8月まで就活をしている学生には、様々なタイプがいます。既に内定はあるが、1社に決めきれない人や、公務員試験や進学からの方向転換組、また今まで頑張って取り組んできたが、結果が伴わなかった人もいるでしょう。今回は8月になっても就活が終わっていない学生にタイプ別の対策を紹介します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活を8月までする人のタイプ
就活が夏までかかるとは思っていなかったというのが8月まで就活を続けている人の本音でしょう。この時期には多くの友人が就職活動を終了し、孤独感と内定が決まらない苛立ちに苛まれることもあるかも知れません。
今回はこの時期まで就職活動を継続する学生を、いくつかのタイプに分類し、その傾向と対応策についてまとめました。改めて今までの就活を振り返り、次につなげていきましょう。
内定はあるが志望企業が決まらない人
8月に就職先が決まっていない人の中にはすでに内定をもらっている人もいます。自分が本当に行きたい会社が決まらなかったり、今内定をもらっている会社では満足できないという迷いがある人もいるでしょう。
このタイプの人に必要なことは、「自分の軸」をしっかりと考えることです。改めて、自分は何がしたいのか、どうなりたいのかということを考えてみましょう。
自分の軸とマッチする企業がない場合は諦めずに就活を続けることが大切です。
面接で全落ちした人
8月に内定がない人の中にはもちろん全ての面接に落ちてしまった就活生もいます。
万全の準備をして臨んだ面接にも関わらず、不採用通知が届くことがあります。一度や二度ならまだしも、このようなことが続くと、精神的に滅入ってしまうかもしれません。
就職活動というのは今まで経験してきた試験とは違い自分の何が足りなかったのかということを知る機会が少なくなります。
面接試験ではその後の反省が非常に重要になるため、たとえ内定がもらえなくても落ち込まずに面接試験の振り返りをしましょう。振り返りを行うことで修正点が改善され次の面接に受かりやすくなります。
就活を何もしてない人
8月に内定をもっていない人の中には就活をしていない人も含まれます。就活をするかしないかは自由ですのでいわゆるギャップイヤーと呼ばれる期間を過ごす学生もいます。
さらには留学から帰国した人や、資格試験に挑戦している人もいます。8月に内定をもらっていない人といってもそのタイプは様々ですから友人の声に流されないように注意が必要です。
自分がどのタイプに属するのかを明確にし、焦らず、じっくりと今までやってきたことを振り返ることで本当に8月にするべきことが見えてくるかもしれません。
就活を8月までする人の声
8月後半から就活のせいでご飯食べれなくなって半分くらい胃が小さくなったのをきっかけにダイエットしたら5キロいかないくらい体重落ちて、顔とお腹のお肉なくなって毎日二重の調子がすこぶるいいです 就活はよ終わりたいです
— ももちゃ@20卒 (@momochaaa_) September 9, 2019
もちろん就活がうまくいかない人もいます。この時期には友人が続々と内定をもらい始める時期ですので、内定がない人特有の苦しみや悩みがあります。
いよいよ8月中旬なのに全然就活進んでないな(公務員落ち就活生)
自己分析しようと長所を書く時に起こる謎の抵抗、短所は大体一発アウトの致命的な欠点ばかりしか思いつかない
— ミント (@tjmd03293728) August 18, 2019
自分の軸を明確にすることで本当に目指すべき企業はどこなのかを知ることができます。自己分析をきっちりと行っていれば、たとえ目指す業界が難関であったとしてもモチベーションを落とさずに就職活動を続けられます。
就活で8月にやるべきこと
一般的には終盤戦とも言えるこの8月において、取り組むべきことは以下2つあります。
大手以外の中小企業にエントリーする
この時期には、大手企業の多くは募集を終了していることが多いですが、それでも追加募集を行っている企業もありますので自分の行きたい企業であるならば、HPを注意深くチェックしてみてください。
さらに大手に限らずベンチャー企業などの中小企業でも自分にあった優良企業があることが多いので企業研究を怠らないようにしましょう。
その中で、自分の大事にしている「こだわり」を満たすことができる企業があれば、積極的に応募してみてください。当たり前のことですが、エントリー数を増やすことで内定を貰える確率も高くなります。
内定をもらっていると心に余裕ができ、他の企業の面接にも落ち着いて臨むことが出来るようになります。
自己分析をやり直す
就活の中で、一番難しくもあり、おろそかにしてしまうのは、自己分析です。どんなに時間をかけて分析をしても、意外と自分のことをしっかり理解できていないケースが多く、自己分析が不十分なまま面接に望んでしまう学生も多くみられます。
自己分析は、決して1度で終わりではなく、やり続けてください。これが遠回りのようで、近道でもあります。
就活を始めた頃と今とでは、情報量も増え考え方も変わってきているかと思います。この時期だからこそ、あえて、自分の気持ちに素直に向き合い、分析することをオススメします。
周りの就活生の8月の状況を参考にする
一般的に、8月では就活を終了している人が多いのが実情です。その一方で、自分たちの後輩にあたる世代が主にインターンシップなどの活動をスタートし、企業も来年度に向けた動きを始動します。
昨年度においても、この時期では、約8割の学生が内定を獲得しています。その一方で、手当たり次第に応募する人は少なくなり、自分自身の志向に沿った企業を絞って応募する人が多くなっています。
大切なのは焦らず現状を理解した上でこの時期にとるべき行動を間違わないようにすることです。この時期に募集を行っている企業の中には、きっと自分の力を生かしていける職場も数多く存在するでしょう。最後まで諦めないで活動することが、内定獲得という成果につながります。
まとめ
就活のゴールは、決して色々な企業の内定を獲得することではなく、それぞれにあった企業を見つけ出し、自分にあった会社の内定を獲得することです。
そのためにも8月には自己分析を改めてしっかり取り組んでみたり規模や知名度だけで企業を見るのではなく、自分軸と照らし合わせて少しでも興味ある企業にはエントリーをしてみることが大切です。
さらに最後まで、諦めないで就活に取り組むこともモチベーションを維持する上で大切なポイントになってきます。
自分の可能性を決して否定することなく、春に内定を獲得した学生よりも数多くの経験を通じて、大きく成長している姿を、ぜひ面接試験の中で発揮し、望む結果を手に入れてください。