オープンハウスは激務!?「辛い」「辞めたい」の噂とその理由を徹底解説!

総合不動産会社のオープンハウスは就活の際にしつこく電話がかかってきたり、内定者からスカウトされるといった話があります。また、オープンハウスの営業は激務になることが多い仕事でもあります。今回はオープンハウスで働くことのメリットや社風なども合わせて紹介していきます。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

オープンハウスは総合不動産会社

オープンハウスは総合不動産会社です。「東京に、家をもとう」というフレーズが有名で、都心部の居住用不動産物件に注目し、用地の取得から建設、販売まで一気通貫で手掛けているのが特徴です。

2013年9月に東証一部上場を達成してから、2016年には名古屋にも進出し、大きく業績を伸ばしています。

オープンハウスの初任給やボーナスについてはこちらの記事で紹介しています。ぜひご一読ください。

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また、オープンハウスの採用は顔採用ではないかという噂も一部にはあるそうです。この噂についての真相はこちらの記事で紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

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オープンハウスが激務という印象を抱くきっかけ

オープンハウスは就活生から激務という印象を抱かれがちです。人材を確保する際の採用手法にその要因の一つがあるといえます。

人事部が待ちの採用するのではなく、攻めの採用をしているのが、人手不足で激務といった印象を与えています。

目次

就活生への電話がしつこい

企業説明会などに参加した就活生に対する電話の頻度が高いのも、オープンハウスの採用の特徴です。就活生の中にはしつこいと感じてしまう人がいるのも事実です。

同じ業界を希望している、面接を受けるか迷っている、内定を承諾するか迷っているなど、オープンハウスに入社する可能性がある就活生には企業側から積極的にアプローチしてきます。

そういった企業の採用姿勢が就活生に激務と印象付ける要因の一つといえます。

内定者からスカウトされる

就活生にオープンハウスが激務と印象付ける要因として、内定者からスカウトを直接うけることがあります。

先に内定をうけインターンシップを行っている学生が企業の就職活動を補佐しているのです。

通常の企業では採用活動に内定者を関わらすことは基本的にないので、就活生が激務をイメージするのもいたしかたないといえます。

オープンハウスで激務なのは営業職

オープンハウスのなかでも激務と言われているのは営業職です。

不動産のような高価な商品を提案する営業は激務になりがちですが、オープンハウスでは企業特有の営業手法があるため、他社と比較してもオープンハウスの営業職はハードワークになりがちです。

下記で理由を説明します。

オープンハウスの営業職が激務である理由

オープンハウスの営業職が激務と言われるのにはそれなりの理由があります。激務の理由は営業手法と営業部員の管理方法に要因があるといえるでしょう。

他社と比較して具体的にどういった部分で営業職が激務と言われるか紹介していきます。

理由①|「源泉営業」が奨励される

オープンハウスの営業手法は「源泉営業」が奨励されています。源泉営業というのは、お客様の反応があってから営業する「反響営業」とは違い、自分で新しく顧客を開拓していくかなりハードな営業手法です。

飛び込み営業、電話営業、キャッチなどがあります。とにかく断られても、めげずに数多く顧客と接触しなければなりません。オープンハウスは比較的新しい会社なので、大手に対抗する為に「源泉営業」を奨励しています。

源泉営業で結果をだせるのは10人に1人から2人と言われてますから、体力、精神的どちらにも激務と言えます。

理由②|人手不足

オープンハウスは2013年の東証一部上場以来、かなりのスピードで業務を拡大しています。不動産業界の平均成長率が1%なのに対して、約30%の成長率です。

東京を中心に業務を行ってきましたが、2016年には名古屋にも進出しています。業務拡大には当然、営業部員が必要になります。

ただ、オープンハウスの平均勤務年数は約3年と短く、離職率も高炒め、人材が足りてない現状といえます。結果一人当たりの業務量は増え、激務につながる要因になっています。

理由③|モチベーション管理方法が旧態依然

オープンハウスの営業が激務である理由としては、営業部員のモチベーション管理方法にも要因があるでしょう。一言で表すと「やる気、気合」など精神論に基づいて、モチベーション管理が行われています。

例えば、営業部員のモチベーションを維持するために「とくかく挨拶を大きな声でする」「自分が決めた目標は必ず遂行する」など営業部員の精神的な側面に訴えかける管理方法がメインです。

