この記事では、ITベンチャー企業「サイバーエージェント」が顔採用をしているか、という噂について触れています。サイバーエージェントを知らない人のためにサイバーエージェントの事業内容なども解説しています。また顔採用があると噂される理由や美人社員が多く在籍する理由について紹介しています。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
結論|顔採用とは断定できないが華やかな人が多い
サイバーエージェントは顔採用をしているとは断定できませんが、華やかな人が多いのは事実です。
会社は似ている人が集まると言われますので、自然に華やかな人が集まるのでしょう。パリピな人が多いのも事実ですし、しかしそれがサイバーエージェントの社風なのでしょう。
以下で詳細を解説していきます。
サイバーエージェントはITメガベンチャー
サイバーエージェントの顔採用について触れる前に、簡単に当社の紹介をします。
公式ホームページと第22期有価証券報告書をもとに、サイバーエージェントの基本情報をまとめました。
サイバーエージェントは、デジタル広告代理事業、メディア事業、ゲーム事業などデジタルマーケティングとそれに通ずる事業を行っている総合代理店です。
サイバーエージェントは設立してまだ21年目ですが、日本を代表とするITメガベンチャーです。また、従業員の平均年齢が32.6歳と非常に若いのも特徴的です。
顔採用をするメリット
実際にサーバーエージェントの顔採用に関する本題の前に、顔採用をするメリットをご紹介します。
志望する就活生が増える
イケメンや美女が多い、キラキラした社会人生活を送りたい。そんなことを思っている就活生は少なくありません。実際にそのような理由でサイバーエージェントを志望する学生が多いことも事実です。
キラキラした生活に憧れることは誰しもあることだと思います。就活生の中には事業内容ではなく、周りの社員を重視している人も多くいます。
社内婚や恋愛を促進できる
顔採用をすることで必ずしも社内婚や恋愛を促進できるとは限りません。しかし、自信があり、積極的に何事も動ける人が多くなれば、社内での恋愛は増える可能性は高くなるでしょう。
また会社側としては、顔採用は「社内婚を促進し、人材を会社に定着させようという施策」と考えている可能性もあります。
お客様ウケがいい
やはりイケメンや美女が対応すれば、お客様ウケがいいのもまた事実です。実際サイバーエージェントの営業部には社内でもよりキラキラした女性が集まっているという噂もあります。
外部の人と接することが多い部署に社内で美人・イケメンと言われる人を集めるのはどこの会社でもありうることです。
サイバーエージェントは顔採用と言われる理由
「サイバーエージェントは顔採用」といわれる理由があります。
理由①|SNSで投稿される女性社員が美人
サイバーエージェントの社員、顔採用や美人!って呼ばれてるけど
美人に見せる雰囲気みんな持ってて、自信がある感じ。
美人はつくれるんだなあ pic.twitter.com/K4lm7nWBGA— えみりーちゃん (@emrychan_) October 6, 2018
この写真で見ても分かるとおり、美人が多いですね。皆さん仕事ができる女子という雰囲気を醸し出しています。
理由②|社員がTV番組「パリピ女子選手権」に出演
サイバーエージェント女子の
「サーイバ!サイバ!週5で飲み会!
サーイバ!サイバ!顔採用〜〜〜!」
のコールがおもろすぎて、この飲みに参加したい。 pic.twitter.com/s7k9Jc0K2V— R (@shira_nn) May 15, 2018
AmebaTVで放送された「パリピ女子選手権」という番組にて、サイバーエージェントのコールには「顔採用」というのがありました。自分たちでも分かるのも凄いですが、やはりイケメンや美女が多いのでしょう。
サイバーエージェントの顔採用は真実か
では顔採用と噂されるサイバーエージェント、事実の真相について追究していこうと思います。
藤田社長も人事部採用担当も断定とまではいかない、グレーな回答をしています。それぞれ解説します。
真相①|藤田社長は顔採用を否定していない
サイバーエージェントの社長である藤田社長は、顔採用を否定してはいません。
以下、2013/2/24付の日経新聞の記事「「キラキラ女子」集結の謎、藤田晋社長が戦略語る」より引用します。
「採用に容姿は関係ない。それは断言します。ただ、(創業した)最初の最初は、わりと女性らしさがあって、かつ仕事を頑張りそうな人を採用しようと気遣っていた。正直、意図していた部分もあるにはある。根底には、創業前から、活躍する女性のベンチマーク的な存在がなかなか増えない、ロールモデル(お手本となる成功モデル)が社会になかなか増えない、という問題意識がありました」
「ロールモデルはすてきでなければいけない。だから、98年に起業した時、そういう(すてきな)人がマジョリティーである組織を作ろうと意識して採用していたというのはあります。でも最初の最初ですよ。僕はすぐに採用の現場から外れて最終面接だけになりましたし、採用の要素に女性らしさを残したわけでもない。ただ、創業当時の意識が何となく方向性をつけたというか、延長線上に今の雰囲気があるのかなとは思ってますけどね」
上記の通り、顔採用とまで断定的な表現は用いていませんが、創業当初の藤田社長は意図的に外見も考慮して採用活動を行なっていたことがわかります。
真相②|人事は顔採用を否定
サイバーエージェントの人事部採用担当は、顔採用を否定しています。
以下、サイバーエージェント採用HPの「「顔採用ですか?」「採用基準を教えてください」など・・よく聞かれる質問10選に人事マネージャーがお答えします」より引用します。
「顔採用って本当ですか?」という質問に対し以下のように回答しています。
結論から言うと、全く顔採用はしていません。「顔がいいから採用する」「顔がいいから活躍する」、そんなに世の中甘くないです(笑)。ただ、一緒に働く人は、不潔よりも清潔な人がいいですし、社内外のやり取りを含めてコミュニケーションが暗い人よりも明るい人の方がもちろんいいですよね。そういう意味では、”顔つきがいい”人というのは採用とは関係なく、一人間として大事なポイントだと思っています。
上記の通り、冒頭で否定はしていますが、後段の部分を読むと全否定とまではいかないような、若干の矛盾を感じます。
おそらく両名とも、「弊社では顔採用をしている」と断言することによる世間的なイメージ悪化などリスクを考慮しての発言かと推察できます。
サーバーエージェント以外にも顔採用があると言われている業界や企業については以下記事で解説していますのでぜひご一読ください。
【参考】社員にの口コミはどうか
実際にその会社で働いている社員や、かつて在籍していた社員が投稿する口コミサイトはいくつかあります。今回は、OpenWorkに投稿されている口コミサイトを見て顔採用は実際にあるのかを検討してみました。
顔採用だという口コミはない
口コミサイトの投稿を見る限りでは、顔採用を行っている・容姿を重視して選考しているなどの口コミは見られませんでした。
しかし、以下のように容姿が整っている社員が多いことに言及する口コミはありました。
社員は20代~30代が多く、40代以降はかなり少ない。ボリュームゾーンは30代半ば。男女比は1:1程度で、男女ともにキレイ/イケメンは多い。(マーケティング職、男性)
参考:OpenWork
自分が在籍している会社は顔採用をしているとはっきり述べる社員は想像しがたいので、口コミが無いのは理解できます。しかし、容姿が良い社員が多いという実感はあるようです。
社員から見たサイバーエージェントの社風
「顔採用」に言及している口コミはなかったですが、社員が感じる実際のサイバーエージェントの社風はどのようなものなのでしょうか。参考になると思いますので、いくつか紹介します。
本社を含めてグループが多くて、グループによるが、基本的に年齢は若くて、party peopleが多い。きついかもしれないが、サイバーの仕事ができる人はとても優秀だと思う。チームにもよるが、月末にteam buildingのための飲み会があり、強制的ではないが苦手な人にとっては辛いかもしれない。(事業開発職・営業職、女性)
自分大好き・サイバー大好きな人間の集まり、な会社ですよと、入社前にエージェントに言われたのが正解。本当にその通りでした。それは良くも悪くも、という感じです。頑張るいい子が多い会社だと思います。大学のサークルのノリがそのまま…という感じなので、社会人としての基本的な常識や礼儀に欠けた人は多いです。あと、自分たちの成果が上がればOKというフェーズの会社なので、クライアントのことだったり世の中への貢献度だったり、そういうことを考えられている人は少ないです。経費切りたい放題でタクシー乗りたい放題、飲み会もすべて会社経費と、かなりバブリーです。(企画営業職、女性)
成果というよりは組織貢献度や発信を重視する文化が強い。若手が活躍できるような組織。とにかくブログやSNSなどで発信して、アピールしていくことが重要な要素となっている。また仕事よりコミュニケーションを重視する傾向があり、飲み会の開催頻度が高い。本当に市場価値を上げていきたい場合は合わないと思う。一方で、発信や手を挙げてアピールしておけば入社してすぐでも裁量の大きい仕事を任せてもらえるので、成長できる機会は沢山ある。(営業職、男性)
参考:OpenWork
散見していた口コミは
- 年齢が若い(若くても活躍できる機会がある、若手・新卒を大事にする企業文化)
- 飲み会が多い
- 個人よりチーム色が強い
- 風通しが良い
などです。若い社員が多いので、挑戦意識が強く風通しの良い企業文化を形成している強みがあります。しかし、大学のノリをそのまま残ったノリがあることも否定できないようです。何より飲み会が多いという声が多かったのが印象的でした。
若いうちからどんどん活躍したいという就活生には向いているかもしれませんが、人によって向き不向きはあるので、よく企業分析をした方が良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。サイバーエージェントには顔採用があるとは断言できませんでした。しかし美人やイケメンの社員が多いことは事実です。
仕事もプライベートも充実している人が多く在籍するサイバーエージェントのことが気になった方は、さらに調べてみてはいかがでしょうか。