Googleは、就職難易度が高いIT企業ですが、あえて就職が難しいGoogleに挑戦したいと思う方もいらっしゃると思います。本記事では、Googleへの就職をお考えの方に対して、まずGoogleの概要や年収をお伝えします。続いて、Googleが求める人材や採用状況もお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
Googleは多国籍テクノロジー企業
Googleは、検索エンジンを主要事業とする多国籍テクノロジー企業です。以下は、Googleの公式ホームページと有価証券報告書を参照して作成したまとめ表です。
また、以下はGoogleの主な事業内容です。
- 検索エンジン
- Googleマップ
- Google翻訳サービス
Googleは、世界最大手の検索エンジンサイトを有するIT企業という側面に留まらず、人々の暮らしをより便利にするサービスを提供し続けています。
Googleの主な職務内容は
- エンジニアリング・テクノロジー
- セールス
- マーケティング
- デザイン
- ビジネステクノロジー
- ファイナンス
- 人事
- ファシリティ
となっています。
選考を受けるにあたって気にすべきIT企業の難易度などは以下の記事で紹介しています。ぜひご活用ください。
Googleの年収
本見出しでは、Googleの年収についてご紹介致します。Googleは、個々人の社員がどれだけの成果を出したかによって年収が変動しますが、およそ800万~1000万円と推定されます。
以上は、年収に関連した情報のまとめ表です。Business Insiderという記事によると、Googleに勤めるエンジニアは、平均勤続年数がおよそ3年という短い年数だと公表されています。
また、昇給から有価消化率については、Googleの労働環境や会社概要を参照しましたが、社員の負担を軽減しつつ、優れた成果が評価される制度を取っていると考えられます。
Googleが求めている人材
Googleの概要と年収を知り、Googleに就職をしたいと感じた方もいらっしゃると思います。本見出しでは、Googleの求める人材に関して4つのポイントをご紹介します。
Googleへの就職をお考えの方は、以下をご参照頂きご自身の特徴と合致するかを確認してみてはいかがでしょうか。
考える力や問題解決をする力
1つ目のポイントは、考える力や問題解決をする力です。思考力(考える力)や問題解決能力(問題解決をする力)は、人々の暮らしを変えるサービスを提供するために不可欠です。
Googleでは、現在をベースとして「あるべき姿」が何かを考えて、それを実現するために本質的な取り組みを行える人を求めています。
リーダーシップ
2つ目のポイントは、リーダーシップです。リーダーシップとは、同じGoogle内で働くメンバーだけでなく、取引先企業の関係者も引っ張りながら業務を遂行する力です。
Googleの業務では、社員一人一人が問題意識を持ち、課題の解決や目標の達成に向けてプロジェクトを推進することが求められており、リーダーシップはそのコアスキルと言えます。
グーグルらしさ
3つ目のポイントは、グーグルらしさです。グーグルらしさとは、社員の職種や経歴によって大きく分かれますが、一般的に以下のようなポイントに該当すると考えられます。
- 既存のサービスにとらわれず自由な発想を持つ
- 世界中の人々の生活を豊かにする
- 最高の仲間と共にベストなパフォーマンスを発揮する
Googleに就職している社員は、上述のようなプライドと能力を持って働いており、一緒に働く仲間として同様の考え方と行動が求められると言えます。
職務に関連した技術・知識・経験
4つ目のポイントは、職務に関連した技術・知識・経験です。Googleでは、セールスやエンジニアといった様々な職種での採用を行っており、いずれも高いレベルの要求がされます。
Googleへの就職をお考えの方は、Googleの採用ホームページを参照頂き、各職種で求められる技術・知識・経験が何かをあらかじめ把握しておくと良いでしょう。
Googleは中途採用が多い
Googleでは、大学生のインターンから新卒採用も行っていますが、中途採用が多いと言われています。そこで、本見出しでは、Googleが中途採用をする理由についてお伝えします。
- 各業界や職種の経験を一定以上積んだ人材を、即戦力として採用するため
- Googleの価値観に染まっていない、多様なバックグラウンドの人材を採用するため
- 新卒採用のように、研修でかかる費用が少ない人を採用するため
Googleの中途採用理由としては、以上が考えられます。Googleの企業価値向上に繋がる最高の人材を、最適な採用コストで集めるという戦略に基づいていると考えられます。
そのため、新卒採用でGoogleを目指して失敗してしまっても、あきらめなければチャンスはあるということです。
Googleの新卒採用
Googleの中途採用に関してお伝えしましたが、新卒採用に関する情報も知りたいと感じた方も多くいらっしゃると思います。
本見出しでは、Googleの人材募集のホームページを参照して採用プロセスをご紹介します。
採用人数
1つ目は、採用人数に関してです。Googleの新卒採用では、以下の職種で採用活動を行っていますが、具体的な採用人数は掲載されておらず多くても20~30名ほどだと想定されます。