そういった管理方法が合っている人も当然いますが、時には追い込まれてしまう要因にもなっています。

オープンハウスの社風

社風は「体育会系」気質の企業なのは間違いないでしょう。ただ、ベンチャー気質もあるため、様々な柔軟性を同時に持ち合わせている企業ともいえます。

ICT化を取り入れ、効率化や他部署との連携を見やすくしたり、定期的に上司との面談を通して、経営陣の考えを社員に落とし込んだりと、組織の風通しは良いといえます。

https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1802/26/news007.html

オープンハウスの魅力

オープンハウスで働くことは、激務な一面もありますが、一方で魅力を感じて働いているひともたくさんいます。

ここではオープンハウスのどういった所が魅力的なのかをご説明していきます。

魅力①|正当な評価を受けられる

オープンハウスで働くことの魅力の一つとして収入の部分は外せない事実です。業務は多忙になりがちですが、その分の対価はしっかりとあります。

新卒入社の社員でも他の新卒入社の社員と比較しても、約8万円程、給与が高いです。また社員全体の平均収入が600万を超えており、年齢に関係なく評価される風土があると言えます。

また、成績によってはボーナスでインセンティブがつき、年収1,000万以上を稼いでいる社員がいるのも事実です。若いうちから様々な業務に関わり、管理職にあがるスピードが早い傾向にあることに起因しています。

魅力②|やりがいは確実にある

オープンハウスで働く魅力の一つとして、「東京に家をもつ」という顧客のニーズに答えられることにあります。東京に家を持つということは決して簡単なことではありません。

オープンハウスは他社と比較して価格も安く、クオリティの高い戸建て住宅を提供することに定評がある為、お客様のニーズを満たして、感謝を受ける機会も多いのが特徴です。

そして、そのプロセスを通して自分自身の成長実感も感じやすい環境なため、やりがいを持って仕事に取り組める企業といえます。

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オープンハウス志望者に求められる資質

オープンハウス志望者に求められる資質はどのようなものがあるでしょうか。

不動産事業に興味がある、携わりたいと思う気持ちは最低限必要でしょう。それ以外にもオープンハウスを志望するうえで次の資質を備えている必要があると言えます。

資質①|仕事を最優先にする姿勢

オープンハウスで働くうえで、仕事中心の生活になることは覚悟が必要です。不動産業界は比較的そういった傾向にありますが、オープンハウスで働いてるひとは上昇志向が強く、仕事に熱く取りくむ人が多い傾向です。

仕事が激務になる側面をもっているのに加え、顧客は「家を買う」といった一生モノの買い物ですから、ミスも許されず、徹底的なケアをする必要があります。

複数の業務が並行して進みますから、定時が終わった後に、顧客の対応に迫られる必要性も出てくるでしょう。ワークライフバランスを取りたいひとには向かないと言えます。

資質②|上司の指示を聞く素直さ

上司の指示を聞く素直さもオープンハウスで働くうえでの資質のひとつといえます。オープンハウスの社風を考えても、トップが絶対的な信念を持っており、そのマインドは直属の上司に受け継がれています。

定期的に実施される面談等を通して、上司から与えられた目標を必死でクリアする姿勢が評価の対象になります。そこに自身のこだわりややり方はあまり意味をなしえません。

会社の方針に従って、上司からの目標を達成するため愚直に粘り強く行動できる。そんな人材がオープンハウスで働くことに向いているといえます。

オープンハウス志望者が併願する業界

オープンハウスを志望する就活生は別にどのような業種に併願することが多いのでしょうか。ここでは併願する際の共通点を解説していきます。

不動産会社

オープンハウスを志望するひとは他の不動産会社も併願することがほとんどです。自身の頑張り次第で年収が変わるなど、比較的上昇志向が高く、対人能力などを自分の長所と捉えている人が多いからです。

不動産会社でも営業の形態は会社ごとに違いますので、賃貸に特化したい、用地取得に特化したいなど、一気通貫ではない不動産会社を選択するケースも数多く見受けられます。

証券業界

証券業界もオープンハウス志望者が併願する先に選ばれることが多い業種です。自身の営業成績が評価につながるという点では不動産業界と共通してる点も多いのが特徴です。

しかし、証券会社は大手企業が多く、不動産業界と比較して勤務年数が長い点やワークライフバランスが比較的とれる点から、年収とワークライフバランスの両方を得たい就活生から人気の業種となっています。

今後はよりこちらの流れにシフトしていくといえるでしょう。

まとめ

今回はオープンハウスが激務と印象づけられる理由や営業職が激務になりやすい理由を中心に解説してきました。

オープンハウスで働くことは、ある程度仕事中心の生活になることは予想されますが、その分やりがいや収入面では高い評価を受けている企業でもあります。志望を考えているひとはぜひ参考にしてください。

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