「ロジハラ」ってどんなこと?|正論を押し付ける人の特徴とロジハラの対処法を徹底解説!!

「ロジハラ」とは「ロジカルハラスメント」の略称です。これは正論を振りかざして、相手を追い詰める人のことを指します。相手の気持ちを考えずに発言するので、嫌われることが多いです。本記事では、ロジハラをする人の特徴や、具体例、辞める方法、ロジハラをする人にどう対応したら良いかなどを解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

「ロジハラ」とは

「ロジハラ」とは「ロジカルハラスメント」の略称で、正論を振りかざして、相手を追い詰める行為を意味します。

正論をただ言っただけでロジハラになるわけではなく、他者の気持ちを配慮せずに正論を押し付けて、相手に必要以上のストレスを与えることで、はじめてロジハラになります。

ビジネスの現場で特に起こりやすいのがロジハラです。ロジカルに考えることは重要ですが、誰かに伝える時には正論を押し付けないよう注意が必要です。

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「ロジハラ」をしている人に当てはまる特徴5選

ここではロジハラをしている人に当てはまる5つの特徴を解説します。特徴を理解すれば、彼らがロジハラをする理由がなんとなく分かるかもしれません。

目次

①プライドが高い

ロジハラをする人は、プライドが高い人が多いです。他人よりも自分の方が優れていると考えて、周囲の人間を見下しています。

しかしたまには失敗したり、周囲に尊重されなかったりして、自分のプライドが傷ついてしまうことがあります。

そんな時、正論で周囲を論破することで自分の優秀さや正当性を確かめているのです。またそうすることで、自分が優秀な人間だと周囲に示したいと考えています。

②負けず嫌い

ロジハラをする人は、負けず嫌いの人が多いです。

たとえば薄々自分の方が間違っていると理解している時でも、自分が間違っていると認めることができないのです。それは相手に屈服したことになると、彼らは考えています。

そのため周囲から考えの間違いを指摘されたり、自分の考えに周囲が従ってくれなかったりした時、自分の考えの正当性を主張して相手を何とかして論破しようとしてくるのです。正論を押し付けるような姿勢でかかってくるのは負けず嫌いたる所以でしょう。

③相手の意見に共感する能力に欠けている

ロジハラをする人は、相手の意見に共感する能力に欠けていることが多いです。

殆どの人は相手と意見の対立が起こったとしても、議論の際は相手の意見にも理解を示します。そのため議論が一方的になることは少なく、互いの意見の妥協点を探していくことになります。これは建設的な議論です。

しかしロジハラをする人は相手が何を言っても攻撃の手を緩めず、他人の意見を絶対に聞き入れません。そのため議論は平行線を辿り、相手は疲弊しきってしまいます。

④コンプレックスが強い

意外に思うかもしれませんが、ロジハラをする人はコンプレックスが強い人が多いです。本当は自分に自信がなくて、周囲からもっと認められたいと思っています。

そのため、正論で相手を論破することで自分の優秀さを周囲に示そうとするのです。

また相手を論破することで、自分は相手より強いと思い込もうとしています。

⑤自分の意見が正義だと勘違いしている

ロジハラをする人は、自分の意見が正義だと勘違いしていることが多いです。自分の意見が一番正しくて、自分と違う意見は間違っていると考えています。

そのため意見の対立が起こった時には、相手が間違っている前提で話を進めます。相手としては自分の考えは全て聞き入れられず、ひたすら意見を押し付けられる状態です。

当然相手は嫌な気分になりますが、ロジハラをしている本人は「相手に正しい考えを教えてあげなくては」という親切心と使命感に燃えていたりします。

「ロジハラ」の具体例

ここではロジハラが具体的にどんな場面で、どんな風に発生するのかを解説します。ロジハラの具体例を見て、ロジハラとはどういうものか理解しましょう。

会議で議論をするシーン

ロジハラは会議で議論するシーンで起こりやすいです。

たとえば会議で意見の対立が起こった時、ロジハラをする人は相手の意見の抜けているところを厳しく否定して、自分の意見を通そうとします。一方で自分の意見について答えられない質問や指摘をされた時は、論点をすり替えたり、回答しなかったりして、自分の意見の間違いを認めません。

会議で相手の意見の気になるところを指摘すること自体は正しいことです。

しかし彼らは相手の意見を徹底的に否定し、自分の意見の素晴らしさばかりを伝えるので雰囲気を悪くしてしまいます。

部下がミスをしたシーン

ロジハラは部下がミスをしたシーンで起こりやすいです。

たとえば新入社員が、間違ったやり方で仕事をしていたとします。こんな時ロジハラ上司は、正論で部下を責めます。経験が浅いときはミスが多いものですし、わかっていても上手くできないことだってあります。

