ダメな会社の5つの法則とは?ダメな会社の見分け方やダメな社員の特徴についても解説します!

「ダメな会社」とはどんな会社を想像しますか。社長や上司がダメ、未来のない会社、会議ばかり、などその認識は人それぞれでしょう。今回は「ダメな会社」について解説します。ダメな会社の5つの法則、ダメな会社の見分け方もご紹介するのでぜひ参考にしてください。やばい会社の社員にならないよう学習しておきましょう。

弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。

無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。

bizualのサポートに無料登録しておくと・・・

  • 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
  • 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる
  • ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
  • 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート
  • 面接官からの合否フィードバックを共有!

この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

ダメな会社の5つの法則

いわゆる「ダメな会社」には法則があります。以下では「ダメな会社の法則」を5つご紹介します。

目次

法則①|長時間労働が多い

まず「長時間労働が多い」という特徴です。仕事は通常1日8時間労働です。本来であれば業務は就業時間内に済ませ、状況によって残業をします。

しかし、ダメな会社では1日数時間の残業時間が前提とされています。定時を迎えても社員が帰宅する雰囲気はなく、当たり前のように残業へと移行するため結果長時間労働が多くなります。

法則②|評価基準が曖昧

ダメな会社には「評価基準が曖昧」という特徴もあります。企業に限らず「評価」には基準が必要です。基準がなければ「何となく頑張ってそう」など曖昧な私見で評価することになります。

ダメな会社では評価基準が曖昧、もしくは存在しません。そのため上司の好みやそのときの雰囲気などで偏った評価がされやすくなります。

法則③|給料が少ない

同業他社に比べて「給料が少ない」という特徴もダメな会社にありがちです。昇給の交渉をしても「今は苦しいから」「うちはこれでずっとやってるから」などを言い訳に退けます。

給料は社員のモチベーションにかかわるだけでなく、社員を正当に評価するひとつの目安です。給料を出し渋る会社に良い会社はないと言って良いでしょう。

法則④|問題を放置する

ダメな会社では「問題の放置」が頻繁に発生します。難局を乗り越えてしまえばそれで終わり、反省やそれに伴う改善が行われません。

当然問題は繰り返され、社員は何度も同じような問題に対処しなくてはなりません。この特徴は社内だけでなく、関係する他社へも影響を及ぼします。

法則⑤|求人を繰り返す

「求人を繰り返す」というのもダメな会社の特徴です。ダメな会社は「個人の素質」に頼り切っており、教育で成長を促すことをしません。

そのため常に「もっと良い人材が欲しい」と望んでいます。そして既にできあがっている良い人材を求めて、何度も求人を繰り返します。

ダメな会社の6つの見分け方

就職や転職をするときは、その会社が「ダメな会社」でないか見分ける必要があります。以下はその見分け方6つです。

見分け方①|求人をきちんと確認する

まずは「求人をきちんと確認すること」です。

  • アットホームな会社です:人間関係が馴れ合いで評価が適切でない可能性
  • 入社○ヶ月で○万円の給料:退職率が高い可能性
  • 自主性を重んじる:入社直後から大きなノルマや目標がある可能性
  • 幹部候補:キャリアパスが整っていない可能性
  • 一部残業代として含む:サービス残業が多い可能性
  • 気合い・熱意:精神論を押しつけられる可能性

以上のようなフレーズが使われている求人は、ダメな会社であることがほとんどです。

他にも「事業内容がわかりにくい」「売上高が明記されていない」などもダメな会社にありがちな特徴です。

見分け方②|口コミ・評判を確認する

次に「口コミ・評判」を確認することです。今は口コミサイトも多く、現役社員や退職した社員の生の声が聞けます。

企業が自ら発している社員の声ではない、本当の口コミが大切です。就活口コミサイトなど、公平性の保たれた口コミを参考にしてください。

この公平性の保たれた口コミの一つにOpenWorkがあります。OpenWorkは約260万件ほどの口コミが閲覧可能な大手口コミ情報サイトなので、ぜひ活用してみてください。

