履歴書はクリアファイルをつけるべき!|その理由や注意点について徹底解説!
履歴書はクリアファイルに入れるべき?それともクリアファイルはいらない?履歴書を先方に送ったり持参したりする場合に迷う人もいるでしょう。結論から言うと履歴書はクリアファイルに入れるべきです。その理由やマナー、更には手渡しの場合と郵送の場合の注意点についても解説します。
履歴書はクリアファイルに入れるべき
就職活動で必ず必要になる履歴書。企業や面接会場などに持っていくとき、履歴書はクリアファイルに入れるのが常識となっています。その理由はどうしてなのでしょう。履歴書をクリアファイルに入れなければならない理由や郵送の場合などについて解説します。
履歴書をクリアファイルに入れる理由
履歴書は必ずクリアファイルに入れることが常識でありマナーでもあります。その理由は、履歴書をそのまま持っていくと破れたり折れ曲がったり汚れたりするからです。クリアファイルに入れることでこれらの可能性を排除できます。
また、履歴書は自分自身を表すとても大切なものです。ある意味「自分自身」と言っても過言ではありません。そのようなものをクリアファイルに入れずに持ち歩いたり送ったりすると、「だらしない」と思われてしまう可能性もあります。
郵送・手渡し両方ともクリアファイルに入れる
履歴書は手渡しの場合も当然ですが、郵送の場合もクリアファイルに入れるというのがマナーです。手渡しの場合も郵送の場合も、履歴書は紙ですから折れ曲がってしまいます。必要以上の折れ線が履歴書につかないようにするため、クリアファイルに入れるのです。
また、郵送の場合は雨の日に履歴書が先方に届けられる場合もあります。クリアファイルに入れておけば、封筒が濡れてもクリアファイルがカバーとなって履歴書が濡れる確率は低くなります。
履歴書をクリアファイルに入れる際のマナー
履歴書をクリアファイルに入れる場合、ただ単にクリアファイルに入れれば良いというわけではありません。履歴書をクリアファイルに入れる際にもマナーがあります。そのマナーを解説しますので、参考にしてください。
全体としてのマナー
履歴書をクリアファイルに入れる際の全体としてのマナーでは、クリアファイルの上部にクリップ止めをするということです。クリアファイルに履歴書を入れると抜け落ちてしまうこともあります。そのようなことを防ぐためにクリップ止めをすると好印象につながります。
クリップは銀色で中くらいの大きさのものを使用しましょう。銀色のクリップはビジネス向きだからです。また大きさは大きすぎると反対に履歴書を傷つけることになりますし、小さすぎると意味をなさない場合があります。
全体としてのマナーは他にもあります。以下で解説しますので、参考にしてください。
無色透明のものを使う
クリアファイルは無色透明のものを使い、使い回しは避けましょう。中が見えにくいように赤や黄色や青などのようなカラフルなクリアファイルがあります。これらはビジネスシーンでは有効ですが、履歴書に向いているとは言えません。
また、使い回しのクリアファイルには汚れや傷がある可能性があります。印象が良いとは言えませんから、できるだけ使い回しは避けるようにしてください。
履歴書のサイズにあったものを使う
クリアファイルにはさまざまなサイズがありますが、履歴書のサイズに合ったものを使いましょう。極端に小さなクリアファイルは、履歴書を汚れや破れから守るという用途には向いていません。
また、大きすぎると返って履歴書に折り目がついてしまう原因になります。履歴書は二つに折り曲げるとA4サイズになります。クリアファイルも二つ折りにした履歴書に合わせてA4サイズのものを用意しましょう。
郵送の場合
履歴書を郵送する場合は、2つの点に注意が必要です。まず、履歴書をクリアファイルに入れる際、履歴書の手前に送り状を入れます。いきなり履歴書を送付するのは不躾になるからです。季節の候も入れた送付状を作成し、同封します。
また、履歴書が入った封筒は必ずのりで封をし、その上からセロテープで止めます。どちらか一方だけでは郵送事故によって封が開いてしまう可能性があるからです。どちらか一方が欠けても良くありません。必ずのりで封をした後にその上からセロテープを張りましょう。
手渡しの場合
履歴書を手渡しする場合は、クリアファイル・封筒なしというのがルールです。その理由は先方に履歴書を出すという手間を取らせないためです。また、クリアファイルは先方でもかなり溜まっていることもあり、邪魔になることもあります。
持参する場合、クリアファイルに入れた履歴書を更に封筒に入れるのはマナー違反ではありません。ですが、手渡しする時には封筒からもクリアファイルからも出し、履歴書のみを面接官などに渡しましょう。
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監修者プロフィール
三浦拓巳みうらたくみ
1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。