最終面接で圧迫を受けることがあります。就活生の多くは、圧迫を受けたことがあります。圧迫面接を受けると、結果が気になるばかりか落ちたかもしれないと感じます。合格を勝ち取るためには、準備が必要です。圧迫面接を受けるまでに本記事を参考にし、心づもりをされることをおすすめします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
最終面接で圧迫されることがある
就職活動を行うと、最終面接で圧迫されることがあります。多くの場合は1次や2次は友好的で、最終圧迫されます。圧迫面接は、面接官が経営者である場合がほとんどです。
就活生の立場では、頭が働くなり緊張が度を越してしまうことも少なくありません。圧迫面接について知っておき、対処できるよう準備しておきましょう。
そもそも圧迫面接とは
圧迫面接とは、面接官が意図的に威圧的な態度を取り、就活生のストレス耐性等を確認する面接です。反応が鈍い場合や否定的な反応を示す面接も圧迫面接です。
本記事では圧迫面接の理由や乗り切る方法等をお伝えします。メリットやデメリット、種類などが知りたい方は以下の記事をお読みください。
最終面接で圧迫される理由
なぜ最終面接で圧迫されるのでしょうか。就活生にとっては嫌な面接でも、圧迫面接を行う理由は明確です。以下の3つの理由であることが多く、知っていると対処できるようになります。
知識を持ち、焦らずに対処するために理由を知っておきましょう。以下で、それぞれの理由をご説明します。
理由①|労働者視点でなく経営者視点のため
最終面接の面接官は、経営者である場合がほとんどです。そのため、労働者視点でなく、経営者視点での面接が行われます。
経営者視点と聞いて、具体的に説明できる人は少ないでしょう。経営者視点とは、「人、金、モノ、情報」です。その中で人を見るのが面接ですが、あなたがこれら4つを持てる人物かを見られています。
経営者はこの4つを手に入れるために力を使います。気力や体力も力です。労働者と経営者では、この力加減が違います。そのため、就活生は圧迫されているように感じる場合があるのです。
理由②|威圧的なお客様に対処できるかの確認
お客様の中には、圧迫的な人が必ずいます。仕事をする上で、精神的にイライラさせられる場合もあるのです。そんなお客様にも、紳士的な対応が求められることは少なくありません。
営業職であれば、お客様のご家庭へ突然お邪魔する場合もあります。お客様のタイミングにより、対応が雑な場合もあります。対等な立場なら文句も言いたくなる状況が必ずあります。
お客様に個人的な感情を押し付けるのは、社会人としてよろしくありません。圧迫面接では、どんな状況でも平常心で立ち向かえる人物なのかを見られているのです。
理由③|圧迫を押しのける根性があるかの確認
最も多い理由は、根性を見ているものです。近年では、若者の精神的弱体が意識されています。時代が変わっても、仕事には根性が必要な場合が多いです。
どんな状況下でも、諦めずに立ち向かえる根性がある人物かを見られています。相手の立場が上位である場合、自らが謙って対応しなければならないことは多いです。
社内外を問わず、仕事に対する根気強さが求められます。あなたの心の強さを問われていると捉え、前向きに対応をしていきましょう。経営者の多くは、心の強い人物が好む傾向にあります。
最終面接の圧迫で質問される項目
最終面接の圧迫で質問される項目は、ある程度決まっていると考えられます。圧迫するのは、精神的な強さを確認したいからです。
以下の項目に対し、あなたなりの考えを持ちぶれないようにしておきましょう。どんな圧迫でも、経営者の質問の本質を見抜ける人物になる必要があるのです。
項目①|成績が悪い
学生時代の成績が悪いと言われる場合があります。あなたが得意な分野でも、わざと成績が悪いと述べてくるのです。言い訳をせず、改善をする努力を行うと発言しましょう。
成績が自分でも悪いと感じる人は、素直に謝罪と努力をする旨が述べられるでしょう。しかし、自分が得意と感じている分野の成績が悪いと言われると、言い訳をしたくなる心が生まれます。
