「参加の可否」は目上の人に使える?|正しい使い方と例文について徹底解説!

ビジネスの場面で見かける「参加の可否」という言葉。どのような意味があるのかご存知でしょうか?使い方を間違うと恥ずかしい思いをすることになるかもしれません。意味はもちろん、使って良いシチュエーションや類義表現との違いについて、例文も交えて解説します。ぜひ、参考にしてください。

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「参加の可否」とは

ビジネスメールやビジネス文書などで見かけることがある「参加の可否」。普段は使わないので見慣れないと思う人もいるでしょう。まずは読み方や意味、使う状況などについて解説します。

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目次

「参加の可否」の読み方

「参加の可否」の読み方は「さんかのかひ」です。「可」は音読みでは「カ」と読むことが多くありますが、実は「コク」という読み方もあります。ただ、「可否」の場合の「可」は「カ」です。

更に「否」は音読みの場合は「ヒ」と読むことがほとんどですが、「フ」と読むこともあります。また、訓読みでは「いな」と読むこともあるでしょう。ですが、「可否」の場合の「否」は「ヒ」と読みます。

「参加の可否」の意味

よいかよくないか。事のよしあし。 または 賛成と不賛成。可決と否決。

「参加の可否」の「可否」の意味は、上記の通りです。「可否」だけで見ると、よいかよくないかという意味と、賛成不賛成の2通りの意味があることがわかります。

ただ、「参加の可否」に使われている「可否」は「よいかよくないか」という意味を表しています。分かりやすく説明すると、「参加できるかどうか」ということです。

「参加の可否」を使う状況

  • 歓送迎会や忘年会などの参加人数を確認する時
  • ミーティングや会議の参加人数を確認する時
  • 運動会や社員旅行など、大人数に向けて参加意思を問う時
  • 社外向け説明会などの参加意思を問う時
  • 参加不参加の連絡が漏れている人に改めて尋ねる時

「参加の可否」という言葉を使う主な状況は、大人数に向けて参加不参加の意思を問いかける時です。特にビジネスメールでは簡潔明瞭が重要です。「参加不参加のいずれか」などのように書くよりも、「参加の可否」と書いた方がわかりやすくなりま

「参加の可否」の英語表現

「参加の可否」を英語で表現する場合は、「whether to participate」や「whether to attend」となります。「whether to ~」で「~するかどうか」を意味し、「participate」や「attend」は「出席する」を意味します。

「参加の可否」と類義表現との違い

「参加の可否」と似た言葉で「参加の有無」や「参加の是非」があります。混同されることが多いのですが、これら3つの言葉はそれぞれ意味やニュアンスなどが異なります。「参加の可否」に対して「参加の有無」と「参加の是非」がどのように違うのか解説します。

「参加の可否」と「参加の有無」の違い

「参加の可否」は「参加するかどうか」という意味です。状況としては初めて参加の意思を問う場合に使用します。

一方の「参加の有無」は「出欠の確認」という意味です。「確認する」ということは、一度すでに参加の意思を聞いていることになります。「本当に参加でよろしいですか?」と、再度確認しているのです。

「参加の可否」は初めて意思を問いかける場合に使用し、「参加の有無」は本当にそれで良いのか確認する場合に使用します。初めてなのか確認なのかで使い分けると覚えておくと良いでしょう。

「参加の可否」と「参加の是非」の違い

「参加の是非」という言葉を使用する人がいます。結果から言うと、「参加の是非」は誤った使い方です。「是非」という言葉には、「良いかどうか」という意味がないからです。「正しいか正しくないか」という意味を表しています。

「参加の是非」は「参加が正しいか正しくないか」という意味になります。このような問いかけは日本語としてもおかしく、「参加するかしないか」という意味はどこにもありません。「参加の是非」という言葉そのものが誤りなので、使わないようにしましょう。

「参加の可否」を使う際のポイント

「参加の可否」という言葉は、あまり普段使いの表現ではありません。そのため、使う際には大切なポイントがあります。その中でも特に重要なポイントを2つご紹介しますので、参考にしてください。

ポイント①|丁寧語や敬語を付け加える

「参加の可否」という言葉は見た目やニュアンスから、あまり丁寧とは言えません。受け取り手によっては不快に感じる人もいるかもしれません。そのような無益な衝突を避けるために、「参加の可否」の後ろに必ず丁寧語や敬語を付け加えましょう。

