コロナウイルスの影響で、中外製薬に入社して製薬の研究職として働きたい方もいらっしゃると思います。中外製薬は、年収ランキングが高く福利厚生やボーナスを考慮しても将来性があると言われています。本記事では、まず中外製薬の年収に関する情報や評判について。次に、中外製薬の基本情報と採用情報をお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
中外製薬の平均年収
本記事では、中外製薬の公式HP、採用HPや有価証券報告書など公式なデータや、口コミ・評判を参考にして作成を致しました。
以下は、中外製薬の有価証券報告書を用いた過去5年間における平均年収の推移状況となります。
最新の2019年度では、過去5年間で初めて平均年収が1,000万円代に到達しており、中外製薬では平均年収が増加傾向にあるとわかります。
中外製薬の初任給
中外製薬への就職を希望されている方の中には、初任給が製薬業界の中で高いのか低いのかを知りたいと感じる方もいらっしゃると思います。
そこで以下では、中外製薬の初任給に関する3つのポイントをご紹介しますのでご参照ください。
職種ごとの初任給
1つ目のポイントは、職種ごとの初任給です。企業では、理系・文系など学生の経歴に応じて採用する職種を分類しています。
以上は、中外製薬が大手人材企業のマイナビで公開している新卒採用ホームページを参照して作成した、職種ごとの初任給まとめ表です。
中外製薬では、理系職でも文系職でも同様に初任給を23万円と設定しているとわかります。
学歴ごとの初任給
2つ目のポイントは、学歴ごとの初任給です。
- 学位(大学卒業)
- 修士(大学院 前期卒業)
- 博士(大学院 後期卒業)
学歴とは、上述のように大きく3つに分類することができますが、学習時間が長ければ長いほど高額歴と定義されます。
以上は、マイナビに掲載されている中外製薬の新卒採用情報を参照して作成した学歴別の初任給まとめ表となります。
各学位ごとに、およそ2万円から3万円程度の差があり、高額歴がより評価をされているとわかります。
ボーナス
3つ目のポイントはボーナスです。ボーナスとは、賞与と同じ意味であり中外製薬では年2回支払われています。
中外製薬では、社員の職位に応じたボーナスの支払額としており、新卒社員と部門長クラスではおよそ250万円もの差があるとわかります。
一方で、課長以上の管理職者は会社の業績が悪い場合にはボーナスの減額がなされることもあります。
中外製薬の年収・給与に関する評判
前述の見出しでは、中外製薬の初任給に関してご紹介しましたが、年収・給与に関して社員の口コミや評判を知りたいと感じた方もいらっしゃると思います。
働けば働いた分だけ給料はちゃんともらえる。休日出勤をした場合も、振休をもらえる。基本給も高いためかなりホワイトな企業だ思う。業務量は人によってかなり偏りがあり、私は多い方だがとてつもなく過酷な訳ではないため給料が増えて助かる。ボーナスも年約4ヶ月としっかりもらえる。
参照: カイシャの評判
給与の振込口座をゆうちょ銀行の口座に設定できる。
賞与も給与と同様にそれぞれ決まった額が年2回(4月と10月)振り込まれる。
残業手当は残業した分、しっかりもらえる。
入社した月からみなしで給与がもらえる。
参照: カイシャの評判
以上は、中外製薬の社員による年収・給与に関する評判です。
中外製薬では、給与がしっかりと支払われているだけでなく、ボーナス・賞与も一定額支払われており、社員の満足度は高いということがわかります。
中外製薬の年収が低い理由
前述の見出しでは、中外製薬の社員による年収・給与に関する評判をご紹介しましたが、製薬業界における立ち位置を知りたいと感じた方もいらっしゃると思います。
以上は、2018年度における各社の有価証券報告書を参照して作成した平均年収ランキングであり、中外製薬はトップ10位外であるとわかります。
製薬業界では、平均年収が一千万円を超えていることが一般的であり、中外製薬は製薬業界において低めだと考えられます。
中外製薬の基本情報
ここまで、中外製薬の年収に着目して解説をしてきましたが、中外製薬に興味を抱き会社概要を知りたいと感じた方もいらっしゃると思います。
そこで本見出しでは、中外製薬の基本情報として6つのポイントをご紹介しますので、企業研究などにぜひご活用ください。
企業情報
以下は、中外製薬の公式ホームページと有価証券報告書を参照して作成した企業情報です。
中外製薬は、およそ100年の歴史を持つ製薬会社であり以下のような事業を展開しています。
- 医薬品の研究
- 医薬品の開発
- 医薬品の製造
- 医薬品の販売および輸出入
そして、中外製薬はこのように医薬品の研究から販売までを行なっており、顧客のニーズや流行の病気に対して最適な医薬品を提供しています。
福利厚生・休暇制度
以下は、中外製薬の福利厚生・休暇制度についてのまとめとなります。
大手人材企業のマイナビに掲載された、中外製薬の採用ホームページを参照してまとめた結果です。
中外製薬では、ユニークな福利厚生や休暇制度もあることがわかります。
社風・経営理念
以下は、中外製薬の社風・経営理念です。
中外製薬の公式ホームページでは、存在意義、価値観と目指す姿からなる理念を掲げています。
社風としては、現状に満足せずより良い新薬を開発する堅実な人が多いと考えられます。
ビジネスモデル
中外製薬のビジネスモデルは、以下の要点で構成されていると考えられます。
- 世界的製薬企業であるロシュ社とのアライアンスの締結
- 二社間で独立を維持しつつ、相互補完と協力をする関係
中外製薬は、競合である他の製薬企業に対して競争優位性を維持しつつ、製薬業界をリードする成果を出すことを目指しています。
製薬業界におけるポジション
中外製薬は、製薬業界において中堅のポジションに該当しており、売上で上位に位置する他社を追いかける形となっています。
前述の見出しでご紹介した通り、製薬業界ではこれらの3社が年収で上位に立っており、中外製薬は引き離されている状態となっています。
しかし今後は、戦略的アライアンスを締結したロシュ社とのシナジーにより、製薬業界内における順位を高めることも想定されます。
将来性
中外製薬の将来性としては、以下の3つが考えられます。
- 世界的製薬企業であるロシュ社の子会社化
- 日本を代表する大手製薬会社の1つ
高齢化社会が進む中で、製薬業界を取り巻くかを環境も激変していきますが、業界において行き残ることは難しいと考えられます。
しかし、ロシュ社の参加として経営を続けて行ったり日本のトップ製薬会社に成長していくことも考えられます。
中外製薬の採用情報
本見出しでは、中外製薬の採用情報をマイナビに掲載された情報をもとにお伝えします。
過去3年間の採用実績によると、理系文系職を合わせて毎年100名程の採用数であるとわかります。
中外製薬では、旧帝大や東大を中心とする国立大学のみならず、MARCHや早慶上智レベルの私立大学から就職実績があります。
まとめ
中外製薬は、新薬の研究から販売までをする日本の製薬企業であり、業界内では競合に比べて年収が低いことがわかりました。
また、中外製薬の会社概要や評判もご紹介致しましたので、今後の成長性を見込んで応募してみてはいかがでしょうか。