やりたいことがない
将来の夢がない
就活が始まったものの、自分がやりたいことが分からなくて悩んでいる人はいませんか?
やりたい職種や業種がない人は「就職できないのでは?」と、漠然とした不安に襲われているはずです。
しかし、なりたいものがなくても就活は成功でき、むしろなりたいものがないことが有利にはたらく場合もあります!
そこで今回は、就活でなりたいものがなくて悩んでいる方へ、おすすめの対処法や仕事の探し方を解説します。
本記事を読むと、なりたいものがない不安から解消されて、前向きに就活ができるようになります!
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活はなりたいものがないと成功しない?
なりたいものがない人は、就活が成功しないと思っていませんか?
実は、なりたいものがない就活生は半数近くいると言われていますが、結果的に多くの人が就職できていますよね。
つまり「なりたいものがなくても就活に成功している人はいる」ということです。
ここでは、なりたいものがないことが就活にどう影響を与えるのかを解説します。
- 就活ではなりたいものがなくて良い
- 就活で『なりたいものがない』のは実は有利!
就活ではなりたいものがなくて良い
なりたいものがないことは珍しくなく、多くの就活生がそういった不安を抱えています。
以下は、2021年にプレスリリースされたアンケートにおける、就活生の自己理解に関する不安の実態です。
ポジウィル株式会社(本社:東京都港区、代表:金井芽衣)は、20代の就職・仕事に関する調査結果を発表しました。本調査は、同社が提供するキャリアのパーソナル・トレーニング「POSIWILL CAREER」の無料カウンセリングにおける利用者層と、法政大学キャリアデザイン学部 ライフキャリア論を受講した大学1〜4年生のキャリア観を調査したものです。
PR TIMES
上記のアンケートで「就職活動について、今悩んでいること」を調査した結果、56.8%が「やりたいことが分からない」と回答しました。
どうしても「なりたいものを見つけないといけない」と思い、やりたいことが分からないと悩んでしまう就活生は多いと思います。
しかし、働く前から「私がなりたいものはこれだ!」と明確にすることは難しいです。
今社会に出て働いている多くの大人たちも、最初からなりたいものがあったのではなく、働きながら見つけているものですよ。
「マーケティングがやりたい」「広告代理店で働きたい」など、やりたいことがある人が周りにいるかもしれません。
しかし、多くの就活生が「なぜやりたいのか?」と聞かれると、自分に結び付く理由が答えられず、根拠のない一般論の理由で「やりたい」と言います。
それは悪いことではありませんが、本当にやりたいことではなく、やりたいと思い込んでいる可能性があります。
就活で『なりたいものがない』のは実は有利!
就活でなりたいものがないと悩んでいる人は、なりたいものがある人よりも偶然のチャンスを掴みやすいです!
無理になりたいものを決めてこだわりすぎると、視野が狭くなり、内定を逃しかねません。
やりたい業種やなりたい職種がないほうが、とらわれるものがなく、自由に選択できます。
様々な企業を見極めることができ、自分にとって良いキャリアを掴めるとポジティブに考えましょう!
就活でなりたいものが見つからない人におすすめの対処法3選
なりたいものがないことに、不安を抱える必要はありません!
しかし「じゃあ就活はどうやって進めればいいの?」と思いますよね。
ここでは、就活でなりたいものが見つからない人におすすめの対処法を3つ紹介します。
- 様々な業界や職種の情報を収集する
- インターンシップやOB・OG訪問を積極的に行う
- 自分のキャリアを振り返る
対処法①:様々な業界や職種の情報を収集する
世の中にはたくさんの仕事があるので、様々な業界や職種の情報を収集しましょう!
興味のある仕事がないと悩んでいる人は、そもそも知っている業界や職種が少ない可能性があります。
また「この業界は自分には難しいかな」「よく知らない仕事だし…」と避けている仕事はありませんか?
