面接でやりがいを聞かれることは多いです。面接で聞かれるやりがいとは何なのか、聞かれる理由を解説しています。また、本記事ではやりがいをきかれたときの例文とポイントも紹介しています。やりがいを聞かれる意図を知ることが大切です。やりがいの意図を知り面接で対応できるように心がけましょう。

面接で聞かれる「仕事のやりがい」とは

面接では仕事のやりがいを聞かれることはよくあります。仕事のやりがいとは仕事をした結果、どのようなことで喜びや充実感を感じるかどうかということです。

何か物事に関わっていれば仕事があります。喜びや充実感のやりがいを感じるから物事に関わり続けていけると言えます。

仕事のやりがいが聞かれる理由

やりがいを聞かれる理由はどのような理由があるのでしょうか。聞かれる理由として考えられるものを2つ紹介します。仕事に対する想いをどのくらい持っているかを確認することが目的だと分かります。

理由①｜仕事の価値観を確認する

仕事への価値観を確認することは、プライベートと仕事の考え方や、今後のキャリアについての考え方を確認する意図があります。

プライベートがモチベーションになるのか、役職アップ、昇給がモチベーションになるのか、確認することで仕事に取り組む姿勢をイメージすることができます。

理由②｜仕事内容と相性が合っているか

やりがいを聞く理由として、募集している仕事内容とやりがいの内容があっているか確認する意図があります。

例えば数字を追っていき、目標の数字を超えることがやりがいに感じるのであれば営業職や販売員が向いていると言えます。

今までにない、新しいものを生み出すことがやりがいに感じるのであれば研究開発職が向いていると言えます。

どのようなことがモチベーションになるのか確認することは続ける理由を確認することにもなるので重要なポイントです。

仕事のやりがいの答え方

面接で仕事のやりがいを聞かれたときの例文を解説しています。やりがい別で3つのパターンを紹介しています。

やりがいを答えるポイントで後述しますが、口語体と文語体に気を付けて参考にすることが大切です。

例文①｜成果を認めてもらえたときにやりがいを感じる場合

「私にとって仕事のやりがいは仲間から認めてもらうことです。学生のときに資格の勉強をしていたときの話ですが、仲間と一緒に勉強をしていた資格があります。

仲間は先に合格し、置いて行かれることがありました。諦めることもできましたが、悔しくて諦めることができず、勉強をやり続けました。

その結果、資格に合格し学校から表彰も受け、仲間から祝福を受け認めてもらえました。この経験が大きく印象に残っており、周りから成果を認めてもらうことがやりがいを感じることです。

御社で働くことが決まれば最後まであきらめず認めてもらえるように積極的に行動していきます。」

例文②｜感謝されたときのやりがいを感じる場合

「私にとって仕事にやりがいを感じるときは感謝されたときです。学生時代にアルバイトで問題が発生し、解決したときの話です。

お客さんからお怒りになっていることに向き合い誠意をもって内容を確認しました。

問題解決に向けて試行錯誤を繰り返し、問題解決することが出来たときに、『あなたのおかげで問題が解決できた。ありがとうございます。』と言っていただいたことに大きなやりがいを感じました。

御社で採用が決まれば数多くの感謝をいただけるよう頑張ります。」

例文③｜難しいことを乗り越えたときにやりがいを感じる場合

「私は難しいことを乗り越えたときにやりがいを感じます。学生時代部活動で全国大会を決めたときの話です。部活に入りたての１年生だったころ、先輩たち含めいい成績を残すことができずにいました。

自分たちの代では必ずいい結果を残すと同じ学年の仲間と目標を決め、毎日努力し続けました。その結果全国大会を決めることができ仲間とともに喜びを分かちあいました。

この経験が印象に残っており難しいことを乗り越えたことがやりがいに感じることです。御社に就職が決まれば、一緒に働く人たちと一致団結し結果を残していけるように頑張ります。」

仕事のやりがいを答えるときのポイント

仕事のやりがいを答えるポイントは3つあります。どのような面接でも準備が必要です。想定できるポイントを抑えて面接を通過していきましょう。

ポイント①｜自分の経験談を答える

やりがいに限ったことではないですが、自分の体験談、エピソードで話すことが重要です。作り話や人の話を参考にした話はズレが発生し見抜かれます。

体験談を話すことで信憑性が増し、相手も仕事のイメージを照らし合わせがしやすくなります。

ポイント②｜口語体で話す

面接を受ける際、想定できる質問を紙に書いてそのまま覚える人がいます。準備していくことは良いことですが、書いた言葉をそのまま話すのは違和感があります。

質問内容にどうこたえるかを明確に準備し、話し言葉である口語体で話すように心がけましょう。

ポイント③｜笑顔で話す

やりがいの話をするときに真顔で話したり、明らかに緊張した顔をして話をしたりしていると相手に良い印象を与えることはできないでしょう。やりがいの話は良い結果を残したアピールできる話です。

笑顔で相手を不快にすることは少ないです。自分が飛躍したことを思い出し、自然と笑顔が出るような話をしましょう。

仕事のやりがいを明確にしてアピールしよう

仕事のやりがいを話すときは良い結果を残せたときです。良い結果が残せたときは、良い印象が残っているものです。

まずは印象に残っていることを紙に書きだし整理しましょう。やりがいを聞かれたときに話す内容を決めていれば対応できるようになります。面接でもやりがいの話をしていると自然と笑顔が出てくるでしょう。

人によって大きさがあると思いますが、人と比べず大小は気にしないようにすることが大切です。喜びがあふれる良い印象の話をアピールしていきましょう。

まとめ

今回は仕事のやりがいについて解説してきました。仕事のやりがいとは何か分かる内容となっています。実際に面接でやりがいを聞かれたときの例文、答えるときのポイントをまとめています。本記事を参考にし、自分の体験談を照らし合わせ、対応していけるようになっていただければ幸いです。