見分け方③|ブラック企業一覧を活用する

ダメな会社は「ブラック企業一覧」に載っている可能性があります。厚生労働省が発表している「労働基準関係法令違反に係る公表事案」を参照してください。

資料中に「ブラック企業」とは書いていませんが、これが俗に言う「ブラック企業リスト」です。

他には、弁護士や大学教授・ジャーナリストで構成された「ブラック企業大賞企画委員会」が発表する「ブラック企業大賞」もあります。

見分け方④|先輩に話を聞きに行く

「先輩に話を聞きに行く」というのもダメな会社を見分ける方法です。特に同業他社で働いている先輩なら、業界ならではの情報を持っているかもしれません。

また、就活でさまざまな企業を受けた先輩も頼りになります。実際に面接に行った、もしくは説明会やインターンに参加した、という先輩ならさらに詳細な情報を聞けそうです。

見分け方⑤|面接で会社の雰囲気を見る

企業の面接に行けば「面接で会社の雰囲気を見る」という見分け方もできます。

まずは会社の受付から面接会場までの案内、すれ違う社員の挨拶、面接官の態度などに注目しましょう。少しでも「印象が悪い」と感じたら要注意です。

ダメな会社にいると社員までダメになりがちです。面接という短時間でも社員のアラが見えるようでは期待できません。

見分け方⑥|面接で質問をする

「面接で質問をする」という方法は大変有効です。面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか」の問いに手を挙げて質問しましょう。

  • 入社後のキャリアパス:社員の成長を促そうとしているか
  • 社員の平均勤続年数:創立から考えて短くないか
  • 入社後の研修制度の有無:一定の研修期間からのOJTへと移行しているか
  • ジョブローテーションの有無:社員の成長を考えれば欠かせない
  • 人事評価基準:面接官が回答できなければ明確な評価基準がないと思われる

上記は一例ですが、どれも重要な質問です。逆質問は企業への興味を示すためだけにするものではありません。ダメな企業の疑いがあるのなら、企業を見極めるための逆質問を用意しておきましょう。

ダメな会社で働いている方へ

今現在「ダメな会社」で働いていて、環境を変えたいと思うのであれば以下の対処法を試してみましょう。

対処法①|やれるだけのことはやってみる

辞めることはいつでもできます。まずは「現状をどうにかできないか」という視点で考えてみましょう。ダメ元で改善の提案をする、まずは自らが改善を意識した働きをする、などです。

  • 長時間労働を変えたい:思い切って自分が定時帰宅を実践してみる
  • 放置されている問題がある:自分がその問題を解決してみる
  • 評価制度が曖昧:評価制度を作成して上司へ提案してみる

ダメな会社にいるのなら、やってみて何もかわらなかったとしてもそれは仕方がありません。まずは自分が心底納得できるよう、やれるだけのことをやってみましょう。

対処法②|何も変化がなければ転職をする

ダメな会社に心底うんざりしたら「転職をする」という対処がいちばんです。人生の貴重な時間をこれ以上その会社のために使いたくないのであれば、すぐに転職活動を開始しましょう。

新たな気持ちで「自分はどんな会社で働きたいだろう」と考えることから始めてみます。しかし、ダメな会社にいたという経験は決して無駄ではないことも覚えておいてください。

ダメな会社を経験したことで「当たり前のことをありがたいと思える意識」「弱い立場の人が困る状況は正しくないと実感した経験」はきっと今後の社会人生活に役立ちます。

【参考】ダメな会社で働く人の特徴

ダメな会社で働く人の特徴はどういったものがあるのでしょうか。こちらの見出しでは、ダメな会社で働くダメな社長、上司、社員の3つに分けてそれぞれ解説します。

ダメな社長の特徴

まずは「ダメな社長の特徴」を2つご紹介します。ダメな会社に勤めている自覚のある方は、自社の社長が「ダメな社長」である可能性があります。以下の特徴に心当たりはないか考えてみるといいかもしれません。

特徴①|決断力がない

1つ目は「決断力がない社長」です。 会社経営において、決断の機会は数えきれないほどあります。その決断の度にいちいち時間がかかるようであれば、市場のトレンドを逃してしまうことも少なくありません。

決断力がなければ、新規事業や事業撤退の重要なタイミングを誤ってしまう可能性もあるため、将来的に会社を潰すことさえありえます。

特徴②|責任を取らない

2つ目は「責任を取らない社長」です。目標が達成できなかったときや事業が失敗してしまったときに、自分のせいではなく、社員のせいにする社長がいます。

本来であれば、会社全体の責任に関しては社長が取るべきなのですが、自分のポジションを保持し続けたいという思いが強いため、部下に責任を擦り付けることも意外と多いのです。

ダメな上司の特徴

次に「ダメな上司の特徴」を2つご紹介します。ダメな会社の風土に染まってしまった上司は「ダメな上司」になる可能性があります。自分の上司と比較してみましょう。

特徴①|部下の話を聞かない

1つ目は「部下の話を聞かない上司」です。このような上司は、自分の話は長々と話す一方で、部下の話には一切聞く耳を持ちません。

部下から相談を受けた際も、自分の昔の自慢話ばかりをして同じように対処するよう求めてきます。しかし、部下からすると、上司の過去の栄光を聞いてもそれが具体的な解決策ではないこともあります。