どのような仕事か理解すると、意外に面白い仕事だと興味が湧く場合もあります。
まずは、幅広く業界や職種の情報を得て、深く考えすぎず、世の中の仕事を知りましょう。
対処法②:インターンシップやOB・OG訪問を積極的に行う
インターンシップやOB・OG訪問を積極的に行い、実際に働く先輩方の様子や意見を参考にしましょう!
インターンシップでは、実際に働いている社員から指導を受けて業務を体験できるため、将来のキャリアイメージに役立ちます。
OB・OG訪問は、会社説明会では聞けないリアルな先輩のお話を聞けるので、貴重な機会です。
インターネットで分かる企業の情報には、限りがあります。
実際に働いている人のリアルな声を聞くと、知らなかった魅力や、反対に自分には合わないと感じる部分も分かってきますよ。
対処法③:自分のキャリアを振り返る
自分が今までどんな人生を送ってきたのか、紙に書き出して振り返ってみましょう!
「もう就活なんて嫌だ」「興味を持てることが何もない」と投げやりになっている人は、自分を客観視すると、就活のヒントが見えてきます。
たとえば、印象に残っているエピソードや小学生のときに得意だったことなど、少しずつ人生をさかのぼって思い出してください!
それらを書き出していくと、今までの人生が自分史のようにまとまり、自分の特徴や得意・不得意などが分かります。
「自己分析」と考えると難しく感じてしまいますが、自分の人生を思い出とともに振り返ると、意外と気楽に書き出せます!
なりたいものがない人は多くいます!
もちろんなりたいものがすぐに見つけるのも容易ではありません。
そこで以下3つを意識してください!
- 避けている業界や職種についても情報収集する
- インターンシップやOB・OG訪問で、実際に働く現場を知る
- 自分史のようなものを作ることで、自分の得意・不得意が見えてくる
これらを意識することで自分がどのような人物で、自分は何に興味を持っているのか洗い出すことができます!
なりたいものがない大学生におすすめな仕事の探し方5選
なりたいものがない場合は、いきなり業種や職種を考えるよりも、自分の好きや嫌いから考えていくと仕事が探しやすくなります。
以下のおすすめの仕事の探し方5選を参考にして、より自分に合う探し方で就活を進めていきましょう!
- 「自分の好きなこと」で仕事を調べる
- 「自分ができること」から探す
- 「自分がしたいこと」で仕事を探す
- 「これだけはやりたくない」から絞っていく
- 「理想とする働き方」から探す
探し方①:「自分の好きなこと」で仕事を調べる
自分の好きなことを書きだして、それに関する仕事を調べてみましょう!
好きなことから考えると、関連する仕事に興味が湧きやすいです。
たとえば、アウトドア・ファッション・アイドル・音楽など、趣味で構いません。
アウトドアであればアウトドア用品を扱う商社、ファッションならアパレル関連の企業といったように、様々な仕事に繋がっていきます。
探し方②:「自分ができること」から探す
「自分のキャリアを振り返る」と前述しましたが、その振り返りで見つけた「自分ができること」から仕事を探してみましょう!
自分ができることや得意とするものは、自分に向いている仕事を発見するきっかけになります。
たとえば数学が得意なら、経理・営業・エンジニア・数学教師など、たくさんのお仕事があります。
「なりたいものがない」と思っていても、自分に合う長く続けられる仕事に出会えるかもしれません。
探し方③:「自分がしたいこと」で仕事を探す
仕事においてではなく、自分が人や社会に対してしたいことを考えて、そこから仕事を探してみましょう!
たとえば「人を笑顔にしたい」「人の役に立ちたい」など、抽象的で構わないので、何かか自分がしたいことはありませんか?
人を笑顔にしたいと思うなら、接客業をはじめ、人を笑顔にする仕事がたくさんあります。
探し方④:「これだけはやりたくない」から絞っていく
自分ができることやしたいことが分からないという人は、これだけはやりたくないことを書き出してみましょう!
