医者とは、国家資格を有して独占的に医療行為を行う者ですが、体力勝負の激務だと言われています。医者は激務というイメージですが、年収が高く人気の仕事であるのでその実態を知りたいというかたも多いのではないでしょうか。この記事では、医者が激務と言われる理由、仕事内容や給与に関してご紹介します。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
世間の医者へのイメージ
医者というと激務を連想しがちですが、世間の医者へのイメージはどうでしょうか。本見出しでは、医者のイメージに関する2つのツイートをご紹介します。
どちらのツイートも、医者は激務で大変だと述べているので、世間から医者へのイメージが一貫していることがわかります。
お医者さんの激務度合いを聞けば聞くほど医者になりたくなくなるんやが、、、
— ポリコンのカコン (@cacocacocam) October 24, 2019
上記は、医者の激務に関する実情を聞くと医者になりたくなくなるというツイートです。医者は、医学部に入学し国家試験に合格しなければならないので、激務のイメージは志望者のモチベーションに影響を与えます。
暇医学生
「部活とバイトだけの生活。恋人もいないし、誰からも必要とされてない気がする。頼りにされる医者に早くなりたいな」激務医
「人の顔見りゃここが調子悪いだの、やれ指示が欲しいだのの連続でもう疲れ果てたわ。誰も自分のことを知らないところに行きたい。暇だった学生時代に戻りたいな」— 走る外科医こみけん (@running_surgeon) October 30, 2019
上記は、医学部生時代と医者になってからの忙しさを比較したツイートです。医学部生の時は勉強ばかりで孤独さを感じ、医者になると休みがないというものです。ワークライフバランスは医者にとって大きな悩みです。
医者の仕事内容
医者は、激務という一般的なイメージがありますが、具体的にどのような仕事内容か知りたいですよね。本見出しでは、医者を研究医と臨床医に分けて各々の仕事をご説明します。
激務でも医者を目指したいという方は、仕事内容をぜひ参考にして下さい。
研究医
研究医は、大学や研究センターにおいて医療の研究を行う医師のことです。医療技術が発達しても、未だに解明されていない病気やさらに改善が必要な治療方法はあります。
研究医は、特に治療法がまだ確立されていない病症を対象に、新しい治療方法を探しています。また、一定の研究と実験結果をもとに、医療論文を発表することも行います。
臨床医
臨床医とは、病院や個人クリニックにおいて患者の診察や予防治療を行う医師のことです。通常、専門的な診察科目が決まっておりその範囲での治療を担当します。
臨床医は、患者の病状や悩みを聞いて適切に問題を把握し、治療をしなければなりません。医学的な知識はもちろんのこと、患者への気遣いや接し方も必要とされます。
医者が激務な理由
医者は、激務で大変というイメージがありますが、具体的にどのような理由かはわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本見出しでは、医者が激務と言われる理由を明確に把握するため3つの理由をご説明します。
勤務時間が不規則
医者が激務と言われる1つ目の理由は、勤務時間が不規則だからです。大学病院や個人クリニックを問わず、診察時間は決まっていますが勤務時間は不規則になりがちです。
診療時間が過ぎても、既に診察待ちの患者さんを帰らせるわけにはいかないので、必然的に診療時間は長くなります。実質的に、週2日の休みが取れることはほとんどないのです。
また、緊急外来や夜勤のある大学病院では、シフト制で勤務時間が不規則になりがちです。週によって、昼夜どちらかの勤務となるので医者は激務だと言われます。
休みが少ない
医者が激務と言われる2つ目の理由は、 休みが少ないからです。上述の通り、診察日は診察時間だけで終わらずに残業が必要となりがちです。
休診日があっても、普段できない医療の勉強や最新の治療方法の研修など、休みを削らなければならないことは多々あります。その結果、医者は休みが少なく激務なのです。
クレームがある
医者が激務と言われる3つ目の理由は、 クレームがあるからです。医者でも、全ての病症を完璧に理解し、それに対して最適な治療を常に行えるわけではありません。
しかし、患者の中には治療結果が現れないと医者にクレームを言う人もいます。長時間の診察に耐えていても、患者からの理不尽なクレームを時に受けるため激務と言われます。
勤務医は激務だが開業医は柔軟
医者は、勤務形態によってその呼び名が異なっており違いは以下の通りです。勤務医は激務ですが開業医は柔軟です。
- 勤務医: 病院や診療所などに被雇用者として従事する医者
- 開業医: 病院や診療所などを経営している医者
勤務医として一定の経験や実績を積んでから開業医になるのが一般的です。開業医は、勤務形態や診療日を決定できるため、勤務医よりもより柔軟な働き方が可能です。
医者は労働時間の割に薄給
医者は、診療時間に患者を診終わらなかった場合、残業をしなければなりません。そのため、労働時間のわりに薄給であることがわかります。
以下の記事では、薄給かつ激務と言われる医療業界に関して紹介をしています。実際に医療業界で従事する人の激務な声も紹介していますのでぜひ読んでみてください。
医者の仕事の魅力
医者の仕事は、長時間勤務のわりに薄給であり激務だとわかりましたが、仕事の魅力は何かと疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。
本見出しでは、医者の仕事の魅力として4つのポイントをお伝えします。
意義ある仕事ができる
医者の仕事の1つ目の魅力は、意義ある仕事ができることです。医者は、国内外や時代を問わず常に誰かから必要とされ続ける存在であり、意義ある仕事だと言えます。
日々、激務で大変さと感じても患者やその家族から頼られるので、やりがいを感じることができます。そのため、仕事に有意義さを感じることが医者の仕事の魅力です。
患者さんの笑顔が見れる
医者の仕事の2つ目の魅力は、患者さんの笑顔が見れることです。病院や診療所を訪れる患者さんは、病気に苦しんでいるだけでなく大きな不安を抱えています。
医者は、診察と医療行為によって患者さんの病症と悩みを解決してあげることができます。そして、病気が治って笑顔になる患者さんを見れることが大きな魅力の1つなのです。
学問的に新たな発見がある
医者の仕事の3つ目の魅力は、学問的に新たな発見があることです。医療技術は日々進歩を続けており、同じ病症に対してもアプローチは進歩して異なっています。
また、近年はテクノロジーの進歩により、これまで治すことができなかった病気が解明されたり、新たな治療方法が考案されています。医者とって、学問的に新たな発見は仕事の魅力です。
経済的に安定している
医者の仕事の4つ目の魅力は、経済的に安定していることです。一般的な企業に勤める人の平均年収は400万円から600万円程ですが、医者の平均年収は1,500万円程です。
仕事自体は激務で、労働時間を考慮すると薄給とも言われますが経済的には安定しています。一般の3,4倍にもおよぶ給料は、医者が仕事で魅力を実感できる要因の1つです。
まとめ
医者は、世間から激務というイメージがありますが、勤務形態によって違うことがわかりました。また、長時間労働で大変ですが仕事に様々な魅力があるともいえます。
患者さんのために頑張りたいという方は、医者を目指してみてはいかがでしょうか。