに日本では「よい企業に入るためによい大学に通う」という風潮がありますが、それが全てではありません。
たとえ今は内定がなくとも上記で紹介した3つの方法で再チャレンジできます。一度就職すれば、堅実にキャリアを積んで転職でのステップアップも可能です。
就活が詰んでも人生は続きますし、就活でこの先全てが決まるわけではありません。自分次第でいくらでも逆転することができるので、落ち込み過ぎずに今後自分にとって必要な努力が何なのかを把握するようにしょう。
まとめ
「就活詰んだ」は「内定が1つもない」状況のことを指します。しかし、内定がゼロでも諦める必要はありません。通年採用の企業を受けたり、もう1年頑張ることで逆転が可能です。
就活がうまくいかないせいでこの先人生全てが思い通りにならないというわけではありません。きちんと反省と改善を繰り返し努力すれば優良企業への内定も獲得可能です。前向きになって適切な努力を積み重ねましょう。