三菱重工業の社長|泉澤清次(いずみさわせいじ)の出身や経歴に加え、北川元洋の噂についても解説!

TVドラマ「下町ロケット」のモデルにもなった三菱重工業ですが、新社長である泉澤清次氏の経営手腕に注目が集まっています。今回はこの泉澤清次社長にスポットをあてます。泉澤清次氏以前の歴代社長についても解説しますので、三菱重工業への就職を目指す就活生の皆様は是非一読し理解を深めてください。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

三菱重工業の社長は泉澤清次(いずみさわせいじ)

「泉澤清次(いずみさわせいじ)」氏は三菱重工業株式会社の取締役社長です。巨大機械メーカーである三菱重工業への就職を考えている人は、泉澤清次新社長について基本的な情報を押さえておきましょう。

それでは三菱重工業について簡単におさらいした後、泉澤清次氏の出身地・経歴や年収などについて見ていきます。

目次

前任の宮永俊一は初の事務系社長だった

泉澤氏の前任社長は「宮永俊一(みやながしゅんいち)」氏です。宮永氏は三菱重工業における約40年ぶりの事務系社長として6年間三菱重工業を率いてきました。

泉澤清次氏への社長交代に伴い、宮永氏は代表権のない会長に就任しました。

会見の中で宮永氏は「難しいところを終わらせるのは前任者の責任」と述べ、脱炭素社会の潮流で需要が急減している火力発電事業と2020年の納入開始をめざしているMRJ開発事業については、今後も宮永氏自らが前面に出てリードする考えを示しました。

社長を交代したのは2019年4月

泉澤清次氏が三菱重工業の取締役社長に就任したのは2019年の4月です。泉澤清次氏は三菱重工業の社長レースではいわゆるダークホース的存在だったとされています。

三菱重工業ではかねてから、新社長候補者には経営課題を与えてその成果をチェックするという伝統があるとされています。当時泉澤清次氏の他にも何人か新社長候補者はいたようですが、課題への対応状況や年齢の問題などから脱落しました。

結局社長レースを征したのは三菱自動車で品質問題に対応した成果を買われた泉澤清次氏でした。

三菱重工業は日本最大の機械メーカー

三菱重工業は日本最大の機械メーカーです。しかしながら近年、脱火力の動きや三菱スペースジェット(旧MRJ)の開発の遅れが影響し、売上・利益ともに伸び悩んでいます。

また、以前は品川に本社を構えていた同社ですが、2019年1月より16年ぶりに丸の内に本社を移転することを発表しました。

三菱重工業は巨大組織であるので、事業は分社化して子会社に譲渡しています。例えば、火力発電事業は三菱日立パワーシステムズが担い、近年好調の冷熱事業は三菱重工冷熱や三菱重工サーマルシステムズが担当します。三菱重工業に就職後は、子会社に出向して事業に携わりますが、給与形態は本社と同様です。

以下の記事では、三菱重工業の子会社についてまとめています。各社が担当する事業の紹介や採用情報の解説をしていますが、三菱航空機のように採用を行わない子会社もありますので、注意が必要です。

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三菱重工業の社長(泉澤清次)の出身や経歴

続いて三菱重工業社長である泉澤清次氏の出身や経歴を見ていきましょう。泉澤清次氏は中学生のときから剣道をたしなむほか、2人の子供がいるようです。1957年9月生まれですから2019年9月で62歳です。1948年生まれの前任社長宮永氏から、10歳近く若返ったことになります。

三菱重工業の社長(泉澤清次)は千葉県出身で東京大学を卒業

泉澤清次氏は千葉県浦安市出身で、1981年に東京大学教養学部を卒業しています。

中学時代から剣道に打ち込み、現在でもその腕前は教士7段という実力の持ち主です。「教士」とは、武道における称号の最高位「範士」に次ぐ称号であり、現在でも週1日、道場に通っているようです。

三菱重工業の社長(泉澤清次)は新卒で同社に入社

泉澤清次氏は1981年に東京大学卒業後、新卒で三菱重工業に入社しました。本社の技術管理部で三菱重工業全体の技術管理業務の経験を積んだ後、1985年に神戸造船所に移ります。

神戸造船所では駆け出しの設計者として、国際宇宙ステーション「きぼう」の開発プロジェクトに7年間、携わりました。日本初の有人宇宙施設建設に向けて、個性的な技術者たちとともに過ごした時間は、後の泉澤清次氏に大きな影響を与えたと言えるでしょう。

その後は技術企画部長として研究所の改革に携わるなど、泉澤清次氏特定の事業部に長く所属していた訳ではありません。それが、広い視野を持って経営ができるとして社長に選ばれた一員であるとされています。

2013年からは三菱自動車で品質問題に対応

泉澤清次氏は2013年3月、燃費データ不正問題を起こした三菱自動車へ移ります。マスコミでも大きく取り上げられたため、再発防止や品質向上に向けた取り組みが喫緊の課題でした。

