教育関係の仕事を求める方の中にはベネッセを志望される方も多いかと思います。しかし、ベネッセで検索すると「激務」などのキーワードや、離職率の高さ、悪評などが目に付きます。はたして、それは本当なのか?評判や将来性、人事制度などをもとに解説していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ベネッセは教育事業ほか複数事業を展開
ベネッセは教育事業の他に、 子育て事業として「たまひよクラブ」「ひよこクラブ」などの雑誌もリリースしています。また、介護事業では、介護施設や保育所、語学事業の「ベルリッツ」も運営しています。
その他、海外事業を展開するなどグローバルに事業を経営している企業でもあります。しかし、ベネッセで検索すると「激務」などのキーワードや、離職率の高さ、悪評などが目に付きます。
では何故、激務といわれていたり、離職率が高いのでしょうか。また、ベネッセに就職する際注意点や年収、会社の評判や将来性などを検討していきます。
ベネッセが激務である理由
理由①|複数の事業を展開しているため
ベネッセの離職率の高い理由のひとつとして、ベネッセは複数の事業を展開しているため、比較的残業量が多く、業務や部署によっては常に残業しているということもあるようです。 ベネッセの評判をみると、多い方では、終電間近まで残業をしている方もいらっしゃいます。
また、配置転換も多いためその道のプロフェッショナルといわれる人が少なく、フォロー体制も確立していません。そのため、出張や転勤などの穴埋めが出来ずに、残された人に仕事のしわ寄せ がきているということもあります。
理由②|出張・転勤が多い
ベネッセは幅広い事業展開をしており、全国規模の会社であるため出張や転勤も多いです。また、海外事業も展開している会社ですので、海外出張や海外転勤もあります。海外出張や海外転勤となると年収は上がりますが、なかなか日本に帰ってくることが出来ません。
また、海外に目を向けているため、他の企業と比べて将来性はありますが、やは激務となる傾向にあります。
また、教育事業だけでなく、介護事業や子育て事業でも、全国転勤があり、研修などの為の出張が多くなっています。そのことが理由で離職する方も少なくないようです。
理由③|人材不足
ベネッセでは複数の事業を展開しているため、また海外事業などもあることから広く人材を募集していますが、まだまだ採用が追い付かず、人材不足に陥っている傾向にあります。そのため、フォロー体制の確立が難しく、激務のための残業が増える傾向にあります。
ベネッセでは、その解決策として「人財育成」を新たに理念に掲げており、専門性の向上、従業員の能力育成に力を入れています。
ベネッセが激務という理由で退職検討した人の声
「私は子育てを理由に退職しました。社内の女性社員は子どもを持つママ社員も多く、子どもがいながら働くことには理解のある会社だと思いますが、業務が時間内に終わらず、持ち帰って家で仕事をしていたり、一度子どもを保育園に迎えに行ってから子連れで会社に戻ってきて仕事をしている同僚や常に走っている感じのママ社員を見ていて、自分には合わないなと思いました。自分の子どもの教育などは後回しで他人の子どものために教材を作るということにも疑問を感じ、退職を決めました。」
やはり激務の為に、特に子育て世代の女性の方には厳しいようです。業務時間内に終わらないため、中には仕事を持ち帰る方もいらっしゃるようです。仕事をやりがいとして感じている方なら良いでしょうが、家族を持ち、家庭を大事にしている方には、仕事と家庭との両立は難しいかもしれません。
「 学校営業部は忙し過ぎたため。土日の出勤も多いが、その振替休日を取る時間も無いため、振替休日扱いにして、実際は営業に行くなどは、かなり多くの人が経験している。営業方針は訪問数主義で、さらに1件ごとの訪問の移動も時間がかなりかかるため、21時より前に帰っている人はほぼいなかった。」
ベネッセの中でも営業部は特に激務です。訪問主義のため、1件ごとに訪問し、帰社時間も遅くなる傾向にあります。また、土日などの休日にも出勤があるため、休みもままならず、体調を壊したとの声も挙がっています。