例えば「参加の可否をお知らせください」などのように「~をお知らせください」という丁寧な言葉を付け加えておけば良いでしょう。受け取りても不快に感じることは少なくなります。

ポイント②|親しい間柄には使わない

「参加の可否」という言葉は、友人知人などのような親しい間柄で使う言葉ではありません。これはビジネスメールでの表現方法です。友人知人宛てに使うと、文章全体が堅苦しくなってしまいますからやめましょう。

大勢の友人知人に参加不参加の連絡をする場合は、「出欠をお願いします」などのようにすると良いでしょう。親しい間柄なのですから、フランクな表現を用いてください。

「参加の可否」の例文

「参加の可否」という言葉はビジネス文書の場面で使用される表現です。ですが、いざ使おうとしてもどのように使えば良いのかわからないという人もいるでしょう。そこで、例文をご紹介します。参考にしてください。

例文①

〇月△日までにミーティング参加の可否を、□□までご連絡ください。よろしくお願い致します。

--

これはどちらかというと社内文書や社内メールで使う例文です。社内向けの場合は、あまり丁寧すぎると慇懃無礼になってしまいます。また、長文メールは迷惑にもなりますから、簡潔明瞭に表現するようにしましょう。

ポイントは、誰に対して連絡をすれば良いのかを明記する点です。たとえメールであったとしても、送信者である自分の名前などを明記しておきましょう。

例文②

〇〇会の参加の可否のご連絡をさせて頂きました。できましたら、×月□日までに△△までご連絡頂けませんでしょうか?何卒よろしくお願い致します。

--

上記は社内はもちろん、社外に向けても利用できる例文です。社外の場合は丁寧な文章を作成することが大切です。少し慇懃無礼になるかもしれないと感じるくらい、敬語を使って作成しましょう。

ポイントは、「できましたら、~」の部分です。「そうしてくれると助かります」というニュアンスを持たせる書き方をすることで、強制しているという印象を緩和することができます。主導権はあくまで相手にあるという印象を与える表現をしましょう。

例文③

懇親会への参加の可否のご連絡を頂戴できておりませんでした。ご都合はいかがでしょうか?ご連絡頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。

--

この例文は、一度参加の可否を問う連絡をしている状態です。ですが、折り返しの連絡がない場合や、連絡があっても肝心の参加の可否が明記されていない場合もあります。そのような時は、上記の例文を使うと良いでしょう。

ポイントは、連絡を受け取っていないことを明確に表現することです。この時、相手の落ち度ではないとニュアンスを持たせるような表現をしましょう。

「参加の可否」に関する疑問

「参加の可否」という言葉を使う時、「本当に使ってもいいのだろうか?」と疑問に感じるシチュエーションが出てくるでしょう。その中でも特に多いであろうシチュエーションを2つに絞って、それぞれ解説します。

疑問①|「参加の可否」か目上にも使えるのか

「参加の可否」という言葉は目上に使っても良いのかというと、あまり良いとは言えません。ニュアンスが敬語になっていないからです。受け取り手によっては偉そうに感じる人もいるでしょう。

目上に参加の可否を問う場合は、「参加不参加のご連絡を頂けますと幸いです」などのようにすると良いでしょう。目上に対してはできるだけ敬語に変換して文章を作成した方が無難です。

疑問②|「参加の可否」は口頭でも使えるのか

「参加の可否」という言葉は文語のため、口頭では使えません。文書やメールなどのような文章としてのみ使用可能な言葉です。「参加の可否」を意味する言葉は他にたくさんありますから、言い換えましょう。

例えば「参加不参加の連絡をお願い致します」や「出欠をお願いします」などのように言い換えが可能です。無理に難しい言葉を使うのではなく、口頭の場合はより分かりやすい表現にすることが大切です。

まとめ

「参加の可否」について解説してきました。ビジネス文書やビジネスメールで見られる「参加の可否」は他の言葉に言い換えることが可能な表現です。状況によっては失礼にあたる場合もあります。

参加の意思を問う表現は他にいくらでもあります。文章を作成した後に読み返し、違和感を感じた場合は他の言葉に書き換えた方が良いでしょう。

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