社会人になってから最後の20代である29歳。1つの節目である29歳がどのような生活水準なのか。平均年収、をメインに解説しています。男性女性別、東京都をはじめとする都市別や高卒、大卒、専門学校卒など、学歴別で見た数字も出しております。近い将来を想像できるようになっていますので是非ご覧ください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
29歳の平均年収は402万円
29歳にもなれば、役職が与えられ責任が付いてくるようになり、仕事を任されるようになります。大きな仕事を任されるようになり、やりがいも増えてくることでしょう。
今回は人生の転換点となる29歳を見ていきます。
29歳の男女別の平均年収
29歳の平均年収は男性で427万円、女性で361万円となっています。全体の平均年収は402万円になります。20代全体と比べると約60万円、上がっていることが分かります。
29歳の平均年収の中央値
dodaの「平均年収ランキング最新版【年齢別】」に掲載されていた20代全体のデータと年収分布による平均年収の中央値は以下の通りです。
なお、中央値とはあるデータを小さい順(あるいは大きい順)に並べたときのちょうど中央の数字が中央値になります。平均と違い、全体を合わせて割ることはしません。
中央値を見る限り、400万円未満だけで70%を超えています。
29歳の男女別の平均月収と平均手取り額
なお平均月収は、平均年収を12か月で割って算出しています。また、平均手取り月収は平均月収に0.8掛け、社会保険料を差し引いた額としています。
29歳男性の場合、月収が35万円でも社会保険料を差し引かれるので、実際に手元に入る収入は28万円になります。
下記記事は平均月収、平均手取り額についての関連記事になります。月収と手取り額について詳しく説明されておりますので参考にしてください。また、生活水準についても記載があるので是非ご覧ください。
ケース別|29歳の平均年収と手取り額
ここでは様々な種別で平均年収を見ていきます。職種別、職業別、規模別、学歴別、地域別の5つに分けて平均年収を解説します。
業種別|29歳の平均年収
dodaの「平均年収ランキング最新版【年齢別】」 に掲載されていた、20代の業種別平均年収のトップ5は以下の通りです。
なお平均月収は、平均年収を12か月で割って算出しています。また、平均手取り月収は平均月収に0.8掛け、社会保険料を差し引いた額としています。
総合商社、メーカーが同一順位で高いことが分かります。その他の業種はこれより低い額になります。
職業別|29歳の平均年収
dodaの「平均年収ランキング最新版【年齢別】」 に掲載されていた、20代の業種別平均年収のトップ5は以下の通りです。
なお平均月収は、平均年収を12か月で割って算出しています。また、平均手取り月収は平均月収に0.8掛け、社会保険料を差し引いた額としています。
職種では専門性が高い職種が高くなっています。手に職を有する職の年収が高いことが分かります。
企業規模別|29歳の平均年収
厚生労働省が出している「平成30年賃金構造基本統計調査の概況」を参考に25~29歳の企業規模別平均年収を算出しています。下記は男性の起業規模別平均年収は下記になります。(第4-2表参照)
下記は女性の起業規模別平均年収は下記になります。(第4-2表参照)
なお平均月収は、平均年収を12か月で割って算出しています。また、平均手取り月収は平均月収に0.8掛け、社会保険料を差し引いた額としています。
大企業の年収が高いことが分かります。表は年収で集計しているため、長く勤めていると大きな差がつくでしょう。
学歴別|29歳の平均年収
厚生労働省が出している「平成30年賃金構造基本統計調査の概況」を参考に25~29歳の学歴別平均年収を算出しています。下記は男性の学歴別平均年収は下記になります。(第3表参照)
下記は女性の学歴別平均年収は下記になります。(第3表参照)
なお平均月収は、平均年収を12か月で割って算出しています。また、平均手取り月収は平均月収に0.8掛け、社会保険料を差し引いた額としています。
学歴でも高学歴の方が年収が高いことが分かります。高学歴で大企業に入社できると高い年収を得ることが出来るでしょう。
地域別|29歳の平均年収
厚生労働省が出している「平成30年賃金構造基本統計調査の概況」を参考に25~29歳の地域別平均年収を算出しています。地域別ではトップ5を掲載しています。
地域別平均年収は下記になります。
なお平均月収は、平均年収を12か月で割って算出しています。また、平均手取り月収は平均月収に0.8掛け、社会保険料を差し引いた額としています。
東京都が圧倒的に高いことが分かります。平均年収で2位の神奈川県より、40.4万円も差があります。人口が集中していること、大企業が集中していることが結果に出ていることが分かります。
29歳の平均年収以外で気になるポイント
ここからは年収以外で29歳の平均を見ていきます。29歳がどのくらいの生活を送っているのか想像していきましょう。
29歳の貯蓄額
まずは貯蓄額を見ていきます。29歳はどのくらいの額を貯蓄しているのでしょうか。
29歳の平均貯蓄額は155万円
29歳の平均貯蓄額は154万8千円と言われています。30代では404万円が貯蓄額の平均といわれていります。20代から積み立て投資信託や、つみたてNISAを利用して平均を越えるいけるようになりましょう。
29歳の貯蓄額の中央値
続いて中央値についてですが、77万円といわれています。平均年収が高い分、男性の方が貯蓄は貯まりやすそうですが、女性でも実家暮らししている方は貯蓄は貯まりやすいと考えます。
29歳の結婚率と必要な平均年収
ここでは結婚率と必要な平均年収を見ていきます。
29歳の既婚者の割合は30%を下回る
29歳までの既婚者を調査すると男性は27.3%、女性は38.7%と男性は30%を下回っています。男性は3人に1人、女性は4人に1人未婚となります。
結婚相手に求める平均年収は400万が最多
女性が男性に求める平均年収は400万円といわれています。月収にすると約26万円の手取り収入となる。夫婦2人では問題ない生活ができると考えるが、子供ができると生活は厳しくなる可能性があります。
29歳の持ち家比率と必要な平均年収
29歳で持ち家を所持している比率はどのくらいなのでしょうか。また、持ち家を持っている場合の必要年収を見ていきます。
29歳の持ち家比率は約10%
29歳で持ち家を持っている比率は11.5%という数字があります。39歳ではなると46%大きく持ち家を取得する割合も増えてきます。
購入時は頭金(2割)とローン(8割)を組み合わせる
29歳で持ち家をもつ際は以下の3点が重要になります。
- 年収の目安は400万円以上 :取得する持ち家の価格にもよりますが、年収の25%以内が年間の返済額と言われています。年収400万円だと、年間100万円ぐらいが返済していくイメージです。
- 住宅ローンは年収の5~7倍まで :仮に年収400万円だと7倍で2,800万円までの住宅ローンが組めることになります。5~7倍が借入できる目安と考えて良いでしょう。
- 頭金の理想は2割 :上記で2,800万円のまでのローンが組めたとすれば560万は頭金を用意することが理想だと言えます。
昇給も重要な要素となる
年収を上げるには昇給がポイントになります。下記記事は昇給に関する記事について詳しく説明されております。
昇給の制度、昇給時期、大企業と中小企業の違いなど将来に関する重要なポイントになりますので参考にしてください。
まとめ
29歳の平均年収は402万円、男性は427万円、女性は361万円です。29歳平均年収で、結婚時の理想年収や持ち家の目安額は超えています。30代、40代になるともちろん平均年収も上がっています。
ケース別で見た職業や職種を参考にして頂ければ幸いですが、自分自身がやりたいことを追求し続けていきましょう。