特徴②|プライドが高すぎる

2つ目は「プライドが高すぎる上司」です。人から自分の非を指摘されたときに素直に認めません。ましてや指摘した人が部下であれば徹底的に攻撃します。

そのような上司にたてついてしまうと、査定で理不尽な評価にされたり、陰で悪口を言われてしまいます。そのため、上司を怒らせないようにするための対策と注意が必要です。

記事に飛ぶ

上記の記事では、ダメな上司に対して部下が行うべき対策や取るべきではない行動について詳しく書かれています。合わせて参考にしてみてください。

ダメな社員の特徴

最後に「ダメな社員の特徴」を4つご紹介します。ダメな会社にいる自分が、いつのまにか「ダメな社員」になっていないか、日頃の自分を振り返りながら読み進めてください。

特徴①|自分の意見がない

1つ目は「自分の意見がない社員」です。いつも誰かの発言を待ってばかりで、出た意見には何も考えず「いいと思います」と賛成してしまいます。いわゆるイエスマンです。

イエスマンは周囲に見抜かれます。口には出さなくても「あの人は自分の意見がない、何も考えていない」と信用されなくなっているはずです。

特徴②|人の意見を批判する

2つ目は「人の意見を批判する社員」です。イエスマンとは反対で、人の意見に反対し批判ばかりします。批判の後に善後策の用意があればまだ良いですが、そうでないことも多いようです。

コミュニケーションマナーとして、批判だけをするのはマナー違反です。誰でも「批判ばかりされたい」とは思っていません。次第に周囲から人がいなくなり、仕事が属人化しやすくなります。

特徴③|いつも時間に追われている

3つ目は「いつも時間に追われている社員」です。これは一見パワフルに働いている社員のようにも見えます。しかし時間に追われる、ということは仕事を抱え込み過ぎている可能性もあるのです。

「忙しい」が口癖でいつも時間を気にしているようでは、上司・同僚・部下とコンスタントな情報共有ができません。その結果独りよがりな働き方になってしまいます。

特徴④|人と比較する

4つ目は「人と比較する社員」です。このパターンには2つあります。「人と比較して自分を貶める」または「人と比べて自分を持ち上げる」の2つです。

結果から言えばどちらも良いとは言えません。人と自分を比較してもそこからは何も生まれず、落ち込むか調子に乗ってしまうかのどちらかです。人も自分も認めるという意識が大切です。

まとめ

今回は「ダメな会社」について解説しました。思い当たる節がある、という人も多かったかもしれません。しかし「自分の会社はダメな会社だった」と認識するだけで終わるはもったいないことです。

それなら自分はどうするのか、どういう会社でどういう働き方をするのかということをしっかり考えてみましょう。そうすれば「ダメな会社」に引っかかる確率はぐっと減るかもしれません。

就活、、もうどうしたら良いかわからない。そんなあなたへ!

弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。

  • 業界選びで悩んでいて、自分に合った業界についてフラットな目線でアドバイスしてほしい
  • 「持ち駒」がなくなって次どうしたら良いかわからない
  • とにかく早く内定が欲しい etc

そういった悩みを持つ学生はぜひbizual無料就活サポートを受けてみてください。

あなたに合った業界選び、企業選び、内定までの徹底サポートなど、専門のキャリアアドバイザーが親身に寄り添ってサポートさせていただきます。

また、無料登録後も下記就活サポートが全て無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。

bizualの無料面談サポートを受けると・・・

  • 就活生専門のコミュニティに無料参加できそこで希望業界、職種の面接を受けてきた他の就活生の感想や状況などを共有してもらえる!
  • 面談後参加できる無料コミュニティで近年の就活業界の傾向など客観的な一次情報を受け取れる
  • ES免除・1次面接無しの選考ルートを選べる!
  • 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート
  • 面接官からの合否フィードバックを共有!

こんな就活生におすすめ!

  • 業界選びで悩んでおり、自分に合った業界についてフラットな目線でアドバイスしてほしい
  • 他の就活生同士で希望業界や企業の情報について交換したい
  • 内定にできるだけ早く繋げられるよう手厚いサポートをして欲しい

メディア運営元

株式会社Bizual

就活エージェントサービスを運営する就活サポート企業です。「キャリアにおける“成功”の総和を底上げし、仕事を通じた価値創造により、世の中の進化を加速させる。」を掲げ、これまで1万人以上の方々の内定実現を支援して参りました。

>>フォロワー国内最大級のインスタグラム
>>1500名以上が参加する就活コミュニティ「bizualアカデミー

目次