向いてる仕事がわからないと悩んでいる人は多くいます。特に高校生や大学生、30代や40代に多く見られる悩みです。向いてる仕事がわからないために、何度も転職をする人もいるくらいです。そんな向いてる仕事がわからない人の特徴や理由、探し方について解説します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
向いてる仕事がわからない人は多い
向いてる仕事がわからないという人が最近多くなってきています。特に大学生から30代や40代に多く見られ、悩んでいる人も多いのが現状です。
どうして自分に向いてる仕事がわからないのでしょう。そこにはさまざまな理由がありました。そこで、向いてる仕事がわからない人の特徴や原因、更には性格別の向いてる仕事も紹介しながら解説します。
向いてる仕事がわからない人の特徴
向いてる仕事がわからない人には、ある共通した特徴があります。大学生や30代・40代といった年齢に関係なく共通した特徴です。
まずはそんな向いてる仕事がわからない人に共通している特徴を解説します。
①自分に自信がない
向いてる仕事がわからない人は、自分に自信がないという特徴が多く見られます。何をやっても自分はダメだという思いがとても強いのです。
自分に自信がない人は、仮にやりたいと思っている仕事があっても、「自分にはこんな仕事ができるはずがない」と諦めてしまいます。チャレンジする前からダメだと決めてしまっているのです。
自信がないと自分の可能性や人生の道を閉ざしてしまうことになります。目の前にある多くの選択肢をどんどん切り捨ててしまい、結果的に向いてる仕事がわからなくなってしまうのです。
②積極的になるのが怖い
向いてる仕事がわからない人の共通点として、積極的になるのが怖いという特徴も挙げられます。
具体的な例を挙げると、積極的に行動したり発言したりすると、周囲の人たちから嫌われたり疎まれたりするかもしれないと想像してしまうのです。周囲の人たちへの恐怖心から、自分の行動を制限してしまいます。
積極的なることに恐怖心を抱いている人は、普段から自分の行動や発言に制限をしているので、それが癖になっています。すると、自分に向いてる仕事を探そうという気持ちも湧き上がらなくなり、結果的にわからなくなってしまうのです。
③完璧主義者
向いてる仕事がわからない人の中には、完璧主義者の人も多くいます。意外に感じられるかもしれませんが、完璧主義者であればあるほど、自分に向いてる仕事がわからなくなります。
完璧主義者は失敗を恐れます。失敗してはならないという気持ちが大変強いのです。最初からすべてのことをパーフェクトにできる人はいません。ですが、完璧主義者はパーフェクトにこなせない自分を全否定してしまいます。
ただ、自分を全否定したくないという気持ちも同時にあります。完璧でありたいという思いと、自分を全否定したくないという矛盾した気持ちに惑わされ、向いてる仕事がわからなくなるのです。
向いてる仕事がわからない原因
向いてる仕事がわからないことには、何らかの原因があります。その原因を知ると、自分にはどんな仕事が向いてるのかが見えてきます。
向いてる仕事がわからないことにはどんな原因があるのか、いくつかの共通点を挙げて解説します。
①自分のことを知らない
向いてる仕事がわからない最も大きな原因は、自分のことを知らないからです。自分は何が得意なのか、どんなことが好きなのかということを知らないので、向いてる仕事がわかりません。
仕事を選ぶ時、多くの人たちが基準にするのは、自分の才能や興味です。自分はこんなことが得意だから、それを活かした仕事に就きたいと思います。また、これが好きだから仕事として頑張っていきたいと思う人も多くいます。
自分を知らない人は、そのような得意分野や好きなことがわからないので、それを活かした仕事に就こうという気持ちや考えが生まれません。その結果、向いてる仕事がわからなくなるのです。
②どんな仕事があるのかわからない
どんな仕事が世の中にあるのかわからない、という原因も挙げられます。
実は現在存在している仕事は2万種類近くあると言われています。ですが、それらすべての仕事の内容を詳しく知っている人は多くありません。そんなにたくさんの種類があることを知らない人もいるでしょう。
これらの仕事をすべて詳しく調べることで、初めて選択肢として挙がってきます。ですが、2万種類近くある仕事を徹底的に調べるということをする人はほとんどいません。その結果、向いてる仕事がわからないということになってしまうのです。
③何がしたいのかわからない
向いてる仕事がわからない人の中には、自分が何がしたいのかわからないという原因を抱えている人もいます。これは自分のことがわからないという原因とは少し異なります。
好きなことは好きなこととして置いておいて、仕事は仕事としてやっていきたいと思っているのです。好きなことを仕事にしてしまうと、それが嫌いになってしまうので別にしておきたいと思っています。
ただ、好きなこと以外を仕事にするにはどうすれば良いのかはわかりません。「人の役に立ちたい」や「こんなものを作りたい」という明確な目標もないので、向いてる仕事がわからなくなるのです。
向いてる仕事がわからない際の対処法
向いてる仕事がわからないからと言って、仕事をしないというわけにはいきません。仕事をしなければ生活するためのお金を稼ぐことができないからです。
向いてる仕事がわからない場合の対処法を解説します。自分に向いてる仕事を見つける際に役立ててください。
①いろいろな仕事を調べる
まずはいろいろな仕事について徹底的に調べてみましょう。現在仕事として登録されている種類は約2万種あります。それらすべてを徹底的に調べてください。
調べることで、興味が湧いてくる仕事も出てくるでしょう。更にその仕事を深く掘り下げて調べていくと、「この仕事に就きたい」という気持ちが湧いてきます。
②向いていないことを明確にする
向いている仕事を探すのではなく、向いていないことを明確にすることも大切です。何故なら、やってみたいことと向いてることは必ずしもイコールとは限らないからです。
例えば、営業の仕事に興味が湧いたとします。ですが、他人と話をすることに恐怖心を感じるようなら、営業職に向いてるとは言えないでしょう。
「逆を張る」という方法があります。向いてる仕事を探すのではなく、向いていないことを明確にしてその仕事を排除していくと、向いてる仕事が浮き彫りになります。
③適職診断を受けてみる
インターネット上では、就職サイトなどで適職診断が公開されています。無料で行なえるものもありますので、これに挑戦して向いてる仕事を探すのも良いでしょう。
適職診断は、サイトによって個性があります。一つだけを受けるのではなく、3~4つくらい受けてみることをお勧めします。その中で、同じ項目として挙げられている職種が、自分に向いてる仕事ですから、それを基準に仕事を探しましょう。
性格別|向いている仕事一覧
向いてる仕事の基準として性格も重要になってきます。自分の性格に合致した仕事に就くことで、ストレスなく仕事をすることができるからです。
大きく4つの性格に焦点を当てて、向いてる仕事を解説します。自分の性格と照らし合わせて参考にしてください。
マイペースな人に向いてる仕事
まずはマイペースな人に向いてる仕事です。マイペースな人は、自分のペースで仕事を進めることが得意です。反対に自分のペースが乱されるとストレスに感じ、仕事が嫌になってしまうこともあります。
そんなマイペースな人は、単独でできる仕事が向いています。
①事務職
マイペースな人は事務職に向いています。事務職は仕事の量が多くなりがちですが、自分のペースと方法で取り組むことができます。
マイペースな人は自分の頭の中でやり方を組み立ててコツコツ処理していくことが得意です。事務職はそのような独自の方法で仕事を進めるスキルが求められるので向いているのです。
②研究や開発に携わる仕事
研究や開発に携わる仕事も、マイペースな人に向いています。すぐに結果が出なくても、粘り強く取り組むことができる性格の持ち主だからです。
研究や開発の仕事は、すぐに目に見える結果があらわれるわけではありません。何度も同じことを繰り返して成功や結果へ結び付けます。マイペースな人はこのような過程に苦痛を感じないので向いています。
③自営業
自営業も、マイペースな人に向いてる仕事です。自営業は完全に自分のペースで仕事を進めることができるからです。
スケジュール管理もすべて自分のペースで進めることができます。マイペースな人は仕事にもプライベートにも自由さを求めるので、時間やスケジュールが自由に調整できる自営業は適職と言えます。
几帳面な人に向いてる仕事
几帳面な人は、どんな仕事も丁寧にこなします。何度も見直しをしてミスがないように仕事を進めることが得意なのです。ただ、チェックの回数が多かったり丁寧に仕事をしたりするので、時間がかかるという点があります。
そのため、あまり時間に急かされない仕事が向いていると言えます。
①経理事務
経理事務は几帳面な人に向いてる仕事です。経理では小さなミスも許されません。お金のことですから、きっちりしすぎて悪いということはないのです。
