エイベックスは、顔採用のエンタテイメント企業という口コミがありますが、採用の評判が気になる方も多いのではないでしょうか。就活をしている学生の皆さんは、エイベックスが優良企業なのかどうか、知りたいと思います。本記事では、まずエイベックスの紹介をした後、評判と実態についてお伝えしていきます。

エイベックスはエンタテイメント企業

エイベックスは、以下の中核企業から構成されるエンタテイメントグループです。

• エイベックス・エンタテイメント株式会社: 音楽事業
• エイベックス・マネジメント株式会社: 芸能マネジメント事業
• エイベックス・ピクチャーズ株式会社: 映像事業

また、エイベックスの公式ホームページを参考にした基本情報を合わせてご参照下さい。

以上から、エイベックスはおよそ50年もの歴史を持つ大企業であることがわかります。

企業としての評判は芸能事務所の評判とは異なる

エイベックスと聞くと、浜崎あゆみらのも所属する「芸能事務所」をイメージする方も多いと思います。

しかし、今回の記事で紹介するのはエイベックスの企業としての評判であり、社員として働く環境が良いかということです。決して芸能事務所としての評判ではないので、その点は留意してください。

エイベックスの評判と実態

本見出しでは、エイベックスの評判と実態について3つご紹介します。就職活動中には、友人や先輩から様々な企業の評判を聞くことがあると思います。

しかし、物事の感じ方は人それぞれであるため、評判は必ずしも正しいとは言い切れません。後悔しないためには、自分から生の情報を手に入れることを意識しましょう。

①エイベックスの労働環境に関する評判と実態

1つ目の評判と実態は、エイベックスの労働環境に関してのものです。本見出しでは主に、勤務時間や残業時間などを想定して解説します。

評判｜労働時間が長いブラック企業

エイベックスの労働環境は、労働時間が長いと評判です。そのため、いわゆるブラック企業だと言われていますが、これは人によって感じ方が異なる定性的な評判です。

労働時間は、労働契約法上で明確に規定されています。また、残業時間の長さも業務内容や配属先が人それぞれなので、一概に労働時間が長いブラック企業だとは断定できません。

実態｜芸能界の特性上、勤務時間は不規則になりがち

エイベックスでは芸能界の特性上、勤務時間は不規則になりがちです。一部の社員の方は、労働時間が比較的長い業務に携わってますが、そうでない方もいます。

フレックス制を導入しているため、月内の所定労働時間を満たせば、基本的には何時に出社して、何時に帰社しても良いことになっている。日中は会議や定例の業務で居なくてはならない時間があることも確かだが、定時がないためプライベートとの両立がしやすい。

参照: Openwork

上述の口コミからわかる通り、エイベックスではフレックス勤務を取り入れているため、勤務時間は各社員の都合に合わせて調整することができます。

以下の記事では、エイベックスの労働環境に関してご紹介しています。人によってしんどいと感じる要素は異なるので、なぜ忙しいと言われるのか、予め確認をしておくと良いでしょう。

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②エイベックスの社風に関する評判と実態

2つ目の評判と実態は、エイベックスの社風に関してのものです。本見出しでは、一緒に働く先輩社員や上司にどのような人が多いか、職場の雰囲気はどうか、といったことについて解説します。

評判｜芸能界に近く華やかな印象がある

エイベックスの社風は、芸能界に近く華やかな印象があります。前述の通り、エイベックスは音楽、映像や芸能事業を行っているので、芸能界と接点が多いと言えます。

そのため、テレビやSNSから華やかな印象を受けて、エイベックスの社風も同じだと考える方が多いことが考えられます。

実態｜オンオフを切り替える必要がある

前述の評判に対して、エイベックスでは「オンオフを切り替える必要がある」というのが実態です。

社員は芸能人とは異なり、エイベックスの売上を生み出す縁の下の力持ちです。仕事では、勤続年数や経験に関わらず、率先的に取り組む姿勢が大切になります。

若くても、とにかく声の大きい人やアピールができる人が出世する。仕事はできてもアピールができない人は出世しない。自分からチャレンジする人が何よりも重宝され、チャレンジできる環境は申し分ない。平凡に生きていたい人は必要とされていない。

参照: Openwork

以上のコメントからわかる通り、エイベックスでは自発的に仕事へチャレンジする姿勢を見せることが不可欠です。楽しく明るい雰囲気の中でも、「やるときはやる姿勢」が求められます。

以下は顔採用に関する記事ですが、エイベックスの人間関係を明確にイメージするのに役立ちますので、合わせてご参照下さい。

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③エイベックスの待遇に関する評判と実態

3つ目の評判と実態は、エイベックスの待遇に関してのものです。本見出しでは、毎月の給与だけでなくボーナスや、その他の福利厚生などを含めて紹介します。

当然ながら、待遇が悪くては仕事にやりがいを感じても継続することは難しくなります。エイベックスへの就職を検討されている方にとって、気になる部分でしょう。

評判｜サービス業界は給料が低い

エイベックスだけに限らず、サービス業界は全般的に給料が低いと評判です。サービス業界では、決められた労働時間内に業務が全て終わるということが少ないと考えられます。

そのため、仮に他の業界よりも高い給料が支払われていても、時給に計算し直すと給料が低く感じられます。エイベックスもサービス業界の1つなので、このような評判があるのだと思われます。

