新しい仕事を任せて貰えることは嬉しいことですが、自分が処理できる仕事量を明らかに超えている場合は業務過多になってしまい、仕事にストレスを感じる場合があります。今回は業務過多になってしまう原因と、もし業務過多になってしまった場合にやるべきことをご紹介します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
業務過多をストレスに感じる人は多い
自分が業務過多になっていると思った場合、一般的にそれが自分にとって仕事上でストレスの原因になっていると感じてしまう人は多いです。場合によっては業務過多になってしまう原因が自分にあるわけではなく、周りにある場合もあります。
はい、今日も仕事が終わらない。
無責任な奴らが多すぎて、仕事が進まない。
何でもかんでも他人に押し付けるアホが多い。— けん (@OJvzaq7Zr5wtp6i) September 7, 2019
自分の仕事がまだ残っているにも関わらず、次々と仕事を周りから理不尽に押し付けられるのはとてもストレスになります。特に、自分が責任感を持って仕事に取り組んでいる場合であればなおさらです。
<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">業務量多すぎてヒィヒィなってたら、調整してもらえた😢良かった😂</p>— 運子 (@waraukadoniunko) <a href="https://twitter.com/waraukadoniunko/status/1172005654178877440?ref_src=twsrc%5Etfw">September 12, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
自分が困っている時に周りがすぐに気付いてくれたり、助けてくれるような環境ならいいですが、そうでない場合はなかなか自分から業務量を調整してほしいとは言い出しにくいものです。
業務過多になる4つの理由
自分が業務過多に陥ってしまう状況になるには、仕事量や職場環境など様々な原因があります。いくつか原因をご紹介するので、自分がそのような状態に近づいていないか確認することも大切です。
周りから頼られて仕事が増える
業務に入る前に自分の仕事量を一度把握して、進める段取りを決めてから業務を行うと思います。仕事が順調に進んでいると周りから見えている場合、上記にもあったように他の人の仕事も任される場合があります。
周りから頼られているということもあり、なかなか断れない状況になりやすく、気付いたら業務過多に陥ってしまっているという状態になりがちです。
企業の労働力自体が不足している
既に退社する従業員がいる場合に新しく良い人材を採用できず、新人の入社が決まるまで今いる従業員だけで同じ業務量を行わなければならないという状況もよくありがちです。また、そもそも企業側が様々な要因で従業員を新たに雇用しようとしないという場合もあります。
企業側の問題になるのでなかなか難しい問題ですが、新しく人を採用するとなるとコストも時間もかかるので、企業側の考えや方向性にも大きく左右されてしまいます。
企業が効率を重視しない
パソコンのソフトなど業務に必要なモノが揃っていない場合や、あったとしてもバージョンが古く使い勝手が悪い場合など、あるもので何とかしてほしいと企業側から無理難題を押し付けられる場合もあります。
また上記のように人材不足という問題があり、一人で多くの業務を行う状況が当たり前となっている場合には、今までいた人達は出来ていたからという理由で新しいソフトやモノを簡単に導入出来ないという環境もあります。
業務の最適配分ができていない
仕事ができる人に多くの業務を配分し、従業員の中で差が出来てしまっている環境は業務過多になりやすいです。適材適所という考え方もありますが、個人にあまり負担をかけすぎるとイレギュラーがあった場合に簡単に対処することが出来ず、業務が回らなくなってしまいます。
仕事は自分で取りに行くものもありますが、上司が決めることも多いので、普段の仕事ぶりで勝手に周りと比べて判断され決められてしまう場合もあります。
業務過多になるとミスが増える悪循環
業務過多になるとミスが増え、無駄な仕事が増え、効率が下がるという悪循環に陥る可能性があります。このような状況を改善するために研究結果にもあるように、週5日の勤務を1日減らすという実験を行いました。
結果からもわかるように、業務過多になっている多くの人はストレスを感じているので我慢する必要はありません。
業務過多になったらやるべきこと
業務過多になっていると自分で感じた場合に、上記のような悪循環にならない為にやるべき事があります。自分で動かない限り状況を改善出来ない場合もあるので、無理に耐えたり我慢せずに早めに動くことが重要です。
紙に書き出して原因を突き止める
自分が業務過多になっていると感じた場合は、その原因を全て紙に書き出すことで自分が今受け持っている業務内容を客観的に見ることができます。
改めて自分が今置かれている状況を把握することにより、落ち着いて業務内容の整理をすることが出来るので、自分で対処出来る部分とそうでない部分が明確になり原因を突き止めることができます。
業務量が適正かどうかまずは自分自身で把握することが大切です。
上司・周囲に相談する
周りに比べ自分の業務量が明らかに多い場合や、自身の許容量を超えていると感じた場合は、上司や周りに相談することで改善に動いてくれる場合があります。
業務配分を見直してもらうことで自分自身の負担が減ることに加え、全体の業務内容を上司も改めて確認することができるので効率も良くなる可能性があります。
また、万が一相談した結果上司が全体の業務量を確認したにもかかわらず、特に何もせずに動いてくれない場合は、従業員の離職原因にもなりかねません。
転職を検討する
無理な環境で我慢しながら働き続けると過度にストレスが溜まってしまい、最悪の場合うつ状態になってしまいます。
一度そうなってしまうと、再度社会に復帰すること自体が難しくなってしまうので、自身の将来やこれからキャリアを積むことを大切に考えて思い切って転職を検討することも必要です。
仕事ができない自分が悪いと考えてしまいがちですが、そうではないということを理解し、時には自分自身を一番に考えることも大切です。
まとめ
業務過多だと思っていてもなかなか周囲に言い出しにくいものですが、自分だけがそう思っているとは限りません。一人で問題を抱え込まず、周囲や上司に相談し円滑に業務が回るように動いてもらうことで、自身のストレスも減り効率よく全体の仕事が回ります。