Googleでは、各募集職種で何名を採用するといった制限はなく、優れた人材を探していると考えられるので、興味のある方は募集要項をご参照下さい。
選考時期
2つ目は、選考時期に関してです。一般的な日系上場企業では、大学4年時の3月を採用解禁時点としており、その後5,6月から9月にかけて面接を含む採用スケジュールとなっています。
これに対して、Googleでは以下の2パターンで新卒採用を行っており、それらの選考時期も異なっていると考えられます。
- インターンシップ: 大学1~3年次からGoogleで働き始めて、そのまま内定となる
- 新卒採用: 大学3年時の春から夏のサマージョブ/インターンに参加し、4年次に内定
Googleは、外資系IT企業の中でも特に採用形態や選考時期が特殊であるので、公式ホームページやOBOG訪問などによって情報をできるだけ集めることが重要となります。
選考フロー
3つ目は、選考フローです。Googleでは、選考フローとして3つを提示しており、一般的な企業と大まかには同じ流れであると言えます。
- 応募: 履歴書を送付し、書類選考を通過する
- 面接: 書類選考の通過したら、直接/電話会議での面接を受ける
- 審査: Googleの管理職や採用担当者間の協議を経て、内定が提示される
Googleに就職をしたいとお考えの方は、「自分がGoogleで何をしたいか」と「自分はGoogleにどのような価値をもたらせるか」という、熱意と貢献可能性を明確にしておきましょう。
以下ではそれぞれのフローのポイントを紹介します。
応募
Googleへの応募には以下の3点が必要です。
- 最新の履歴書
- 大学が発行する成績証明書
- カバーレターや小論文(職種による)
履歴書では特別なことが求められるわけではなく、一般的な履歴書と同様に、
- 自分自身の経験と履歴書が一致しているか
- 過去に取り組んだプロジェクトの成果や過程が具体的であるか
- 資格やスキルなどはどのようなものがあるか
- 簡潔にまとめられているか
が問われます。
面接
面接の実施方法は主に「オンライン」と「オフライン」に分かれます。
オンラインでの面接は、オンラインソフトなどを用いて、30分~45分程度で行われます。エンジニアの面接の場合、実際にコードを書きながらの面接になり、30分から60分程度かかります。
オフラインでの面接は、オフィスでの面接となります。形式は4名程度の社員と就活生1人です。一般的な面接と同じように以下の点が見られます。
- 課題への取り組み方
- リーダーシップ能力
- 職種への興味関心
- Googleらしさ
企業研究をしっかりと行って面接に臨みましょう。
審査
面接が終わると、Googleの様々な役職の人が所属する採用委員会によって審査が行われます。さらに、その委員会からの推薦を受けて社内幹部による審査が行われます。
採用委員会と社内幹部による一定の採用基準に基づいた審査が行われ承認が終わると経営陣の最終審査へと進みます。
面接で求められること
「Googleは難しそう」、「特別な学位がなければ入れなさそう」と考える就活生の方もいるかもしれません。そこで、応募や面接で求められることについて紹介します。
面接で難しい問題が出るのか
Googleでは頭の良さを確かめられるような難問が出るという噂があります。しかし、新卒採用のホームページによると、
超難問を面接に取り入れても優秀な候補者の判定にはつながらないことがわかったため、現在は出題しておりません。代わりにサンプルテストを実施し、構造化面接法に基づいた質問を行っています。
となっています。そのため、難問が出るという心配はしなくてよいでしょう。
エンジニア採用にコンピュータ系の学位は必要か
Googleを志望する学生にとっては、情報系の学位などがなければいけないと不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、Googleのエンジニア職の応募にはそういった学位は必要ありません。そのため、たとえ文系でも応募することができるというのがうれしいですね。
Googleには英語ができないと入れないのか
Googleへの就職を検討する際、英語がどのレベルで必要なのかと不安に感じる方もいらっしゃると思います。Googleの求める英語力として、以下が考えられます。
- セールスやマーケティングなど、ネイティブレベルでの英語力を持つ
- プログラマーやソフトウェアエンジニアなど、英語以外の専門スキルを持つ
結論として、「Googleには英語ができないと入れない、わけではない」と考えられますが、世界各国のメンバーと働くにあたり、できるだけ高い英語力は有しておくと良いでしょう。
また、仮に就職時の英語力が不十分であるならば、それを補える別の能力を有していることと、入社後に英語を学ぶ姿勢を見せることが推奨されます。
まとめ
Googleとは、検索エンジンをはじめとするサービスを世界中の人に提供しており、人々の暮らしをより豊かにする多国籍テクノロジー企業であるとわかりました。
また、Googleの年収、求める人物像や新卒採用についてもご紹介しましたので、Googleへの就職をお考えの方は応募への準備を進めてみてはいかがでしょうか。