やりたくないことや不得意なこと以外は、ある程度やれるはずです。
また、仕事は今後生きていくために欠かせないため、やりたくないことから絞っていくことは十分価値があります。
探し方⑤:「理想とする働き方」から探す
特にプライベートを大切にしたいと考える人には、理想とする働き方から探すのがおすすめです。
プライベートを充実させたいから働くという考えの人は、たくさんいます。
どうしても「仕事にやりがいを求めなきゃ」と考えてしまうかもしれませんが、やりがいは働きながら感じるものです。
たとえば「休みは週に何日欲しいか」「職場はどこがいいか」など、プライベートを充実させるためにはどんな条件が必要かと考えると、仕事が絞れてきます。
仕事の探し方は十人十色です!
以下の5つはほんの一例です。
- 自分の趣味や好きなことを、業界につなげて考えていく
- これならわりとできたなと思うことや、昔得意だった教科から仕事を探す
- 自分がしたいことをもとに、それが実現する仕事を見つけていく
- これだけはやりたくないことを排除することで、長く続けられる仕事に出会えるかもしれない
- プライベート重視なら、働き方から仕事を探す
自分に合う探し方を探すのも仕事を探す一歩です!
なりたいものがない人が就活を円滑に進める2つのコツ
なりたいものがある人よりも、就活につまずきそう
スムーズに就活を進めたい
なりたいものがないと、うまく就活が進められるのかと不安になってしまいますよね。
ここでは、なりたいものがない人が就活を円滑に進めるコツを2つ解説します!
- なりたいものを無理やり作ろうとしない
- 面接で「なりたいものは?」と聞かれたら答えられるようにしておく
なりたいものを無理やり作ろうとしない
なりたいものがない人によくあるケースですが、なりたいものを無理やり作ろうとしないでください。
興味がない業種や職種なのに、一般論をもとに無理やり考えてしまうと、就活がキツくなってしまいます。
また、本当になりたいものではないのに、企業との面接で嘘をつかなければなりません。
無理やり作ったなりたいものは、仮に内定をもらえたとしても、就職したあとが本当に辛くなってしまいます。
そうならないためにも、先ほど紹介した仕事の探し方で、少しずつ自分に合いそうな企業を調べていってくださいね!
面接で「なりたいものは?」と聞かれたら答えられるようにしておく
面接では、なりたいものは何かと聞かれる可能性が高いです。
なぜかというと、企業は選考をとおして、学生の就活の軸と自社の方向性がマッチしているかどうかを知りたいと思っているからです。
そのため、なりたいものが具体的に話せるかどうかよりも、自社と考え方が合っているかを見ています。
「なりたいもの(やりたいこと)は何ですか?」と聞かれたら、その企業でどう働いていきたいかやどんな社会人になりたいかを話せるようにしておきましょう!
なりたいものが具体的に分からない場合は、以下のように答えると「与えられた環境で頑張ってくれるのではないか」と可能性を感じてもらえるでしょう。
まだ将来本当になりたい職業がない大学生は「適性診断」がおすすめ
まだ将来なりたい職業がない大学生は、適性診断を利用するのがおすすめです。
就活は最終的に自分の意志で決めていくものですが、1人で抱え込む必要はありません。
適性診断はあなたがどんな業界に向いているのかや、どんな性格なのかといった診断結果をもとに、向いている業界や職種を教えてくれます。
なかなか自分を客観的に分析するのは難しいので、適性診断を受けて自分を知りましょう!
気軽に受けられるWeb診断から、就活サポート事業を行っている企業が面談してくれるものまであります。
bizualでは、業界選びに悩んでいる方や就活のサポートを求めている方に向けて、無料の面談サポートを行っています!
まとめ:無理してなりたいものを見つける必要はない
就活で「なりたいものがない」と悩んでいる就活生は多いです。
しかし、対処法や仕事の探し方のポイントを押さえれば、なりたいものがなくても就活はうまく進められます!
無理やりなりたいものを見つける必要はないので、自分のやり方でやれそうな仕事や興味のあることを見つけていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます!