【22卒向け】ソニーの年収は?気になる社風・将来性も紹介!
就活生の人気企業ランキングでも常に上位にランクインしているソニーは、新卒採用に力を入れていることでも知られています。また日本企業では珍しく、成果報酬に前向きに取り組んでおり、やる気のある就活生には魅力的な企業です。そこで今回はソニーの年収や社風、仕事内容について解説します。
ソニーはエレクトロニクスメーカー
ことで知られています。それはソニーのビジネスの目的が、テクノロジーやコンテンツ・サービスを通じて「ソニーはエレクトロニクスメーカーではありますが、近年は様々な事業展開を行っている感動の開拓者であり続ける」ことだからです。
事業の大きな柱となっているのは、「エレクトロニクス」「エンターテイメント」「金融」の3つです。現在の売り上げは「金融」が支えているものの、現在はエレクトロニクス分野を支える技術者採用に力を入れています。
以下の記事では、ソニーの採用情報について解説しています。コース別採用の詳細、インターン情報、志望動機から、強み・弱みなど選考に役立つ情報まで幅広く載っているので、エントリーを希望する学生は、一読の価値があると言えるでしょう。
ソニーの給与事情
ソニーでは仕事の役割に応じた等級制度を採用し、年齢や学歴を問わず、優秀な人材に高い賃金を支払う仕組みとなっています。そして2019年6月に、新卒採用にも等級制度を用いることを明らかにしました。
ここではソニーの給与事情について、詳述します。
ソニーの初任給
によると、ソニーグループのリクナビ2020新卒初任給は大学院(修士)卒が月給26万5000円、大学卒が月給23万円となっています。この他に賞与が年2回、支給されます。
また2019年6月、ソニーはプログラミング言語を用いてAI分野などで新たなサービスを展開するため、大学院(修士)卒など一部の新入社員の年収を、等級制度を用いることでアップさせると発表しました。
この制度により、新入社員でも入社した年に、最高で約730万円の年収を得られる可能性があります。
ソニーの平均年収と推移
平均年収
ソニーの2018年度の有価証券報告書によると、平均年収は1050万9690円でした。ちなみに社員数は2,519人、社員の平均年齢42.4歳となっています。
国税庁が実施している民間給与実態統計調査(平成30年度)によりますと、日本人の平均年収は441 万円です。ソニーの平均年収は日本人の平均年収より2倍以上の額だということがわかります。
平均年収の推移
また、過去5年間の平均年収の推移を表で表してみました。
年度 | 平均年収 |
2018年度 | 10,509,690円 |
2017年度 | 10,136,934円 |
2016年度 | 9,106,527円 |
2015年度 | 9,354,904円 |
2014年度 | 8,598,828円 |
出典:有価証券報告書(2014年度~2018年度)
上記の表をみますと、ソニーの平均年収は上昇していることがわかります。
ソニーはジョブグレード制を導入している
しかしソニーではソニーの年収は年功序列ではなく、個人や事業の実績に基づいたジョブグレード制を採用しています。実績を上げれば年齢が若くても高額な給料を貰うことが可能です。
そのため、年代によって比例して年収がアップするとは言い切れません。そして職種によっても、平均年収が変わります。一般職より技術職の方が平均年収が高いですが、幹部候補生である総合職がそれを上回っています。
ソニーの年収事例
ソニーの年収は、職種やジョブグレードによって異なります。所属する部門によっても異なりますので、年収例をいくつか紹介します。
職種名 | 年収例(万円) | 勤続年数 |
エンジニア | 600 | 3年未満 |
商品企画 | 1,000 | 20年以上 |
課長 | 1,200 | 15~20年 |
openworkの口コミ情報を見ても、「同業他社と比べると給料は多いと思う」「30代前半で800~850万円くらい」「業績がよくなると支給額が上がる」という好意的なコメントが多くありました。
一方で「事業部ごとに原資が異なるため、好調な事業部で成果を上げないと年収がアップしない」という声もあがっていました。
ソニーのボーナス
ボーナスの水準は、同業他社の中でも高いといわれています。前述したソニーの有価証券報告書にあった平均年収1051万円から、月収とボーナスを推定してみました。
- 推定平均月収66万円
- 推定ボーナス263万円
ソニーでは夏の賞与は、会社並びに事業部の業績に連動して支給しています。しかし冬の賞与は、等級制度に基づいて算出されます。そのため、所属する事業部によってボーナスの支給額の幅が広いようです。
ソニーの福利厚生・休暇制度
ソニーでは数多くの福利厚生が用意されており、自分の意思で選ぶことができます。公式ホームページには以下のような福利厚生制度が記載されています。
- 社会保険完備 (健康・厚生年金・雇用・労災)
- 財形貯蓄制度
- 社員持株会
- 独身寮
それぞれの福利厚生制度は自身のライフスタイルに合わせて選択することができ、全員に加入を義務付けているわけではありません。
また休暇制度は以下の通りです。
- 完全週休2日制 (土・日)
- フレックスホリデー (個人が設定できる連続休暇制度)
- 年末年始休暇
- 会社休日 (年間126日/2019年)
- 年次有給休暇 (初年度17日、最大24日)
年間休暇平均取得日数 平均15.9日と高水準で、様々な休暇制度が用意されています。個人が自由に設定できる休暇制度、フレックスホリデーがあるのもソニーならではの特徴です。
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監修者プロフィール
三浦拓巳みうらたくみ
1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。