「早速のご返信」は目上には失礼?|意味や例文を解説します!

ビジネスメールにはいくつか定型文がありますが、よく使われる表現に「早速のご返信」があります。「早速のご返信ありがとうございます」という使われ方をしますが、TPOをわきまえて使用すべき日本語表現です。そこで今回は「早速のご返信」の意味やそれを使った例文、使い方について解説します。

就活の言葉

「早速のご返信」とは

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ビジネスメールで「早速のご返信」を使う前に、きちんと意味を理解しておくことが大切です。型通りに覚えるだけでは応用がきかず、相手に対して失礼な使い方をする可能性が高まるからです。

ここでは、「早速のご返信」の正しい意味への理解を深めましょう。

「早速」の類語

小学館のオンライン大辞泉によると、「早速」の意味は以下の通りです。

1  [名・形動]すみやかなこと。すぐ行うこと。また、そのさま。「早速の御返事ありがとう」「早速だが、仕事の話にしよう」 2  副]すぐさま。すぐに。ただちに。「電話をかけたら早速やって来た」

この意味に適した、「早速」の類語には以下のものがあげられます。

  • 迅速
  • いち早く
  • 早々
  • 至急
  • すぐ
  • 素早く
  • すぐさま

上記の類語は、「ほとんど遅れがない」「まったく遅れがない」といった意味で使われる言葉です。

「早速のご返信」の意味

「早速のご返信」は、メールを送った相手がすぐに返信してくれたことを意味します。また「早速のご返信」は、すぐに対応してくれたことに対する、相手への感謝の気持ちが含まれる時に使う言葉です。

ビジネスメールへの対応は、迅速であることが好まれます。自分が送ったメールに10分程度で返信がきた場合は、「早速のご返信ありがとうございます」と連絡する習慣をつけることをおすすめします。

「早速のご返信」を使った例文

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就活においても、採用担当者とメールのやりとりを行います。その際、就活生が問い合わせをするなど、採用担当者からメールを待つ機会もあるものです。ここでは就活生が企業に送る際に使われる、「早速のご返信」を使った例文を3つ、紹介します。

例文①|早速のご返信をありがとうございます

「早速のご返信」に対して「ありがとうございます」と続けるのが、最も一般的な使い方です。就活生は企業の採用担当者に使いますが、就職後は上司や取引先の方に使用する機会が増える使い方です。例文として、以下のものがあげられます。

  • お忙しい中、早速のご返信をありがとうございます

例文②|早速のご返信をいただき、ありがとうございます

「早速のご返信をありがとうございます」をより丁寧に表現したい時には、「ご返信をいただき」という表現が適しているでしょう。企業の採用担当者の状況によって、使い分けるとよりベターです。例文として、以下のものがあげられます。

  • 出張中にも関わらず、早速のご返信をいただき、ありがとうございます

例文③|早速のご返信恐れ入ります

「早速のご返信」に対して「恐れ入ります」と続けるのは、相手に対して申し訳ない気持ちが強い時と覚えておくとよいでしょう。例えば、自分の都合で面接日の変更を依頼したメールに対する返信などです。例文として、以下のものがあげられます。

  • 面接日変更のご相談に対し、早速のご返信恐れ入ります

ここでは3つの例文を紹介しましたが、自分が送ったメールの文面を考慮して、上手に使い分けましょう。

「早速のご返信」は目上にも使えるのか

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ビジネスの場で使う日本語の中には、目上の人に使うのが適していないものがあります。そのため就活生の中には、「早速のご返信」を目上の人に使ってよいのか、不安になる人もいることでしょう。

結論としては、「早速のご返信」は目上の人に使っても問題はありません。むしろ、目上の人に相談やお願いのメールを送ってすぐに返信が届いた時は、「早速のご返答ありがとうございます」と感謝の気持ちを送る習慣をつけましょう、

「早々」は目上に使うと失礼に当たる

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目上の人に対して「早速のご返信ありがとうございます」と伝えるのは問題ありませんが、「早々のご返信ありがとうございます」という表現はNGです。小学館のオンライン大辞泉によると、「早々」には以下の意味があります。

1  [名]その状態になってすぐの時。多く、他の語の下に付いて用いられる。「開店早早から忙しい」「会う早早用件を切り出す」 2  [副]急いで物事をするさま。はやばや。「あのようすだと早早帰るだろう」「早早に用事を済ませる」

「早速」に対応する「早々」は2を意味しますが、「急いで対応してもらった」というニュアンスが強まるからです。早々は、同僚や部下に使うものと覚えておきましょう。

今回は「早速のご返信」という言葉について紹介しましたが、メールの返信方法、基本マナーは以下の記事で紹介しています。ぜひご一読ください。

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監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。