ベネッセで特に激務な仕事は営業部
やはり、ベネッセの中でも営業部は年収は高くなりますが、激務となる傾向になります。理由としては先述したように訪問主義のため、1件ごとに訪問し、帰社時間が遅くなることがあります。
また、帰社後の書類作成や、報告業務などにより、定時で帰れることはなく、ほぼ毎日残業があるとの声も挙がっています。
特に営業部は出張も多く、家に帰れないことも多くあります。やはり、家庭を大事にする方には合わない傾向にあり、一番離職率が高い部署でもあります。
ベネッセの働き方改革は進んでいる
ベネッセでは、働きやすく活気ある職場作りを目標に、 「ベネッセグループ健康宣言」を発信したり 、ベネッセホールディングス社長が「最高健康責任者」 となり健康経営を支える体制作りをしたりと、働き方改革は進んでいます。
一般的にベネッセは激務といわれていますが、新たな制度作りをしたりしていることから、改善する動きは他の企業よりも高いと言えます。
ベネッセ志望者に求められる資質
多くの事業を展開し、働き方改革にも積極的に取り組んでいるベネッセ。そんな企業を求める方も多くいるのではないでしょうか。
では、ベネッセ志望者に求められる資質とはどのようなものがあるのしょう。
資質①| 切磋琢磨し、成長しあうことができる
ベネッセには多様な人財が活躍できる環境があります。そして、お互いが切磋琢磨し、成長しあう企業風土も醸成されています。
特にベネッセでは、女性の活躍する企業として大きな注目をされていました。しかし近年、50代以上の社員も増加しています。そんな環境のなかで、新たな制度や取り組みを始め、さまざまなライフステージに応じて活躍できる環境をつくる改革が進められています。
また、切磋琢磨し成長できる環境を望んでいる方を広く募集していて、ライフステージに応じて活躍できる制度作りも始めていることから、長く働きたい方にもおすすめの企業といえます。
資質②| 高い倫理感を持っている
ベネッセでは、教育・介護などの事業をしているため、高い倫理感が求められるようです。社員のひとりひとりがしっかりとコンプライアンスを理解し、正しく誠実な企業活動が行われなけらばなりません。また、社員の気づきを会社へ確実に伝わる仕組みも運用し、日々の業務や職場の改善につなげている企業でもあります。
教育や介護事業を展開しているので、高い倫理感を持っていることは必然ではありますが、それと同時に、コンプライアンスを理解する積極性、誠実に業務に取り組むことのできる真面目な側面も重視されます。ですので、企業全体としての方針を理解できる力や勤勉さも必要となってきます。
資質③|グローバルに活躍したい
ベネッセでは、事業の計画やフェーズに応じて海外で活躍できる人材の採用や育成に取り組んでいます。また、「社内ジョブポスティング」と称して、実務の中での育成を重視しているようです。
また、事業展開に必要な要員の派遣の他、中長期視点で、若手層の海外経験としての派遣も実施しているようで、公募により、「志」と「やる気」のある人材を選定し、2015年3月期から、インドネシア、台北、JICAへ社員を派遣しているようです。
海外事業や介護事業など幅広く展開しているため、グローバルな人材が求められます。また、公募制度もあるため、「将来は海外で活躍したい」と思っている方などは強く求められる傾向にあります。ですので、そういった「志」と「やる気」を持っている方には比較的向いている社風だと言えます。
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まとめ
ベネッセでは教育事業の他に、 子育て事業や介護事業を展開していることがわかりました。
また、激務といわれているけれども、働き方改革は進んでおり、新たな制度作りも行われているので、労働環境は以前より改善されている印象も受けます。
高い倫理観を持ち、「志」と「やる気」を持ち、「将来は海外で活躍したい」など目標をもって切磋琢磨しあえる方には向いている企業だといえます。