泉澤清次氏は、品質統括部門を担当する取締役常務執行役員として品質関連業務の改革を主導し、社員の品質意識向上活動に成果を上げました。

その功績を近くで見ていた宮永俊一前社長は、「よくがんばっていた」と泉澤清次氏のことを高く評価しました。その後、2016年に執行役員技術戦略推進室長として本社に戻り、2019年4月に社長に就任します。これで5代続けて東大出身者が社長となり、東大閥と言われる所以にもなっています。

その他、有力と見られていたのは以下の3名です。

  • 安藤健司:三菱日立パワーシステムズの立て直しに失敗
  • 木村和明:不採算事業を数多く立て直すも、年齢が課題
  • 小口正範:CFOとして財務体質を強固にしたが、2代続けての事務系社長への反発が課題

泉澤清次氏は本命とは思われていませんでしたが、ライバルが脱落していく中で、社長就任を勝ち取っています。

三菱重工業の社長(泉澤清次)の資産や年収

泉澤清次氏は2019年4月より新社長に就任しているため、2020年1月27日時点では有価証券報告書に報酬額の記載がありません。

しかしながら、2018年度(2019年3月期)の有価証券報告書によると、当時社長を務めていた宮永俊一氏の役員報酬は1億5,400万円であることが分かります。

そのほか、大宮英明元社長や、宮永俊一氏の腹心で次期社長候補とも言われていた小口正範CFOら計5名が1億円以上の役員報酬を得ています。

泉澤清次氏も社長就任後は、宮永俊一前社長と同水準の役員報酬を受け取ると思われます。少なく見積もっても、1億円を超えてくることは間違いないでしょう。

防衛・宇宙セグメント所属の北川元洋に関する噂

週刊誌・デイリー新潮によれば、三菱重工業の防衛・宇宙セグメントで艦艇・特殊機械事業部長を務める北川元洋(きたがわもとひろ)氏は、人気女優である北川景子(きたがわけいこ)氏の父親であるそうです。

北川さんのお父さんは、三菱重工の幹部なんです。それが、彼女が父親について語ろうとしない原因なのかもしれません。

彼は現在、三菱重工の防衛・宇宙セグメントのナンバー2。戦闘機や戦車を開発・製造し、自衛隊に納める、いわば日本の防衛産業のトップシークレットを握る立場にあるんです。

いずれは、同部門のトップになると見られています。こうした父親の仕事柄もあって、北川さんはお父さんについて喋りたがらないのではないでしょうか

出典:デイリー新潮

北川元洋氏は三菱重工業入社後、防衛畑一筋のキャリアを歩みます。神戸造船所で潜水艦の製造に長く携わった後、現在は三菱重工業の防衛・宇宙セグメントで艦艇・特殊機械事業部長を務めています。有価証券報告書にもシニアフェローとして名を連ねており、影響力の強さが見て取れます。

三菱重工業の歴代社長をもっと知りたい方

三菱重工業社長の泉澤清次氏について解説してきました。ここでは追加知識として泉澤清次氏以前の歴代社長のうち、宮永俊一前社長とその前任である大宮英明元社長について解説します。二人とも東京大学を卒業して三菱重工業に入社し、社長まで登り詰めた方々です。

宮永俊一前社長

宮永俊一(みやながしゅんいち)前社長は1948年、福岡県生まれです。1972年東京大学法学部卒業後、事務系として三菱重工業に入社しました。宮永俊一氏は一度、子会社に転籍しますが、不採算事業の立て直しなどが評価され、本社に呼び戻されます。

その後、大宮英明氏の右腕として構造改革に尽力したのち、およぼ40年ぶりの事務系社長として話題を呼びました。ダイヤモンドの記事「聖域を廃して総合力を追求 宮永改革の挑戦」では、売上・利益ともに伸び悩む三菱重工業の立て直しに関する苦悩が描かれています。

大宮英明元社長

大宮英明(おおみやひであき)元社長は、宮永俊一氏の前任です。1946年に長崎県で生まれ、1969年には東京大学工学部航空学科卒業して三菱重工業に入社します。航空畑一筋で、名航の通称で知られる現・名古屋航空宇宙システム製作所の副所長まで昇進します。

その後、全く分野の異なる産業機械事業、さらには冷熱事業を経験し、三菱重工業の社長に就任します。社長就任後は成長に苦しむ同社の膿を洗い流すべく、構造改革を断行しました。

東洋経済の記事「残った男と出された男-MRJを託された同期の桜」では、航空事業から離れる際の上司の葛藤やその後の大宮英明氏の成長が描かれています。

まとめ

三菱重工業の泉澤氏を中心に解説しました。重厚長大の象徴だった三菱重工業を現代の産業構造に合うように蘇らせた先輩社長達の後を引き継ぎ、新たなグローバルグループ経営を目指す泉澤新社長の手腕に注目が集まっています。

三菱重工業を目指す就活生の人はこの記事を参考に改めて泉澤新社長に関する知識を深めましょう。

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