「無い内定なのは自分がクズだからだ」と思ってしまっているかもしれません。確かに内定ゼロだと焦ってしまい、卒業がどうなるかも心配になります。しかし、無い内定でもできることはあります。今回は無い内定の場合の対処法について説明します。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
無い内定はクズと感じている人は多い
「無い内定はクズだ」と感じている人はたくさんいます。まずはTwitter上の意見を見てみましょう。
なんかNNT垢とかで「自分はNNTなのに就活やらずに逃げて遊んでる、クズだ死にたい」みたいなつぶやきしてる人いるけど、そんなこと言ってる暇あるならとりあえず動いた方がいいと思うし、辛いこと乗り越えられないと社会でやっていけんぞって勝手に思ってしまた
— あゆか@ステハゲチルドレン (@AyuK_6019) August 30, 2019
「NNT」は「無い内定」を意味しています。 無い内定で「自分はクズだ」と言うなら行動を起こした方がよい、というのは正論です。世間一般の意見とも言えるでしょう。
正直、自分はクズだと思ってるけど自分よりクズだと思ってた毎日夜な夜な遊びまくってズッコンバッコンしてたような奴らがポンポン内定決まっていって、自分だけそいつらよりは真面目にやってきたつもりなのになんでこんな取り残されなきゃならんのかがわからんのよな
— 20卒さっちゃん (@zetsubow_MAAAAX) September 12, 2019
上記のツイートでは「自分はクズだ」と言いながらも、なぜ「自分だけが無い内定なのか」という焦りが垣間見えます。真面目に頑張っているのに内定がもらえないと、不安や不満を感じてしまうのも仕方がありません。
無い内定はクズではない
「自分はどこからも内定をもらえないクズだ」と思うかもしれません。しかし、実際には無い内定だからと言ってクズだということはありません。
その理由を以下で説明します。たとえ無い内定でも「まだ数々の可能性がある」ということを覚えておいてください。
理由①|就活は縁によるところが大きい
就活は「自分にあった企業に出会うことができるかどうか」に大きく左右されます。いくつも内定を獲得できるのはスーパーエリート就活生だけです。多くの就活生は自分に縁のある企業に出会えた場合のみ内定が出ます。
無い内定でも、「まだ自分に縁のある企業がないだけ」なのです。辛い気持ちをバネに、もう少し就活を頑張ってみてください。
理由②|まだ内定を出す企業もある
内定を出す時期は企業によって違います。通年採用をしている大手企業や、就活が落ち着く頃にも募集をしている中小ベンチャー企業などもあります。まだまだ内定を出してくれる企業もたくさんあるということです。
新卒を通年に渡って募集している企業は意外とたくさんあります。募集企業を調べて、自分に合いそうな企業に応募し続けてみましょう。
理由③|多様な進路がある
「無い内定」なのは「自分はまだ就職すべきでない」という可能性も考えられます。進路は就職だけではありません。大学院への進学や海外留学など、さまざまな選択をすることができます。
いろいろな経験を積んで人間力を伸ばすことで、数年後には今では挑戦できないような難関企業の選考にもチャレンジできるようになるかもしれません。無い内定だと落ち込みやすいですが、前向きに考えるようにしましょう。
無い内定はクズと悩む人がとるべき行動
それでも、無い内定だと気持ちが沈んでしまいます。「自分がクズだからだ」と自責の念にかられることも多々あるかもしれません。
続いては、「無い内定はクズだ」と悩んだ時にとるべき行動を紹介します。自分と向き合って、内定獲得のために努力することが必要です。
周りの情報を遮断し自分と向き合う
無い内定で焦るのは、周りの就活生の就職先がすでに決まっているからでしょう。周りは関係ありません。どうしても気になってしまうものですが、周りの情報を遮断して自分と向き合ってください。
「今から自分はどうするべきなのか」「自分はどうしたいのか」「どうなりたいのか」など、自分の気持ちを明確にしましょう。
落ちた理由を分析する
面接をするたびに面接のふりかえりをしていますか。「自分はなぜ無い内定なのか」は「なぜ面接に通過しないのか」ということです。面接に落ち続けている理由を分析しましょう。
「面接で何を聞かれたか」「自分は質問にどう答えたか」「面接官の口調や雰囲気はどうだったのか」など、項目を設けて整理してみましょう。落ちた理由が見えてくるはずです。
面接対策を徹底的に行う
今までなんとなくで面接を受けてきてはいませんか。無い内定なら、面接対策を徹底的に行いましょう。先輩や同級生からアドバイスをもらったり、大学の就活支援サービスや就活エージェントなども使ってみてください。
回答内容を添削してもらったり、模擬面接の回数をこなすことで面接の質が上がっていきます。恥ずかしいかもしれませんが、自分の受け答えを動画で撮影して、客観的に見てみるのもよいでしょう。
プライドは捨て友人や先輩に手伝ってもらうのがポイント
前述したように、無い内定なら友人や先輩にも協力を頼みましょう。同世代で実際に内定をもらっている人たちの目線はとてもためになります。悔しく感じるかもしれませんが、プライドは捨ててください。
時には厳しい言葉を投げられたり、「無い内定なんて」とバカにされるように感じることもあるかもしれません。それでもサポートしてもらうことが内定につながると考え、素直にアドバイスに耳を傾けてみてください。
無い内定はクズと立ち直れないなら就職浪人もあり
「無い内定はクズだ」と落ち込んでしまい、就活を続ける気力がなくなってしまったら就職浪人をするのもありです。就活の失敗を反省し、再度チャレンジすることに対して、企業も評価してくれます。
ただし、大学にもう1年在籍となるとその分学費がかかります。両親に学費を出してもらっているのなら、同意を得ておきましょう。
まとめ
無い内定だからクズだということはありません。まだ自分と縁のある企業に出会えていないだけかもしれませんし、さまざまな可能性が残っています。
しかし、面接対策は必須です。なぜ自分に内定が出ていないのか、徹底的に分析しましょう。面接対策を重ねて数を重ねると、自分に合う企業にきっと出会うことができます。