そいえばエイベックスの人と知り合ったw

エイベックスも大変みたいね
労働条件は変わったようだけど

悲しいこと何？って聞いたら
「みんないつ首切られるかビビリながらやる」ってことらしい

正社員じゃないと給料がひどく
成績残せないと正社員になれないみたいね

— 大学に課金してる投資家shi (@YazusiYuzihiga) 2017年10月16日

上記は、エイベックスに勤める知人から待遇の実態を聞いた人のツイートです。一定の成績を残さないと、良い給料と言える正社員にはなれないです。そのため、一生懸命働くことが求められるとわかります。

実態｜総合職なら安定した収入が見込める

エイベックスでは、総合職なら安定した収入が見込めます。2019年度の有価証券報告書によると、エイベックス株式会社の平均年収は695万円であることがわかります。

エイベックスの総合職は、様々な商品・サービス・イベントの企画運営を行います。店長として店舗運営をするサービス業の総合職とは仕事内容が大きく異なります。そのため、一定の忙しさはあるものの、収入は他の大企業と同じように高く、安定していると言えます。

ボーナスについても以下のコメントから、仕事で成果を出すときちんと反映されることがわかります。

結果を出せばちゃんと評価してもらえるし、給与にも反映してくれるので、そこは安心できた。私がいた当時と比べて、今はさらに評価のポイントが明確になっているようなので、やる気がある人はモチベーション高く保てると思う。

参照: Openwork

毎月の給料が平均程度でも、ボーナスの支払い額が高ければ年間を通して受け取れる金額は多額となるので、社員の満足度も高いのだと考えられます。

エイベックスに向いている人

労働環境や社風についてわかりましたが、エイベックスに向いている人はどのような人でしょうか。

本見出しでは、エイベックスの事業内容および評判と実態から3つのタイプをご紹介します。応募を検討されている方は、エイベックスに向いているかご参照下さい。

①明るく物事を楽しめる人

1つ目のタイプは、明るく物事を楽しめる人です。エイベックスは音楽や映像事業を展開しており、芸能関係の人と仕事をする機会が多いため、誰にでも明るく接する必要があります。

そのため、初対面の人とでも緊張することなく、明るく物事を楽しめる人が向いていると考えられます。一期一会を大切に、楽しく仕事ができる人にはエイベックスは理想的と言えます。

一方で、物事を難しく考えて暗い、もしくは真面目過ぎる印象を与えがちな人には向いていません。

②人の都合に合わせるのが苦でない人

2つ目のタイプは、人の都合に合わせるのが苦でない人です。エイベックスでは、所属するアーティストだけでなく、仕事を共にする芸能人の都合を中心に働く機会が多くあります。

人気のアーティストや芸能人は、スケジュールが朝から晩まで埋まっているうえに、急遽スケジュールが変更となることも当たり前です。

このような状況の人を理解し、人の都合に合わせるのが苦ではない人はエイベックスに向いていると考えられます。

③新しいアイディアを思いつくのが得意な人

3つ目のタイプは、新しいアイディアを思いつくのが得意な人です。音楽、および映像事業では、流行があるので常に新しい仕掛けや発想を世に送り出すことが求められます。

エイベックスでは、新しいアイディアを思いつくのが得意だったり、既存の枠にとらわれず自由な発想を持つ人が活躍できる環境です。

エイベックスで働く魅力とデメリット

エイベックスを志望する方の中には、魅力とデメリットを比較したいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

企業研究において、魅力ばかりに目を奪われるのではなくデメリットにもしっかり目を向けることが、就職後の後悔を防ぐのに役立ちます。

本見出しでは、エイベックスで働く魅力とデメリットをお伝えします。

エイベックスで働く魅力

エイベックスで働く魅力は、「希望すればチャンスが与えられること」です。

色んな部署があるので初めは営業なんかで入社しても、希望で他の部署へも異動可能です。まあ、それなりに頑張らないといけませんが音楽が好きな人には面白いことができるかも知れません。人間関係もそんなに悪くないように思います。

参照: カイシャの評判

多くの企業では、ロールモデルとなる先輩社員や上司がいてキャリアパスが描きやすいといえます。しかし、エイベックスでは良くも悪くも、社員の意思を尊重してくれる環境があります。

自分が今いる環境で、しっかりと成果を残すことができれば、自らの希望を通してくれる可能性も高くなるでしょう。逆に、このような社風に合わない人は、窮屈に感じるかもしれません。

エイベックスで働くデメリット

エイベックスで働くデメリットは、「社風に合わないと続けづらいこと」です。

自由闊達で社歴経歴関係なくチャンスを与える社風でした。男女関係は多分にルーズな面はありますが、そのパワーですら仕事に活かしているので評価すべきと思いました。

参照：Openwork

明るく、社員同士の関係も濃いエイベックスにおいて、若干内向的な学生は馴染みづらい社風があることが伺えます。

事業内容に興味があったり、企画という仕事のスタイルに共感できていても、社風の面で窮屈に感じてしまうかもしれません。

まとめ

エイベックスは、音楽や映像事業を行うエンタテイメント企業であり、明るい人や新しいことを思いつくのが得意な人に向いているとわかりました。

また、自ら成長目標やキャリアパスを描ける方は活躍ができる環境があります。エイベックスを志望する学生は、何をやりたいのか、今一度考えてから選考に臨むと良いでしょう。