几帳面な人は、何度も繰り返しチェックをしてミスがないように細心の注意を払います。とても慎重な性格をしているので、失敗が許されない経理は向いている仕事なのです。
②秘書
秘書はスケジュール管理がきっちりできないと務まらない仕事です。几帳面な人に大変向いてる仕事と言えるでしょう。
また、几帳面な人は失敗を嫌うので報連相もしっかりできます。秘書は多くの人たちとの連絡を密にする必要がありますから、この点でもクリアしているので向いているのです。
③公務員
公務員も几帳面な人に向いています。取り扱う書類は大変重要で、ミスが許されません。一つのミスが大きな問題やトラブルにつながってしまいます。
几帳面な人は丁寧に仕事をするという点では、右に出るものがいません。重要な書類の取り扱いもミスなくこなせるので、安心して任せられると思う人が多くいるのです。
人見知りな人に向いてる仕事
人見知りな人は、他人と接することに苦痛を感じます。コミュニケーションを取ることに恐怖心を抱いているので、雑談もあまり好みません。
その代わり、一人でコツコツする仕事は大好きです。そのため、完全に一人でできる仕事が向いています。
①プログラマー・エンジニア
プログラマーやエンジニアは、人見知りな人に向いてる仕事です。コンピュータが相手になりますから、他人とコミュニケーションを取ることはほとんどありません。
クライアントと会話を交わすことはあるかもしれません。ですが、会話の内容は仕事に限られます。無理に相手の話題に合わせなければならない、ということはないので、苦痛に感じることはあまりないでしょう。
②Webライター
Webライターも、人見知りな人に大変向いています。与えられたキーワードや構成に沿って自分で調べたり持っている知識を使ったりすることで、仕事を進められるからです。
Webライターの場合は、クライアントとのやり取りも多くの場合やメールやチャットで行なわれます。会話をするということがほとんどないので、仕事に打ち込むことができます。
③製造業
身体を動かすのに苦痛を感じないのなら、製造業も向いてる仕事です。製造業は職員が多くいるので、コミュニケーションを取らなければならないと思いがちですが、実際はそのようなことはありません。
仕事中は誰とも会話を交わすことなく、仕事に打ち込むことができます。また、シフトもまちまちなことが多いので、自分の仕事が終わったらすぐに帰るという人が意外と多いのです。
人と話すのが好きな人に向いてる仕事
人と話すのが好きな人は、基本的に寂しがり屋です。一人にされると不安を感じることもあるでしょう。
そんな人と話すことが好きな人は、色々な人と接する機会が多い仕事が向いています。仕事を通して人との縁を大切にできるような環境がぴったりです。
①営業
営業は、人と話すのが好きな人に大変向いてる仕事です。営業の仕事は主に会話です。人と話すことが好きな人は、会話をすることが大好きですから天職と言えます。
また、巧みな会話術で人を惹きつけることが上手なのも、人と話すことが好きな人の特徴的なスキルです。難しい契約も難なく取る、ということもできるでしょう。
②販売
販売の仕事も、人と話すことが好きな人に向いています。巧みな話術で、顧客に商品をすすめることができるからです。
人と話すことが好きな人は、褒め上手でもあります。顧客の特徴を的確に掴んで上手に褒め、ぴったりな商品をすすめることができるでしょう。
③コールセンター
人と話すことが好きな人は、メンタル面が強いという特徴があります。その特徴を活かしてコールセンターの仕事に就くのも良いでしょう。
コールセンターではさまざまな人から電話がかかってきます。メンタル面が強い人と話すことが好きな人は、少々のことで心が折れることがありません。また、話術にも大変長けているので、難しい電話も丁寧に対応できるでしょう。
やりたい仕事がない方へ
高校生や大学生のような新卒の人は、やりたい仕事がないという人が多くいます。ですが、どこかに就職しないという焦りも感じて、余計にやりたい仕事がないと思ってしまうのです。
以下の記事では、そんなやりたい仕事がない新卒の人に向けて、仕事の見つけ方を解説しています。仕事をしながらやりたい仕事を見つけていく方法や、考え方の転換などについて解説しています。ぜひ、参考にしてください。
まとめ
やりたい仕事が見つからないのは、誰でも持っている悩みです。実際、本当にやりたい仕事に就いている人はそんなに多くありません。様々な仕事を経験して、ようやくやりたい仕事が見つかったという人も多くいます。自分のペースで本当にやりたい仕事を見つけてください。