最終面接で反論するのは御法度です。素直に謝罪し、今後の努力で改善をすることを述べられれば問題ありません。反論する人物か、謝罪する人物かを見られることは多いです。
項目②|仕事があなたに向いていない
あなたに仕事が向いていないと言われることがあります。面接官は経営者やベテランの人ですので、向いていないと言われると精神的に辛いでしょう。
精神的な強さを問われる項目で、圧迫面接の中で最も就活生を苦しめるとも言えます。この項目は、向いていないと言われた場合の根性を見ています。
実際の業務では、あなたに向いていない仕事を行う場合があります。向いていない仕事に対し、どんな考えて乗り越えるかを問うています。努力で補う旨を述べ、最大限の行動を行うと述べましょう。
項目③|考えが甘い
志望理由や学生時代に学んだことなど、一般的な質問内容に対し考えが甘いと言われる場合があります。社会人から見れば、学生の考えは甘いものです。当然のことを圧迫的に質問してきます。
努力をする旨を述べた場合でも、努力で乗り越えられるのかなどさらに質問を受けます。答えられなくなると、考えが甘いと言われるのです。厳しい質問でも、ネガティブに捉えてはいけません。
わざと答えられなくなるまで質問をしているのです。あなたの対応は、謝罪以外の方法はありません。謝罪し、改善の努力を怠らないと述べましょう。
最終面接の圧迫を乗り切る方法
最終面接の圧迫を乗り切る方法はあるでしょうか。精神的に辛く、平常心でいられない場合もあります。ただ、考え方を変えるだけで心を落ち着かせることは可能です。
以下で述べる3つの方法を参考に、返答を考えるのではなくご自身の考え方を変更してみてください。思考方法を変えるだけで、乗り切れる可能性は高まります。
方法①|面接官も仕事と考える
最も有効な思考方法は、面接官も仕事と考えることです。面接官もボランティアであなたを採用するのではありません。金銭が関係する仕事をする仲間として、あなたが適切かを考えているのです。
あなたが仕事を手に入れ、努力する意思を持つのと同様に面接官も真剣に仕事をしているのです。目の前にいる面接官は、あなたの特性を見極めるのが仕事です。
厳しい一面を見せるのも、あなたに成長を促すための場合もあります。面接官も真剣に仕事をしていると考え、真剣さには真剣さで応える努力をしてみてください。
方法②|基本は謝罪と考える
全ての圧迫面接は、就活生が答えづらい内容になります。ご自身でも気づいている弱点を、わざと質問してくるのです。反論したり、言い訳を並べてはいけません。
ほとんどの圧迫は、第一声は謝罪から答えるようにしましょう。あなたは面接官の部下となる可能性があります。反論してくる部下よりも、素直に自分の非を認める人物が好まれます。
上辺だけで謝罪するのではなく、面接官にあなたの弱点がわかるほど明らかな弱点を持っているのです。素直に改めて努力をする意思が重要となります。
方法③|答えられなくても良いと考える
繰り返し質問され、返答に困る場合も多々あります。突き詰められた質問は、考えていなかった内容になる場合も少なくありません。就活生は、必ず返答しなければならないと考えています。
しかし、全ての圧迫質問に対して答える必要はなく、他者の意見を聞き入れる姿勢が重要なのです。面接官が質問する内容は、わざと答えづらい内容であることが多いです。
就活生は、他者から見た自分を受け止める必要があるのです。答えられない場合は、謝罪と共に能力を伸ばす努力をする旨を明確に述べましょう。素直に受け入れる力が問われます。
最終面接で圧迫されるかもしれないと思っておこう
最終面接は圧迫されるかもしれません。例え友好的な面接だとしても、準備段階では圧迫の可能性を視野に入れた準備を行いましょう。心づもりだけでなく、上記で述べた乗り切る方法を実践してください。
あなたの内定はもうすぐです。最後まで諦めずに乗り切ってください。
まとめ
最終面接の圧迫に対して、ネガティブに考える必要はありません。精神的に辛い可能性はありますが、面接官もあなたを見極めようと必死なのです。
全ての質問に答えるのでなく、目の前の面接官に向き合おうとする姿勢が重要です。あと少し、頑張ってみてください。