文系の就職偏差値を解説!就職偏差値を気にしすぎる際の注意点も紹介!

近年は就活において「就職偏差値」を重視する人が増えているようです。この就職偏差値は文系より理系が高い傾向にあり、不安に感じている就活生も多いといいます。そこで今回は就職偏差値とは何か、文系の状況、理系との違いなどについて解説します。文系と理系の就活の違いについても触れますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

就職偏差値とは内定取得難易度

「就職偏差値」は2チャンネル(現在の5チャンネル)において、使われるようになった言葉です。企業への入社の難易度や知名度、就活生の人気度、内定者の学歴、応募倍率などを数値化し、ランキングとしてまとめてています。

一定の精度はあるとして参考にしている就活生も多いですが、大学の学力偏差値ほどではありません。

2019年卒|文系の就職偏差値

就職偏差値ランキング委員会が公開した「2019卒用文系就職偏差値ランキング」から、就職偏差値が高い企業を抜粋して表にまとめてみました。(参照:2019卒用 文系就職偏差値ランキング)

文系の就職偏差値ランキングをみると、金融系の有名企業が多いことがわかります。また、マスコミも根強い人気のようです。エントリー数と就職偏差値が比例していることが考えられます。

理系は専攻と仕事内容が密接に関わる

2019卒用の理系就職偏差値になるとトップにランクインする企業名が変わります。理系就職偏差値ランキングの上位には「IBM(基礎研)」「Google(ソフトウエアエンジニア)」などがあがります。

これは理系の就活生は、自分が専攻した学修が生かせる企業への就職を目指す傾向が高いからです。つまり理系は就職偏差値が通用しにくいのです。

文系と理系の就活の違い

同じ就活生でも、理系より文系の方が就職が難しいという噂を耳にしたことがある人が多いことでしょう。最終的な就職率は文系・理系に大差はないのですが、内定が出るのは理系の方が高い傾向にあります。

ここでは、文系と理系の就活の違いについて説明します。

目次

文系|全員が面接の内容で評価される

文系の就活生の場合、応募する職種と出身の学部・学科は一致していなくても問題がありません。つまり、文系の就活生は応募できる業界や職種の幅が広いということです。

そして企業は、入社後に社員教育を行うことを前提に採否を決定します。そのため、採用面接が2~3回行われることも珍しくありません。さらに面接に進んだ全員が、面接の内容で評価されます。

そうしたプロセスを経るため、どうしても内定が出るまでに時間がかかる傾向があるのです。

理系|学校・教授からの推薦枠も多い

理系の場合は、就活生が学部・学科で専攻している学修内容と、企業が募集している仕事内容との関りが強いケースが多いです。

そのため、自分が所属している研究室の教授が、企業に個別に推薦して内定する就活生が多くいます。その場合は、大学の研究室と関わりの深い企業を受けることになるため、1~2回の採用面接で採否が決まることも珍しくないのです。

また、企業の採用担当者が大学の研究室を訪れ、就活生を一本釣りするケースもよく見られます。

就職偏差値を参考にしない方が良い3つの理由

就職偏差値はエントリーする企業を選択する際に目安として使えるデータです。しかし、就職偏差値にとらわれすぎると、なかなか内定が出ないという事態に陥りかねないのも事実です。

ここでは、就職偏差値を参考にしなくてもよい理由について説明します。

理由①|就職偏差値の最大の基準は「内定取得難易度」

就職偏差値が参考になるのは、企業の内定取得難易度を知る手がかりになるからです。しかし大学偏差値とは違い、誰が何を根拠に作成しているのかが曖昧なので、確実な情報とはいえません。

また内定取得難易度も、出身大学や学部・学科によって数値が変わります。そう考えると、学生個人に有効な数値とはいいきれないのです。

さらに「良い企業」の定義にも、個人差があります。有名企業であることと、自分がやりたい仕事に従事できるのか、職場の雰囲気がいいのかは関連しないのです。

理由②|「良い企業」の定義は人によって異なる

「良い企業」の定義には個人差があると、前章で触れました。就職するからには有名企業であることよりも、優良企業であるかどうかで選択することをおすすめします。優良企業とは、事業が安定していてユーザーにも求められており、社員からの信頼も厚い会社を指します。

  • 働きやすい職場環境がある
  • 企業の利益が社員に還元されている
  • 福利厚生が充実している

以上の条件を満たしていれば、一般的に優良企業と見なせます。どんな仕事に就くかより、無理のない環境で働き続けることの方が、長い人生を考えると大切です。自分なりの「良い企業」について考えることから始めてみましょう。

理由③|結局は自分次第

就活は、内定を得ることがゴールではありません。また、有名企業に就職できても、そこで結果を残せるかどうかは別問題です。終身雇用制度が崩れている現代の日本では、就職後にどう活躍できるかで未来が大きく変わります。

そう考えると第一志望の企業に入れなくても、入社した会社で努力して成果を上げ、就活中に目標としていた会社より良いところに転職する方が、ずっと有意義な人生が遅れます。最終的には、自分の努力次第でいくらでもリカバーできるのです。

就職偏差値に固執する人にありがちな3つの未来

上位大学に在籍する就活生の場合は特に、就職偏差値に固執した活動を行う人が少なくないといわれています。上位大学であればエントリーをパスしやすいので、それも無理からぬことでしょう。しかし一方で、就職偏差値に固執したことがマイナスに作用することもあります。

ここでは就職偏差値に固執する人にありがちな未来を3つ、ご紹介します。

未来①|就職偏差値の高い企業しか受けずに内定をもらえない

上位大学の就活生に特によく見られるのが、就職偏差値の高い企業にしか応募せず、いつまでも内定がもらえないケースです。

高学歴であればエントリーやインターンシップの選考は通過しやすいですが、採用面接になれば個人の人間性が問われます。その結果、不採用になるケースが後を絶ちません。

高学歴だからこそ就職偏差値の高い企業に入社しなければならないと思い込むことで、選択肢を狭めることになります。

未来②|就職偏差値の高い企業に入社しても環境が合わずに退職

就職偏差値の高い企業が、優良企業であるとは限りません。また、就職偏差値が高い企業であればあるほど、高学歴の人材が集まる傾向が高くなります。

そうした環境で成果を求められながら働くことが、大きなストレスとなる新入社員は多くいます。就職後の査定で同期と差がついたり、職場の人間関係につまづくなど、環境に会わないことで退職してしまう人も少なくないのです。

未来③|就職偏差値の高い企業に入ることがゴールとなり成長が止まる

就職偏差値が高い企業に入社することを目的に就活を行っていると、内定が出たことで満足してしまいがちです。しかし就職偏差値の高い企業に入社することはゴールではなく、社会人としてのスタートです。

それに気づくことができなければ成長は止まってしまい、会社で活躍できる人材にはなれません。その結果、出世コースから外れる人がたくさんいるのが現実です。

大切なのは自分の価値観で企業を測ること

就職は生きていく糧を得るうえで避けて通れないものです。しかし自分に合った企業や仕事を選択することで、自己実現や生きがいにつなげることができます。

そのためには自分が働くうえで何を大切にしたいのか、明確な価値基準を持つ必要があります。そして、それが実現できる企業かどうかを見極めることをおすすめします。

まとめ

就活を行う上で、就職偏差値を活用するのは悪いことではありません。しかし、その根拠は大学偏差値ほど確かではないことを認識しておきましょう。

その上で自分のキャリアプランを考えたうえでマッチする企業を探す努力をすることが、満足度の高い就職につながることを覚えておいてください。就職偏差値は企業を測る尺度の一つとして、活用するようにしてください。

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