しかしロジハラ上司は、部下の経験が浅いことを配慮せず、「なぜ指示通りにできなかったのか」「わからないならなぜ聞かなかったのか」などと正論で責め続けます。

たしかにその通りなのですが、怒りすぎると部下は反省を通り越して萎縮したり、反感を持つようになります。

相手が報告を行うシーン

ロジハラは相手が報告を行うシーンでも起こります。

たとえば部下が上司に仕事の報告を行う時です。上司は部下からの報告を聞いて、わからないところがあったので質問しました。

しかしロジハラ部下は、上司なのに知識が不足していることを指摘して、「上司は部下よりも優秀であるべきなのに、勉強不足では」と、逆に上司を馬鹿にしました。上司は突然のことで驚きましたが、正論であるだけにショックを受けました。

このような部下が上司にロジハラをするケースも存在するのです。

「ロジハラ」をしないために気を付けるべき3つのポイント

もしかしたらここまでの記事を読んで、自分はロジハラをしていると思った人がいるかもしれません。それに気づけたのであれば、自分の行動を見直すことで、これから修正することは可能です。

ここでは相手にロジハラをしないために気をつけるべき、3つのポイントを解説します。

①自分が絶対に正しいと思わない

ロジハラをする人は、自分の考えが最も正しいと考えていることが多いです。「ロジハラの何が悪い」「ロジハラこそ無敵」そういった感覚に浸っている人も少なくありません。まずは、その考え方をやめましょう。

自分の考えが正しいと思っていると、相手の考えを聞き入れることが出来なくなってしまいますし、つい反対意見を否定してしまいます。そういうことをしていると、周囲から嫌われてしまいます。

「もしかしたら自分の考えの方が間違っているかもしれない」という謙虚な姿勢で、常に周囲と向き合いましょう。

②相手の気持ちを考える

ロジハラをする人は、論理的に正しいことを重要視していることが多いです。しかし多くの人は正論だけで動いているわけではなく、感情も重視して動いています。

感情的な理由で動くことをナンセンスだと思うかもしれませんが、それが一般的な人の考え方なのです。

相手が感情的な理由で何かをしても、それを正論で責めることはしないようにしましょう。相手の気持ちにも理解を示したうえで、次回から気をつけるように言うだけで十分です。

③相手の意見を聞く

ロジハラをする人は、相手の意見が自分と違うものだと、そもそも話を聞かない傾向があります。

しかし相手の話を聞くことはとても重要です。話を最後まで聞いて、相手がなぜそう考えるのか理解しようとしてください。きちんと相手の意見を聞けば、意外と納得がいくかもしれません。

自分と違う意見を理解し、吸収することは、あなた自身の成長にも繋がるはずです。

「ロジハラ」をしてくる人への3つの対処法

ロジハラをする人は正論で責めてくるので、何も言い返せず、困っているかもしれません。どうすれば、ロジハラをする人と上手くやっていくことができるのでしょうか。

ここからはロジハラをしてくる人への対処法を解説します。

①矛盾点をつく

ロジハラをしてくる人は、正論を言っているので反論が難しいです。しかし意外と以前と言っていることが違っていたり、筋が通らないことを言っていたりすることがあるのです。

相手が正論が好きなのであれば、こちらも正論で返してみましょう。相手が反論できないほどのカウンターパンチを入れれば、黙ってくれることがあります。

ただしこのやり方は、相手のプライドを傷つけて恨みを買う恐れがります。

②譲れる部分は相手に譲る

ロジハラをする人はコンプレックスが強い人が多く、誰かに認めてもらいたいと思っています。

そのためロジハラをされたからと言って、反感を態度に表すと余計に嫌がらせをされる可能性が高いです。

相手の話が正論であるなら、認めれられるところは認めて、相手の言う通りにしましょう。そうすることで相手はあなたが自分の言う通りに動いたことに満足します。

ロジハラをする人を上手くやり過ごしたいなら、闘うのではなく、受け入れたほうが早いです。

③距離を置いて関わらない

ここまでの発言の矛盾点を突けば黙るタイプや、言う通りにすれば機嫌が良いタイプは比較的対処しやすいです。しかし何をしてもロジハラを止めないタイプが存在します。

そんな人とまともに関わると精神的に追い詰められてしまうので、距離を置いて関わらないのが一番です。

どうしても関わらないといけない時は、なるべく発言を真に受けないようにして心を守りながら、時間が過ぎるのを待ちましょう。

どうしても言わないといけないこと以外は、何を言われても反論しなければ、多少早く終わります。

まとめ

この記事ではロジハラについて解説しました。ロジハラは、正論を振りかざして、相手を追い詰める行為を指します。自分がロジハラをしていると思った人、ロジハラをする人に困っている人は、本記事で紹介した対処法を試してみてください。

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